我想一個人映画美的blog

新作映画レビュー&温泉&ゴシップ+コスメ+旅行記&日記。
blog開設から18年!ありがとうございます✨

重力ピエロ

2009-06-10 00:01:06 | 劇場&試写★6以上
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原作も読んでなければ、加瀬亮主演の兄弟もの。ということしか知らず観て来た~

邦画を観ると必ず驚かれるわたしですが、これでも年に5、6本は観てます☆ 少なっ。

何人かの映画ブロガーさんたちにもオススメされ、兄弟や家族がテーマの話が好きなので観たくなったの。

[このミステリーがすごい!2009年版] 第1位受賞作家、伊坂幸太郎の大ベストセラーの映画化。

弟思いの優しい兄、泉水に『それでもボクはやってない』の加瀬亮、
クールで正義感強い弟、春に岡田将生。

ドラマとか殆どみないので初めてみた顔だと思ったら
「イケメンパラダイス」(←2,3話見てた)に出てたのね~、あんまり印象ないな 女っぽかった子かな?
月並みないい方だけどこの春役、とてもハマってて良かった


放火、壁の落書きアート、遺伝子、強姦、、、、
それらのキーワードが繋がるとき。


元モデルの母親に鈴木京香、公務員の優しい父親には小日向文世。

若い頃は髪増えててちょっと笑いそうになっちゃった
子供時代の子は二人ともそっくり。

原作のイメージとあってるのかは知らないけど
完全に最初から最後まで悪人の渡部篤郎、この人の存在も良かったなー。
というか、許せん

ずっと、観ながら 警察に突き出してやれ!とか殴ってやりたいという思いにかられた



大学院で遺伝子の研究をする兄の泉水と、自分がピカソの生まれ変わりだと言う弟の春。
2人は、仙台の街で起こる連続放火事件と、現場近くに必ず残されるグラフィティアートの関連性に気付き
事件の謎解きに乗り出すが、そのことで24年前から今へと繋がる家族の謎が明らかになっていく。


監督は『Laundry』の森淳一
脚本 『鹿男あをによし』の相沢友子。



8/10


ほんのちょこっと、ネタバレあり感想

初めから終りまでずーっと惹き込まれて全く退屈なんかしない作品でした!
原作が面白いというだけあって、さすが脚本がしっかりしてる映画はやっぱり面白いと改めて感じた
ストーカーの女の子、夏子さんの亡霊みたいな写真たちには笑って、
そして終盤近くの夏子さんにもびっくりそうきたか!
夏子さんまわりについてはちょっとギャグっぽかった(笑)
でも兄が真相を知る為にキーとなる必要な人物

段々と明らかになるひとつの家族の真相。

しかし あんな事件のあとで産む決心したのは凄いなと思う。
それも本人にもそれを教えちゃうし。
春じゃなくても、生きてるだけで辛いと思うはず。
どうにもならない思いを抱えたまま生きて来て、それでも
心の支えになっていたのは兄であり、家族であり、、、、、。

血が繋がっていようがいまいが、やっぱり家族って何にも代え難い絆で結ばれてるものなんだな...

警察に行けばいいのに自分たちで決着を着けたかったのはわかるけど、
どう考えてもほぼ正当防衛のような、理由あっての正義の裁きだと思えたけど、
無罪ではいられないはず。
春はその後、やるべき事をし終えて、すっきりした気持ちで生きて行く事が出来るんだろうか??
なんて事も考えてしまった。

シリアスで重いテーマではあるけど、そんなに暗さや重さを感じさせないドラマでした
最後の方のお父さんの息子への言葉、じんわり良かった





公式サイト
重力ピエロ    2009年   日本    119min
5月23日より、全国公開中~




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ハリウッドゴシップ☆News

2009-06-08 14:02:08 | セレブ&ハリウッドgossip★NEWS
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またまた久しぶりのゴシップ
楽しみに待ってて下さってる方もいるということで嬉しい限りです
週明けゴシップ 早速まとめてドウゾ!

ウルヴァリン=ヒュー・ジャックマン(40)& ジェームズ・ボンド=ダニエル・クレイグ(41)
秋にブロードウェイで競演決定


親友関係が崩れそうになる シカゴ警官二人のドラマを扱った 「A Steady Rain」
ヒューは2004年にトニー賞(男優賞) を受けたミュージカル 「The Boy from Oz」 以来の舞台、
ダニエルはブロードウェイ・デビューとなる。
これは観に行かなくちゃ 行きたい!  
ってチケットフツウにとれるのかなー? すぐ完売だろうね... 




