錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

梅雨を前に夏ってか!

2024年05月21日 | 昆虫・植物
梅雨入りが発表された沖縄・奄美地方。
とうとう梅雨の季節が到来ですね。
こんにちはサクランボことチェリーの爺ちゃんです。
さて、ここ福岡県南部における今日の予想高気温は…… 31℃
マジかっ!😱
こうなると梅雨を越えて、もう夏ですね。


そんな夏の様相に乗っかったのか?
夏の夜に咲くサガリバナ(サワフジ)に花芽が出来ました。
それも、一つ…
2つ…
3つ…
4つ…
そして、昨日のお昼に南の島(石垣島)の知人に電話を入れたら、今日から暫くは雨の日が続くなんて言っていた。
それを思うと南の島より、ここ福岡の方が一足先に夏気分。
なーんて事を言っているけど、こちらと違って島はGW前から夏だもんなぁ。
まぁ、それはそれとして…
今日は沖縄・奄美地方の梅雨入りが発表されて、福岡の我が家ではサガリバナの枝先に花穂が出来た。
ちなみに現在(11:45am)の気温は27.6℃。


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ミカドアゲハ May. 2024.

2024年05月20日 | 昆虫・植物
フィールドで出会う様々な生き物たち… なーんて謳っていても最近の記事では殆ど登場しない。
もしもーし!
大丈夫ですかぁ?
もしかしてネタが尽きたとか?
なーんて心配は無用ってもんで…
今日はオガタマノキの続きでミカドアゲハをUPしてみました。


兎にも角にも熊本という場所はミカドアゲハが食べるオガタマノキやらタイザンボクが多い。
そう思うのは、この爺だけかもしれないけれど…
だからじゃないけど良く観察すると、あちらこちらでミカドアゲハが飛んでいる。
と、言うか…
春に見られるミカドアゲハは青色が薄くて飛んでいる姿がナミアゲハにそっくり。
だから目の前で飛んでいても気づかないんだなぁ。


そして少し前の記事でも触れていましたが産卵モードに入ったミカドは警戒心が薄れ、人前でも堂々と産卵していく。
ただ、このチョウが強制採卵できれば母蝶を採って産ませるという手法が簡単なのだろうけど、これだけ次々と産卵している割には吹き流しの中へ入れると全くと言って良いほど卵を産んでくれない。
そんな難物のミカドだからこそ…


標本で眺めるよりも自然の中で悠々と飛んでいる姿が一番美しいと思う。
最近では庭木として植栽されたタイザンボクが時と共に大きくなったことから切り倒されているけど、それでも神社などで見られるオガタマノキや僅かに残ったタイザンボクで今も元気に発生を続けています。


一足早く夏を感じさせる九州の青空に舞うミカドアゲハ。
これを美しいと思うのは、この爺さんだけだろうか?

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神社の参拝とオガタマノキ

2024年05月19日 | 昆虫・植物
日本の神社では神話に登場する神様が祀られている。
そして皆さんが良く知る天照大御神(アマテラスオオミカミ)が天弟である須佐之男命(スサノオノミコト)から逃れようと天岩戸岩へと身を隠したのだが、その岩戸を開けようと天宇受売命(アメノウズメノミコト)が裸になりヒカゲノカズラを腰巻代わりにして踊ってみせた。
今でいうところのストリップだな。
そうなると酒の勢いも手伝って男の神様たちは、そりゃもう“やんややんや”の大騒ぎ。
なーんて話は皆さんが良く知るところですが…
その時に天宇受売命(アメノウズメノミコト)が手にしていたのがオガタマノキの枝とも云われ、一円玉の裏に描かれている図案もオガタマノキと云われいる。


そんなこともあって千葉南部から四国・九州の神社では境内にオガタマノキが植栽されているんだけど、その由来などは意外と知られていない。
ちなみに👆この社殿右側に写るオガタマノキは熊本城横の加藤神社にて撮影したもの。


