馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

太田光さん裏口入学?

2020-10-03 07:16:19 | 日記


爆笑問題太田光さん裏口入学裁判が始まった。
入廷と同時に何やらパフォーマンス。
う~ん!ですね。

毎度 TV画面に司会で登場すると
「俺は利口なんだよと見せようとする小馬鹿な人に見える」。
持論をまくし立てる
あの異様な目つきは不愉快になる。

初回 裁判の概要を読んで

2018年7月9日掲載ブログに似ているなと思う。

裏口入学は、闇の闇、裏の裏の密約。

私が仲介した裏口入学?
大学受験ではない。
正規合格者は当然であるが
補欠合格ラインの同点数が数百人いる。
その中で誰を補欠合格させるかは、採点者、事務担当者では決定出来ない。
出来るのは、トップシークレット。
その指示の下、極 限られた人が指示する。

私が仲介した裏口入学は、金の受け渡しは
殆どなかった。
訳は、私を手形詐欺した男を追い詰めた。
かれは大物政治家後援会で
青年会長の任にあった。
詐欺の免責交換条件として裏口入学を持ちかけられた。
お世話になっている方の子息を入れた。
詐欺金額は戻らなかったが、
お世話になった方から、継続する大きな受託業務の仕事を受注した。

見積り合戦で他社より安かったので獲得できた。
その仕事はかなりの年数継続。
売上高は億単位であった。
既に30年は過ぎて、大物政治家も死去。
詐欺した男はどうしているか不明。
波乱万丈の一コマでした。


再掲
裏口入学密談現場
2018年7月9日
既に25年が過ぎた。
平成3年1月も末 正月気分も抜け。
勤め人は、平常業務の日々になった。
しかし受験生は、最後の追い込みに入った。
午後7時過ぎ
下町の歓楽街を抜け、寺町通りの瓦塀が続く通りは
冷風が寺の木々を吹き抜け、人は歩いていない。
その一角に、しもた屋風格子戸に薄明りのガラス戸に暖簾かかる。
小料理屋だ。
板前と女将と娘だけで切り盛りする。
 
予約してあったので2階に5畳程の小部屋が一つあり
梯子を登るよう急な階段を両手に左右の丸棒を握り
這い上がる。
 
続いて、依頼人が上がってきた。
互いに顔を見合わせ頷く。
喋ることもなく。
煙草をくゆらせる。
天井からネズミが這いまわる動きが伝わる。
暫くして、女将さんの声がして
「お二階でお待ちでございます」
急階段が、ミシリミシリの音と振動。
大柄なのだろう。
 
襖を開け、黒縁メガネでふっくらした頬
グレーのダブルスーツ
幅広の赤いネクタイ
襟には、大きな朱色のバッジ。
20代後半。
 
大物政治家の末席秘書。
 
名刺を互いに出し合う。
去年末には、筆頭秘書とは面談しており
具体的な説明を受けた。
 
小部屋での密談秘書は、実務担当者であり
差配を振り分ける。
 
依頼人は緊張して、酒も肴も殆んど手をつけず。
 
1時間半程で顔合わせは終わった。
秘書は、麻雀があるとかで
歓楽街の灯りに向かった。
去年末、筆頭秘書より、合格を保証するものではありません。
条件が一つあります。
「先に他の学校を受けて合格したら、直ぐ連絡ください」
受験生のレベルを見定めるのだ。
 
合格発表当日 午前1時半
自宅に秘書から連絡が入る。
「入学する意志が親御さんにあるか、再度確認してください」
「補欠ラインには入ってますが、何とも言えません」
私は直ぐに依頼者に入学の意志を確認した。
「宜しくお願いします」
「あの、お金はどの位用意したら良いでしょうか」?
「私も分からない」
「それ程、必要ないと思います」
「秘書は金で動いてません」
「あなたの動員力に期待しています」
 
背景については詳細を語れないが、
裏の裏の裏があり、トップシークレットであり
受験実務担当者も実情を見ること、知ることはない。
入学金は倍増することもなく通常合格である。
 
何も知らない合格生は、周囲が驚きを持ったのに
戸惑いを当初感じたようだが、元々
地頭が良かったのか
入学後コツコツ勉強して
彼は正規合格者を追い抜き上位で卒業。
上級公務員となり中堅幹部として活躍中。
 
哀れなのは、秘書。
その後 当時しては最年少で国会議員当選。
副大臣になるも、不祥事で失脚。
 
東京医大の裏口入学。
よっぽど、成績が悪かったのだろう。
 
高い医師としての倫理観を求められ
生命を左右する医学に、裏口はあり得ない。
 
私の身内にも東大理一を現役合格したが
公立医学部が補欠だった。
 
大学医学部付属の中高出身ながら
4浪してもその学部に受からず
毎年 合格していた早稲田の理工に入学した。
 
森、家計開学も、総理の秘書が全力尽くして
裏開学させようとした。
 
権力は金より優る。