5/30 ブラッド・ピット&エドワード・ノートン『ファイト・クラブ』が男の映画の殿堂入り
Guys Choice アワードに選ばれる

1999年のこの作品がDiscretionary Guy Movie Hall of Fame賞を受賞
メルの横はフィンチャー監督


メル・ギブソンがプレゼンターで登場




このコンビでまた観たいな~
『ファイト・クラブ』久々に観たくなってきた♪

他にも、ジェイソン・ステイサム


ハル・ベリー


現在公開中『路上のソリスト』のコンビ、ロバート・ダウーニーJr.とジェイミー・フォックスご両人や


受賞したハル・ベリーにプレゼンターのジェイミーが濃厚kiss!
パフォーマンスとはいえかなり本気
ハルもどこに手やってんだ




イーストウッド監督

ミッキー・ローク

タランティーノはロザリオ・ドーソンにまた甘え顔しちゃって!

と思ったらブラピにも甘えてた



キャメロンはDecade of Hotness を受賞


6/5 世界環境デー、88ヵ国で一斉上映されたドキュメンタリー映画「HOME~空から見た地球~」の上映会に参加。
他にもリブ・タイラー、ロザリオ・ドーソンなどエコ活動に熱ウエス心な女優たちがハリウッドのステラ・マッカートニーに集合した


婚約間近と報じられていたイギリス人モデルのポール・スカルフォーと破局したキャメ、ビーチに一人でいるところをパパラッチされた。







ジョニー・デップ、ヴァニティフェア誌カバー
明日、9日は46歳のBD おめでとー☆









ジュード・ロウ inロンドン 舞台『ハムレット』公演中!
現在7年ぶりとなる舞台「ハムレット」の舞台に立ってるジュード♪
チケットは既に完売、8月22日までやってます


6/3 恒例?ただの歩いてるジュード



ナイキシューズ愛用





トム・クルーズ、息子とLAレイカーズの試合観戦
ニコールとの養子15歳のコナーくんと。


そのころケイティとスリは。
ロスのThe Groveモールでショッピング♪


こどもゾンビ役イケるかもしんない





マシュー・マコノヒー、始球式に登場
ドジャー・スタジアムで、ロサンジェルス・ドジャース対ニューヨーク・メッツ戦の始球式。
2対1で地元ドジャースが勝利した。


瞳イキイキ




数日前は家族と一緒

久々にいつものように肉体美さらしてたマコ様でした☆




その友人のケイト・ハドソン、新恋人はアノ人!

恋多き女ケイト、今度のお相手はナント、マドンナと噂になってたアレックス・ロドリゲス

デートも目撃されている。 続くか?



L.Aにて 6/1 6/19から全米で公開『The Proposal』プレミア

スカちゃん夫のライアン・レイノルズ&サンドラ・ブロック主演のラブコメ
日本でもまたヘンなタイトルで10月公開決定!
あなたは私の婿になる
監督は『幸せになるための27のドレス』のアン・フレッチャー。




【訃報】デヴィッド・キャラダイン 享年72歳


数々のカンフー映画に出演、タラちゃんの『キルビル』ビル役で復活したデヴィッド・キャラダインが4日、
新作映画撮影のタイ・バンコク市内のスイソテル・ナイラート・ホテルにて遺体で発見された。
首以外に、性器にもコードがぐるぐると巻かれ、両手を後ろ手に縛られ、クローゼットの中で吊されていた。
部屋には争った形跡もなく、ドアには鍵がかかっていた密室状態だった。
タイ警察は「自殺ではなく、自慰中に誤って、発情している最中に窒息死したのだろう」との見解を5日に発表。
真相はまだ調査中。

こちら5/21 なぜか裸足であるくビル。

残念です、ご冥福をお祈りします....




『セックス・アンド・ザ・シティ』のミランダ役、シンシア・ニクソン、恋人と婚約

マンハッタンで開かれた愛と平和と結婚の平等を訴える集会で、同性の恋人クリスティーン・マリノーニと先月婚約したことを発表
元夫との間に二人の子供がいるミランダ、離婚した後の2003年からクリスティーンと交際していた。
おめでと~



こちらは映画版『セックス・アンド・ザ・シティ』でキャリーのアシスタント役、
ジェニファー・ハドソン、現在妊娠7ヶ月


婚約者デヴィッド・オトゥンガとの子を妊娠、アメリカ現地時間5/30に地元シカゴでベビーシャワーを開催したとのこと。
昨年末は母、兄、甥が殺害されたりと辛いことが多かったジェニファー。お幸せに!




