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プチョン国際映画祭にて上映⭐️流星と少女/Shootingstar⭐️片岡翔監督&東北生活文化大学高等学校作品

2016-07-26 09:27:03 | 片岡翔 映画,小説,TVドラマ関連告知

 

 

片岡翔と東北生活文化大学高等学校と本校学生が制作に参加した映画『流星と少女』が、

プチョン国際ファンタスティック映画祭にノミネートされました

 

 短編映画「流星と少女」は、宮城県私立東北生活文化大学高等学校の美術・デザイン科の生徒が助監督を務め、 高校側も全面的にサポート。

さらに、日本電子専門学校からは、CG映像制作科の学生がVFXの制作に携わりました。片岡翔(監督)、高等学校、専門学校 と、

映像業界と教育業界の垣根をこえて作り上げられた懇親の一作です。

主演には、山下紅音さんと、翔の作品にも、「ヒゲとりぼん」や「たまこちゃんとコックボー」などに

主演&出演してくれている椎名琴音ちゃん。

(琴音ちゃんは、映画監督の岩井俊二氏と桑原まこさんと共にユニットも組んでミュージシャンとしての活動もしています。)

わたしもまだ「流星と少女」未見だけど、都内でも上映の機会があればまた告知します



※プチョン国際ファンタスティック映画祭は1997年に韓国富川市に設立され、2015年度は45ヶ国から235作品が上映されるほど、

歴史ある大規模な国際映画祭です。

 

  2016年作品   17min

東北生活文化大学高等学校 美術・デザイン科ワークショップ作品     

監督・脚本・編集:片岡翔

出演:山下紅音、椎名琴音

プロデューサー:倉本郁哉

撮影:村橋佳伸

照明:太田博

録音:古茂田耕吉

ヘアメイク:仙台ビューティーアート専門学校

VFX:日本電子専門学校

タイトル・ポスターデザイン:LUCK SHOW

製作:東北生活文化大学高等学校

 

*第20回プチョン国際ファンタスティック映画祭

*仙台短篇映画祭2015

 

上映日   7月28日

開催地 韓国
会期  2016年7月21日〜7月31日
URL http://www.bifan.kr/eng/

 

流星と少女〔予告編〕

 

【コンペ部門】

プチョンチョイス

Features
『世界から猫が消えたなら』永井聡監督

Shorts 2
『流星と少女』片岡翔監督

 

ほか。

 

■World Fantastic Red

「暗殺教室 卒業編」(監督:羽住英一郎)
「葛城事件」(監督:赤堀雅秋)
「カラテキル」(監督:光武蔵人)
「クリーピー 偽りの隣人」(監督:黒沢清)
「セーラー服と機関銃」(監督:相米慎二)
「セーラー服と機関銃 卒業」(監督:前田弘二)
「太陽」(監督:入江悠)
「テラフォーマーズ」(監督:三池崇史)
「64 ロクヨン 前編・後編」(監督:瀬々敬久)
「HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス」(監督:福田雄一)
「Re: Born」(監督:下村勇二)

■World Fantastic Blue

「黒崎くんの言いなりになんてならない」(監督:月川翔)
「ケンとカズ」(監督:小路紘史)
「シェル・コレクター」(監督:坪田義史)
「園子温という生きもの」(監督:大島新)
「脱脱脱脱17」(監督:松本花奈)
「ちはやふる 上の句」「ちはやふる 下の句」(監督:小泉徳宏)
「ひそひそ星」(監督:園子温)
「蜜のあわれ」(監督:石井岳龍)

■Family Zone

「かみさまみならい ヒミツのここたま」(監督:新田典生)

■Forbidden Zone

「ヒメアノ~ル」(監督:吉田恵輔)

■Fantastic Short Films

「Love is a Dog from Hell」(監督:エドモンド・ヨウ、Komaki TENG)
「Thorn」(監督:梅沢壮一)

■20 Years, 20 Favorites

「桐島、部活やめるってよ」(監督:吉田大八)
「サムライ・フィクション」(監督:中野裕之)
「戦場のメリークリスマス」(監督:大島渚)
「茶の味」(監督:石井克人)
「リング」(監督:中田秀夫)

■I Confess, Nakashima Tetsuya 中島哲也監督特集

「渇き。」(監督:中島哲也)
「嫌われ松子の一生」(監督:中島哲也)
「告白」(監督:中島哲也)
「下妻物語」(監督:中島哲也)
「パコと魔法の絵本」(監督:中島哲也)

 

■BEST OF ASIA

「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」(監督:高橋滋春、ウシロシンジ)
「バケモノの子」(監督:細田守)
「Hero the Movie」(監督:鈴木雅之)

 

 

告知なのでコメント欄閉じています。

 


最近のハマりコスメ⭐️2016⭐️春夏編

2016-07-20 16:00:15 | コスメとか☆★

 

 

そろそろ梅雨明け。やっとというか暑い夏はもう始まってる。

女性の皆様、日焼け対策はしてますか??将来を考えると、夏だけじゃなく年中必要だけど、

日々のケアが特に大事。スキンケアは今回置いておいて、

この春からハマっているコスメやコスメアイテムのオススメを一挙載せちゃおう。


まずトップ画面のこのブラシ。

左の2本が、リキッドファンデのブラシで、右の2本がお粉用ブラシ。

一番左は資生堂ファンデーションブラシ131 という、言わずと知れた人気の1本。

斜め切りカットの毛先が毛穴を埋めるのに最適。

そのおとなりのクリアな柄の部分のはなんとダイソー。そう、100均。

(このブラシは200円)

ナイロン毛だけど全然十分!しっかり綺麗に塗るには資生堂のと遜色なし。

洗い替えにもう1本買ってしまったほど。

真ん中の赤い柄のは同じくダイソー。(200円)

一番右端のはMACの昔から愛用の1本。

フェイスパウダーを手の甲にとってふわっと乗せるとパフでつけるのより

自然にさらっとつくのでお気に入りあちこちで売り切れ続出らしく

わたしは渋谷の穴場のダイソーで見つけた

ちなみに、アイシャドウブラシもこの春姫シリーズはイチオシ。(100円。赤もあり2本さらに買ってしまった

左のはDiorのファンデーションパフそっくり。カラーが何種類かあるみたい。

顔の余分なリキッドを伸ばすのにいいよ


ダイソー 春姫シリーズ

リキッドファンデをブラシで垂直に当てて上へと伸ばす。

目周りや小鼻あたりは、ポンポンとのせていくと毛穴が目立たなくなるよ。

一番いい説明動画リンクしておきます


平面ブラシを使ったリキッドファンデーションの上手な塗り方【Q&A】



お次はメイク直しに。セザンヌのUVパウダー

上のグロスはキャンメイクのユアリップオンリーグロス。

唇の水分量で色味が変わる。これはクリアが良かったので、限定の黒グロス。

ちょっぴりダークめなピンクにつくタイプ。

ジバンシィのグロス・レヴェラトゥールに似た使い心地でお気に入り。なんと650円(税抜)

これね、何がすごいってとにかく安いこのビジュアルで、パフと鏡ついてですよ!奥さん!