だから…
昨日参拝した加藤神社・健軍神社・琴平神社の境内でもオガタマノキが見られ、場所によっては巨木と化している。
まぁ、そんなこともあって昨日はオガタマノキとミカドアゲハの観察を兼ねて爺さんは三社の参拝をしてきたのでした。

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よっ!待ってましたぁ~ 😊

2024年05月14日 | 昆虫・植物

このブログへお越しいただいている皆さん、こんちわー✋
患った風邪は随分と良くなったとは言え、今でも咳がゴホ😷ゴホ😷
そして今日の福岡南部は青空が広がり良い天気。
と、言うことで裏庭へと出てみると…


柔らかいオガタマノキの葉っぱに齧った痕があるじゃないですかぁ。
そこで、その食痕を目印に幼虫を探すとオガタマの葉上で黒い幼虫が陣取っていましたよ。
それも人んちの庭木の上で偉そうに…
ただ、それらの大半は初齢から2齢と余りにも小さい幼虫でした。
ところが!


中には👆こんな幼虫も…
先週は隅々まで探したつもりだったんだけど、それでも良く見てなかったんでしょうね。
と、言うことで、今年も我が家の庭へミカドアゲハが産卵に飛来してくれました。
が!
この小さな幼虫たちは直ぐに回収しないと大半が鳥の餌と化す。
要するに目立ち過ぎ。
これで毒でも持っていたら話は別なんだろうけど、無毒の幼虫が堂々と葉上に居座っていたら直ぐ見つかって食べられちゃいますよね。

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ファイヤーフライが闇に舞う

2024年05月09日 | 昆虫・植物
生きものの世話は24時間待ったなし!
おはようございます。
毎度、幽霊のように暗い中で彷徨い歩くシジイでございますぅ。
そんな草木も眠る丑…
それも三つ時にジュズの葉を採りに駆けだした爺さんですが、目的を終えて帰ろうかとすると闇の中に灯る小さな明かり。
それも闇に紛れるように 一つ… 二つ… 三つ… と怪しく光る。


そう、GWも終えたはかりだというのにゲンジボタルですよ。
とは言え…
ここ福岡県の南部では後2週間もすると本格的な発生を迎えるのですから、その走りというところでしょうか?
しっかし、このジジイが子供の頃は河川環境が良かったこともあって、これぞ源氏というくら体も大きかったのですが最近はエサ不足が影響してか矮小化しています。
まぁ、それもこれも当時の標本が手元にあればこその話なのですが…
ただ、そんな話は置いといて福岡県の南部では今年もゲンジボタルが発生を始めましたというお話でした。
それでは皆さん、おやすみなさーーーい

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孵化の兆候 キタ――(゚∀゚)――!!

2024年05月09日 | 昆虫・植物

GWの最中に羽化したナミアゲハと近くの山でGETしたミヤマカラスを交尾させ強制採卵。
いやぁ…
低山地のミヤマカラスだけに既に発生のピークを過ぎてボロばかりだったので、そんな組み合わせで交尾が成立するか気を揉んでいたのですが産みつけられた卵に孵化の兆候が現れました。
但し、異種間交配という障害もあって兆候が現れたからと言って、必ずしも孵化してくるという保証はない。
でも、やっぱり期待しちゃうのよね。
早く芽を出せ柿の種 じゃないけど 早く出てこいイモモムシ・ケムシ

出ないとハサミでチョン切るぞ!

おー 怖っ!😱

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オニグルミ

2024年05月08日 | 昆虫・植物
何時のことだったか記憶は曖昧なのですが… 
我が家の裏庭には実生で育てた2本のオニグルミがある。
もちろんクルミを得るためではなく、この葉を食べて育つオナガシジミを育てるためなのですが最近はオナガシジミを育てる機会を失っている。
しかし、このオニグルミは日々成長をしている訳で、高く伸びた枝先には毎年花を咲かせる。
が!
その花は実を結ぶことなく終わっていたのてすが、今年はイケるかもしれない。


ただし台風の接近や上陸が無ければなんだけど…
この爺が子供の頃は固いクルミの実を拾い集めては割って食べたものだけど、今どきの子供たちは野山に育つオニグルミの存在すら知らない。
普段は知らなくても済む知識だけど、大きな災害時には有用植物の知識が身を守ることもあるだけどなぁ…

