我想一個人映画美的blog

新作映画レビュー&温泉&ゴシップ+コスメ+旅行記&日記。
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10月公開★新作映画リスト

2011-09-30 00:06:01 | 月別観たい映画リスト

 

 

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もう10月だよ~ 信じられないくらい日々早すぎ


今月めちゃくちゃ忙しいのに、気になるのめっちゃ多い~ しかも先月分のまだ行ってないの4本もあるし(もうムリ
加えて、10/22~30まで東京国際映画祭もあるよ  今年は行けないかも

また情報載せますが、10/5~10日まで、札幌短編映画祭も!(今年もいけない)
弟、翔の最新作「Lieland」と「ゆきだるまとチョコレート」(無料)も上映です
札幌短編映画祭 

 



では今月もさっそく、月初め恒例

10月公開、観たい&観た映画のチェックリスト

今月都内で公開される 新作から気になる10数本ピックアップ。
いつものように、タイトルクリックでレビューか公式サイトへ飛びます(ほぼ観たい順)
10月公開作品全てではなく、個人的に気になってる東京で上映予定の映画リスト。

 

 

観た作品

 ファイナル・デッドブリッジ    10/1~

「ファイナルデスティネーション」シリーズの第5弾!

いつもとやってることはほぼ同じ。

このシリーズ観てない人でも楽しめるけど、観てないならこれからじゃなく1を観て欲しい♪

 

 

 

 

 

観たい&気になる作品

すごい楽しみなのって意外とないけど、いちばん楽しみなのはコレ

 猿の惑星 創世記ジェネシス      10/7(金)~

人間が高度な知能を持つ猿に支配される前代未聞の世界観と、衝撃的なラストシーンで有名な『猿の惑星』の前日譚

ジェームズ・フランコ、フリーダ・ピント共演。

「猿の惑星」オリジナル好きだし、評判もいいみたいなのでタノシミ♪

 

 

 ラスト・エクソシズム      10/8~

ほんと今年は悪魔払い系多し。

オカルト大好き♡これはイーライ・ロス(「ホステル」監督)が製作ということで期待!

ドイツの新鋭ダニエル・スタムがメガホン。

 

エクソシズムのまやかしを暴こうとした牧師とドキュメンタリー映画のスタッフたちが、思いも寄らぬ恐怖に巻き込まれる。

 

 


 キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー   10/14(金)~

クリス・エヴァンス主演♪

アメコミもの。サミュエル.Lジャクソンも登場☆

 

 

 ステイ・フレンズ     10/1~

ジェスティン・ティンバーレイク&ミラ・クニス。

脇に、ウディ・ハレルソン、リチャード・ジェンキンス。

恋愛抜き、ただのsexフレンドは成り立つのか!?

アシュトン&ナタリーの先日のに似てるけど。

 

 

 スクリーム4 ネクスト・ジェネレーション    10/29~

今更シリーズ第4弾

主要メンバーのネーヴ・キャンベル、デヴィッド・アークエット、コートニー・コックスが再結集!

+ジュリア・ロバーツのめいエマ・ロバーツら。

このシリーズ好きだったのでなにげに楽しみ♪

 

 

 アクシデント   10/8~

ジョニー・トー製作、ルイス・クー、リッチー・レン、ラム・シュー、ミシェル・イエ共演の香港映画。

謎の殺人請負人グループの暗躍を描くサスペンス。絶対観たい☆

 

 

 

 

 カウボーイ&エイリアン  10/22~

ダニエル・クレイグ×ハリソン・フォード

19世紀のアリゾナ州を舞台に、過去の記憶をなくした男が砂漠の町に迷い込み、町を支配する強権的な大佐らと共に宇宙からの脅威に立ち向かうSFアクション。

監督は「アイアンマン」の、ジョン・ファブロー。


 

 

 ウィンターズ・ボーン   10/29~

サンダンス映画祭グランプリ&脚本賞。アカデミー賞で作品賞ノミネート。

 残された家族を守るため、失踪した父親捜しの旅に出た少女の姿を描く人間ドラマ。

ジェニファー・ローレンスが熱演。

 

 

  モンスター上司     10/29~

耐えがたい上司と顔を突き合わせて仕事をする3人の男たちが怪しげな元詐欺師のアドバイスを受け、“上司排除計画”を考案する

上司役のジェニファー・アニストン、コリン・ファレル、ケヴィン・スペイシー、元詐欺師役のジェイミー・フォックス。

キャスティングが多彩で楽しみな1本☆

 

 

 ミッション:8ミニッツ     10/28~

キャッチコピー、「このラスト、映画ツウほどダマされる」って映画ファンへの挑戦状?!

月に囚われた男」のダンカン・ジョーンズ監督の長編第2作となるSFサスペンス。

列車爆破事故の犯人を見つけるべく、犠牲者が死亡する8分前の意識に入り込み、爆破直前の列車内を追体験していく男の運命を描く

ジェイク・ギレンホール&ベラ・ファーミガ。

 

 

 リミットレス     10/1~

ブラッドリー・クーパー&ロバート・デニーロ。

斬新な設定でベストセラーとなった「ブレイン・ドラッグ」を原作に、脳を100パーセント活性化させる驚異の新薬を手に入れた男の運命をスリリングに描くサスペンス。

監督は、「幻影師アイゼンハイム」のニール・バーガー。

 

 

 

PJ20 パール・ジャム トゥウェンティー    10/15~

デビュー20周年を迎えた世界的ロックバンド「パール・ジャム」の軌跡を追ったドキュメンタリー。

彼らと親交の深い「あの頃ペニー・レインと」のキャメロン・クロウ監督がメガホン。

久々のキャメロン・クロウ作品、なんとかしてこれも観たいケド、、、


 

 

 フェア・ゲーム    10/29~

イラクに大量破壊兵器が存在しないことを公表したために、アメリカ政府の厳しい報復に遭った元CIAの女性エージェントの実話「プレイム事件」を映画化したクライム・サスペンス。

「Mr.&Mrs.スミス」のダグ・リーマン監督というのがひっかかるけど

ショーン・ペンとナオミ・ワッツ。二大名優共演なので気にナル~。

 

 

 

 ハートブレイカー    10/29~

ジェニファー・ラブ・ヒューイットで昔同じタイトルあったけど別物。

別れさせ屋と恋に落ちちゃうロマコメ。ヴァネッサ・パラディ主演。

だいたい内容目に見えるけど、久々のヴァネッサだし観たいな~。

 

 

 

 スピーク    10/1~

アメリカで最ものろわれた場所とうわさされる廃虚と化したホテルに乗り込んだ映画撮影チームが体験する究極の恐怖を、POV方式で描いたパニック・ホラー。

最近ブームな低予算ホラー。凶と出るか、吉と出るか。

都内ではお台場と池袋のみって、、、

 

 

 

 ゲーテの恋  君に捧ぐ~若きウェルテルの悩み~   10/29~

モーリッツ・ブライブトロイが出てるので気になるけどDVD待ちになっちゃうかも。

 

 

多分観ない。

「スリーデイズ」「4デイズ」ときて「5デイズ」ときた!

