まるぞう備忘録

無題のドキュメント

いつか誰かがやらねばならないのなら、私がやる

2024-01-04 10:55:39 | 今日のひとり言

防災カレンダー
4日。下弦。卯の重複。新月週間。




山梨に日建という重機メーカーさんがあります。
以前は山梨日立建機さんという社名でした。今は日本でも有数の地雷除去機のメーカーさんです。

元々は東南アジア向けに重機の輸出も行っておりましたが、カンボジアの地雷の被害の状況を見た当時の社長(現会長)が、自分たちに出来ることは何かないか。と問い続けて、自社で地雷除去機をイチから開発することにしたそうです。
6名のスタッフが開発を開始して、カンボジアとアフガニスタンに一号機が納入できたのはそれから4年後でした。

日建の地雷除去機の特徴は、地雷除去の前にジャングル化した草木も刈り取り更地にすることです。カンボジアの熱帯雨林では地雷はジャングルの密集した草木に埋もれてしまっていることが除去を困難にしていました。
また地雷除去と同時に草木を刈り取ることで、その場所がそのまま畑として利用できることも現地の人にとって必要なことでした。

詳しくはこちら
日建「地雷除去の取り組み」
https://www.nikkenmfg.com/mine/story/develop/index.html




地雷除去機としてもう一社。コマツです。
ホームページには「いつか誰かがやらねばならねばならないことを、私達がやろうと思った」と書かれています。

詳しくはこちら
コマツ「対人地雷除去機」
https://www.komatsu.jp/ja/aboutus/brandcommunication/cambodia/demining




また東北大学では全く別のアプローチの地雷除去機が開発されています。
ブルトーザーのような大型除去機ではなく、人が肩に背負える高性能の地雷発見器です。
たとえばウクライナのような地域では、倒壊した建物の中に地雷が仕掛けてあったりするそうです。そのように重機が入りにくい建物の中でも速やかに地雷を発見できる装置です。

詳しくはこちら
東北大学「人道的地雷除去用地雷検知センサ ALIS」
https://www.rpip.tohoku.ac.jp/seeds/uploads/seed-522-jp.pdf




日本以外にも地雷除去の装置を開発して供給している企業はいくつもありますし、また現地ではやはり自分の身の危険を晒してでも、一つずつ根気強く地雷除去に当たっている大勢の方々がいらっしゃいます。

どの方も共通しているのが「いつか誰かがやらねばならないのなら、私がやる」という尊いお気持ちであります。

ありがとうございます。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
==========
薫兄者さん
・・・
表面的なことなどどうでもいい。その人の本音っというか本性というか、そういうものを見極められるようになりたいなと思う、今日この頃。

→ いろいろと明らかになりやすい時代に入っている。これからますます。という近未来小説は面白そうです。

==========
まるぞうさん今日も有り難うね。

→ 読者の方々も。本当にありがとうございます。(^o^)/

==========
SHO_KOさん
・・・
イン・ディープさんブログ記事以下2つを見て
https://indeep.jp/pandora-and-eris-swapped-places/
・2024年元旦の能登半島の地震の発生直後に、上空の「電子数の極端な変化」が観測されていた
https://earthreview.net/roti-and-earthquake-0101-2023/#google_vignette
大地震後の場合、「事前」ではなく「事後」地震後も上空の電子密度の状態を直接撹乱させるようです。

基礎的な質問で恐縮ですが、
このサイトの電子数の変化というのは、マイナスの電気が多くなっているということでしょうか?

→ ご質問の件はChatGPTに訊いてみました。最近仕事でもGPT利用することが多いです。

まるぞう:TEC「受信機と衛星を結ぶ視線に 沿って積分した単位面積当たりの全 電子数」とは何?

GPT:TEC(Total Electron Content)は、大気中の電子密度を表す指標で、特に衛星通信や測位システムなどの無線通信に関連する大気中の電子密度の測定に使用されます。TECは、「受信機と衛星を結ぶ視線に沿って積分した単位面積当たりの全電子数」を表します。

まるぞう:大気中の電子密度が高い場合、その片割れのプラス電荷はどこにあるの?大気中?あるいは地表?あるいは宇宙空間?

GPT:大気中の電子密度が高い場合、その片割れのプラス電荷は通常、大気中に存在します。大気は、電中性を保つために電子とプロトン(陽子)から成る粒子が存在しています。
大気中の主要な成分は窒素(N2)や酸素(O2)などの分子であり、これらの分子内には電子とプロトンが含まれています。電子はこれらの分子内に存在し、これによりこれらの分子は中性です。一方、電子密度が高い場合、より多くの電子がこれらの分子内に存在し、大気がより導電性を持つことになります。


ということです。大気の電子数が多いということは、同様にプラス電荷分子も増えて、大気の導電性が高くなっているということだそうです。太陽からの電磁波の影響を大気が受けやすくなっているということです。TEC値が観測されている理由の一つが、大気の導電性が高くなることで、通信障害などが起きやすくなるからです。311のあとこのTEC値異常が大きな地震発生と相関があるのではないかという研究も進んでいると思います。これからの研究成果に期待ですね。

