馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

山への憧れ 登山家 ガストン・レビュファ

2020-10-13 07:53:59 | 日記
本日は権力との死闘連載一休みです。
その関係書類を書棚から探していたら
懐かしき山岳書籍が出てきて回想しました。
50年以上前の写真集 と
セピア色の動画
ゆっくりと想いに浸る。


憧れの登山家、ガストン・レビュファ
ヨーロッパアルプス岩峰を登攀する
クライマーであり哲人。
高校時代に登山に目覚め
虎の門ホールに彼の映画
「天と地の間に」見に出かけた。
来日してサイン入りの写真集を買ったのだ。

アルプスの碧の天空と岩と雪
登攀する映画に少年の激しいクライミングの情熱は芽生えた。
大学入学すると、躊躇なく入部した。
周囲は、危険な山登りを止めるように言われた。

73歳の今でも、ヨタヨタだが登り続ける。
波乱万丈の半生であるが
幾たびかの逆境を生き延びた。
多くの辛い状況に陥った。
その時々に、一人で山に向かった。
都会の煌びやかな雑踏に紛れては、自殺願望が
絶え間なくよぎった。
「心身を疲れ果て、もう考えるのはやめよう」
その想いに納得させ夕暮れの山並みを下りるのだ。








天と地の間に