オーリー似でキーラの元彼主演。その隣の「幸せパズル」もちょっと気になったけど


パス決定。↓ ↓ ↓

「三銃士」はレオのは好きだったけどこっちは惹かれない。

「レア・エクスポーツ」スウェーデン映画、気になったけどまぁいいか。

 

 

 

ふぅ~、どうなってんのこの量

目玉で強烈に観たいのあまりないかわりに小物が多い、

どこまで観られる事やら、、、

 

 

 


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トロント映画祭2011 観客賞発表!/People's Choice 2011

2011-09-27 22:27:27 | CANADA ☆トロント通信

 

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レッドカーペットの写真集めるのは一苦労で時間かかるため

今回は前回のゴシップにちょっと載せただけで割愛、、、


トロント映画祭では審査員が賞を決めるのではなく、
一般の観客の投票によって最高の賞、ピープルズチョイス賞が決定します。

トロント映画祭はアカデミー賞の前哨戦第1弾と位置づけられてて、

去年、観客賞を受賞したトム・フーパー監督、コリン・ファース主演の「英国王のスピーチ」は、第83回アカデミー賞で作品賞含む4部門で受賞。

一昨年の「プレシャス」はアカデミー賞脚色賞と助演女優賞、その前年の「スラムドッグ$ミリオネア」は作品賞を含む8部門を制してる。

これまで受賞作品みても例外なく注目となることは間違いなしなので、今年も受賞結果だけはupしておきます☆

 

 

今年の観客賞は、レバノンのナディーン・バラキーの『Where Do We Go Now?』が受賞

 

戦時下で孤立した村を舞台に、キリスト教徒とイスラム教徒の対立を、女たちがある変わった方法で解決しようとする。

作風も暗すぎず、ハートウォーミングコメディに仕立てらしい。

アカデミー賞には外国語映画賞部門にレバノン代表としてエントリー。

 

ナディーン・バラキー、日本では「キャメル」が日本公開されてる監督。

本作は、今年5月のカンヌ映画祭の「ある視点」部門でも上映された作品で、ほとんど無名の役者が出演。

日本でも来年あたり公開してくれるかな?

 予告篇


 

2011年 トロント国際映画祭受賞作品リスト

最優秀初監督カナダ映画/ネイサン・モーランド 『エドウィン・ボイド』
最優秀カナダ映画/フィリップ・ファラドゥー 『Monsieur Lazhar』
最優秀カナダ短編映画/Ian Harnarine 『ダブルス・ウィズ・スライト・ペッパー』
国際映画批評家連盟賞(FIPRESCI賞)ディスカバリー部門/アクセル・ピーターセン『アヴァロン』(スウェーデン)
国際映画批評家連盟賞(FIPRESCI賞)スペシャル・プレゼンテーション部門/ジャンニ・アメリオ『ザ・ファースト・マン』
観客賞/ナディーン・バスキー 『ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー・ナウ』
観客賞ドキュメンタリー部門/ジョン・シェンク 『ジ・アイランド・プレジデント』
観客賞ミッドナイト・マッドネス部門/ ギャレス・エヴァンズ 『ザ・レイド』

※トロント映画祭では観客賞が最優秀作品賞にあたる。

 

 

 

 


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ファイナル・デッドブリッジ / FINAL DESTINATION 5

2011-09-26 23:35:33 | 劇場&試写★5

 

 

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早、シリーズ第5弾

2000年、飛行機事故「ファイナル・デスティネーション」

2003年、ハイウェイ事故「デッドコースター」

2006年、ジェットコースター事故ファイナル・デッドコースター

2009年、サーキット場事故「ファイナル・デッドサーキット」

2011年、橋落下事故「ファイナル・デッドブリッジ」

もういいんじゃない?

 

前作は3Dだった為、劇場行かずDVDで観たら余計迫力なくてただのいつもの同じパターンだったから

いまひとつでレビューすら書いてなかったけど、、、

このシリーズは昔から1と2が好きで。3もなかなか。

 

この第5弾も3D仕様。2Dの試写で鑑賞

 

死は避けられない定め

この運命、どう切り抜ける?or どういう死が待ち受ける?

 

毎回スタッフは試行錯誤で 怖い死に方を考えるという会議が目に浮かぶような

様々な死の運命を見せるこのシリーズ。

 

ホラーといっても種類は様々。

これは遊園地に行ったような感じで体感する形のアトラクションホラー

 

しかし毎回やってること同じだね~(笑)

ま、それがお約束なんだけど

 毎度オープニングではキャストそれぞれの関係性をさらっとみせてから

酷い惨劇が起きる予知夢(ヴィジョン)を見るところからスタート

今度はマンハッタンブリッジのような巨大な釣り橋が真っ二つ

そりゃ怖いさ

 

でも、今回ほどよくコメディ要素あり。

意外とグロいシーンも少なめ。

 

監督は「エイリアンズ・オブ・ザ・ディープ」や、

「アバター」「タイタニック」で監督補佐をしたスティーヴン・クエイル。

脚本は、「エルム街の悪夢」の2010年版を脚本したエリック・ハイセラー。

 

運良く死を免れたメンバーはこの面々+アホ上司2人。

 

死ぬ運命リスト左下は謎の人物。

 

が、その運命からはそう簡単には逃れられない。

悪夢のような予見(ヴィジョン)でみた死の順番通り、メンバーに死が迫る!

←「フローズン」のエマ・ベル。

そんな冷めた目で見てる場合ではぜんぜんない。

 

 

この 眉が普通の2倍の人、トムちん40%+クリスチャン・ベール60%

 

今回特別ルール。謎の男が言う。

「生き残る為には、知らない誰かを犠牲に差しだせばいい。

そうすれば、死の権利は移り 自分は助かる。」カモ

 

信じるか、信じないかはアナタ次第

 

5/10(59点)

 

 

3Dもあるということで、どこで飛び出すのかまったく分かり易い。

オープニングのタイトルロールでは様々なモノが飛び出して来て迫力はありそう。

でも始まってからは 事故が起きるシーンだけは飛び出すけど

フツウの何もないとこではもちろん飛び出さないから全体的にはあまり意味ないと思う。

上にも書いた通り どんな死が待ってるかというアトラクションを楽しむホラー。

今回はややおバカな要素もあり。


針治療のシーンはアジアンな雰囲気で若いコが餌食じゃなく、バカな上司(社員)だし

 

新体操の子が迎えた死んだ形は恐怖。(中田秀夫の「女優霊」以来のショッキングポーズかも?)