しかも、無香料、無鉱物油、紫外線吸収剤不使用。

メイク落としじゃなくても石鹸や洗顔フォームで落とせます。

ちょっとした出先でのお直し用に、シャネルとかYSLのパウダーとか一時は持ち歩いたけど重いし

毛穴に入り込む場合もあったり。

こちらはその心配なくさらっとつけられる。キャンメイクの人気のも買ってみたけど

ちっちゃめで持ち歩きやすいし断然、パウダー自体もこちらが優秀


見た目もなかなか可愛いし、680円ですよお値段まで可愛い。

アットコスメは信じてないが、1位だって。(これは納得)マキアでも一押しらしい。

セザンヌ UVクリアフェイスパウダー



もういっちょ、キャンメイク。

すでに大ヒットのティントシロップグロス。

数々のメイクアップアーティストもオススメ中。

SPF15・PA+
美容保湿成分配合

個人的には、落ちにくいタイプって好きじゃないんだけど、こちら水のようにさらっとした塗り心地が

軽くて気持ちいい。わたしは03番のアザレアシロップ購入。

ちっちゃいから、ミニバッグにポンと一つだけ入れたりしやすい。スパチュラタイプで使いやすい。



グロスといえば、シャネルの限定新色のクリアっぽいレッドを購入。

こちら、友達から聞いてまだあったデパートで即get

まだ売ってるとこあるかな、超おすすめのcuteなカラー。

この画像より実際は赤606

 



春からハマっていたのは大ヒット中のクッションファンデ。

韓国コスメ、ミシャのクッションファンデ。なんとこちら1000円。

他のをたまに使ってるから毎日使わなくても2ヶ月弱でなくなっちゃうけど。

こちらはモイスチャータイプ。しっとり、ツヤ肌。

レフィルは800円くらいで2回くらい買ったけど、

生産が追いつかないらしく(本当はきっと現品で売った方が得だからかと思うけど)

ミシャ店頭のみで買えたレフィルはなくなっちゃった。

今ではプラザなどでも買えます(ということでレフィルはない)



韓国コスメ通販 ミシャ



それと、モテマスカラが大ヒットした、フローフシから出たエリアファンディ。

細いタイプなのでポーチに入れやすく、普段の目の下あたりのお直しや、ちょっとしたお出かけ、

温泉の時に全体塗らなくてもささっと軽く部分塗りできる優れもの。

目の下のツヤもこれでOK本当重宝してる。

カバータイプとナチュラルあり。 2500円(税抜)

毛もこだわっててすごくいいよ

 やっぱり目周りにポンポンとつける感じで。

エリアファウンディ



ちなみに、日常のクマを抑えるのには朝からつけるものはキールズのアイブライト。4200円(税抜)

クマに、3つの効果。

色つきで塗った瞬間目もとをパッと明るく仕上げるブライトニング効果。

ビタミンCとカフェイン配合の、スキンケア効果。

ミネラルUVフィルターで、紫外線からも優しく目もとを守るUVケア付き。(SPF14/PA++)クマ用アイケア。


 

こんな感じで春から特に最近ハマってるコスメたちの紹介でした〜

ほんと、プチプラでいいものがいっぱい出てる時代。

安かろう悪かろうという時代は終わり、各社プチプラなブランドも頑張ってる。

もちろん安くてダメなのもあるけど、いいものも豊富なこの時代、吟味して楽しみながら

日々のメイクに活かしていきたいね

相変わらず、優秀アイシャドウなどもどんどん買ってしまってるのでまだまだ

あるけど長くなるのでオススメまた次回に。

 

 

 


シング・ストリート 未来へのうた/SING STREET

2016-07-14 23:59:56 | 劇場&試写★6以上

 

ONCE ダブリンの街角ではじまりのうたのジョン・カーニー監督最新作

80年代のアイルランド、ダブリンを舞台に描く青春音楽映画


デュラン・デュラン、A-ha、ザ・クラッシュ、ザ・ジャム、ラッシュ、ホール&オーツ、ザ・キュアーなどのブリティッシュロック満載!

主題歌を「はじまりのうた」に出演したマルーン5のアダム・レヴィーンが担当。

 

いじめられたりサエない日々を送る14歳の少年が、大人びた女の子に一目惚れ。

すぐさまバンドを組み、振り向かせようと、躍起になる。

友情と初恋。

熱い思いが加速する青春物語。


主演の高校生、コナー役(左)には、フェルディア・ウォルシュ=ピーロ。


ロック狂い兄貴ブレンダンには、ジャック・レイナー。

セス・ローゲンみたいでかわいい。


10黒くらい年上だろうと思ってたらたった1つ上。 

いかにもな80年代メイクが懐かしい。笑

でもこの子、後半になるに従い化粧薄くなるたび可愛い。ルーシー・ボーイントン。

 ケバ

うん、これなら。

もはや別人。


はみ出しっ子たち大結集。

黒人はいたらかっこいいというだけで押しかけたアパートからいきなり発掘。(そのテキトーさが笑)




8/10(84点)



前作はベスト10に入れるほど好きだったけど、本作は有名キャストもいない中

そこがリアルに響く青春映画として、兄弟愛、純粋で一途な初恋、友情が軽いテイストで描かれる。

深みはない、笑いはあり。そこがポイント。

いじめられっ子でサエない男の子の成長物語。よって、挫折だとか逆境乗り越えるとか

面倒なことは省いてあって

好きな女の子に、年上の、でもガラよくなさげなカレシがいて 引っ越す(または別の国に旅立つ)