一発写真5連発
すっぴんマライア



久々素顔、マイケル



アイスになったダニエルボンド




不倫、離婚騒動で色々言われついに教会でブチ切れ!メル・ギブソン





ますますもじゃもじゃ....キアヌ




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レスラー / THE WRESTLER

2009-06-05 00:04:06 | 劇場&試写★6以上
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「尊敬するミッキー・ロークが復活してくれた
とは、アカデミー賞主演男優賞を獲得したショーン・ペンの言葉。
同じくアカデミー賞でノミネートされたミッキー、完全復活を遂げた群臣の1作

  

     



13日から公開☆試写行ってきました~
監督は、レイチェル・ワイズの夫で『π』『レクイエム・フォー・ドリーム』のダーレン・アノロフスキー。

ヒュー・ジャックマンとレイチェル・ワイズ共演の前作、
ファウンテン 永遠に続く愛』がわたしはダメだったんだけど、今回はまた全く違う感じの作品。
落ちぶれた中年レスラーが、自らの生き様を貫き通す姿を追ったドラマで
内容は特に捻りもないし至ってシンプル。
だけど、ミッキーのハマり役で絶賛された


2008年ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞
2009年ゴールデングローブ賞 主演男優賞、主題歌賞受賞
2009年第81回アカデミー賞 主演男優賞、助演女優賞2部門ノミネートなど
全世界の映画祭54冠



主要キャストは3人と少なめ。
マリサ・トメイはここ数年、出演作全部で脱いでるもしくは下着姿
今回もフルヌードで体当たりのストリッパー役

写真では服着てますが 本編では美しい胸と美尻もさらけ出しちゃってます
44歳、今も可愛さ保ったまま。エロ可愛い女優さん


ミッキー演じるランディの、疎遠になっていた一人娘には『アクロス・ザ・ユニバース』『ダイアナの選択』ほか
最近出演作目白押しのエヴァン・レイチェル・ウッド。

相変わらずまっ白い肌が、日サロで焼いて黒いミッキーとは対照的で面白い。
でも二人のシーンはなかなかジンときちゃう。



ランディ・ロビンソンは80年代に大活躍したプロレスラー。
しかしそんな栄光も今は昔、それでも彼は老体に鞭打ちながら小さな地方興行に出場して細々と現役を続ける不器用な男。
ひとたびリングを降りれば、トレーラーハウスに一人で住み、スーパーマーケットのアルバイトで糊口を凌ぐ孤独な日々。
ある日、長年のステロイド常用がたたって心臓発作で倒れたランディは、ついに引退を余儀なくされる。
プロレスなしの人生など思い描けない彼は、馴染みのママさんストリッパーにその戸惑いと不安を打ち明け、
長らく疎遠となっていた娘とも連絡を取り修復を図ろうとする…。





7/10


最初に書いたように、ストーリーに関してはシンプルだし
とくにすごい面白い!って展開になるものではないんだけど、ミッキーがハマりすぎてて
娘からみたらほんとにダメ親父だし、こんな父親やだし、愛してくれる家族も友人もいない一見 孤独な男。
彼にはがむしゃらにリングで戦うしかない。
たとえ病気になったって、
やりたいことを貫き通す、男の意地!男の生き様!
そのパワーと力強さに引き込まれた。


格闘シーンははじめと終わりの方のみでそんなに長くはないけど
プロレスのちゃんとしたルールも知らないわたしは
物使っていいの?!とか 痛すぎなシーンに顔歪めたりしながら観てた


このボディ! 金髪ロン毛! (笑)どっからどうみてもレスラーでしょう!


カラダはってます



個人的には、マリサ・トメイの出演はすごく嬉しい。
この映画にエロティックな華を添える存在 
彼女もまた本当は孤独...



ミッキー演じる男に共感というか、同情と言うか共鳴できるかによって意見はわかれるかも...。

でもこのランディという男、なかなかチャーミングで


スーパーのお惣菜コーナーで働くシーンなど、その言動がちょこちょこと笑えたのも良かった。


そしてそして、昔から大好きなブルース・スプリングスティーンがエンディング曲を提供
シンプルなギターと歌声がまた最高

ミッキーとは古くからの仲良しで、お互いファン。
今回映画完成の前に脚本だけ読んで完成させたという曲、「ザ・レスラー」
ゴールデングローブ賞では最優秀主題歌賞受賞
この曲は、1月に出たアルバム『ワーキング・オン・ア・ドリーム』にボーナストラックとして収録されてます♪