最も痛そうなのはやっぱり目かなー。



デートムービーとしても、お一人さまでも、このシリーズのファンにも、そしてシリーズ1本も観てない人も楽しめるはず。

フツウに楽しめるんだけど、これまでと変わらないマンネリは否めない

おまけに最後の方では身内の争いになっちゃってるとこがつまらなくてマイナスポイント。

エンドロールでこれまでのシリーズの死をダイジェスト版で一挙3D風に見せてくれてるのはなかなか面白い♪

お決まりのオチだけど、短く、潔く終わるのが良し。

 

まだ続ける気なら、3Dはいいからワンパターン抜け出してもっと面白くを希望

 

会社の同僚とバスに乗っていて、巨大吊り橋にさしかかったとき、それが崩壊する予知夢を見て、慌てて仲間と一緒に避難したサム。予知夢は現実となり、サム のおかげで幸運にも8人の男女が大災害を逃れて生き延びる。しかし本来、彼らはここで死ぬ運命にあったのだ。死神は、決して見逃してはくれず、一人また一人と恐るべき死のトラップの餌食にしていくのだったが…。

 

 公式サイト 

FINAL DESTINATION 5    2011年   アメリカ    92min

10月1日(土)より、3D&2D ロードショー

 

 

陽気すぎ

 

 

 


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さすらいの女神(ディーバ)たち / Tournee/ON TOUR

2011-09-24 18:35:32 | 劇場&試写★6以上

 

 


潜水服は蝶の夢を見る」「007 慰めの報酬」などの

フランスの名優、マチュー・アマルリックの監督作

第63回カンヌ国際映画祭にて最優秀監督賞受賞

フランスの女流作家シドニー=ガブリエル・コレットの原作「ミュージック・ホールの内幕」をベースにしている。

 

この方、NYのレストランで偶然会ってから その本物の目力と存在感に

気になる俳優へとなり。それまでなにげに観てた作品や過去作品を観なおし、

その俳優としての魅力に一気に好きになったのでした

 

これまでに短篇を含め手がけた作品は10作くらい、長編4作目。

マチューは本作で監督&脚本のほか、主演も務める。

共同脚本に フィリップ・ディ・フォルコ / マルセロ・ノヴェ・トレ / ラファエル・ヴァルブリュンヌ

 

元TVプロデューサーのフランス人ジョアキム・ザンド

 

アメリカで活動しているニュー・バーレスクの一座“キャバレー・ニュー・バーレスク”が、フランス国内でツアーをしている。

ダーティ・マティーニ、キトゥ ン・オン・ザ・キーズ、ジュリー・アトラス・ミュズ、ミミ・ル・ムー、イーヴィ・ラヴェルの女性5人と、男性のロッキー・ルーレットからなる6人組。

これが、スタイル抜群で美しい女性たちというより

グラマーでボリュームあるラインで肉感的で迫力ある女性たち。

でも逞しくパワフルに輝いて生きてる。

それこそが魅力

各々が魅せるショーも見所のひとつ。

 

ツアーはルアーヴルからナント、ラ・ロシェル、トゥーロンへと回る。

うまくいくように思えたが、パリでの公演が急に中止になって どうする事も出来ず

過去の友人や関係を持った女などのところをあたってみるも

誰からも相手にしてもらえず、そればかりか殴られたりする始末。

離婚した妻との間の二人の息子にも途中会いに行き合流して連れて行く、、、。

といった

さして途中大きなアクシデントや引き込まれるほどのエピソードが展開するわけではなくて

ロードムービーの趣。

男のまわりにはいつも華やかな女(ダンサー)たちがいて、彼を元気づけている。

 

 

セクシーでゴージャスな舞台を繰り広げるショーダンサーたちのグループ、ニュー・バーレスクを引き連れ、

落ちぶれたテレビプロデューサーの男が再起を図ろうとパリを目指して巡業していく姿をちょっと切なく描く。

マチューは、口ひげをはやし いい加減でインチキ臭そうなところがぴったり。

でもスーツ姿は相変わらずキマッてて素敵

実はやらせたらシャーロックホームズなんかも似合うかも★

 

 

 

6/10(68点)

 

ショーのメンバーを率いてロードムービーとして見せながらも、

マチュー・アマルリックの映画愛、そして女性讃歌を感じずにはいられない作品

なんというか、面白い!と手放しでいうような映画ではないんだけど

スティーヴン・タイラーなどのRockが意外と流れたり、選曲と映像と全てにセンスを感じる。

 

ラスト近く、どういう展開で終わるのかなと見守っていると、

ジョアキム(マチュー)とメンバーの一人 ミミは、オレロン島の潰れたホテルにいた。

そこに、ボルドーに行ったはずのメンバーもやってきて

ジョアキムは叫ぶ。「イッツ・ショータイム

普段わたしはあまり起伏のないストーリーは好みじゃないけど

なんだかいい。それはやっぱりマチュー・アマルリックから すべてに対する前向きな愛をみてとれる作品だから

としかいえない。

 

トラブルを起こし業界から干されてしまったTVプロデューサーのジョアキム。

子供も友人も恋人も捨て渡米した彼は、数年後、華麗なショーダンサーたちのグループ〈ニュー・バーレスク〉を引き連れ、意気揚々と凱旋。

フランスの港町を巡業し、次々と観客を沸かせてゆく。

しかし、最終目的地であるパリでの公演が 決まらない!?昔のつてをたどり奔走するが、“過去”がそれを許さない。

焦りがつのり、次第に自暴自棄になってゆくジョアキム・・・。

果たして、彼らの旅 はいったいどこへたどり着くのか─?