というありがちパターンで、驚くほどのトントン拍子でうまく行っちゃう。


いじめられる。モテない、サエない好きな子振り向かせたい、モテたい。バンドやろう

という単純な欲望と図式によって展開されるのだけど


友達いない中でも、同じくクラスであぶれてる男の子と

そこからまた引っ張ってきた子が実は父親が持ってて自分も楽器パーフェクトだったからすごい。

この子とロックに詳しいお兄ちゃんいなかったら始まらなかったね 笑

この完璧な子、キャラと雰囲気良かった。


教頭だったか校長も、お決まりのヤなヤツ。


話は本当うまい具合にどんどんうまくいき、

仲間を集めるところなんて、さながら「少林サッカー」でシンチーがバラバラになった兄弟子たち

一軒づつまわってサッカー誘うのを思い起こさせるようなうまいことあっという間にチーム(バンド)結成。

最初はクソがつくほど下手だったのに、大した練習もしてないでしょ、キミたちとツッコミたくなるくらいだが

即、PVなんて撮り始めちゃう。


それがモデルを目指す好きな子がちょうど出てくれることになったおかげで様になってる。

そしてその  PVがまた楽しい。素人くさいけどなんとか見れるレベル。 笑

とにかく、当時のUK music 懐かしい80年代の音楽が効いてる。


途中のコナー少年の願望が映像化されるシーンに楽しくなる、

離婚する両親も、大好きな兄貴もいてライブは大成功。

でも、現実ではそこまで簡単じゃなかった。


それでもなんとか彼女の気持ちを掴み、本格デビューに向け旅立つ二人。

自分ができなかったことを、自分の開いた道を辿ってきただけだった弟が今、やろうとしてることに

興奮する兄貴の姿が愛おしい。


そしてエンドロールでは「すべての兄弟に捧ぐ」との文字。

そう、これは一人の男の子の成長物語でもあり、兄弟愛も何気に描いてた。

90分くらいと長すぎず、さらっと見られるところがいい。詳しくやらない分、無駄がない。


でもあれ、嵐の中進んでいくシーンで終わっちゃったけど 

ここで終わり?的な感じでちょっと不思議だった  笑

いやロンドンに向かった小舟はいつかたどり着いて、デビューするんでしょう。笑

スクール・オブ・ロックもちょっと彷彿とさせたけど

あれほど丁寧に、学ぶ過程とか面白おかしくキャラ設定とかやっていない。

本作では担当の楽器もあっという間に決まってて、ボーカルもあっという間に上手くなり、

最初から音楽作りのセンスもある  笑

 

特別などこということはなく、なんかイイ。そんな作品でした〜。この監督作ハズレなしだな。

ゴキゲンな音楽がじゃんじゃん流れる映画はとにかく最高

 

Jorangmusic - To Find You (Sing Street soundtrack)

 

1985年、大不況下のアイルランド、ダブリン。人生14年、どん底を迎えるコナー。父親の失業のせいで公立の荒れた学校に転校させられ、家では両親の喧嘩で家庭崩壊寸前。音楽狂いの兄と一緒に、ロンドンのミュージックビデオをテレビで見ている時だけがハッピーだ。ある日、街で見かけたラフィーナの大人びた美しさにひと目で心を打ちぬかれたコナーは、「僕のバンドのPVに出ない?」と誘う。その直後慌ててバンドを組んだコナーは、無謀にもいきなりPVを撮ると決意、猛特訓&曲作りの日々が始まった──。

 「シング・ストリート 未来へのうた」予告編

 

公式サイト

 SING STREET          2015年     アイルランド=イギリス=アメリカ    106min

7月9日より、公開中〜

 

 

 

 

うーん、主役が一番サエないな (※劇中では良かったです)

 

 


インデペンデンス・デイ リサージェンス/INDEPENDENCE DAY RESURGENCE

2016-07-10 23:51:45 | 劇場&試写★4 以下

 

 

 日本でも大ヒットしたウィル・スミス主演の「インデペンデンス・デイ」から20年。今更?作られた続編。

侵略してきたエイリアンを、米国の独立記念日に当たる7月4日に撃退し、人類が宇宙に向け高々と独立を宣言するというストーリー。

ウィルもさすがに若かった

 

その続きとして描かれる本作では、エイリアンによる侵略を体験して以来、再びやって来るであろう彼らの襲来に備えて、

地上に残された宇宙船などから技術を盗み出した人類が、最新鋭の地球防衛システムを構築していたという設定でスタート。

ローランド・エメリッヒが前作に引き続き監督。

リサージェンス(resurgence)とは、一度中断していたことの再開。

 

 

ESD(地球宇宙防衛)部長のデイビッド(ジェフ・ゴールドブラム)、元合衆国大統領のホイットモア(ビル・プルマン)、若き戦闘機パイロットのジェイクらはそれぞれの立場から必死の抵抗を試みるが、地球防衛システムは無力化され、人類は今度こそ絶対絶命の危機を迎える。

 

ジェフ・ゴールドブラム、ビル・プルマン、ヴィヴィカ・A・フォックス(キルビル)、ウィリアム・フィクトナー、

デイビッドの父親、ヒラー大尉の妻、エリア51の責任者など同じメンバーに加え、

若きパイロットにリアム・へムズワース、マイカ・モンロー、シャルロット・ゲンズブール、アンジェラベイビー、ジョーイ・キングなど出演。

大した活躍しない、出番も少なく主役とも言えないリアム・へムズワース。不要じゃない?

博士役のシャルロット・ゲンズブールも特にいらないキャラ。

元大統領の娘役にマイカ・モンロー「イット・フォローズ」のコ。

アンジェラベイビー可愛すぎる♡

ジョーイちゃんは「死霊館」にも出てます

 

 

見どころ、内容なし。宇宙船の規模とお金かけて技術がupしただけの

ハリウッド未だお決まりのご都合主義的続編超大作

 

ウィルのいないインデペンデンス・デイなんてと思って観るのどうしようかと思ったけど

ちなみに、前作は大好きで楽しんだんだけど。

 

 

3/10(38点)

 

 

いや〜。見どころ全然なしでした 規模大きくなっただけ。エイリアンもこんな変なのだっけ?

エイリアンとの戦いも後半最後の方でちょっとだし、その戦い自体も面白くもないしそもそも脚本がつまらん!

