10月に菓陶展にいった後、1週間たたないうちに、家の用事で急遽、大阪にでかけました。京都での乗換だったので、帰りにちょっとだけ、京都で寄り道。
前から気になっていた、JR京都駅の「京都茶寮」でお茶しました。
こちらのお店では京都のおいしいお茶とお菓子をいただくことができるんです。併設されているギャラリーでは、京都の伝統品、工芸品をとりあげた企画展も随時開催しています。
お菓子は、市内の和菓子屋さんが月替わりのテーマで創作。11月は「源氏物語」特集です。
こちらは「秋の野々宮」。
「光源氏と六条御息所が別れを惜しんだ野々宮の、深まりゆく秋の風情」をイメージしたお菓子だそうで、黄色と紅色の秋色のこなしで、栗あんをつつんだもの。はんなりとした秋色・・・六条御息所にふさわしい美しさです。そういえば、映画では、田中麗奈が御息所役なんでしたよね。ちょっと意外な気もしましたが、もうそういう年頃ということなのかしら。
「秋の野々宮」、千本玉壽軒さん製です。他には、老松、亀屋良長、俵屋吉富、鶴屋吉信のお菓子もありました。
煎茶セット(¥1100)、お茶は小山園の「朱雀の翠」。まろやかな甘みがあっておいしかったです。ポット付きなので、好みの濃さでお替りできますよ。薄茶、濃茶のセットもあります。
JR京都駅内にあるので、時間がないときでも、ここで京都気分を味わうことができてよいですね。
お菓子の持ち帰りは残念ながらできないので、気になるお菓子は、ぜひ店内でどうぞ。12月も引き続き、今月10日から公開される源氏物語にちなんだお菓子が題材です(11月とは別なお菓子)。
ギャラリーカフェ京都茶寮 HP
京都駅ビル南北自由通路 駅ビルインフォメーション横 075-342-2170 ギャラリー9:00-19:00/喫茶12:00-19:00