 

 

 公式サイト

Tournee         2010年   フランス     111min

9月24日より、公開中~

 

 

 

2010年  カンヌ映画祭にて

 

 

 

 


 


ザ・ウォード 監禁病棟 / JOHN CARPENTER'S THE WARD

2011-09-22 17:44:32 | 劇場&試写★6以上

 

 

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近年リメイクもされた 傑作「ハロウィン」、「遊星からの物体X」などのジョン・カーペンター監督10年ぶりの最新作

 メス持つお姿もキマってます


ホラーファンはお待ちかね、巨匠の久々の新作ってことでもちろん楽しみにしてました♪

都内は銀座シネパトスだけだったらやだな~と思ったら、シアターNではなく 新宿武蔵野館にて上映

台風で暴風雨吹き荒れる夜、観て来た。そんな日にぴったりの内容


お客さん少ないだろうと侮ってると、配給会社のTwitterのがんばりのおかげか

電車がストップして立ち往生の人が観に入ったのか、狭い劇場はけっこう人が入ってた。(殆どが男性)

 

例によって、「監禁病棟」というタイトルからの連想以外はまるで知識なく鑑賞。

まずはなにやら放火してしまった娘が、精神病院に送られる所から物語はスタート。

クリステン役、主演のアンバー・ハードは、ニコと共演した「ドライブ・アングリー3D」や

ゾンビランド」にもちょこっと出演。次回はジョニー・デップ共演「The Rum Diary」でヒロインに!

 

 

もともと監禁されてた女の子たちは4名。

とんがったキャラ、サラには「13日の金曜日」リメイクなどホラー系出演多いダニエル・パナベイカー

昔のケイティ・ホームズを頼りなくした感じの幼いゾーイ役の子と↓の子は新人。

 


もう一人、けっこう出番が多めのこの人、エイミー・ガマーは

アン・リー監督の「ウッドストックがやってくる」に出てたメリル・スリープの娘かなーと

ずっと思いながら見てたらやっぱりそうだった。

美人じゃないけどなんか個性あっていいわ、この人。さすが大女優の娘。

並ぶと似てるよね


この患者たちが何者かに次々と襲われ消えていく気配!!

皆は何かを知ってるらしいが隠そうとして教えてくれない。「逃げられないわ!アリスが許さないもの」

アリスとは誰?

今度は自分の番?!

もちろん逃げます!恐怖の監禁病棟で殺されてたまるか

 

こんなのも出て来て看護人と化け物の双方から逃げるのは至難の業!

 

ときは昔、、、、、

1966年。20歳のクリステンは、火災現場で呆然としていたところを放火の容疑で逮捕され、そのまま精神病院の監禁病棟に収容される。

そこには、いかにも問題を抱えていそうな4人の少女がいた。自分が監禁されたことに納得のいかないクリステン。

そんな中、彼女は不気味な何者かの気配に身の危険を感じ始める。

そして、一緒に監禁されている少女たちを説得して、脱走を試みようとするのだが…。

 

 

 

6/10(67点)

 

 

一人一人消されていき、なぜアリスという女が死んだかも判明する。

なのになぜ、殺しに関わっていないクリステンまでも、、、、?

という疑問が物語を牽引していくー。

 

ネタバレ込み感想

観てるときは気づかなかったんだけど、終わってはたと気づいた。

これ、好きな映画「アイデンティティー」とまったく同じ内容

 

「アイデンティティー」の内容はというと、、、、

多重人格者の犯罪者(スキンヘッドのデブ男)の人格同士が脳内で
仮想のモーテルに集結して、一人ひとりの人格を消していく物語。

 

 

ジョン・カーペンターがモーテルじゃなくて病院を舞台に変えてリメイクしたといってもいいくらい同じ!

この「アイデンティティー」の面白いところはその見せ方が秀逸なのと、

最後に残った人格が犯人かと思ったら裏をかいて別人格が最終的に犯人だというところ。

 う・し・ろ

要するに、この主軸になる女性、クリステンいやアリスが、

分裂障害がもたらした脳内妄想を映像化しているということ。

もちろん、化け物は架空。

 

精神分裂病(多重人格)だと何でもアリ、みたいに思えるかもしれないけど これはこれで夢オチなんかとは違う面白さがあるとわたしは思う。

このジャンル、だから好き。

観てる時は気づかないから楽しめる。(鈍かったのか、皆さんの演技力、演出のせいなのか

なぜか同じだと気づかなかったから良かった★)

そうなるに至った理由までは描かれず。それは両作品とも一緒。

 

似ている二作を比較しても 本作が女の子だらけで殆ど男性なし、ということと

最後のオチがあちらの方が意外性あって面白いという事で軍配あがる。

こちらも一応一瞬の脅かしネタで締める。

いまになってこのネタでくるならもうひと捻り欲しいとこでした~。

怖さもわたしにはぜんぜん足りないな。

看護婦さんが怖くてよかった

 

ジョン・カーペンターファンや、「これ」観てない人には普通に楽しめるはず

 

そういえば多重人格ものにハマるきっかけになった有名な本「24人のビリーミリガン」はもう15年くらい前に映画化する予定があって、

主演はエドワード・ノートンかとか色々話題にしてたけど

ジェームズ・キャメロンが映画化の権利買ったりしたにも関わらず宙に浮いたまま。

著者のダニエル・キイスはもうご高齢だしな。。。

「The Crouded Room」というタイトルまで決まってたのに。

まぁ今映画化したところで今更な話ではあると思うけど、実在の人物だし

24人も人格いるし(キャスト大変そう)あの小説を忠実に映画化したら面白い映画作れそうなのに残念だな~。

 

 

 

 公式サイト

 THE WARD       2010年    アメリカ  89min

9月17日より、公開中~

 

 

 

世の中は三連休~ お休みの人もそうでない方も楽しい週末を

 


 



ラビット・ホラー 3D /RABBIT HORROR

2011-09-21 23:32:05 | 劇場&試写★4 以下

 

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気になってるのに観れてない映画がいくつかたまっちゃったので台風の中 2作行ってきた

まずはこちら。

 

お金儲け主義3Dは大キライだし 特にホラーなんて3Dでは絶対観たくないんだけど

(暗いから余計観づらいし)

満島ひかりと出演×「呪恩」の清水崇監督作だしとちょっと楽しみにしてた。

いや「呪恩」もそんなに怖かったわけでもなく、まぁまぁだったかな

満島ひかりちゃん自身も監督に「3Dで撮る意味あるんですか?」と聞いたらしく、観て納得したというので

ちょっと安心して?鑑賞。

 

過去のトラウマから口がきけません。満島ひかり=キリコ。

 

弟と3D映画を観に行き、そこで飛び出してきて弟が受け取ったウサギのぬいぐるみ。

その日から、不可解な事が起こり始める、、、、!