眠気に襲われながら早くエイリアン出てこいと思ってた、

出てきたら出てきたで、早く終わらないかな、と思いながら見た。

早く終われと思いながら観たのも見終えて時間とお金の無駄だったと思ったの久しぶり。

とにかくこれまであったようなエメリッヒお得意のご都合主義満載で

あんな状況で助かるわけない、ってな感じのありえなさ満載。

ポップコーン片手に友達や恋人同士でわいわいというには今更な。

勝手に同窓会ノリで楽しんじゃいました⭐️という感じ。

というわけで今年のワースト入り決定、かな。

観てから知ったけどハリウッドでも大コケしたとか、そりゃそうだよな、こんなんじゃ。

あー観なきゃよかった  笑

 

 

人類が恐るべき侵略者を撃退し、宇宙における独立を高らかに宣言した記念日から20年。きっと奴らはまたやってくる。その来たる時に備え、地球防衛システムを構築した人類の備えは完璧なはずだった。しかし再び襲来した侵略者は、想像をはるかに超える巨大化と進化を遂げていた・・・!

 

 『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』日本版予告編1

 

 

 公式サイト

INDEPENDENCE DAY: RESURGENCE         2016年    アメリカ    120min

7月9日より、公開中〜

 

 

 

 


クリーピー 偽りの隣人

2016-07-09 12:26:35 | 劇場&試写★5

 

 

「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です」

 

このキャッチコピーだけですでに観たいという気持ちに駆られた黒沢清監督&脚本のホラーサスペンス。

ちょっと喋った近所の子に、こんなこと言われたら普通、「え?!」ってなるし、

元刑事だったらなおさら流さずにそこもっとすぐに深く考えるよね。

 

 

原作は、第15回日本ミステリー文学大賞新人賞に輝いた前田裕の同名小説。

隣人の恐怖、不気味さをテーマに描かれているのは原作と同じだけど

原作の内容を読んだ限りでは、映画ではけっこう変えてあるみたい。

 

元刑事の犯罪心理学者が挑む未解決の一家失踪事件捜査と、隣に住む不気味で奇妙な家族。

同時進行で描かれていくこの2つの謎が、同じ男に辿り着くのは簡単に想像つく。

高倉を演じるのは、黒沢監督と4度目のタックとなる西島秀俊。

昔劇場で観た、楳図さん原作の「蟲たちの家」の映画化も黒澤清監督と西島秀俊だったな。

(しかし全くダメダメな出来で楳図ファンの間でもがっかり度は高く、わたし評は0点

 

大学で犯罪心理学を教える元刑事の高倉。郊外の一軒家に引っ越し、妻・康子と2人で穏やかな新生活をスタートさせる。ある日彼は、刑事の野上から6年前に 起きた未解決の一家失踪事件の分析を依頼される。事件の鍵を握るのはひとりだけ残された一家の長女・早紀。しかし彼女の当時の記憶は曖昧で、事件の核心に はなかなか近づくことができない。そんな中、高倉と康子は、謎めいた隣人・西野の不可解な言動に次第に振り回され始めるのだったが…。

 

キャスト

高倉の妻は、竹内結子。不気味な隣人、西野は、香川照之。失踪事件の唯一の生き残りの少女は、川口春奈。

 

 

 引っ越したばかりのある夫婦が、遭遇した妙な隣人、西野。

疑惑と不安から、それが確信に変わる時。すでに遅すぎた。

ある秘密へと引きずり込まれていく。

 

 

 5/57点

 

 

 

ツッコミによる、ネタバレあり思ったところ一気に。

 

ツッコミどころが多すぎ〜!

冒頭シーンからすでに、8人も殺した頭のおかしい凶悪犯を部屋で何も拘束しないまま

取り調べしてて、見張りたった一人で逃すとか。

 

元刑事の主人公が、怪しい隣人を調べるのに元刑事の後輩だけ頼って調べるが、

そんなのいくらでも元刑事なんだから他の偉い人にも頼ったり(過去自ら辞めて頼みにくいとかあったとしても)

自分で調べるくらいのことはしないか?(わたしなら元刑事じゃなくても独自で勝手になんとか調べる)

優しい雰囲気の西島さん。

妻はこんな風に言われたーと夫に言うでしょ、普通。

夫婦で隣人のこと話合わなすぎ。あんな怪しすぎなのに 笑

それにそんなに我慢して夫との関係に不満あったようには見えないんですけど

 

いや〜、こんな怪しい奴、家に呼ばない呼ばない。(話が進まないから仕方ないが)

 

突然「あの人、父じゃありません」なんて言われたら、そのあと、あーびっくりしたとか言ってる場合か!

あんな男なんだから、やっぱり?と思ってそこ突き詰めろ!とか

娘も、監禁されてるわけでもなく普通に学校とか行ってるんだし、

両親があんなことになってたらいろいろ男をどうにかする隙があるだろう、とか

(いくらでも警察に言って調べてもらえる。)

警察回りもバカすぎて無能すぎて、どんだけ犯人見過ごしてるんだとか頭悪いにもほどがある。

第一、普通一人で犯人の家に入っていかないし(主人公の高倉にしろ、調べに行った後輩、野上にしろベテラン刑事にしろ)

そもそも、最初からあんなこと言われて失礼&怪しい男なのに普通関わらないようにするだろう!とか

(それだと話が進まないから最初からあんな怪しい男として描かなければいい)

どんどん自ら近寄って、シチューを家に持ってったり「昨夜作ったのが余ったので」って失礼な言い方普通しないし

(「たくさん作ったので」ならわかるけど)

(後輩も結構マヌケ)

過去の事件で一人残された長女と接見し話を聞くも

結局そのキャラも高倉が暴行的に無理やり押しかけて真相を知りたい欲求のために、無理に話を聞き出そうとしたり

長女のおばあちゃんを突き飛ばしたりすることで「人としての心を持ってない」と非難されてそれでフェードアウトだし

何人も殺して同じ手口で袋で密封して遺棄してる男を最後までいくらでも狙えるチャンスがある、

娘が母親をあそこで殺しの手伝いが簡単にできるわけないし、泣いてもいなかったのも不自然すぎ。

高倉の妻、康子は道で隣人男に「旦那と僕とどっちが魅力的ですか?」と訊くが、そりゃ旦那に決まってるだろ!とか

1回注射しただけでフヌケになるあの薬どんだけ?どこで手に入れてんだ?