そんなワケでプロレスに興味なくても楽しめる、もしくはジンとくる人間ドラマで
やっぱりミッキー・ローク主演というのが効いた1本でした~



公式サイト
THE WRESTLER  2008年   アメリカ=フランス   108min
6月13日(土)より、ロードショー 



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愛犬のロキちゃんをアカデミー賞前の2/16に亡くした愛犬家ミッキー、
その後、すぐにジョーンズという新しい子をgetし、毎日可愛がってます


そんなミッキー、これでもかってくらいオファー続々!
2010年公開予定で『アイアンマン2』に出演も決定、
同じく2010年公開でシルベスタ・スタローン監督作
『The Expendables』に、シュワちゃん、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、スタローンというメンツと共に出演!
そのほか、今年から2011年にかけてあと8本に出演決定。今後も期待です


それでは皆さま、楽しい週末を~

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6月公開☆新作映画リスト

2009-06-02 23:30:15 | 月別観たい映画リスト
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いや~な梅雨の季節がやってきましたぁ、、、
既に東京地方、雨多し。
それが終わるともう夏はすぐそこ!!   この間 年越しそば食べてたのにほんとに早いなー


今月もさっそく、月初め恒例
6月公開、観たい&観た映画のチェックリスト

いつものように、タイトルクリックでレビューか公式サイトへ飛びます(ほぼ観たい順)
6月公開作品全てではなく、migの気になってる東京で上映予定の映画リスト。


今月は3本観てました

観た作品



それでも恋するバルセロナ 6/27~
大好きなペネロペ&スカちゃん競演+ウディ・アレン
ってコトでお気に入りです 
上海でDVD買い、機内上映で観たけど劇場でまた観ます♪
アレンお得意の会話命の作品
ハビエルさん、美女3人と、、、オイシすぎ




 愛を読むひと 6/19~
アカデミー賞作品賞にノミニーされたベストセラー本の映画化。
ケイト・ウィンスレットが脱いじゃって、老けちゃって、体当たり演技!
単なるラブストーリーではありません☆




ザ・スピリット 6/6~
こちらにもスカちゃん出演☆ こっちはメガネっ子でセクシースカ
フランク・ミラー監督のアメコミ映画。
期待してたほどじゃなかったなー。。。






観たい&気になる作品

今月いちばん観たいのはコレ。


ターミネーター4 6/13~(先行 5,6,7日)
ターミネーター1&2大好き  でも3はダメ。
4もダメだろうと思いきや、監督はMcGだし、大人になったジョン・コナーにはクリスチャン・ベール
ということで期待
楽しみ~♪




レスラー 6/13~
ミッキー復活
ミッキー・ロークファンでも、プロレスファンでもないけど観たい!
監督はダーレン・アロノフスキー



 
幸せのセラピー 6/6~
ジェシカ・アルバ&アーロン・エッカート主演☆2007年作品のラブコメ。
これいつになったらやるのかと思ったらDVDスルーじゃなく一応、劇場公開。
『幸せのレシピ』出演のアーロンだからってこの邦題投げやりすぎ~






 ディア・ドクター 6/27~
『ゆれる』の西川美和監督作なので観ます☆
フォレスト・ウィテカーではなく、つるべーさんと瑛太主演。






扉をたたく人 6/27~
リチャード・ジェンキンスがアカデミー賞ノミネートで話題に。原題 『the Visitor』
ニューヨークが舞台。 前知識なく観るつもり☆





 真夏のオリオン 6/13~
原作は福井晴敏。
キャスト、玉木宏、北川景子、堂珍嘉邦、平岡祐太、鈴木拓、吹越満、吉田栄作、益岡徹ほか。
なぜか観る予定 





アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン 6/6~
ジョシュ・ハートネットが出てるってことで気になるんだけど
ダメダメそうな匂いプンプン。
おまけに木村拓哉好きじゃないしどうしようかな~。 イ・ビョンホンも共演



お☆今月はけっこう少なめ? 記事作るのラクだった~(笑)

『トランスフォーマ』や『サガン』は興味ないので観ないけど、、、

ほかにオススメあったら教えてね
あ、あとショートフィルム映画祭行かれる方いましたら
地球温暖化部門の『28』を宜しくです~

地球温暖化部門以外のその他の作品も観て来ようと思ってマス♪楽しみ。


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愛を読むひと / THE READER

2009-06-01 23:58:48 | 劇場&試写★6以上
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本年度アカデミー賞作品賞ノミネートの最後のひとつ