 

医師役に大森南朋、父親には香川照之。 

あと観てるときぜんぜん気付かなかったけど、母親役は緒川たまき。

 

撮影は、ウォン・カーワァイ作品の撮影でも有名なクリストファー・ドイル。

 

3Dで飛び出すシーンは、やっぱり数カ所のみ。

劇中劇でウサギが飛び出してくるところ、階段から落ちるところ、

たんぽぽの綿毛、螺旋階段でのオープニングのキャスティングロールに血が滴り落ちるとこ(←ここ良かった)

 

あとはとくに意味ないんじゃない?

ホラーで3Dはヤメて欲しい。ますます画像暗くて眠くなるわ。

お金が割増しになるだけでイイコトない (※ジム・キャリーのクリスマスのは別)

 

着ぐるみのウサギといえば、数年前にリンチが「インランド・エンパイア」の中でやってて

これは不気味で面白いんだけど

←これ。

 

本作では何だかただの着ぐるみのウサギでちっとも怖くない

 

っていうか全体的にまったく怖くない

 

 

3/10(32点)

 

父親の公平と共に古めかしい一軒家に住む、母親違いの姉弟キリコと大悟(澁谷武尊)。

キリコは少女時代に失語症を患い、今も言葉をしゃべれないでいる。

ある日、2人が3Dホラー映画を見に行くと劇中のウサギのぬいぐるみがスクリーンから実体化して飛び出し、思わず掴み取った大悟 は鞄にしまって持ち帰った。

その夜、何かに導かれるように押し入れに足を向けた大悟は不思議な空間にスリップし、巨大なウサギの着ぐるみに恐ろしい世界へと誘われていく……。

 

 

キャストがいい俳優揃いなのにもったいない。

満島ひかりもせっかくうまいのに喋れないからナレーション最初と最後にちょっとあるだけだし。


子役の子はわざとらしく演技してる、って感じでダメ。

出だしはなかなかよかったんだけどなー。脚本がまずつまらなすぎ。

ホラーって言ったって怖いシーンあった?ってくらい殆どない。

(柩の中にいる人間の横に入っちゃってたりするところくらい?)

二人が観に行く3D映画、そっちの方が怖そうって思ったらそれ清水監督の過去作の

「戦慄迷宮3D」だったのか。

 

父親が立体絵本作家ってことで、人魚姫の話をキリコの人生にひっかけて絡めているんだけど

物悲しさを演出するようなドラマはやめて潔く怖さを追求して欲しかった。

少女時代の傷(といっても父親が新しい奥さんを連れて来て馴染めなかったというだけ)と

消し去りたい程の重大な過ちからショックで口がきけなくなり、

妄想を抱き、、、、ってよくあるパターンで驚きも怖さもない。

 結局父親も頭がおかしくなって、、、、

 

 

というか、チラシの宣伝文句ってネタバレしてるけど

いいのか?あれは。

 

何か劇中かかる音楽もエンディングも古臭くてダサいし それに1時間半とは思えない程長く感じたな~。

映画の日で割引とはいえ、久しぶりに観てソンしたと思ったのでした

もう一つがまあまあ楽しめたからよかった。

 

 

 公式サイト 

ラビット・ホラー 3D         2011年     日本   83min

9月17日より公開中~ 

 

 

 


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ハリウッドゴシップ☆News<トラさん、ベンツ盗まれちゃった!スリちゃんお化粧はまだ早い。他>

2011-09-20 23:44:00 | セレブ&ハリウッドgossip★NEWS

 

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すっごい量になっちゃったがんばった

もう水曜日だけど 週明けゴシップ、一気にどうぞ~

 

スリたん、おでかけ。今日は紅まで付けちゃってお化粧濃いめ

だって子供セレブ、ファッションリーダーですから

でも5歳の子が口紅って、いくらスリたんでもヤメてほしー  

こどもはこどもらしく素顔で勝負よ!!


そういえば、前回のゴシップでスリたんが持ってたあのちょっと不気味な人形は Bitty Baby doll

スリたんが持ってるということで人気爆発。48ドル(3800円)くらいというお値段も魅力。

 

9/8 NYにて。最近はあの怖い人形に飽きて?ヒョウ柄タオル。

かと思ったらなにこれヒョウ柄のクマかなにか?

どちらにしても妙なかたち。

8/26 この日は事務所へ行くところ。

 

               意外とガニ股。

 

今年も開催、トロント国際映画祭閉幕。結果とレッドカーペット写真数枚はまた後日。

ジョージ兄貴が 主演作、アレクサンダー・ペイン監督の『ザ・ディセンダンツ』今年も登場 

新しいカノジョ連れ。

ゴメン、言っていい?女の趣味が相変わらず悪い。売名行為みたいなのばかり

アタマに乗せてるのは鳥の巣?


 

ブラピはアンジー連れ「マネーボール」で登場

東京国際映画祭で上映後、11/11より公開。

 ロン毛

あ、心霊写真

 

大きくなってきたシャイロ&ザハラを連れてショッピング☆

 

現在、ブラピの最新作『World War Z』の撮影の為スコットランドに家族で滞在している一家。

そこで借りた豪邸は、16世紀に建てられたカーネル・エステート!!

 古城

そのゴージャスさ、ご覧あれ!!

 

 

 

クロエ・モレッツ&ガボちゃん@トロント映画祭

「キックアス」「モールス」のクロエは今一番注目の若手。

ガボちゃんは以前のトロント映画祭観客賞「プレシャス」で脚光浴びた


最近ではめっきりオ・ト・ナ

 

元祖子役女優といえば、ダコタちゃん

9/15 NY  マークジェイコブスのアフターパーティにて

 

←マークジェイコブス

妹が出演してるソフィア・コッポラと

 

 

8/28  ブリトニー、MTVアワードにて☆

 

 

9/15  ジュリア・ロバーツ、双子連れてマリブにて。

他に3歳の子もいます

新作ではデフォー様とライアン・レイノルズも出演。

 

 

 

9/15  ペネロペ・クルス、新作「Ven uto Al Mondo」撮影なう

なんか老けたにゃ?

ボスニアにて。合間にハビ様とお子とアイス ぱくり

 

 

こちら、撮影快調「アベンジャーズ」の面々。

ジェイミー・レナー、スカちゃん、クリス・エヴァンス、、、


マーベルのヒーローたちが集結するこの映画、楽しみにしてる方も多いはず。


9月いっぱいでクランクアップし、全米公開は2012年5月4日。ってことは日本はいつ?

「マイティー・ソー」のクリスや


「アイアンマン」のトニー・スタークこと、ロバート・ダウニーJr.やサミュエル.Lなど。

日本も同時公開希望!

