今年で21年目
独断と完全なる好みで選ぶ、年末の映画ランキング。
毎年言ってますが、個人の選出によるものなので映画の出来の良さではなく、面白かったもの。好き。というのを重視
つけた得点数順というわけではありません。
対象となるのは2018年に公開された作品(既に観た来年公開作品はランキングに入れず)
ことしは劇場にて58本。 今年はあまり観れなかったなー 11月はTOHOシネマズのフリーパス月間でした。
(試写含む、機内映画含まず。気に入って2回以上観た作品は1本と計算。)
おウチ鑑賞DVD&Netflix(今年もほとんど見れてない) 約45本
(以前1度観た作品&未レビューDVD新作&機内鑑賞映画、過去作品含む)計103本。
タイトルクリックでレビューへ飛びます。劇場で観た作品、今年は多分2本未レビュー。
DVDと機内鑑賞は殆ど今年は未レビュー。 タイトル後の( )は、監督名。では早速、ベスト10から
2018年 BEST MOVIE
1位
ワンダー 君は太陽(スティーヴン・チョボスキー)
圧倒的今年のNo.1御涙頂戴話が嫌いなわたしが10箇所くらいで泣きまくりの映画。二度観たけどまた泣けた。笑
全員ぴったりはまったキャスト、過剰すぎない演出、そしてストーリー。
とにかく今年一番大好きな、暖かくなれる映画
2位
へレディタリー 継承(アリ・アスター)
今年、最強!!最恐!!
NYで。マスコミ試写で。フリーパスで。3回鑑賞したけど、細部に伏線や緻密に計算尽くされた恐怖の演出、
音楽、キャストが全てがお見事。
そこはかとなく胸に広がる不気味さ。久しぶりに楽しめる本格的ホラーをありがとう笑
3位
ボヘミアン・ラプソディ(ブライアン・シンガー)
いや〜、音楽映画はやっぱり最高と思えた今年を代表する1本。
去年はどっぷり「ラ・ラ・ランド」の1年だった(私)のに対し、今年大ヒットとなったクイーンの伝記音楽映画!
内容云々てよりとにかく音楽が良いから、応援上映含め3回観ちゃった
フレディ・マーキュリーよ、永遠に
4位
RAW 少女のめざめ(ジュリア・デュクルノー)
あれ??これこんな上位に来ちゃうなんて!(笑)
とにかくインパクトがあって、わたし好み。よくできてます。
ちょっと変わった世界。騙されたと思って観てみてね。
5位
聖なる鹿殺し(ヨルゴス・ランティモス)
青年が、とある一家につきまとうその理由とは。静かに忍び寄る恐怖。
オリジナリティあふれた発想からくるこの不思議な感情。ちょっぴりハネケ風を思わせる不条理な話っていうのも
個人的に好みだった1本。
6位
レディ・プレイヤー1(スティーヴン・スピルバーグ)
これは劇場で観ることに意義がある!(って言っちゃぁもうDVDが全然駄目みたいになっちゃうんだけど)
80年代の文化へのオマージュと、スピルバーグの同志、ロバート・ゼメキス監督(バックトゥザフューチャーでスピルバーグは製作総指揮)と
スピルバーグが敬愛するスタンリー・キューブリックへのオマージュがわたし世代には心にグッサリ刺さった1本。
映像で体験するゲーム体験型なのも面白かった
7位
スリー・ビルボード(マーティン・マクドナー)
今年の映画賞を席巻、賑わせた作品。
作品賞でオスカー受賞逃したけど、受賞した「シェイプ・オブ・ウォーター」よりも断然こっち。
優しさ、赦しについてのドラマ。タイトルは、3枚の広告看板を指す。
演技派キャストたちの共演も見どころの一つ。
8位
ブリグズビー・ベア(デイヴ・マッカリー)
まさかこの地味なポスターのファンシーな作品が、こんな素敵な映画だったなんて。
そして今年のベスト10に入っちゃうなんて。
「好き」なものを貫くことの尊さ。
単なるオタク青年とクマの友情だけに終わらないメッセージ性のあるドラマが面白かった1本。
9位
ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル(ジェイク・カスダン)
95年の「ジュマンジ」の今更の続編がこんなにも面白いとは!