このように最近は、技術的な話題はChatGPTを参考にすることが多くなってます。本業ではこれでアタリをつけて本格調査をします。

==========


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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2024-01-04 11:11:18
地雷について、あまり考えたことがなかったので、良い機会でした。wikiで調べてみると、

地上または地中に設置され、人や車両の接近や接触によって爆発して危害を加える兵器。「悪魔の兵器」とも呼ばれる地雷は、無差別殺戮兵器としても機能し、78カ国が地雷で汚染されており、毎年15,000~20,000人が死亡し、死傷者の約80%は民間人とされる。1999年に発効したオタワ条約により、対人地雷の使用や生産、貯蔵などは禁止されているが、米国やロシア、中国などは未署名である。



未署名の国があるということは、今でも仕掛けているのでしょうか?仕掛けた国が責任をもって除去して欲しいものです。
Unknown (乳酸菌オヤジ)
2024-01-04 11:13:29
 まるぞうさん、あけましておめでとうございます。今年もブログ記事楽しみにしております。年明けからいろありますね。今日は嫁が仕事なので、洗濯などしておりますが、平穏な暮らしができることに感謝です。能登の方々にも1日も早く普段の生活に戻って頂きたく、ボランティアに行きたいのですが、まだ募集が無く、無理に行っても迷惑なだけですので、もう少し待とうかと思います。
Unknown (薫兄者)
2024-01-04 12:34:32
「誰かが貧乏くじ引かなきゃならねえんだよ!」秋津艇長(佐々木蔵之介)のセリフ。
「やれることをやるんだ!」駆逐艦雪風・堀田艦長(田中美央)のセリフ。
思えば『ゴジラ-1.0』というのは、民間人が自らの意思で、日本を守るために立ち上がる映画でした。まさしく誰かがやらねばならないのなら、自分がやる。こういう映画が国内だけではなく、世界的な大ヒットを記録しているという事実。
なんだか時代とシンクロしてるよね。
一人一人ができることをする。自分には百田夏菜子ちゃんのように物資を送ることなどできないし、募金も出来ないなんて悩む必要はないです。思いを寄せるだけでもいい。
思いは人を動かす原動力。
各人各様に、出来ることをしましょう。


たった一つの命を捨てて
生まれ変わった不死身の身体
鉄の悪魔を叩いて砕く
キャシャーンがやらねば
誰がやる!
Unknown (Unknown)
2024-01-04 12:43:23
いつか誰かがやらねばならねばならないのなら、私がやる→いつか誰かがやらねばならないのなら、私がやる。

「ならねば」→xxx
Unknown (Unknown)
2024-01-04 12:57:06
このような状況ですので、新年のご挨拶は控えさせて頂きます。
地雷は、1番卑怯な兵器だと思います。小型で扱いやすいから流通したのでしょうが、人間としての倫理に欠けていると思います。兵器の会社に縁がなくて良かったと思います。その正反対に位置する記事の会社が日本から出た事に、誇りを感じます。
Unknown (tch)
2024-01-04 16:01:24
起こっている事、これから起こる事・・・考えるべき事が多くて早くも疲弊しそうです。
さて個人の災難と、国レベルの災難が同じ構造になるかは未知ですが(フラクタルならば同じパターンがあり得るでしょう)
災難(=人生の修正)の波にはやはりパターンがあるようです。だいたい二段攻撃が来るものに感じます。場合によっては3段。

私にとっておそらく最も頻発するのが、最も厄介なパターンで
一度目で目に見えて分かるレベルの事が起こり→それが終わって大丈夫だった、むしろ前より良くなったと安心した時に2倍増しの災難とか。
運が良ければ前の災難よりは小さくはなるが、でも確実に二回は来る。
(・・・仕事で起こるパターン。小さい時間軸でも大きい時間軸でも)

あるいは、一度目から半分くらい復活したところで二発目がくるとか。その二発目がより大きいと、三発目も起こりやすいとか。
(・・・練習でゆる~い組手をする時に、やられパタンを分析してみるとこういうのが多い。第一段階でコツコツ・チクチクと削られて、負けん気で前に出たところで喰らう二発目が大きい。。。

自分ではあまり出ないパターンながら、こうなれば幸いなのが
一発目が最も大きく、二発目がやや小さく、三発目がさらに小さく・・・という収束パターンになると、大きく前進できるチャンスになる事が。
(・・・他人のを見ていて、たまに見かけた)
(しかしその前進した後が悪いと一気に崩される。収束させて前に出た時にはその一連の作業で消耗している所為か)

新年が明けてすぐ、こうした修正を動きをもっと学びたいなと思って考えていたところでした。
最初の巨大な一撃を謙虚に受け止め、続く二発・三発・・・それを収束させて乗り越えた後の大崩れ(来年くらい?)まで意識しておくタイミングかと思いました(すぐに忘れてしまうのですが、一度こういう意識を置くという意味で)