 

 

こちらも撮影中☆ロンドンにて。

ジョニー・デップ、ティム・バートン新作でまた白塗り

ティム・バートン監督との何度目かのタッグで新作「ダーク・シャドウズ / Dark Shadows」

1960年代半ばから米で放映された伝説的カルトテレビシリーズをバートン監督が映画化するもの。メイン州にある古い館を舞台に吸血鬼や魔女、狼男、モンスターなどが登場するゴシック・ソープオペラ。

ジョニー演じるのは、オリジナル版でジョナサン・フリッドが演じた主人公の吸血鬼バーナバス・コリンズ。

 

 

9/13  ロンドンにて、恒例、ただの歩くジュード。

いや~まだムサいね。このまま女性ファン(ライバル)減らないかな

「シャーロック・ホームズ」続編、日本公開日が来年3月に決定

邦題は「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」

 楽しみ~

 


 

 

9/8   ナタリー・ポートマン、意地でも子供はみせません!!

パリで美術館に行くところ。

ガード堅すぎ

 

 

ビヨンセ、妊娠。

パパはもちろん 先日隠し子発覚のジェイ・Z

 

 

9/17  L.Aにて、善きパパ。アダム・サンドラー、

いつもの半パン&たまご頭

そしてうり二つのムスメ

 

 

リース・ウィザースプーン交通事故で痛々しい顔

先週水曜日、84歳高齢女性が運転する車に一方的に横断歩道で跳ねられたリース、

幸い大事には至らずだけど、傷は残った。この日は友人の誕生日パーティへ。

それでも跳ねたお婆さんを訴えず、警察は運転免許試験を受けなおすことを再検査を指示でおしまい。

こわいわ。

 

 

 

9/7  ヴァネッサ・ハジェンズ&アシュリー・テスデイル、NYで仲良くタトゥ

ニューヨーク・ファッション・ウィークに訪れていた、映画「ハイスクール・ミュージカル」の共演で親友でもある二人。


ヴァネッサは、左右の手の小指外側に梵字のタトゥーを施し、

アシュリーは右足の甲外側にフランス語で“jamais seule”(1人ではないんだよ)というタトゥー

この方、リアーナのタトゥでも有名な人らしい。

 

 

NYファッションウィークと言えば。

サラ・ジェシカ=パーカー、マノロのイベントに出席。

新作の宣伝でレイトショーにも出演

9/16

新作「Don't Know How she does it」プロモーションで共演の

クリスティーナ・ヘンドリックスと並ぶもその爆乳ですっかり存在霞んじゃった

 

こちらもNYファッションウィークで。

9/15  ユマ・サーマン&ナオミ・ワッツ。カルバンクラインのショーにて。

金髪美女揃い。ユマ相変わらずデカっ。

ユマ、オリバー・ストーン監督の新作「Savage」に出演☆

共演はトラボルタ、ベニチオ・デルトロら。

 

 

ファッションウィークのNYで

ヴィクトリア・ベッカム、産まれたばかりの赤ちゃんと。

念願の女の子でした

って、そのヒール 危なすぎダロ

 

 

 

その頃パパ、ベッカムは、、、


 

 

 

 

マット・デイモン、スキンヘッドになる。

新作のため。(たぶん)※うしろはグウィネス。


 

 

ジョン・トラボルタ、愛車の高級車盗まれる

現地時間の9月18日、現在の中古価格でもマニアの間では10万ドル(約780万円)以上で取引されている1970年型メルセデス・ベンツ280SL、通称“パゴダ”をサンタモニカの路上で盗難された。

  

のんきにアメちゃん食べてるバアイじゃなかったね

ズラが面倒になったのか最近すっかり短髪のトラさん。早く犯人見つかるといいね

 

 

 

フェイス・オフ」で宿敵、ニコラス・ケイジ、前世はヴァンパイア証拠写真見つかる

まずは何日か前、アメリカのオークションサイト、e-Bayで出品された写真をご覧下さい。

 

ふむ。なかなかそっくり。本人だとしたら141歳か。。。



即決価格100万ドル

 

いらん

 


 


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ガエル・ガルシア・ベルナル/ザ・ウォーター・ウォー

2011-09-18 23:24:45 | 日本公開未定映画&未DVD化

 

 

 

ラテンビート映画祭にて、朝一で鑑賞してきた作品

 

★追記★「雨さえも~ボリビアの熱い1日」の邦題から、2013年公開で

「ザ・ウォーター・ウォー」に変更になってた。

 

狙いはガエル・ガルシア・ベルナル出演ということと、

スペインにおけるアカデミー賞、今年のゴヤ賞で作品賞、監督賞イシアル・ボリャン(「エル・スール」の可憐な少女)

や主演のルイス・トサルがノミネートされ

アルベルト・イグレシアスは作曲賞、カラ・エレハルデは助演男優賞を受賞の話題作という理由から。

脚本は「麦の穂をゆらす風」のポール・ラヴァーティ。

 

あれ?監督役でいっぱい出てたのにガエルは主演でも助演扱いでもないの?

 

2000年初頭にボリビアで起こった水道事業を巡る攻防「水戦争」を、映画スタッフの目を通して描いた社会派ドラマ。

 

コロンブスによるアメリカ大陸発見を映画化する監督とプロデューサー。

限られた予算で、映画にするため選んだロケ場所はボリビア。

スペインの映画監督セバスチャン(ガエル・ガルシア・ベルナル)

プロデューサーのコスタ(ルイス・トサル)とその撮影隊一行。

コロンブスとそれに抵抗した神父を描く作品の撮影のため、ボリビアを訪れる。

ところが、エキストラの中から監督の目にとまった先住民族のダニエルが、「水戦争」(ボリビアで起こった住民闘争)と後に呼ばれる 政府への抵抗運動に加わっていたことから、その中に巻き込まれていくことになる。


1999年にIMFと世界銀行の指針に従って、水道公社が民営化された途端、
運営を受け継いだ米多国籍企業が、水道料を200%も値上げしたことに端を発し、
住民の呼びかけで何百万人というボリビア国民が結束して抗議行動を起こした。

 

7/10(70点)

 

 

もともと、ガエルが出てるからってことで内容は全く知らずに観たんだけど

観てからじゃないと、あまりパッとしないタイトルにも関わらずなかなかの見応えありな社会派ドラマ。

 

映画の中での出来事か、実際に起きてることなのか、交差しながら進むストーリーは惹き込まれ難しいこともなく観やすい。

低賃金の国で、エキストラ募集をしたところ集まった数は凄すぎて全員のオーディションが出来ないと告げると

怒りをぶちまける先住民族の男ダニエルがいた。娘をどうにか映画に出したいという事で

目力のあるダニエル自身も原住民のリーダーの役を射止める。

 違和感なさすぎなんだわそのメイク

コスタ(プロデューサー)は、いつの間にかエキストラのその少女との友情も芽生え始め

 

