まるぞう備忘録

無題のドキュメント

苦しい時に乗り越える4つのコツ。

2021-05-15 10:28:59 | 陰と陽の理論

防災カレンダー
東京都杉並区から西方向





プレジデントオンラインの記事です。

前編
介護、ワンオペ育児、子宮摘出…"壁に穴だらけ"の家で3児育てる40代女性が耐えた「罵詈雑言の夜」
目が不自由な義父、精神不安定の夫
「近畿地方に住む40代の女性は20代で結婚・出産して以降、苦労の連続だった。精神的に弱い夫は壁に穴を開け、妻に罵詈雑言を浴びせる。一時同居した義父は目が不自由で介護が必要だ。両親も肺炎や認知症を罹患した。ワンオペで3児を育てる女性はパニック障害になり、その後、子宮摘出することに――」
https://president.jp/articles/-/46058

後編
「目の前で失禁・大便」人間崩壊する母の介護をする娘が心の平穏を辛うじて保てた"ある活動"
介護で忙殺される中コロナ陽性の夫
「介護認定調査員をしている40代の女性は仕事柄、多くの要介護者に会う。介護の対処の知識はあったはずだが、いざ実母が要介護状態になるとその対処に苦慮した。日に日に、何もできなくなる親の下の世話もする女性が“心の平穏”を辛うじて保つことができたのは、唯一続けていた「ある趣味」のおかげだった」
https://president.jp/articles/-/46059

 凄まじい境遇だなと思います。もし自分がこの女性の立場だったら、どうやって乗り切っていくだろう。と思いを巡らせます。
 そして大きな峠を越えたこの女性の言葉は私達にいろいろなことを教えてくれます。記事から抜粋します。

「私は介護認定調査員という仕事柄、たくさんの認知症の人を見てきましたから、『現状、精神的な症状が出ているから、次は身体的な症状が出るかな』とか、『被害妄想が出たからそろそろ中期に入ったかな』といった感じに先がある程度わかるので、そこまで介護がつらいとか苦しいとかは感じませんでした。母親が同じことを何回もするときもイライラせず、『今日は何回やるかな?』と楽しむように努めましたし、おむつ交換も、『今回はこれだけ時間がかかった。次はもっと短時間でやろう!』みたいに毎回チャレンジしていました。介護っていつまで続くかわからないものなので、そうやって気持ちを前向きに保っていないと、続けられないと思います」
・・・
「自分に使える時間がないのはつらかったですが、自分の母親を介護することで、介護する人の気持ちがわかるようになったのはよかったと思います。認定調査員の仕事で介護中の家庭を訪問しますが、『今、この人はここに困ってるんだろうな』ということがわかるようになって、『この部分はつらくないですか?』などと声をかけやすくなりましたし、『私も介護をしています。一緒に頑張りましょうね』と言うと、相手の方も安心されるようで、『介護のことがよくわかる方でよかった』と喜ばれるようになりました」
・・・
自分なんかよりもっと苦労されている方がいることを知ると、『私ももっと頑張ろう』と思うことができました。認定調査員の仕事では、日々利用者さんからの学びや気付きがあります」
・・・
「認知症の症状の経過を知っていれば、ある程度手立てがわかります。だから病気に関して学び、情報収集しておくと振り回されずに済み、少しは介護が楽になるのではないかと思います。そして、けっして1人で抱え込まないでください。私は無理を続けて自分が介護うつになってしまった人をたくさん知っています。完璧を求めるあまり、自分を責める人、暴力に出てしまう人もいます。ダブルケアの人はなおさら、絶対に1人でやろうとしないで。介護サービスをしっかり使って、できるだけ楽に、横着して介護をしてほしいと思います。そうでないと、介護は続けられません」
・・・
「母は、全介助必要な状態になってまで、長生きを望んでいないと思います。ベッドで硬直したまま動かない人や浮腫んだ人、いろいろな方を見てきましたが、食べられなくなったら無理やり食べさせる必要はなく、母親の場合、自然に枯れるように亡くなるのが本人の望みでもあるのではないかと考えています」
・・・
松野さんは現在、週に1〜2回、1回あたり5〜6キロをジョギングし、体力維持に努めつつ、市の陸上クラブの小学生や中学生のコーチとして、子どもたちとともに大会に出場している。
(略)
しかし松野さんは、介護が一番大変な時期も、大好きな「走ること」を諦めなかった。
介護者と被介護者の距離が近すぎると共依存関係に陥りやすいが、時間の長短にかかわらず、介護のことを忘れて、自分で自分のために使う時間を守ることができる人は、その危険性が低いように思う。難しいことかもしれないが、誰もが自分の人生を生きられる社会の実現を望んでやまない。