あの薬(注射)なければただの男じゃないの?(キチガイだけど)

とにかくもう、本当にどこを取ってもツッコミ入れたくなるシーンのオンパレードで

前半、西野の正体がはっきりと部屋で明らかになる前まではツッコミながらも面白く見てたけど

呆れるほどの不自然なセリフや行動で面白いとも言ってられなくなった  笑

 

キャストや制作陣は監督にこのあたりちょっとおかしいとか言えないのかな、言わないのかな、って思ってしまった。

香川照之さんはもちろん名俳優だけど、演技がやりすぎというか

佐野史郎氏の「冬彦さん」的な気持ち悪さを少しは意識してるのかもしれないけど

平然としながらさらりと人殺しをやってしまうとかなんだけど

人にやらせたりする、本当は気が弱いかも的な風を演じてるのがちょっとわざとらしく感じすぎちゃったな。

死ぬシーンは「エッ」とかいってギャグかと思っちゃいました。

娘喜んで犬とどっか消えちゃうし(それほど嫌だったら最初からいくらでもやれる)

新しいお家は双眼鏡でチェックするだけでいいのかょ

 

原作では後輩刑事の野上とこの西野を名乗る犯人の男は親戚で、その妻も関わっていてとか他にも

登場人物がいるようだけど、そこはすっきりさせてるのはいいけど関係性や

絡みの重要性が薄れて、二つの事件の関連性がとってつけたようになり、ただ過去にあっちでも同じ犯罪してた

ただの頭おかしい男を描いた話になっていた。

そういうツッコミ含め、つまらなくはなかったけどさすがに130分は長すぎでしょう。

 

 隣人が何をしてる人なのか、都会では知りえないことも多い、

もし隣に住んでる人がものすごく悪人だったら、、、という恐怖で言えば

数年前のハリウッドのホラーでジェフ・ブリッジスとティム・ロビンス主演の傑作

「ARLINGTON ROAD/隣人は静かに笑う」(いい邦題つけてます☆)がある。

あちらは本当の意味での隣人の怖さを描いてます

 

あ、ツイッターで詳しい方が教えてくれたけど、

あの部屋が、トビー・フーパーにオマージュ捧げてるとのことで「悪魔のいけにえ」の部屋に作り似てるんだとか。

黒沢監督はトビー・フーパー好きで対談もしてるとか。

「悪魔のいけにえ」大好きだけど最近見直したいと思いつつしばらく見てなかったから観たいな〜。

 

 

『クリーピー 偽りの隣人』予告編

 

 公式サイト

クリーピー         2016年   日本   130min

6月18日より、公開中〜

 

ベルリン映画祭にて。

 

 


帰ってきたヒトラー/ER IST WIEDER DA/LOOK WHO'S BACK

2016-07-08 12:42:30 | 劇場&試写★6以上

 

 

 

 歴史上、〈絶対悪〉であるヒトラーが現代に甦り、

モノマネ芸人と誤解されて引っ張り出されたテレビの世界で大スターに

 

という小説が2012年にドイツで出版。

絶賛と非難ありの中、国内で200万部を売り上げて、日本を含む世界41カ国で翻訳!

タイムズのベストセラーリストでも堂々NO.1に輝いた小説が、まさかの映画化。

監督はドイツの新鋭デヴィッド・ヴェンド。

 

時は1945年。ヒトラー死亡──のはずがなぜか目覚めたヒトラーが起き上がると、そこは2014年のベルリンだった

街を歩き回ると、道行く人々は、ヒトラーのコスプレをしたモノマネ芸人だと思って笑った。

 

 

 

場所は変わり、リストラされたTVディレクターのザヴァツキは、カメラに偶然映り込んだそのヒトラーそっくり芸人を見て、

彼を売り込んで自らも復帰しようと思いつく。

 

 

原題にはどこにも「ヒトラー」とは入ってないのね。

そっくりさんが演じることの多い、ヒトラー役を今回演じたのは、舞台俳優のオリヴァー・マスッチ。

実は普通に若く渋いイケメン。

撮影期間中は毎日2時間かけて、人工の鼻、口周りのしわや口ひげが特殊メイクで施されたらしい。

 

 

 

プロットからして面白いので楽しみにしてました〜。

どんな歴史上の人物が現代に甦っても、それは面白いコメディが作れそうだとは思うけど、

それがあのヒトラーというところがやはりポイントなんだよね。

あれだけの恐ろしい事をしてきた、憎むべき独裁者。

 

6/10(67点)

 

珍しく予告編も劇場で見てしまってたんだけど、

この予告編うまく出来すぎてて、見どころ面白いシーン全部見せちゃってる。

本編は、ヒトラーが現代になぜか来てしまい、街の中歩き回って人々と交流のシーンが

TVディレクターとのロードムービー風に見せるので、だらだらと長すぎて途中で飽きて眠くなった。

リストラされた男がヒトラーを使って再起を図ろうとして絡んできて

実家に連れてったらおばあちゃんが本物だと見破るところが秀逸でした。

そりゃ憎きヒトラーが家になんてきたら憎悪で酷いだろうね。

実際は痙攣起こしたり、言葉も出ないほどになると思う。

 

(本当にそっくり)、という設定だから、芸人として人気が出るのも無理もないけど

 その力強い扇動で再び民衆の支持を集めてしまうというのはやっぱりシニカルで、

ヒトラーがヒトラーである所以。

認めたくもないけど、それだけヒトラーが民衆の心をつかむ何かを心得ていたとも言える。

 

ちょっと可愛くも感じてしまうが実際は絶対そんなことはないので!! 笑

 

民衆の前で発言をする時、総統時代からヒトラーは

あえて沈黙を挟むことにより、後に発言する言葉に重みをもたせる。

彼の民衆の心をつかむため為のテクニックを心得ていた。

 

右傾化する現代社会の危険性や、民主主義の脆さを危惧しながら、シニカルコメディとして見せた

ということへの賞賛が多いのだと思う。

映画として完成度関係なく、そこまで引き込まれる感じがないので面白さで言えばわたしはそうでもなかったかな。

前半はイマイチつまらなく、後半よかった。

現代でも再び国民権を得たヒトラーは、やはり再びドイツを暗黒の時代へ導いていく、、、、というラストがよかった。

 