ガエルはどの表情も素敵 あ、ファンまるだしでゴメン

 


実際の事件と映画撮影隊が撮影の最中に巻き込まれるというスタイルで見せ、尚かつ

劇中映画のストーリーと暴動による逮捕という展開がオーバーラップして現場での危機感がリアルに感じる。

先住民族のダニエルが、コロンブスに抵抗し火あぶりになるシーンを撮り終えた直後、警察が逮捕しにくる。

政府は「雨さえも」自分たちから奪おうとしている。という悲痛の叫び。

ダニエルの娘が暴動に巻き込まれ助けてほしいとダニエル妻がコスタに懇願。

セバスチャンは映画撮影のほうが大事だとコスタに諭すのだがコスタは助けに向かい現状を目の当たりに、、、。


一般公開があるとすればやっぱり日比谷のシャンテシネマとかかな?

興味がある方、公開されたらぜひ

 

 

 ofiicialsite 

También la lluvia   2010年   スペイン・フランス・メキシコ     99min 

 

監督  イシアル・ボジャイン
出演  ルイス・トサル、ガエル・ガルシア・ベルナル、エンマ・スアレス

2011年ゴヤ賞助演男優賞、2011年ベルリン国際映画祭パノラマ部門観客賞

 

 

ガエルのその髪、、、、   右の方は毛虫みたいな眉が劇中気になって気になって

広いオデコは隠しといてほしーな

 

 

 

 

 


 

 


私が、生きる肌 / La piel que habito / The Skin I Live In

2011-09-16 16:53:40 | 劇場&試写★6以上

 

 

 

楽しみにしていたペドロ・アルモドバル監督最新作

 

今年も9/15~19まで開催中(東京上映)のラテンビート映画祭にて鑑賞

 京都、横浜でも続いて開催☆

 

原作はティエリー・ジョンケ Thierry Jonquet 「蜘蛛の微笑」

アルモドバルが数年前から映画化の権利を買い、脚本も担当。

 

妻を事故で亡くした形成外科医にアントニオ・バンデラス

「アタメ」以来、20年ぶりにアルモドバル作品に出演

ハマり役!

 

軟禁されている謎の患者に「ルシアとSEX」、最近では「この愛のために撃て」エレナ・アナヤ 

アルモドバル作品は、2002年の『トーク・トゥ・ハー』以来の出演。

黒目がやたら大きいのはコンタクトじゃなく自前??ヘザー・グラハム似。

元々またペネロペが演じるという話もあったようだけど、この方で正解


 

すべて知ってる家政婦で○○に、

「ハイヒール」「オール・アバウト・マイ・マザー」などアルモドバル作品常連のマリサ・パレデス。

今回舞台挨拶があって終了後にQ&Aが儲けられた。

この二人の正体は徐々に明らかに、、、、。

 

 

 

形成外科医のロベルトは、交通事故で大やけどを負った妻ベラを再生させるため、新種の皮膚の開発に乗り出す。ロベルトは、皮膚の研究にのめり込むうちに、 生身の人間を実験台として使うことを決断。母親代わりのマリリアは、そんなロベルトに理解を示す。12年後、ロベルトは、強靭な皮膚の培養に成功するのだが…。

 

妻を失った哀しみと、娘の為の復讐がとんでもない方向へ

 

9/10(92点)

 

 

アルモドバル監督自身も傑作と言ってるらしいけど、

観る前すっごく眠かったのに目がどんどん冴えて来て入り込んじゃう

アルモドバルの世界 もちろん小説自体が面白いんだろうけど

映画としての見せ方も演出もキャストも最高で面白かった~

 

部屋に患者として監禁された美しい女性は、身体にフィットする無地のタイツのようなものをきせられて

なぜだか死にたがっている。

クローゼットにある洋服はすべてぼろぼろに切れている。

 

新しい皮膚の形成、移植に成功したバンちゃん演じる医師。

移植に関するミステリーだと思ったら大間違い、そこはやっぱりアルモドバル

サイコでアブノーマル

 ←写真だけ見るとものすごくあやしすぎ

時間軸を現在から半年前、1週間後(だったかな?)そしてまた現在に戻りながら

最初の謎が次第に、パズルが完成していくように明らかになっていく。

一筋縄じゃいかない世界観が展開していき目が離せない。

そして独特なユーモアもあるのでシリアスに傾きすぎない。

 

ここから ネタバレあり感想

途中、レイプ事件が起きて 犯人の男を捕まえて監禁。そっちにいっちゃうの??

と急に話の流れが変わってきたかと思ったら

突然、えええーそんなのアリ?!

 

と思わず言いたくなるびっくりな性転換手術による にっくき犯人の、まさかの変身

 ヨガ会得。

 


そもそもあの娘も最初に男と出会った時、クスリやってたんだし

ハイにお互いなっちゃっていい気分になっての庭でのsexはよくある若い男女の一時の夏の出来事

みたいに片付いちゃうんだと思うけど、なぜか急に意識が戻って拒否した娘。


レイプされた。ということになっちゃった。(実際途中嫌がってたしバイクで逃げたから男に非があるのか)

母親と同じく飛び降りという死を選んでしまった娘。

父、バンデラスはちょうどいいことに形成外科医。

これを利用した復讐なんて、なんとちょうどいい!(←違)


しかし、違法とされる遺伝子操作で声や仕草までどんどん女になってしまうのにはびっくり。

膣を造り、広げる為に様々なサイズの棒が(笑)

映画らしい面白さ。

元々顔は綺麗な男だったけど、目とかは違うでしょうにというツッコミはさておき、

復讐の対象を妻の顔に似せて作り出したから悲劇が起きる。


妻を忘れられないが故に同じ容姿にし、深みにハマっていく。

相手は自分に囚われ、逃げたがっている元男であることを忘れてしまい油断したことが大きな過ち。

そして、母親もさっさと殺さなかったから?こんな悲劇に。

 

あそこからきたか!とびっくりのオチの伏線には思わず くすっと笑っちゃう。

そして事実、 変わり果てた美しい女の姿で自宅に戻った男は母親と対面し、、、、


どういう風に終着するかと思ったら、そこで終わるんだ? 笑。

会場から思わず笑い声が出たラストはユーモアあって好き

これまで以上にアブノーマルでサスペンスフル。

やっぱり母親の愛が描かれてたりする部分はアルモドバル作品らしいのでした

 

 

 officialsite

La piel que habito / The Skin I Live In    スペイン   2011年   117min

日本公開未定

フランス 8/17~  スペイン9/2~  アメリカ 10/14~公開

日本で公開したらぜったいまた観ます♪

あ、そうそう なぜか字幕が 句読点が多すぎだったり 男なのに急に女言葉になってたり

どう考えてもおかしい文章と感じるのが数カ所あった、もちろん通常公開までには直すんだろうけど…頼みます!