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連休中は異種間交配…

2024年05月07日 | 昆虫・植物

最長10連休のGWを利用して、この爺を慕って多くの人たちがやってくる。
が!
そんな事情を待ってくれないのが手元で飼っている生きものたち…
だから玄関のインターホンが鳴る前に、爺さんはエサを採ろうと早朝から柴刈りに出かけていた。
そして連休前半が終わる頃、軒に吊るした吹き流しの中でナミアゲハのメスが下がってた。
しかーし、既に庭では可愛い春型のナミアゲハが産卵に飛来しているので、ここで累代しようなんて気にはならない。
と、言うことで…


山で飛ぶミヤマカラスとカラスアゲハのオスを採ってきた。
ただ、欲を言えばキアゲハとクロスさせたかったのですが、虫採りが苦手なへっぽこ爺さんは吸蜜に飛来したキアゲハのオスを採り逃してしまった。
本当は粘ってでも採りたかったんだけど、訪ねくる子供や孫には勝てず早々に山を後にした…


で、帰宅後すぐに待機させていたナミアゲハとペアリング。
ちなみに…
👆こちらはナミアゲハとカラスアゲハの組み合わせ。


そんなこんなでペアリングを終えたナミアゲハはというと…
その翌日から文旦の葉に真珠のような丸い卵を数多く残してくれているのですが、このハイブリットの卵が無事に孵化してくれるか否かは分からない。
と、言うか上手く孵化したとしてもハイブリットは生存率が悪いんですよねぇ。


ただ本音を言えば、今年はナガサキアゲハをベースにしたハイブリツトにトライしたかったのですが、何分にも羽化してきた個体が有尾のナガサキだったこともあって、そのままダイレクトにナガサキ同士をペアリング。
まぁ、有尾のナガサキですから当然ですよね。
そんなこんなで孵化した幼虫の今は👆こんな感じ…

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この虫にピンときたら要注意!

2024年05月02日 | 昆虫・植物
明日からはGWも後半に突入。
どげんしよるのぉ?
こんにちは✋ 彷徨い歩く爺ちゃんです。


さて、今朝は👆こんな生き物が網戸に止まってましたよ。
そう、こいつの正体はキイロカミキリモドキ。
なーんだ、また虫の話かよ
何て思わず、ここは少しだけお付き合いください。
このカミキリモドキは外部から刺激を受けると後ろ足の基部からカンタリジンという有毒物質分泌し、それが皮膚に付くと火傷のような炎症を起こす。
おまけに何処でも見られる昆虫で誤って手や足で潰したりして微量の体液がついただけでも同様の症状を引き起こすのでマジ厄介。
塩素系漂白剤みたいに『まぜるな危険』じゃないけど、この虫は『触れるな危険』って感じかな?
これから夏にかけ家の明かりにも飛来する虫だけに、こいつには十分ご注意くださいね。
最後に爺さんかに一言…

この虫にピンときたら要注意!

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当たるも八卦 当たらぬも八卦

2024年05月02日 | 昆虫・植物
占いとは当たる時もあれば外れることもある… そんな例えで『当たるも八卦 当たらぬも八卦』なる言葉もあるのだけれど、ここでは胡散臭い占いの話じゃない。


それが👆これ!
ここに並ぶ5個の蛹は今季の春に飼育していたキリシマミドリシジミの蛹なんだけど、これをベースに低温処理をやってみました。
処理の工程は…
蛹化後すぐに0℃の温度下で24時間冷却し、その後に4℃の温度下で216時間放置。
これでどうかなぁ?
年末のスジカバやルリモンジャノメでは散々にな結果に終わったので、これで結果が残せるかどうかは分からない。
だから占いの例えと同様で低温処理は 当たるも八卦 当たらぬも八卦 ってやつなんですね。
ただ、宝くじのように買っても当たらないけど、買わないと絶対に当たることはない!
そして、その結果が出るのは2週間後…

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