今日も いただきます!

毎日の食事とあれこれ+ネコ

伊豆高原・花吹雪

2018年10月11日 | 伊豆

 伊豆高原・城ヶ崎温泉

花吹雪

(静岡県伊東市八幡野)

 

 

「庭が荒れていますよ」と、

教えてくださる方があり

猫のカイくんも一緒に夫が運転する車で

東伊豆にある

無人の義実家に向かいます。

 

2カ月ぶりに見る庭は…

雑草が長々と伸びて荒れ放題。

おまけに颱風の影響か

どこからか

サンダルなども飛んできてて…。

 

まずは電動草刈り機を買いに

ホームセンターに行くことから

スタートです。

 

 

そんな日の夜は

お気に入りの「花吹雪」さんで

お食事をいただくことに。

 

今回は、このお部屋で

写真を見ると

少し雑ぱくな感じがしますが

ガラス窓に囲まれて庭の緑も良く見え

実際にはとてもすてきな空間です。

 

 

先付

嶺岡豆腐

いわゆる牛乳豆腐ですが

上には、

黒胡麻で細工されたものと

金箔が載せられており、

タレは秘伝のものだとか。

 

生ビールではじめましたが

濃厚な嶺岡豆腐には日本酒が欲しい…

なので、

慌てて冷酒をお願いします。

 

 

お酒は、静岡の地酒

萩錦」のひやおろし。

なめらかでとろ~っとした口当たり。

秋ならではの味わいが愉しめます。

 

 

向付

桜葉締めと、お刺身二種

お刺身はクロムツ平目

これらのお刺身は

三切れずつ重なっており新鮮で甘い。

 

あとは、芋がらや

細く細く切ったじゃがいもなど。

出して頂くときに

詳しい説明がありますが

すぐ忘れます。

 

その中から

金目鯛を少し大きく

↓↓

桜葉締め

伊豆沖の金目鯛に一塩あてて

ゼリーを巻いたもの。

ゼリーの中には山葵の茎や

きわめて細い牛蒡のようなものがあり、

食感がすこぶる良いものでした。

これらを塩漬けの桜葉で包んでありますが

桜葉の香りが…

これまた、たまらなく良いです。

 

 

吸物

海藻(神馬草)の上に

むかご真薯と桜花があしらってあります。

体中に染み渡るような美味しさでした。

 

 

籠ずし

伊豆の渓流に生息する

「あまご」の柿の葉ずし。

 

 

煮物

蕪釜 甘鯛 銀杏 きんこ

「きんこ」は干しなまこ。

これらに、

菊花春菊餡がかけてあります。

 

蕪の煮え具合、味の良さなど

文句なく美味しい一品だと

思いましたが

感じることは誰も一緒のようで

あとで夫も

この日の中で一番だったと言いました。

 

夫は日本酒を飲み続けましたが

私はここで

ワインに切り替えました。 

フランスのワインと和風な煮物。

これも充分ありです。

 

 

焼物

富士山黒毛和牛の炙り焼き

焼きエリンギの胡麻味噌和え

枝豆 ピンクペッパー

塩でも山葵でも、

どちらでも美味しくて…

「あー、もっと食べたい」

と、思いますが

もっと食べたいと思うくらいが

一番おいしいのかもしれません。

 

 

 

 

 一の重

炙り帆立と梨のジュレ

白身魚と海老のすり身の玉子焼き

丸十茶巾干しぶどう射込み

合鴨の西京焼き 穴子の砧巻き

鮟肝のおろしぽん酢のせ 

いちょう丸十

 

 

二の重

揚げ物

ドーナッツ形状の海老真薯

明日葉の天ぷら

 

これらは、まるで

お重に入った八寸。

酒の肴に愉しみました。

 

 

お食事

桜おこわ

大島桜の葉を上と下に置いて

餅米を蒸し上げたおこわめし。

もっちり美味です。

 

黒文字漬

香木・黒文字と共に仕込んだ

日本唯一の漬け物だそうですが

スッキリおいしい。

 

 

デザート

黄粉をまぶした

自家製和三盆糖わらび餅

 

これでオシマイ。

 

すべてのお料理が

期待を裏切らない美味しさでした。

真似は出来ませんが

とても勉強になりました。

 

 

満足して外に出てみれば… 

あたりはもうすっかり暗くなって。

 

いつも東京の

ザワザワした中で生活している身には

伊豆高原の夜は静かすぎます。

もう、舅も姑もいない義実家で

眠りにつきました。

 

 

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コメント (8)