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2024年3月24日 季節は行きつ戻りつ

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 桜の開花も近いかと思うと冷たい雨。雨は止んだものの全天雲に覆われ肌寒い中でしたが森を歩いてきました。先に「行きつ戻りつ」と書きはしましたが否、季節は確実に前へと進んでおり、先週咲き始めたばかりであった白木蓮は一週間の間に満開の時を過ぎ花期は終わっておりました。



 先週、咲き始めの一輪をご覧いただいた編笠百合(アミガサユリ)ですが、今日は満開状態でした。本来控えめに、俯き加減に咲く編笠百合ですが、花を咲かせた茎が倒れてしまい花姿をすっかり見せてくれていた一輪がありました。この写真から「編笠」の名前の由来をご理解いただけることでしょう。

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 染井吉野の少し前、春の彼岸の頃に満開の時を迎える連翹(モクセイ科レンギョウ属)。



 この春最初に見てからひと月以上経っていますが、今頃になって満開の時を迎えている鶯神楽(うぐいすかぐら)を見つけました。染井吉野などは一斉に咲いて一斉に散りますが、この鶯神楽のようにマイペースで咲く花(樹木)もあります。多様性などと云う言葉を持ち出すまでもなく自分らしく生き咲く花、自分らしく生き輝く人が好きです。



 菜の花をバックに咲く紫花菜(大紫羅欄花、諸葛菜、花大根)。



 干されたゲソ(烏賊の脚)、ではなく木五倍子(きぶし。キブシ科キブシ属)の花序。



 菜の花の向こうの番匠谷戸奥。

 漫文と共に「恩田の森」他で撮った写真を毎日更新のblogにも掲載いたしておりますのでこちらも是非ご覧ください。
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2024年3月16日 春、到来!

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 一週間前は冷たい風が吹いていたのに、今日は一気に春本番となった恩田の森。内側フリースのジャンパーにフリースの手袋、ニット帽から一重のウインドウブレーカーとハットに衣替えしましたが、それでも汗をかく程の陽気でした。



 いつもの白山谷戸のこんもり山。目の前にあるのに春霞んで見えるのは、花粉のせい?



 白花の馬酔木(あせび。ツツジ科アセビ属)



 足元では姫踊子草(ひめおどりこそう。シソ科オドリコ草属)と大犬の陰嚢(おおいぬのふぐり。オオバコ科クワガタソウ属)。



 トトロの切り通し脇では編笠百合(あみがさゆり・ユリ科バイモ属)最初の一輪が開き始めておりました。



 白木蓮も開花。花が大きく見栄えがします。

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2024年3月9日 風が冷たい

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 天気晴朗なれど風つよし。日差しはすっかり春ですのでサンルームにでも居ればまさにほっこり春気分なのだと思いますが外は風が冷たく、熱々のカップラーメンが最高に美味しい、そんな今日の恩田の森でした。



 トトロの切り通し脇の編笠百合(あみがさゆり。ユリ科バイモ属)の蕾が膨らんできておりました。



 花韮(はなにら。ヒガンバナ科ハナニラ属。南米アルゼンチン原産)も咲き始めました。明治期に観賞用とし移入されましたが、今では道端の雑草と化しております。花色は上のような薄紫色のものと純白のものとあります。葉を千切ると韮臭がすることからの命名です。



 薬師堂境内の乙女椿。例年と比べると花数が激減なのですが、1月からずっと少しずつ花を咲かせております。



 住宅地の奥に見えるのが恩田の森の雑木林。その奥のまだらに雪が積もっているのが丹沢の山々で、その左隅の方でほんの少しだけ見えているの真っ白なのが富士山の山頂です。



 白木蓮の蕾です。来週には見頃を迎えているでしょうか。



 本日の森のレストランのオールキャスト。本日のメインは湯煎缶詰ではなく7-11のメンチカツでしたが、残念なことに最後の一口分は風に飛ばされ私の口に入ることはありませんでした(涙)。冷たい風に吹かれながら食べる熱々の坦々麺(109円)は、高級中華料理店のそれにも勝る最高のご馳走です。

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2024年3月2日 三寒四温

 土曜日はあんなに暖かかったのに、弥生三月だと云うのに、冬に逆戻りしたかのような今日の横浜地方、恩田の森でした。

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 目にタコかもしれませんが、どうしてもここから始めないと落ち着かないものですから・・・。いつもの白山谷戸です。先週の一枚と比べていただくとその寒さを一目でご理解いただけることでしょうか。



 寒いとは云っても春の花が次々に咲き始めています。やはり、弥生三月。これは姫立金花(ひめりゅうきんか。キンポウゲ科キンポウゲ属)。ヨーロッパから西アジアが原産地とのことですが、道端や畑の隅などでもフツーに咲いておりますね。



 先週、今年初めての一輪を見つけたばかりの紫花菜でしたが、今日はもう森のあちらこちらで咲いておりました。



 そう云えば今年は蕗の薹(ふきのとう)を見ていなかったと思いキョロキョロしておりましたら見つけることができました。文字通り薹が立ち始めておりましたが。



 畑ではエンドウの花が咲き始めておりました。このエンドウ、話し言葉としては「えんどう豆」と云うことが多いのですが、漢字で書くと「豌豆豆」となり重言であることが一目で分かってしまいます。「えんどう」でよろしい、と云うことですね。



 奈良川の旧流に覆い被さるように枝を伸ばした早咲きの桜が、見事に咲いておりました。

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