久々のJBもキレキレに笑わせてくれるし、ザ・ロック様やとにかくキャラが全員いきてる
20年後らしく時代が変わってテレビゲームの世界に迷い込んだ高校生たちが
生き残って脱出するため、それぞれゲームキャラを選び、そのアバターとしてジャングルで命を賭けたリアルゲームに参加する羽目に。
あらゆるところに遊びが効いてて 純粋に、楽しい!!
10位
2重螺旋の恋人 (フランソワ・オゾン)
話の構造が主人公に関係する二人の男とリンクした見せ方で魅せる。
双子って面白い。
次点
「アイ・フィール・プリティ」「サーチ」「ギャングース」「億男」
「プーさんと大人になった僕」「1987、ある戦いの真実」「女は二度決断する」「ルイの9番目の人生」
2018年 WORST MOVIE
久々のアメナーバル監督作で楽しみだったのに思い切り肩透かしだった忘れもしない1本。
内容はもうすでに完全に忘れた。イーサンとエマという名優無駄遣い。
今年最も怖くない家系映画。「ソウ」の監督作ってあるけど、ジェームズ・ワンではないです
〜しないと死ぬ。昨今多すぎですDVDスルーでいいでしょ!つまらなすぎー!
ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生(デヴィッド・イェーツ)
ジュードにエディレッドメイン、エズラ君と三大好きなイギリス男が出てるので張り切って観たけど
つまらなすぎて撃沈。しかも途中何度も眠くなりでレビューすら書かなかったくらい。
面白かった人はどこが面白いのか教えて!って叫びたくなるほど辛いつまらなさ。次はもう観ませんわ。
特別賞
もはや、説明はいらないほどの低予算からの大ヒットとなった今年話題のこちら
前半と後半でガラリと変わるしくみが良く出来てた★
ベスト10に入れるほどではなかったけど、笑わしてもらいました
大好きなゾンビ映画だけど一般的にこれの影響で日本でももっとゾンビ映画見る人増えるといいな?
個人賞
今年輝いてた女優賞
トニ・コレット(「へレディタリー 継承」他)
※ギャグ映画ではありません
もう今年はこの方が全部持ってっちゃいました!顔芸すご
今年ハマった男優に贈ります
今年輝いてた男優賞
高杉真宙(「ギャングース」他)
ファブリーズCMや仮面ライダー鎧武時代を経て、「渇き」では金髪の不良、
今年は「プリンシパル」「世界でいちばん長い写真」「虹色デイズ」「君が君で君だ」「君の膵臓を食べたい」(主演・声)
「ギャングース」(主演)と立て続けに映画出演。
意識してちゃんと見たのは「ギャングース」。そして1年遅れでTV版の「セトウツミ」にハマり
劇団☆新感線の舞台「メタルマクベス」出演も見、過去作を遡っている最中。
様々な役へのなりきりが凄い。若いけど、インタビューなど読んでいると真面目でかなり頑張り屋のところが応援したくなる 笑
2019年も楽しみな新作、「12人の死にたい子供たち」、「笑顔の向こうに」「賭ケグルイ」など待機中で今後も改めて活躍に期待
哀しきDVDスルー
「私とあなたのオープンな関係」 Netflixのみ配信。
ニコラス・ホルトがSNSを通じ知り合う男女の今の付き合いを体現。
丁寧にリアルに描かれるイマドキの男女の恋愛ドラマ。ニコラスホルトの等身大のイケメンっぷりも素敵。
THE RAZZIES MOVIE
クワイエット・プレイス(ジョン・クラシンスキー)
今年一番がっかりホラー。(サスペンス?)
ツッコミどころありまくり。怖くない。個人的にどうでもよくなるCGのバケモノ系。
なんでもヒットするアメリカでは全米ナンバーワンヒットという言葉ももはや信じられない
毎年のことながら、私らしいベストワーストだなぁ 笑
今年は大好きな監督、ハネケやアメナーバルの新作もあったけどどちらも個人的に不発で残念。来年はタラの新作に期待です
今年も更新が滞りがちなこのブログに見にきてくれたり、コメントくださった皆様、本当に感謝です
細々とでも続けていくつもりでマイペースに頑張っていきまーす。
今年一年もありがとうございました