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台風一過

24 September 2011

 

 超大型の台風15号が21日に通過した恩田の森。稲が倒れる被害はそれほど大きくないように見受けられましたが、場所によっては樹木が倒れる、折れるなどの被害がありました。 

 

 

すみよしの森にある「トトロの切通し」では大きなコナラの木が倒れていました。もともと切通しのすぐ脇に立っており、切通し側には根を張ることが出来ない状態でしたので止むを得ない気はします。反対側の竹が大きくしならせながら倒れたコナラを受け止めています。人や軽トラック、トラクターの通行には支障はありませんが、このままにしておくわけにはいかないでしょう。

 

 

同じくすみよしの森のメインストリート。ここでは杉の木が1本折れて、2本が根元から倒れていました。こちらも通行に支障はありませんが、こちらは「トトロの切通し」よりも危険な状態です。

 

 先週から咲きだした彼岸花は今週も見ることが出来ました。花はどれもそうですが、この彼岸花の造形美は取り分け素晴らしいと思います。ヨーロッパでは園芸種として栽培が盛んだと聞いたことがありますが、日本では「墓地の花」の印象が強いせいか、庭で育てているのを見かけることは少ないですね。

 

 

森の田んぼで稲刈りが始まりました。干された稲わらが倒れていない所を見ると、この田んぼの稲刈りは昨日だったと云う事になるでしょうか。手押し式の一条刈機で刈り、天日干しする田んぼが多い恩田の森ですが、この田んぼは大型のコンバインで一気に脱穀まで済ませてしまったようです。

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晴れ、雨、晴れ、雨・・・

17 September 2011

 

 出かける前にこちらで確認した雨雲の動きから予想した通り、一日中晴れと雨とが交互にやって来る、不安定な天気の今日の恩田の森でした。

 

 

かつらの森の雑木林の臨床で咲いていた杜鵑(ホトトギス)です。杜鵑にもたくさんの種類があるようですが、特定できていません。かつらの森から白山谷戸に出たところにある民家の植え込みでも杜鵑が咲いていましたが(blogの方に掲載予定)、そちらは勿論園芸種なのでしょう、花の色が違っていました。

 

 

白山谷戸の田んぼのあぜ道で彼岸花が咲いていました。畑や林の縁で咲いているものはたくさん見かけるのですが、田んぼの脇で彼岸花が咲くのは、恩田の森ではここだけかも知れません。それにしても、彼岸になるとするすると茎を伸ばして花を咲かせるメカニズムは、まったく不可思議です。

 

 

秋海棠。春に咲くバラ科の海棠の花に似ているから秋海棠なのだと書かれたものを目にしますが、私には似ているとは思えない。それよりもやはりベゴニアですが、江戸時代初期に日本にもたらされたこれは、ベゴニアとは言わないのだそうです。

 

 

 なるせの森の番匠谷戸の田んぼでも稲の穂が随分垂れてきていました。この田んぼは昨年までそば畑だった所ですが、水田にした初年からなかなか立派な穂がなりました。ところで今日、お年寄りに「番匠谷戸」ではなく、本当は谷戸の番をしていた爺さんがいたことから「番爺(ばんじい)谷戸」なのだと言う話をお聞きしました。さて、どちらが正しいのでしょうか。

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真夏日

10 September 2011

 

 

8月の最終週あたりからずっと不安定な天気が続いていましたが、ようやく安定して天気になったようです。とは言っても「新涼」には程遠い真夏日に逆戻りの今日の恩田の森でした。写真は白山谷戸。田植え時期の3週間分の違いがはっきりと見て取れます。

 

 

先週もご覧いただいた韮の花、田んぼや畑の端と言わず、道端と言わず、あちらこちらで咲いています。花を近づけないとそれと気づかないかも知れませんが、他の雑草と共にこれを刈った後には辺りに強烈な匂いが漂う事になります。さて、この葉を採って食べることはできるのでしょうか・・・。

 

 

真夏日とは云っても9月半ばです。来週には彼岸花を見ることが出来るだろうかと思いながら歩いていると目の前に色付き始めた柿木がありました。そう云えば栗の実も大きくなりそろそろ採り頃を迎えているようです。

 

 

 すみよしの森あかねの森の間を流れる奈良川で遊ぶ魚。奈良川にはまるまると肥えた鯉がたくさん泳いでいます。その幼魚なのかあるいはハヤなのか、定かではありませんが、こんな小さな魚もたくさんいます。そう云えば奈良川では釣りをしている人を見かけたことがありません。

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不安定な天気

4 September 2011

 

 

こんなに実った穂ですが、稲刈りまでにはもう二週間程熟すのを待つ必要があるのかも知れません。

 

 

白山谷戸で稲穂の写真を撮り、「トトロの切通し」に続く小径を歩いている時に突然大粒の雨が落ちてきました。まずは柿の木の下に逃げ込み、折り畳みの傘をだし、切通しの先にあるSさんの農機具小屋でしばし雨宿りをさせていただきました。

 

 

20分程で止み薄日も差してきましたのでまた歩き気始めました。これは韮の花。この季節、畑から逃げ出した韮が道端などで花を咲かせています。花はなかなか綺麗なのですが出自は隠せず、鼻を近づけると微かに韮臭がします。

 

 

 すみよしの森あかねの森の間を流れる奈良川の水量がかなり増え、激しく流れ落ちていました。この写真を撮りあかねの森南麓に向かって歩き出した途端に再び大きな雨粒が落ちてきました。今日の不安定な天気を考えると二度あることは三度あるだろうと、散歩をここで切り上げ、自宅へと戻ることにしました。

 

 先週は帰りがけに大雨となりましたが、今日は全コースの1/3程の間に二度も降られることになってしまいました。週間予報を見ると、横浜地方の向こう一週間は夏日が戻り暑いながらも安定した天気が続きそうですので、来週は厳しい残暑の中での散歩となりそうです。

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