かつて彼を指導者に押し上げたのは民衆であり、でも現代になっても、それは同じ。

 

アメリカで作られた映画だったら皮肉ったコメディで終わっていたところを

ドイツが作った映画ということで、意味があるんだと感じた。

 

 

ナチス・ドイツを率いて世界を震撼させた独裁者アドルフ・ヒトラーが、現代によみがえる。そのうち、ヒトラーそっくり芸人としてバラエティ番組でドイツ政府に対して痛烈な“ツッコミ”を披露したヒトラーに視聴者は大喝采、モノマネ芸人として大ブレイク、熱狂的な支持を得て大スターとなる。そう、皆気づいていなかった。彼がタイムスリップしてきたホンモノで、69年前と全く変わっていないことを。そして、天才扇動者である彼にとって、現代のネット社会は願ってもない環境であることを。

 

 

『帰ってきたヒトラー』予告編

 

 

 

公式サイト

ER IST WIEDER DA/LOOK WHO'S BACK     2015年   ドイツ   116min

6月17日より、公開中〜


プレミアにて


 

 

 

 


7月公開⭐️新作映画リスト

2016-07-05 17:26:32 | 月別観たい映画リスト

 

 ちょっと遅れました梅雨真っ只中。早く終わらないかな。

新婚旅行を兼ね、マジシャンとして世界一周中の末弟が羨ましい。

 

わたしの近況としては、セール前にいろいろ買ってしまったにも関わらず、

服にバッグに靴にコスメと物欲がまた溢れ出して、やばいお買い物が止まらない

相変わらずデパコス、プチプラいろいろ買っているのでまたここでオススメを今度ご紹介

さてさて、先月の映画はものすごい数を頑張ってだいぶこなしたのだったが、

まだあと2本観てない。未レビューは1本。

新宿シネマカリテでのカリコレは7月16日(土)~8月19日(金)

観たいの今月も結構あるなぁ。

がんばるぞー

それでは早速。

月初め恒例 7月公開、観たい&観た映画のチェックリスト

 

今月都内で公開されるなかから気になる10数本ピックアップ。
いつものように、タイトルクリックでレビューか公式サイトへリンク(ほぼ観たい順)
7月公開作品全てではなく、個人的に気になってる東京で上映予定の映画リスト



観た作品

 死霊館 エンフィールド事件        7/9〜

ジェームズ・ワンが手がけた大ヒット作「死霊館の続編。

監督、キャストともに続投。1974年にイギリス、エンフィールドで起きたさらなる心霊現象の実話化。

試写にて鑑賞。期待値高かったけど、面白さ、怖さは前作にひけをとらない。

ホラー苦手な人にも是非見て欲しい、今年の夏の一押し映画。

必ず前作を観てから、劇場の大画面でどうぞ もう一度観る予定

 

 

 

 ヤング・アダルト・ニューヨーク    7/22〜

去年、ノルウェーの劇場で観てきた、ノア・バームバック監督作。

ベン・スティラー&ナオミ・ワッツの40代夫婦と、アダム・ドライバー&アマンダ・セイフライドの20代カップルとの

ジェネレーションギャップと、そんな若い世代と関わりを持ったことで見えてくる人生や大切なもの。

大人のビターコメディでこちらもオススメ♡

今度は字幕付きでちゃんと見たい。

 

 

 

 ブルックリン    7/1〜

今年のアカデミー賞作品賞&主演女優賞&脚色賞ノミネート。

人生の選択を迫られながら成長していく少女の物語。

良かったけど、波乱万丈系の人生ドラマがあるような話の方が個人的には好み。

 

 

 

 

 

 観たい&気になる作品   

  ザ・ボーイ  人形少年の館         7/17 15時半〜、21 21時〜、26 10時半〜 

 ウォーキング・デッドのマギー役でお馴染み、ローレン・コーハン主演。

人形ときたら、観なきゃでしょう。

シネマカリテのカリコレでの上映なので3日間しかないのが残念。

 

 

 

 

 トランボ ハリウッドに最も嫌われた男   7/22〜

監督は「オースティン・パワーズ」「ミート・ザ・ペアレンツ」シリーズなどのジェイ・ローチ。

「ローマの休日」「ジョニーは戦場へ行った」などの名作を手掛けてきた脚本家ダルトン・トラン ボの半生を描く伝記映画。

東西冷戦下のアメリカで起きた赤狩りにより映画界から追放されながらも偽名で執筆を続けたトランボの話。

脚本家として実在の人物の話だし、当時のハリウッドの映画業界の汚い裏側がみれそうで興味深い。

ブライアン・クランストン主演。アドウェール・アキノエ=アグバエ出てるのも気になる。

共演にエル・ファニング、ヘレン・ミレン、ジョン・グッドマン、ダイアン・レイン。


 

 

 

  シング・ストリート     7/9〜

 ONCE ダブリンの街角で」などのジョン・カーニー監督の半自伝的青春ドラマ。

1980年代のアイルランド・ダブリンを舞台に、さえない日々を送る14歳の少年が一目ぼれした少女を振り向かせるためバンドを組み、音楽活動に没頭する姿を描く。主題歌を、同監督作「はじまりのうたに出演したマルーン 5のアダム・レヴィーンが担当。

前作の方がわたしには良さそう。

 

 

 

 

 

 バチカン・テープ    7/9〜

はい、ゴメンナサイ!ホラー多めです。

夏だからね 

2014年、バチカンはついに悪魔祓いの存在を公式に認めた!という映画。(興味深い

この手のオカルトは好きなジャンルなので観ておきたいんだけど

いつもわたしの評価と一番近い、IMDbみたら4.5だったのでテンション下がった  笑。

よし、今月の観たい上位のほうだったけど下げとこ。

 

 

 

 アンフレンデッド   7/30〜

SNSの画面だけで展開するという新感覚ホラー。ツイッターでやたらと宣伝力入ってるし劇場予告で

気になってたけどmこういうの(スカイプの画面だけで話が進行)はDVDでも良さそうだな。

仲良しグループが、ネットいじめで自殺した少女ローラ・バーンズの怨念に襲われる恐怖。

ちなみにIMDbでは5.4ポイントで低め。

 

 

 

 