 

【追記】

2012年5月26日 日本公開決定

 

また観ちゃうなー!

 

★公開後、2度目鑑賞済み★ やっぱり面白かった♪


9/15 マリサ・パレデスが舞台挨拶に登場当初一緒に予定だった主演のエレナ・アナヤは来られずザンネン。

上映9時からが押して上映、その後だったので終電ギリギリという感じでの客席からの質疑応答でした★

質問は、これまで出演した作品の中でどの役が好きか。

アルモドバル監督がこの映画化に着手した理由。

最初に台本を読んでの率直な感想は?

主人公は本当は愛していたのか、逃げたかったのか?等、5,6問で終了。

 当日は真っ赤なドレスで壇上

1946年マドリッド生まれ。60年代から舞台やテレビで活躍後、アルモドバル監督作品に数多く出演。アカデミー賞外国語映画賞等を受賞し、日本でも大 ヒットした『オール・アバウト・マイ・マザー』(1998年)では、多くの女性たちの悲しみを代弁する舞台女優を熱演し、高く評価される。『THE SKIN I LIVE IN』は13年ぶりのアルモドバル作品となる。
主な出演作品:『バチ当たり修道院の最期』(83)、『ハイヒール』 (91)、『パリ空港の人々』(93)、『私の秘密の花』(95)、『深紅の愛 DEEP CRIMSON』(96)、『ライフ・イズ・ビューティフル』(98)、『オール・アバウト・マイ・マザー』(98)、『デビルズ・バックボーン』 (01)

 

 

 

2011年カンヌ映画祭にて

主演の二人

 

重要な、男と、娘役

 

バンちゃん 前髪かわいい

 

てゆーか、 

 とぅりゃー

イエイ

すごいテンションだな(笑)

 

え 

 

 

 

それでは皆様、楽しい週末を~

 

 

 


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スリーデイズ / THE NEXT THREE DAYS

2011-09-14 09:31:07 | 劇場&試写★5

 

 

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ポール・ハギス監督, 脚本作じゃなかったら主演も興味なかったからスルーしてたかも。

試写にて鑑賞

 

ポール・ハギスと言えば、イーストウッド監督の「ミリオンダラー・ベイビー」、「父親たちの星条旗」、

男のマリッジブルーを描いたラブコメ、「ラスト・キス、「007 慰めの報酬」では脚本を担当、

硫黄島からの手紙」では原案、

アカデミー賞作品賞を受賞した群像劇「クラッシュ」や「告発のとき」監督&脚本。


 

これ、何かのリメイクだったな~と思いながら観ながら「すべて彼女のために」ってカンジと思ったら

ソレでした

そして日本でのキャッチコピーは「逃げ切れるのか。」まさにそのまんま

 

「すべて彼女のために」はダイアン・クルーガー主演、フレッド・カヴァイエ監督の2008年フランス映画。

結局劇場鑑賞見逃したけど

 

主演は、ラッセル・クロウ。

むちゃぶり凄い

そこらの大学教授にしては肝座りすぎてます いかなる手を使っても妻を助けるのに一人必死


 

ダイアン・クルーガー演じた妻には、エリザベス・バンクス。突然逮捕される。


この人、「スリザー」や「40歳の童貞男」「恋するポルノグラフティ」とか

おバカなコメディの印象強過ぎて、旦那一生懸命なのに冷めてるというか、

なんだかこのシリアスな役合わない気がしちゃった。

 

そして「共演」となってる大物、 リーアム・ニーソン。

脱獄のプロ?としてコツを伝授というこのシーン、たった5分くらいの出演だよ

共演どころか友情出演ばりの短さ

 

あと、オリビア・ワイルドも何かありそうで結局とくにない

誰でもいいようなちょっとした役で出演。

 

 

ストーリーは単純。

ごく平凡な大学教授が、殺人の罪で投獄された愛する妻の無実を信じ、彼女を取り戻すため命を懸けた脱獄計画を練り上げ実行に移すさまをスリリングに描き出す。

 

 

5/10(56点)

 

この内容で134分って長っ とにかく長すぎると思う。

もっと前半でカット出来ると思うし。

いつも言ってるようだけど、120分超えって相当面白くないとけっこうキツいと思う。

しかもいつものポール・ハギス作品らしく 暗いし 音楽もないし淡々としてるので

前半は危うくうとうとになりかけるもなんとかセーフ。

わたしがやっと少し面白く感じてきたのは、ラッセルがやっと動きを見せ始めた頃から。

 

その頃から音楽も入る。ダニー・エルフマン 

 

それまで☆4だなこりゃ、って思ってたけど

入念な計画後、徐々に行動し、クライマックスの30分でかなり強引な行動へ!

驚く妻を誘導し 計画通りに行くのか!?

妻には もっと私はやってないというカンジをみせて欲しいんだけど



リーアムさんの教えによる何か条のひとつにあった

必要なのは度胸とわずかな幸運 

わずかどころか超ラッキーなことの連続でうまいこと切り抜ける。

この辺、エンタメ映画ですからね。

 

妻の無実を確認するまでもなく信じてひたすら助けるために突っ走る

罪人になったってかんけーねーっていうのが 私生活でも暴れん坊のラッセルらしい(笑)

 

あ、後半では 突っ走ってたラッセル、妻の突飛な危険な行動でふっと車停め

草原で一息。手と手が触れて、、、、というシーン

なんとなくポール・ハギスの脚本らしさを勝手に感じてしまったけどここはオリジナルにもあるのかな。

 わざわざ確かめようとまでは思わないケド 

リメイクしたくらいだからオリジナルの方がきっと面白いのではないかな?

それとも単にリメイク出来そうなものは何でもしちゃえというハリウッドのネタ切れ事情での映画化?

 

前半のタラタラさえテンポよくしてくれてればフツウに面白い作品なんじゃないかな。

 

 

 

 

 公式サイト   

THE NEXT THREE DAYS  2010年  アメリカ  134min

9月23日(金・祝)より、ロードショー

 

 

2010/11-9   NYプレミアにて

たった5分の出演で駆けつけた、リーアムさん



オリビア・ワイルドド迫力

 

 

 


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