別れた直後の彼女の話では、直ぐにでも再婚する相手がいて、結婚するんではないかと思っていたが、
そんなに簡単にタイの田舎と言えども、彼女の希望する相手がいる訳ではない。
言い寄って来る相手は多いかもしれないが、女房に追い出された男とか、
酒飲みや、怠け者の男が多いと言う事で有る。
働きの良い男は既に女房がいて、離さないと言う状態である。
彼女は女房がいる人には、絶対結婚はしないと、昔から言っている。
何時も話していることは、犬の話である。
私が送金してくれなかったから、ユリは死んでしまった、とくどくどと文句を言ってくる。
今サクラとヤマトの2匹の犬の面倒は親父が見ているが、ヤマトは数日で慣れて鎖から放すことが出来たが、
サクラは近ずくと吠え立てて、恐ろしくて餌を与えるだけだと言う。
だから可哀そうで有ると、私にグズグズ言ってくる。
だので私が田舎に帰ったらと言うと、その気が無く帰る支度はしない。
田舎に帰れば仕事が待って居て、忙しく働かなければならないからだ。
それも今はカエルの養殖も、親カエルが卵を腹に抱いてる状態で、出産までは日にちが有る状態だ。
娘が大学を卒業したら、カエルの養殖の規模を小さくして、投資を少なくして、
貴方と一緒に2人で暮らしたいと思っていたのにと、話して来る。
何を今さらで有る、ミャンマー青年を雇いにカレン族の村まで行ったり、
タークやピサノロークの県庁に行ってビザが下りず、相当のお金を使って
雇ったミャンマー青年が1年も経たずに辞めて、今はバンコクで娘の近くで働いている。
私としては今の生活が正解と思っている。