本当に大変な時期でもそれを乗り越える4つのコツ

1,遊び心。

 この女性は、介護の中でも自分の中で「小さなゲーム」を見つけていました。これは人間の本能でもあります。
 子供の頃から私達はどんなことでも「遊び」にすることが出来ました。
 そしてその「遊び」は人の心を強くします。苦しい状況でも乗り越えることができる大きな後押し。

 ナチスの収容所に入れられても「遊び」を作って自分の息子を守った映画を思い出します。

© ライフ・イズ・ビューティフル

 心の中に「遊び」を生み出せる人は強い。
 私はお笑いが大好きです。youtubeでもお笑い動画を良く観ます。
 辛い境遇の人こそ「遊び」や「お笑い」が心の支えになる。私はそのように思っております。



2,自分より苦しい人を助ける視点。

 この女性は職業柄、自分よりも介護で苦労している方を知っていました。
・自分だけが苦しいんじゃない。
・自分より苦しい方もいる。
・少しでもそういう苦しい方を助けたい。

 こういう気持ちも彼女を強く強く支えました。

 私は被害者意識が残念だと思うのは、それが本人の生きる力を削ぐからです。
 でも自分と同じように苦しい人がいることを知ることや、そういう人を少しでも助けたいと思うことは、自分自身を助けることになる。

 彼女の実体験を通しての言葉の重みを感じます。



3,専門家に相談する。

 そして重要なことは、一人で抱え込まないこと。これが本当に重要です。
 私の経験で生きるのが上手な人は他者への相談が上手な方でした。きちんと専門の知見のある人に早めに相談すること。

 一人で抱え込むのはその人の長年の癖なので、私のブログのような一文でどうこうなるものではないでしょうが、それでもやはり「一人で抱え込まないで、早めに専門の知見のある人に相談して欲しい」そのように思います。



4,自分自身の居場所を確保する。

 そしてこの女性は、その苦労から一時的でも距離を置ける避難場所がありました。それはジョギングという趣味でした。

 100%どっぷりと苦しい状況のままだと、窒息してしまうかもしれない。
 しかしあそこまで泳げば息がつける。苦しさから距離をおける場所があれば、人はそこまでなら泳げます。

 これは前述の「一人で抱え込まない」に通じます。
 苦しい状況を乗り越えるために、そこから距離をおける自分なりの避難場所はとても大切です。自分だけの趣味の場所。



 そして重要なことは、どんなに苦しい環境であっても一生続くのではない。必ずそれは一段落。その峠が終わる時がある。その時は必ず来る。だから大丈夫。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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エクソソームという成分による物だそうです。
大規模接種の後の感染拡大とも、関連があるのだと感じますが、
妊娠中の人は、二週間くらいは濃厚接触は控える等。。。
今は、様々な情報が錯綜しています。
もし、差し支え無ければ、
この件に関しての、まるぞうさんのお考えを伺えたらと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。

→ 身を守る仮説があるのなら、そしてその仮説の実証が実生活での害にならないなら、試してみるというのが私の持論です。

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まるぞうさん、表面と心の底の判断について伺った者です。まるぞうさんの見解を教えていただいてありがとうございます。
そうですよね。今の生活はどちらかと勝ち負けで言ったら勝ちです。だけど中身は空っぽです。自分が空っぽで感覚を麻痺させて居ることで皆が落ち着いて暮らせるならと自分に言い聞かせています。そして見えない流れもこれを望んでいるようです。が、心は苦しいんですよね。ずっと自分に蓋をしている感じがします。