例の件、私は何とも思わなかったです。。。
私自身は2023年の丸々一年間、先祖供養とか神棚とか地域の神社の参拝からかなり離れておりました。毎日熱心に隅々まで読んでいたものも、さらっと流して読むだけになりました。(ただ、とても貴重な参拝が一度ありました)
離れようと決意したのではなく、身の周りの色々な事からの心境の変化で自然とそうなっていたのです。
そして今になって振り返れば、かなりの修正を受けた年だったと思います。とにかく疲れた、毎日疲れた、という一年でした。
一方で幾つかの趣味で気持ちが保つ事ができ、また個人的な良い発見もこれまでより非常に多かったのです。
そして今年からは、もう一度取り組もうと思っています。これも自然とそういう心境になっています。(やらなかった去年がしんどかったら、やっぱりやろうという事ではないです。去年はしんどかったから離れていたのが、今はヤル気になっているという意味です)

例の件に関しては、批判があるのは仕方ないし間違いではないと思いました。
ただ私は何も思わないどころか、自分がヤル気になったタイミングでこれは幸いだと思ったので、こうした意見が多い事に最初は面喰らってしまいました。これについては、誰がどう思っても、どちらも正しい事だと思います。
しかし離れる理由を相手の中に見るのは避けた方が良いのではないかと思い、コメントを失礼します。
自分で、疲れたから・気が向かなくなったから・面白くないから離れる。
私はそれで充分だったですし、他人の稼ぎ方にも興味無く、それが主体的で良い事だと思うのです。
上手く説明できないですが、自分の検証した限りでは「あいつが間違っているから」では、自分の力を発揮するうえで(ひいては自分が生きていくうえで)良くないのです。

ともあれ、件についてどのように考えるとしても、生きる主体について考えるための良い機会になるのではないか、と思いましたので書かせて頂きました。
かくいう私の年末の気付きの一つも、「あいつは間違ってる」ではなく、「いや自分も他人も何もかも全部が間違いなんだ。それが常なのだ」だったのです。
そしてその自分の中の間違い(誤作動、と私は名付けて活用しています)を修正できるようになると・・・これが面白いのです。
蛇のように賢く、鳩のように純真であれ。という言葉がありますが(どういう局面で使われた言葉かは知らないのですが)、その効果を実体験しているところ。矛盾した二つの言葉ですが、これが自分の誤作動を防ぎ、自分の能力を高める一助だと実感しています。文章で説明できないのがもどかしい。

ここまでにします。
・・・いつも長くてすみません!!!!!
Unknown (Unknown)
2024-01-04 16:32:45
自分と考え方が合わないのは仕方がないとして、言い方!

まるぞうさんは受け取るとこだけ抽出してあとは本人に帰るからま、いいか。
奇跡ではなく (しべはす)
2024-01-04 18:13:55
元旦二日目と、悲惨な事件が重なった。
地震で亡くなられた方々には、心からお悔やみ申し上げるとともに
殉職された海上保安庁職員の皆様には、心から哀悼の意を
表したい。

しかしそんな中でも、日本だからこそ・・の光明を見た気がする。
一つは自然、一つは人、もう一つが技術。

古来日本は地震をはじめとした災害国家
だからこそ、学校でも、職場でも避難訓練などを通して
規律を守る、と言う事が体に染みついている。

今回、海外メディアは、その日本人の規律を称賛している。
もう一つ、今回、機材の機体三分の一がカーボンファイバー製であり
これが延焼時間の延長を呼び、避難の時間を稼ぐことができた
と考察している。

このカーボンファイバーこそ、日本企業の得意な分野で世界シェアの80%を占めている。
ボーイングや、エアバス社は、日本企業のカーボンファイバーを使っていると記憶している。
つまり、規律、人、技術、この日本が誇るべき三位一体により、
乗客乗員が全員救われたのであり、
決して奇跡ではなく日本だからこその必然だったとは言えまいか。
正月から空気は重いが、未来は明るいと思いたい。
訂正 (しべはす)
2024-01-04 19:11:46
先ほど投稿したしべはすと申します。
投稿内容に誤りがありますので、訂正、もしくは非公開でお願いします。カーボンファイバーの日本の世界シェアは80%ではなく、70%。エアバスA350のカーボン使用率は30%ではなく、約50パーセント(帝人製)となっています。投稿前に確認すべきでした。よろしくお願いいたします。
Unknown (うさぎのロン)
2024-01-04 19:44:03
まるぞうさん、日々の記事の更新をありがとうございます。

お正月から、本当に驚愕する状況に胸が痛みます。私の職場は、北陸支部があるので、どの様な支援が必要とされていて、どの程度可能なのか、上層部は、仕事始めから協議されていると思います。このような時には、特に常識的に物事を考え、正気を保つ事が大切です。
支援をしている人、企業、団体を応援します。
非常時に、当たり前はありません。実際に行動できた企業、団体などには評価しようと思います。
私達一般人の一人一人は、ミジンコかも知れないけれど、きちんとした評価をして、正気に戻って貰いましょう。
今日の記事から受け取ったインスピレーションです。まるぞうさん、今年もよろしくお願いします。

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