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2023年10月28日 霜降

 二十四節気によれば、今日はちょうど霜降の中程。霜降は読んで字の如く霜が降りる頃、冬支度を始める頃と云うことですが比較的温暖な南関東に位置する横浜ではまだ霜が降りるようなことはありません。今が中秋、これから本格的な冬となる12月初旬まで長い晩秋が続く、そんな横浜地方の恩田の森です。



 「天高く」と云う言葉通りの空。



 白山谷戸からトトロの切り通しに続く小径で群れて咲く嫁菜(よめな)。



 トトロの切り通し近くの、陽当たりの悪い場所の柿の木にしがみ付いていた最後の柿の実。



 すみよしの森南麓の陽当たりの良い場所の柿の木。陽当たりの悪い場所の木の実は早く落ち、陽当たりの良い場所の木の実は長く木に残っている、そんな法則があるように見えます。



 秋桜と書いてコスモス。美しい日本語だと思います。よく見ると蕾よりも花の後の痩果の方が多いようです。コスモスの花もそろそろ終盤ですね。



 美しく整えられた冬に向かう畑。

 漫文と共に「恩田の森」他で撮った写真を毎日更新のblogにも掲載いたしておりますのでこちらも是非ご覧ください。
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2023年10月21日 秋晴れの森

 初秋がなく、一気に秋が深まってきた感の強い今秋ですが、今日は最高の「秋日和」。気持ちよく森を歩いて来ることができました。



 起こされた白山谷戸の田んぼ。私の故郷、福島ではこの時期に田おこしをすることはなかったと記憶しております。稲作の必要からだけではなく、冬の間に田んぼに人が入らないようにするためにこの季節の起こしているのかも知れません。



 青い空とたわわに実った柿。



 薬師堂境内の無患子の熟した果実。



 落果した物を割り、種を取り出してみました。その昔にはサポニンを含む果肉は洗剤代わりに、大きく黒々とした種子は数珠玉にと、有効に利用していたようです。



 茶茶の木(ちゃのき。ツバキ科ツバキ属)の花。つまり、お茶の木の花です。ツバキ科の樹木としては一番早い開花でしょうか。



 ひと月以上前に終わったはずの黄花縮砂がまた咲いておりました。狂い咲き?


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2023年10月14日 曇りのち晴れ

 朝のうちは曇り空で気温も低かったのでしたが、予報では昼前から晴れてくるようでしたので出かけたら、今日の予報は見事にあたり、気温も上がり絶好の散歩日和となりました。



 10時頃はご覧の通りの曇り空。白山谷戸の稲刈りはほぼ終わっていますが、左右の田んぼの様子に少し違いがあるのにお気づきでしょうか。右側の田んぼは蘖(ひこばえ)が伸びで青々としていることから、左側の田んぼよりも稲刈りが早かったことがわかります、



 名前の通り、畑の脇の溝で群生していた溝蕎麦(みぞそば。タデ科タデ属)。葉の形が、牛の顔を正面から見た時の形に似ていることから「牛の額」と云う別名も。この花は白一色ですが、根本が白く先が薄紫色になる花が多いようです。その花弁に見えるのは他のタデ科の植物同様、萼(がく)です。



 これまた道端で群生していた嫁菜(よめな。キク科シオン属)。秋の野を彩り、ひろく「野菊」と呼ばれる花の一つ。優しく儚げな花姿が印象的です。美しく優しげな花を咲かせることから「嫁」の名がつく、古くから女性が好んで摘んだのでこの名があるとも(Wikipedia)。



 白粉花(おしろいばな。オシロイバナ科オシロイバナ属)。南アメリカ原産ですが日本には江戸時代初期に渡来し観賞用として栽培されたものが今では雑草化し、畑の隅や道端で群れて咲いています。夏場は、花は朝には萎んでしまいますがこの季節になると昼頃になっても咲いている花が少なくありません。



 そして白粉花の名前の元がこれ。花の後の黒い種子を割ってみると白い粉(胚乳)が詰まっております。これを「おしろい」代わりにして女の子が遊んだと云うのですが、このblogをご覧の方で遊んだ経験がおありの方はおられるでしょうか。



 森の畑。早くもネギの畝売りが始まったようですが、まだ割り箸ほどの太さのように見えます。青田買いならぬ青畑買い、ですね。手前は人参でしょうか。

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2023年10月7日 続、稲刈り時の森

 三週ほど前から始まった恩田の森の田んぼの稲刈りは今日時点で七割ほどの田んぼが終わったでしょうか。残りの田んぼでも来週半ばの晴天を選んで今年の稲刈りも終わりとなりそうです。



 早めに稲刈りが終わった田んぼは蘖(ひこばえ)で青々としています。



山谷戸の中ほどにある二枚の田んぼはバインダーで刈って天日干し。



 畑の隅で咲いていた紫蘇の花。赤紫蘇の花は紫、青紫蘇の花は白い花を咲かせます。



 あかねの森の柿。まだ青いもの、オレンジ色にすっかり熟したものと、同じ木に生っていても個性豊かな柿たち。



 支え合って咲く花、コスモス。



 こちらはコンバインで刈って脱穀し、稲藁を結束して排出。畑の作物の敷き藁に使うのでしょうね。米も野菜も少しずつ作る、あるいは花卉栽培もと云う都市近郊の農業です。

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2023年10月1日 稲刈り時の森

 6月から4カ月間、厳しい暑さに見舞われた横浜地方ですが、9月末になりようやく暑さも和らぎ始め、時を同じくして稲刈りが始まりました。

 お馴染みの白山谷戸です。手前の一枚は稲刈り終了。奥には稲刈り前の田んぼが残っております。谷戸奥から谷戸口まで田んぼが24、5枚ありますが、昨日現在で稲刈りが終わっているのはその三分の一ほどです。



 かつらの森の獣道で咲いていた杜鵑草(ほととぎす。ユリ科ホトトギス属)。一般的には、濃紫の斑点が多く、全体的に紫色に見える個体が多いように思いますが、恩田の森で自生している杜鵑草はこのように濃紫の斑点が少なく白っぽく見えるものがほとんどです。



 最初にご覧いただきました田んぼはコンバインで刈って脱穀し稲藁は細断して田に撒いていますが、こちらは細断を裁断ぜず結束して干しています。恩田の森で牛を飼っている農家はさすがにありませんが、畑作もしている農家ですと、例えばか南瓜やスイカの栽培では敷き藁が必要ですので、稲藁は貴重な農業資材となります。



 なるせの森、牢場谷戸の田んぼ。こちらはバインダー(刈り取りと稲藁の結束ができるエンジン付き、歩行型の稲刈り用農機具)で刈って天日乾燥している田んぼですね。大規模な稲作地ですと最初の写真のような刈り取り一択だと思いますが、都市近郊の小規模農家では事情に合わせて色々です。



 カシノナガキクイムシ(ナラ枯れ)にやられてしまったコナラの木に生えた巨大な猿の腰掛。



 今日の最後は、まだまだ元気に盛大に咲いている夏の花、木槿。

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