 パーフェクト・ガイ     7/21 10時半〜 25   16時〜 27 18時半〜  29 13時〜

初めからネタバレだろうこれ

優しくて魅力的な素晴らしい恋人が一転サイコなストーカーと化し、悪夢のような恐怖を体験する女性の姿を描くサスペンススリラー。

一見、完璧だと思った彼が実はサイコ野郎だった!って話はホラーでは珍しくもない。

けど、この主演のマイケル・イーリーが、ケヴィンのドラマ「ザ・フォロイング」で最後のケヴィンの宿敵を演った彼なので

そこだけ気になる。

 

 

 

 

 インデペンデンス・デイ リサージェンス    7/9〜

ウィル出ないしな〜。20年も経ってからの続編だしな〜。

1996年のは好きだけど、今更な感じが。というかほんとにちょうど20年ぶりなのね。

ローランド・エメリッヒ監督、ビル・プルマン、ジェフ・ゴールドブラム他が再結集。

新たに主演で参加はリアム・ヘムズワース。


 

 

 ロスト・バケーション    7/23〜

夏になるといろんなのが出てくるサメに襲われる系パニックホラー。

ブレイク・ライブリーがこういうの出るの珍しい気が。

 

 

カリコレ、酒井真衣監督新作発表記念上映で

(右、原菜乃華ちゃん)

「いいにおいのする映画」の同時上映で片岡翔の過去作品、原菜乃華主演『Lieland』(短編)上映。

7/18(月祝)13:00〜。

この子、園子温監督の「地獄でなぜ悪い」の全力歯ぎしりレッツゴーのあのコです

 

 

 

 

以下、たぶん観ない。

 

 

 

 

うーん、蓋を開けたら意外と今月も多かった

あと他にシネマカリテのカリコレでまだ少し。パトリック・ウィルソンの「ジッパー」、ソン・ガンホの「弁護人」など。

オープニングのリチャード・リンクレイターの新作は7月16日のみなので無理。

こんなにムリ〜

 


ブルックリン/BROOKLYN

2016-07-02 09:59:47 | 劇場&試写★6以上

 

 

アカデミー賞作品賞、主演女優賞、脚色賞ノミネート。

コルム・トビーンの同名小説をニック・ホーンビィの脚色、「ダブリン上等!」「BOY-A」のジョン・クローリーが監督。

 

脚本家は「ハイ・フィデリティ」「アバウト・ア・ボーイ」などのニック・ホーンビィ。

 

’50年代を舞台に、アイルランドの田舎からニューヨークのブルックリンへとやって来た移民少女が、

2つの祖国、2つの運命と2人の男性への愛で揺れ、成長していく純粋な少女の物語。

 

 

主演には、本作で主演女優賞オスカーノミネートのシアーシャ・ローナン。

 

ブルックリンで出会うトニーに、エモリー・コーエン。

「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ」でブラッドリーの不良息子役(これがデビュー)が印象深い。

  ちょっとチャニング似なんだよね。

あちらではしょーもない悪息子だったけどこちらは素朴なあんちゃんて感じがいい。

 

地元に戻ってから出会う好青年、ジム・ファレルには「エクス・マキナに「レヴェナント」など

スターウォーズ フォースの覚醒」など近年だけでも活躍が目覚ましすぎる注目株、ドーナル・グリーソン。

今回も雰囲気がまた違う。でもいつも頭よさげな知的な雰囲気。

 

寮のマダムはハリポタシリーズのウィーズリー夫人でおなじみ、ジュリー・ウォルターズ。

この食卓囲むシーン、度々出てきたけどその都度笑わせてくれる。

 

 

トニーの実家での一コマは末の弟が小生意気で笑わせてくれる。

 

仕事をする姉に、老いた母親を残し海を渡ったエイリシュ。

当然ながら昔は今のように携帯やメールがないから、離れていると手紙だけ。(長距離電話は無理)

妹の喜びを、自分のことのように喜んでくれる優しい姉。

 

カナダに行った妹と、月に何通も手紙のやり取りをしていたのを思い出した。

1回何枚も書いて、近況を伝える。手軽な今にはない、よさがあるよね。

 

生まれ育った故郷と、遠く離れた都会。

初めての恋。

もう一人の男性との間で揺れる心。

 

人生は選択の連続。

 

アメリカに住まうか地元アイルランドに戻るか。

夢を追うブルックリンのトニーと結婚か、

両家の息子で、もし一緒になったらきっと苦労もしないであろう、ジムか。

運命はいつでも自分で変えられる。

ほんのすこしの勇気と愛があれば。

これは、一人の少女の成長物語。

 

 

7/10(75点)

 

 

アカデミー賞作品賞ノミネートされるほどかなぁとは正直思ったけど、、、

垢抜けすぎない素朴さと可愛らしさでスレてない雰囲気のシアーシャだからこそよかった。

最初は接客していてもうまく話せなくて落ち込む&注意もされるが

恋をしてみるみる変わっていく。

地方から東京に一人暮らしで出てきて、最初は戸惑ったりめげたりしながらも

一人の男性との出会いや、生活、仕事に慣れていくにつれ

自分らしさを見つけていくというのは、誰しも社会人になる時に経験するようなこと。

共感できる部分も多いだろうし、

ラストで昔の自分のような子にアドバイスできるようになるのもすごく微笑ましい。

 

若いうちは色々な人と付き合った方がいいと思うけどそれは現代での話。笑

一人に決めたらあちこち浮気なんてしていられない。

自分だけを見つめてくれる、待っててくれる、そんな大切な人と出会った彼女はすごくラッキーだった思う

気持ちは揺れたけれども最終的にはあの彼の優しい笑顔が見られてよかった。

うん、このキャストはエモリー・コーエンくんで正解

 

 波乱万丈の女の人生物語の方が個人的に好みなので

人生の選択を迫られながら、一人の女の子から女性への変化と成長する過程を描いたこの物語は

すんなり綺麗にまとまりすぎのような気持ちで好みで言えば少し物足りなかったかな。

だからわたしにとっては、いい映画であるのはわかるけど、あまり印象には残らないような感じの作品でした〜

 

 

