まるぞう備忘録

無題のドキュメント

イスラエルに学ぶ「爆撃避難」。

2017-08-31 11:50:26 | 防災情報。

Jアラートが鳴った時にどうやって身を守ったら良いのでしょうか。



山形県での避難訓練について「意味がない」という人がいるようです。そんなミサイルが直撃する時に、頭を抱えて身を伏せる姿は滑稽だと言わんばかりです。

ふうむ。このような避難訓練を意味なし。と断じる人は、無知なのかあるいは、故意に日本人を危機に晒そうとしているかのどちらかであると思わざるを得ません。うむ。


当然ミサイルが頭の上に落ちてくれば、身をかがめるだけでは身を守ることはできません。ただ爆撃の被害者というのは、直撃よりも、周囲の爆風で大怪我や命を落とすことが遥かに多いのです。
シリアなどでも屋外にいると爆風に巻き込まれて命を落とす人は大勢おりますが、

したがってミサイルなどの爆撃を受ける時は、屋外にいる場合は出来るだけ屋内の窓のない部屋に避難する。屋内に逃げ込めない場合は、できるだけ爆風を遮ってくれる大きな物陰のそばで身をかがめて伏せる。両手で後頭部首の付け根を覆って守る。ということが大切です。



ここでイスラエル国民の避難方法が大変参考になります。彼らはパレスチナ側から常にロケット弾からの攻撃に晒されております。(問題の種はイスラエル側にあるのでは。と個人的に思いますが、それは置いておいて)
以下の写真は、日々攻撃に晒されている国民の避難の様子です。



とにかく物陰になりそうな場所のそばで、伏せて後頭部首の付根を両手で覆います。
周囲に身を隠すものがなければ、とにかく身体を低くして爆風から身を守ることです。





車を運転している時は、すみやかに側道に停車し、車から降りて車の陰に身を潜めます。
車の中は大きな窓ガラスに囲まれていますから、車中は危険ということなのでしょう。





電車の中でも、とにかく身を低くして、窓からの爆風に身をまもります。



最悪を想定して、それに備える行動をすることが、災難の因子を昇華することになります。備えあれば憂いなし。
「そんなことは起きないよ」という「逃避の楽観論」が、本当の災難を招き入れる因子となります。

日本はもう否応なく戦争に巻き込まれ始めているという認識を、日本人は持つべきと思います。それが、日本人だけでなく、相手国の被害を事前に防ぐ方法であります。



 ありがとうございます。





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