まるぞう備忘録

無題のドキュメント

3つの科目。

2019-01-16 08:16:08 | 陰と陽の理論
 私達がこの人生で試したかったこと。体験したかったことは次の3つの科目に分類できるかもしれません。



第一科目。「創造」

 創造とは、小さな子供が真っ白い画用紙に無心になってクレヨンで絵を描くことと同じです。人から褒めてもらうためではない。私達は描くことに没頭することが喜びなのです。その創造の喜びをこの人生で体験したいと願ったわけです。
 創造とは他の人から称賛されるような芸術家の生き方だけではありません。無名の私達の人生そのものであります。家族のために毎日料理を創ること。部屋を掃除し衣服を洗濯し清潔で快適な空間を創り出すこと。そして給料を貰っている日々の仕事中に、職人のこだわりがある方は「創造」を体験されております。人が認めるかではない。俺が納得する仕事じゃなきゃ駄目なんだ。その方は肌で「創造」を知っておられる方であります。神は些事に宿る。

 しかしこの世で「創り出す」という体験には、本当に様々な障害条件があります。時間がない。お金がない。周囲の人の理解がない。体力がない。などなど。しかし陰と陽の視点では、障害が大きいほど創り出す喜びが大きいわけです。

 中には、この人生で「創造のための障害(時間がない、お金がない、人の理解がない、体力がない)」に負けてしまいそうになることはあるかもしれません。しかしそういう時期ほど、辛い時ほど幸せが水面下で進んでいる。という人生の真理を発見するチャンスでもあります。

 自分が創り出すものは人から評価を受けるためではありません。自分が創り出したものに囲まれることが幸せであるからです。

 ターシャは広大なジャングルを30年かけて美しい天国のような世界に創り出しました。誰もがその庭園を観て感嘆します。しかしターシャはジャングル真っ只中の時期でも、来る日も来る日も草むしりしている時期でも充分幸せであったわけです。

 「人から認められなかった悔しさの反動」で芸術活動に没頭する方もおられるかもしれません。しかしそういう方は残念ながら創造の成就は難しいでしょう。なぜなら「私を認めて」という衝動は「創造」と最もかけ離れているからです。本当の創造とは人から認められるかどうかは全く関係ありません。逆に誰も自分を認めない方が身軽で良いくらいです。演奏家とは人から褒められたいという視点では大成せず。自分の心が納得する演奏かどうか。



第二科目。「寛容(愛情)」

 困っている人を助けたいという気持ち。許せない人を許すという気持ち。人を喜ばすことが自分の喜びであるという気持ち。

 なぜ人は表面自我(エゴ)を持つのか。それはこの「寛容」を体験するためであります。「自分の自我が解ける体験」こそ。自分が、自分の生み出す愛情に還って行く体験こそ「至高」であります。
 なぜ人は見にくいエゴを持つのかとこの社会を絶望される方がおられるかもしれません。しかしエゴこそが「寛容」の燃料であります。黒い石炭が赤い炎の燃料であるのと同じです。黒い石炭は決して忌み嫌うものではありません。

 もちろん人を騙しても人を泣かせても自分が良ければそれでいいんだ。という人は論外であります。が、近しい家族と相克の関係にある方。その方はこの第二科目「寛容」が自分の今回の人生の最大課題(恩寵)であるかもしれません。
 親孝行は人生でもっとも挑戦しがいのある行為であります。第二科目にどのくらい課題が残っているかは、自分の親孝行の度合いが目安となります。
 そして何度転職しても同じ人間関係の問題が生じる。どこに引っ越しても同じように許せない人間が現れる。そういう方もこの第二科目が重要課題であります。そこに正反対の恩寵が隠されているよ。というメッセージであります。

 いつも誰かを仮想敵にしないと生きていけない人。いつも誰かを責めていないと生きていけない人。硬い木ほどポキリと折れる。そういう方は、柔らかく生きること(=相手が正しい。自分が間違っている)の中に、ご本人の今生で挑戦したかった宿題の正解がある。のかもしれません。



第三科目。「知恵」

 自分や家族が遭遇するかもしれない危険を用心深く避ける知恵です。それは「最悪を想定して備えることで小難無難にする」という行為のことです。

 それは自分の信じていることが実は間違いかもしれない。という謙虚な視点でもあります。
 それはオモテで見えることと、ウラで潜在因子として蓄積されていることは正反対であるという陰陽の視点でもあります。
 それは自分が感情的になる事柄には、必ず正反対の原因が自分の中に存在するという経験則でもあります。
 それは右でもない。左でもない。真ん中を維持するバランス感覚でもあります。