アイルランドの小さな町エニスコーシーで姉と母と3人で暮らす少女エイリシュ。町の食料品店で働く彼女は、意地悪な女店主にこき使われながらも、どうすることもできな閉塞感に苛まれていく。そんな妹を心配した姉ローズの力添えを得て、エイリシュは一大決心の末に単身アメリカへと渡る。過酷な船旅を経て、ようやく新天地となる大都会NYへと降り立ったエイリシュ。ブルックリンの高級デパートで売り子として働き、同郷の女性たちと寮生活を送る。しかしなかなか新生活に馴染めず、辛い日々が続く。そんな中、ダンスパーティで知り合ったイタリア系の好青年トニーと付き合うようになり、少しずつ自信を取り戻していくエイリシュだった…。

 

 『ブルックリン』 予告編

 

公式サイト

BROOKLYN            2015年       アイルランド=イギリス=カナダ     122min

7月1日より、公開中〜

 

 

可愛い

 


死霊館 エンフィールド事件/THE CONJURING 2

2016-07-01 12:28:15 | 劇場&試写★6以上

 

 

あの傑作「エクソシスト」に次ぐ史上第2位の全米興行収入を記録した、

最恐に怖い心霊ホラー映画「死霊館の続編

前作同様、実在する超常現象研究科のウォーレン夫妻が主人公。

彼らが実際に遭遇したエンフィールドのポルターガイスト事件を基にしたもの。


前作「死霊館」のジュエームズ・ワン監督とキャストも続投なので

これはかなり楽しみにしてました〜。ワーナー試写室にて。

ちなみに、「死霊館」のスピンオフの「アナベル 死霊館の人形」は別な人が監督で、制作しかしていない。

(だからイマイチ面白くなかった)

 

もう今や本物の夫婦にしか見えない、霊能夫妻、ヴェラ・ファーミガ&パトリック・ウィルソン。

パトリックの方は、同じジェームズ・ワンのホラー「インシディアスシリーズにも主演だからややこしい。

ポイントはもみあげ、かな 笑


憑依されるのは、マディソン・ウルフちゃん。(左)ちょっとジョニーとヴァネッサの娘、リリー・ローズにも似てて美形。


シングルマザーのフランシス・オコナー。久しぶり。


「死霊館 エンフィールド事件」は英国のエンフィールドで4人の子供を抱えるシングルマザーが経験した、

史上最長期間続いたポルターガイスト現象が題材

  この2枚は実際の写真。

実話だということがすごいな。しかも2年もあったポルターガイスト。

物が勝手に動くとか、手に歯型がつくとか普通の頭じゃ考えられないけど。

こればかりは実際に体験しないとわからないものだよね。

金目あてでメディアに出る悪質な家族も実際いたりするようだからたちが悪い。

だから疑う専門家たちも多い。

本当に憑依されているのか、それとも多重人格か、幻覚か。

 

見極めることのできる才能を持つ自分たちを、ウォーレン夫妻はギフトだと言ってるけど

あんなんじゃ身体がいくつあっても足りないよ。

 

夢に出てきたのをそのまま絵に描いてる夫、お前が怖いよ

 後ろ後ろ!!

 

 

 

前作同様、グロいの、痛いの一切なしのオカルトホラー。

それでも視覚的、心理的に訴えかけ怖がらせる古典的な手法で観るものを恐怖のどん底へ

 

 

8/10(86点)

 

前作はその年のベストに入れるほど大好きでしたが、、、、

 

続編も期待以上 さすがジェームズ・ワン作品

わたしはやっぱりまたも怖くなかったけど、傑作「エクソシスト」に次ぐって言ってもいい出来栄えじゃないかな。

公開したらまた観たい!

 

夫婦、家族の絆

怖がらせるだけではなく、これまで同様 大切な人との絆もきちんと描く。

夫の死ぬ予知夢を見たことを告げたのにそれでも困ってる人を助けずにはいられないこの夫婦。

そして夫婦愛。

 

人には見えないものに支配されたことで孤独と不眠に打ちひしがれる子供。

そこにも希望の光を。

 

選曲。

怖い中にも、イギリスに舞台がうつった途端にかかる、クラッシュの「ロンドンコーリング」や

ホリーズの「バスストップ」など、分かりやすい選曲が楽しい

そういうちょっとした遊び心がまた好きだな。

The Clash - London Calling (Official Video)

Bus Stop- The Hollies - 1966

 

お持ち帰り土産アイテムが毎度素晴らしい。

 今回のアイテムはまたオルゴール系だけど、どこから見つけてきたんだ?ってくらい

(オリジナルで作ってるのかもだけど)素敵なアンティークのおもちゃ。

今回もウォーレン夫妻の博物館にひっそりしまわれました

 それにしてもよくこれだけのことあって一人も死ななかったなと思えるほど。

 

The Conjuring 2 - Strange Happenings in Enfield Featurette [HD]

こちらの映像に収められている声は、ポルターガイストの恐怖に苦しむ少女ジャネットに実際に憑依した霊のもの。

ここでは本人たちやキャスト、ジェームズ・ワン監督のインタビューなども。

1977年の8月に事件を扱ったウォーレン夫妻が記録したもので、映画の中でもこの声を忠実に再現したものが聞ける。

 

 ということで、悪魔の手先のキャラのCGは、なんかグリンチみたいな違和感あったけど

映画自体は結構、リアルに作ってあるので怖がりさんは本当に怖いかも。

いや〜、オススメと言い切れるホラーが夏に出てきて嬉しい限り。


何度も言うけどこれは、実話。

信じるか、信じないかは貴方次第、の体感型ホラー。

ぜひともこれは、劇場の大画面で

 

まだまだ続編も期待しちゃうなー


1974年に起きた“アミティビル事件”を調査したウォーレン夫妻の名声はますます高まり、一方で激しいバッシングにもさらされることに。そんな中、 1977年に夫妻のもとに英国から新たな依頼が舞い込む。それは、エンフィールドの古い家に住むシングルマザーのペギー・ホジソンと4人の子どもたちが怪 現象に悩まされているというもの。どうやら、前に住んでいた老人の霊が次女のジャネットの取り憑いてしまったらしいとのこと。そこで、ことの真偽を確かめるべくエンフィールドへと向かうウォーレン夫妻だったが…。


 公式サイト

THE CONJURING 2            2016年   アメリカ    134min   

7月9日より、ロードショー


『死霊館 エンフィールド事件』予告編

 


 

当時のウォーレン夫妻。


 現在のウォーレン妻。

 

 

今回はパトリック・ウィルソンの弾き語りも聴けます。うまい。