ケイト・ウィンスレット、出演の半分以上がヌードだったんじゃ?ってほどの体当たり演技で主演女優賞受賞


『きみに読む物語』などすごく好きな作品もあれど、基本あまりベタなラブストーリーはニガテ。
こちらもラブストーリーであるというのは知りつつ、内容全く知らずに試写にて鑑賞。

ベースはラブストーリーだけど、ナチスの罪も盛り込み途中で法廷へと舞台は変わる。
初めから最後まで、無駄なくずーっと惹き込まれた見応えある1本。

ベストセラーの映画化はどんどん増えている昨今、本作もドイツの作家ベルンハルト・シュリンクが1995年に発表、
出版から5年で20以上の言語で翻訳され大ベストセラーになったという『朗読者』の映画化。
脚本 デヴィッド・ヘア
監督は『めぐりあう時間たち』『リトル・ダンサー』のスティーヴン・ダルドリー。


製作にはミラマックスの創立者ワインスタイン兄弟の名前と
去年他界した巨匠監督、シドニー・ポラックとアンソニー・ミンゲラの名前が。


ケイト・ウィンスレットももちろん良かったんだけど、
お相手のこの少年、(レイフ・ファインズの少年時代)すっごく良かった。



デヴィッド・クロス。新人だというから驚き。
本作で数々の映画賞を受賞も納得、

さらに最初からあんなことになっちゃうから 
話の展開にもまたびっくり

30後半女と15歳...初めの方はエロティックでちょっとドッキリさせられます


ニコールと少年の映画もあったなー


レイフ・ファインズが過去を振り返る形で物語は進行していく。



他に、『ヒトラー 最期の12日間』のブルーノ・ガンツや、
そこで共演のアレクサンドラ・マリア・ララ、レナ・オリンも出演とそちらも要注目☆



1958年、ドイツ。15歳のマイケルは、気分の悪くなったところを年上の美しい女性ハンナに助けられたことから、二人は親密な関係になる。
ハンナはマイケルに本の朗読を頼むようになり、マイケルの想いは深まっていくが、ある日彼女は突然マイケルの前から姿を消してしまう。
数年後、法学専攻の大学生になったマイケルはハンナと法廷で再会する。
彼女は戦時中の罪に問われ窮地に追いやられ...。




7/10


ちょこっとネタバレ感想
2時間4分、無駄がない感じでじっくり入り込んじゃいました。
ケイト演じたハンナ・シュミッツという人物は初めから謎の女という印象を与え、
本の主人公はミステリアスで興味をそそる、というようなことが本編で語られるんだけど、それがまた効いている。
原作者もこの映画化には関わりながらも少し映画的に変えているらしく、
原作では涙なくしては読めない本らしいけど、映画ではそうでもなかった?
すすり泣く声も聞こえなかったし、実際わたしも泣けるほどではなかったな。

でも、やっぱりこの少年マイケルの大人になってまでも引きずり続けた女の人の
人生に最後まで関わった、一途な想い
いわば、無償の愛なのかな、ーーーそれにはかなり切なくなった。。。

冷淡で、自己中心的に思えるケイト・ウィンスレットの役にはなかなか感情移入するのは難しい。
(そういえばディカプリオ共演の『レボリューショナリーロード~燃え尽きるまで~』でもそうだったっけ)
最後の決断にも勝手だなぁとマイケルに同情したくなる。

それと、最後の方のケイトの老けメイクが違和感ありでちょっと残念。
これは序の口で最後でさらに老ける。あえて載せないでおきます
観てる側は途中でわかる、文盲という重要な事実もハンナのプライドから秘密のまま判決に至るわけだけど
あれももうちょっときちんと調査してわかるはずなのに、、、と思えたけど
それは話の核となるポイントだからつっこんでもしょうがないか


言葉やカタチでは現せないような、人を愛するってこと
が描かれた、なかなか素晴らしい作品でした~
静かで穏やかな音楽も心地よかった

しかしまたエンディングで平井堅の曲流してるみたい~
わたしは最後の流れるところまでいなかったけど。
日本人の曲流すな




公式サイト
THE READER    2008年   アメリカ=ドイツ   124min
6月19日より、ロードショー  


ケイト・ウィンスレットのインタビュー  こちら

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さて、これでアカデミー賞作品賞ノミネートは5作品観たわけですがmigの個人的順位は、、、、

スラムドッグ・ミリオネア

フロスト×ニクソン

ベンジャミン・バトン-数奇な人生ー

ミルク

愛を読むひと

となりました
やっぱりこれは好みが明白にでます



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