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深まる秋

27 November 2011 

 

週末の更新ができませんでしたので、今日は二週間振りの森となりました。この二週間に随分と秋が深まった感じですが、それでも10月から気温の高い日が続いているせいなのか、紅葉落葉の進み方は昨年よりも遅いような気がします。

 

 

なるせの森の尾根道の脇にある畑です。春先に植えられた竹串のようなネギが半年かけてようやく食べられる程の太さに成長しました。ネギの成長は本当にゆっくりです。

 

 

恩田の森には、真っ赤に色づく「いろはもみじ」は幾本もありません。クヌギやコナラ、ミズキなどの地味な黄葉がほとんどで、山桜が多少彩りを添えてくれる程度です。それでも陽に透かした黄葉は時に美しい輝きを見せてくれます。散ってしまうまでの間にご紹介出来ると良いのですが・・・。

 

 

山茶花は秋から初冬、椿は春の花と思っていたのですが、どう見ても椿と思われる花が咲いていました。これを寒椿と云うのかと思ったら、寒椿は八重咲きの山茶花のことのようですし、今日、見た花は花弁を散らすのではなく花がストンと落ちていました。早咲きの椿と云うことでしょうか。

 

 

最初にご覧いただいた写真の画面奥の方、馬蹄形になった尾根道の向こう側で煙が上がっているのにお気づきになられたでしょうか。ぐるりと尾根道を回ってみました。秋になると森のあちらこちらで落ち葉や籾殻などを焼く煙が上り棚引き、懐かしい匂いが漂います。

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賑やかな森

13 November 2011

 

 8日に、秋らしい季節がやって来たと書いたばかりなのに、今日の森は気温が20度まで上がり、汗をかくほどの陽気となりました。芋ほりの子供たちの中には半袖の子も混じるなど、小春日と云うには暑すぎるほどでした。

 

 

なるせの森の谷戸奥の畑では、芋ほりが行われていました。幾組もの親子がサツマイモを掘り、弁当を広げていました。いつもは静かな恩田の森ですが、今日は子供たちの歓声が聞こえる賑やかな一日だったそうです。

 

 

こちらも大勢の人で賑わっていた、谷戸田で作った米の脱穀作業場(ただし、昼休み中)。古い農具をお借りして人力での脱穀作業です。右から足踏み式の脱穀機(神奈川縣橘樹郡生田村、細王舎工場製「ミノル式親王号」と書かれていました)、唐箕(空籾や藁屑を取り除く手回し機械)、電動脱穀機(これは使っていませんでした)、リヤカー(これはご存じでしょう)。

 

 

かつらの森の民家の庭先で咲いていた菊。この時期は庭で栽培されているものだけではなく、畑の隅や道端でもたくさんの菊の花を見かけます。鼻を近づけると清々し香り楽しめます。11月いっぱい楽しめるでしょうか。

 

 

少しずつ燻される籾殻。籾摺りの後には大量の籾殻が残ります。かつては緩衝用としてリンゴ箱に詰められたりもしましたが、そういう用途もなくなった今は、焼いて肥料とするのが唯一の使い道でしょうか。子供の頃に、茶筒を大きくしたような煙突を刺し込んで燃やしているのを見かけてことがありますが、今日は煙突なしでした。

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秋らしくなりました

8  Novenber 2011

 

 10月どころか11月に入っても日中は半袖でも良い程の日が続いていた横浜地方ですが、ようやくひんやりとした空気の、秋らしい季節がやって来たようです。

 

 

桜や柿は既に色付きかなり落葉していますが、比較的温暖な横浜地方でモミジが色づくのは12月に入ってから。そんな中で、奈良川の護岸壁に生えたヌルデが見事に色づいていました。

 

 

しばらく前からチャの花、つまりお茶の木の花が咲いていましたが、ご紹介できないでいました。恩田の森に茶畑がある訳ではなく、畑と小径の仕切りや、庭の生け垣として植えられていたものです。生け垣でありながら、自家用の茶葉を採るために植えられたものなのでしょう。

 

 

 農機具小屋に菜の花が吊るしてありました。きっと種を採るために、一番良い物を一本選んで干してあるのでしょう。

 

 

 夏の間、ジャガイモが植えられていた畑では、もう冬の野菜がこんなに大きくなっています。ブロッコリーのようですが、いつ植えられて、いつの間にこんなに大きくなっていたのか、ほとんど毎週通る場所なのに、撮った写真を画面で見るまで気づきませんでした。

 

 このページで紹介しきれない写真はblogの方に毎日掲載しておりますのでどうぞのぞいてみてください。

Blog:郷秋<Gauche>の独り言

http://www33.ocn.ne.jp/~musica/essay_blog.html

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