 世の中には本当に「騙される奴が悪い」と考えている人がいるのです。世の中には本当に「人を操り傷つけることが快感」というサイコパスと呼ばれる人間がいるのです。
 そういう人間を注意深く見破り、距離を開ける知恵。

 日本列島に住む方は第二科目の「寛容」は高い方は多いです。しかしそれがゆえ「知恵」が弱点の方も。たとえば「自分さえ謝れば丸く収まる」「自分さえ我慢すれば丸く収まる」という癖の方は要注意。サイコパスはそういう人が大好物でありますから。
 日本という国家がサイコパス国家に喰い物にされているということがその象徴であります。
 真面目な方ほど、困っている人を助けたいという方ほど、先生から褒められる優等生であった方ほど、「日本が無防備であることが平和に繋がる」「日本の国体を弱くすることが平和に繋がる」とサイコパスの洗脳をそのまま受け入れて疑わない傾向があることと同じです。
 しかし、いくら愛情が深くても「疑う知恵」「用心する知恵」がないと淘汰される。この宇宙は愛情深い反面、このように厳しいルールも同時に我々に課せられております。



自分が抱えている問題の中に答えがある。

・人からの評価が気になる方は第一科目「創造」が課題。
・近しい人といつも同じ相克が起きる方は第二科目「寛容」が課題。
・「最悪を想定する」ことが苦手な方は第三科目「知恵」が課題。

 自分の人生で今起きている問題。自分が避けたい避けたいと思っている問題にこそ。実はそこにこそ正反対の「恩寵(隠されたプレゼント)」があるのでありました。




おまけ(読者の方が教えてくださったこと)
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そこで図書にあった神学の書籍を読んでみた。カルヴァンのキリスト教綱要も拾い読みしてみた。『ああ、これも要はあの新約聖書なるものにある部外者にして使徒の位を乗っ取ろうとしたパウロなるあのパリサイ人と同じにして自分が嫌った前頭葉論理思考の何でも言語化の屁理屈のオンパレードだ!』・・で、キリスト教会もやめた。

参考までに今の私は神道が最も旧約聖書とその神に近い、もしかしてそのもの?!と思って居る。


→ 私の空想小説史ではイエスは二人おります。一人は愛の言葉を残し磔で亡くなった聖人イエス。もう一人は幼少の頃から魔術を使い、聖人イエスの死後パウロを神輿にして「キリスト教」という発明をした魔人イエス。そのサイコパス大魔神の発明とは、
・人間とは罪深い
・イエスが人間と神の間に立つ代理人である
・罪を赦してもらうには代理人と契約(洗礼)する必要がある

新約聖書は聖人イエスの言葉を原作として、魔人イエスの「お前たちの罪を消すには代理人である自分と契約しろ」という勧誘の言葉が巧妙に混ぜられているわけです。

しかし良く考えて見れば、神は代理人を必要とするわけがない。それぞれの人が自分の心を静かに見つめれば、大自然を静かに見つめれば、そこに神がいることを知るでしょう。という人たちは邪魔ですから、彼らは「魔女裁判」という形でそういう方々を殲滅したのでした。

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私が「良心」だと思うことも、愛情を欠いた「信念」にすぎないかもしれないし、愛情のつもりがただの執着かもしれません。けどこれ自分で気づくのは難しいです。確固とした基準がほしいとこです。

→ それはちょっとしたコツであろうと思います。自分の心がポカポカ温かくなればそれが良心である。というような。
本当に美味しい羊羹は食べている時ではなく、食べ終わって鼻から抜ける時にほわっと新鮮な小豆の香りが通る時にわかる。というような。

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昭和も遠くなりにけりです。

→ 一つ遠くなるものがあるということは、一つ近くなるものがあるということです。良い時代を近づけたいですね。

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まるぞうさん
とうとう在日米軍も
竹島を紛争地帯と認識した
動画をUPしました。
中々いい動画になっています。


→ 教えてくださってありがとうございます。興味深い内容でした。
The Mission of U.S. Forces Japan


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NHKのドキュメンタリーで放送していた「喜びは創りだすもの 〜ターシャ・テューダー 四季の庭〜」「ターシャからの贈りもの 魔法の時間のつくり方」「ターシャからの伝言 花もいつか散るように」は、録画して保存版にしています。(時々再放送してます)
この映画は観た事がないので、レンタルしてみます。


→ この映画はNHKで使われた5本のフィルムに加え、未使用のシーンを合わせて10年分の記録を再編集したものです。監督は同じ方です。

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今年は千葉の麻賀多神社にお参りしましたよ。
なんだかとってもあちこち綺麗になっていました。
裏の古民家にはカフェなんて出来てました。
人が集まり、合わさる力ってすごいですね。


→ 感慨無量ですね。本当に有り難いことであります。

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