→ もし今自分が、この世を離れるとしたら。自分の心の中にあるもの以外、全てを手放して置いていく事になったら(そしてそれは近い年月のうちに必ず来る)。その時自分は何か後悔するだろうか。後悔するとしたら何を後悔するだろうか。

という臨終の視点は役に立つと思うのでしょうが、いかがでしょうか。

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都が五輪中止を言えば保険で賄えるという意見があります。本当ならいいですね。保険会社が大損ですが。だから言わせない??
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2f5d53cd6ff1062f2fa10b265bcbdad9a8b3118?page=2

→ 保険の規約が公開されていない以上、噂話のレベルを越えていない話です。
「IOCが開催が可能と判断している状態で、開催都市が一方的に開催を放棄した場合でも、IOCが開催都市に請求する賠償金を保証する」という保険があるのでしたら、大丈夫でしょう。

大切なのはそういう状況でも保険がカバーできるかです。私達の日常生活でも「保険に入っているから大丈夫」
保険会社「ああ、この場合は保険適用外ですね。ほらこの小さい字できちんと書いてありますよね。」
ということは誰しも経験したことがあるのではないでしょうか。保険とはそうように支払い条件を厳しく制限して成り立っている。

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どうしたいか。どうすることが確実なやり方か。とAIを利用するのは人間です。
どのような質問をAIにしたら、このような世の中になったのでしょうか?
まだ、どのような人がAIを操っていますか?

→ 陰謀論小説を読むには
・どちらにしろ自分は自分の人生を精一杯生きていくには変わりない。
・この人生で一番大切なことは、自分の心の奥底の自分との同行二人旅だということだ。

という達観できる心構えが必要です。

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この記事につけるべきコメントを前の記事につけてしまいました。修正出来ればお願い致します。

→ すみません。コメントの修正は出来ないのです。gooブログは管理者ができるのは「公開/非公開」の設定だけなのです。

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父は信仰宗教だけではなく宗教全般(特に神道。神社にお参りしてはいけない宗教だったので鳥居をくぐるのが怖いみたいです)に嫌悪感を持っていましたが、最近は神社で手を合わせることには抵抗を持たなくなったようです。
歳を重ねると、理屈ではなく何事がおわしますかは知らねども、、の心境になってくるのでしょうか。

→ 興味深いお話ありがとうございます。

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五輪の契約書読み込みが足らないのと知識がなくて解れないのだけれど。違約金の設定はないとは見ました。

→ 契約書に「IOCは開催都市に賠償を求めない」という条項はないので、IOCは開催都市に損害賠償を求めることは出来ます。

・IOCは開催できると判断しそのように指示しているのに
・開催都市が一方的に開催を放棄した場合の
・IOCが被る興行収入や放映権収入などの損失
について。

また保険についても、そもそも条項が問題だと思います。保険の条項は保険金を支払う側のプロが作っています。というように私は考えています。

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僭越ではございますが、皆さんがご自身で考えるきっかけになれれば幸いです。

→ いつも詳細な考察ありがとうございます。大変参考になっております。ありがとうございます。

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防災意識が気になって、コメントさせていただきました。
昨日の夕方、場所は東京の町田市寄りにいたのですが、ものすごい音で「ドン!!!」と、一回 縦揺れがあり、その直後は震度も出てなくて、後から調べたら都内が震源地の地震でした。
このような日常になり、不要不急の外出は自粛しているので今日は、子供達と防災用具と持ち物の点検をしようと思いました。

→ 情報ありがとうございます。縦揺れましたよね〜。

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https://www.sakagura-press.com/sake/covid_19_5_ala/
【寄稿】日本酒にも含まれるアミノ酸(5-ALA)がコロナを100%阻害!?

→ 情報ありがとうございます!

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