我想一個人映画美的blog

新作映画レビュー&温泉&ゴシップ+コスメ+旅行記&日記。
blog開設から18年!ありがとうございます✨

アフター・アース /AFTER EARTH

2013-06-22 08:35:35 | 劇場&試写★6以上

 

 

 

 

2010年の「エアベンダー」以来、久しぶりの、Mナイト・シャマラン監督作

しかも、主演はウィル・スミス親子

期待はしてなかったけど、楽しみにしてました~

 

ウィル・スミスと息子、ジェイデンが「幸せのちから」以来、7年振りの共演

 

 こんな可愛かったジェイデンは、ジャッキー・チェンとの共演「ベスト・キッド」を経て、

こんなにもすくすく育ち、現在は14歳。(その過程はちょこちょことゴシップにも載せてたけど☆)

父よりも美形に成長中♡

 

今回は、ウィルは原案とプロデュースも兼ね、シャマランに

お金だけじゃなく口も突っ込んだようでアドバイス。

 

でずっぱりの主役として全面に息子を押し出し

 

自分(ウィル)は今回、ほぼ座ったまんまで活躍はなく全て息子に託す

動けなくなったのをイイコトに? モニター見ながら指示してるだけじゃん

 

脚本は単純。

シャマランだからって、オチに捻りとか謎めいた感じとか

期待出来たのは数年前までのハナシでー。

今回は、人間が既に住めなくなった地球から別の所に住んでいた未来。

アーサという恐ろしい生物(モンスター)から人類を守る特殊部隊のリーダーを持つ

キタイが、父と共に向かった宇宙船が事故で不時着。

 

そこは、危険地帯となった地球。

たまたま生き残ったのは親子だけ。

足を負傷し動けなくなった父の変わりに、緊急シグナルを探しにいく任務を背負った。

生き残るためには時間内に行って、それを果たす事が出来るのか?!

 

たったひとりに任された、運命をかけたサバイバル

 

 

恐怖心を感じずにいれば、アーサの目を逃れられる「ゴースト」になることができる。

過去に、姉をアーサに目の前で殺されたというトラウマがあるキタイは

どうしても父親以上の戦士になりたいと思っていた、、、。

 

姉には、レニー・クラヴィッツの娘、ゾーイ・イザベラ・クラヴィッツ。

 

 

初め、舞台はアラスカだったのを大自然を舞台にし、環境問題も訴えたかったんだとか。

環境問題が伝わるかは別として、アラスカじゃダメだわ 

 

 

 6/10(60点)

 

 

はじめから期待してないし、自然の壮大な映像がCGとはいえ

素晴らしく美しく、時間との戦いのサバイバルではあるがみていてすがすがしい

ジェイデンが全編で頑張っていて、宇宙船の何人かが少し出て

家族がちょこっと出るだけで、父親役のウィル以外、共演者はほぼなしで

完全ジェイデン・スミスの映画。

 

これまでこだわり続けたフィラデルフィアでの撮影というのが

前作からなくなったせいか、シャマランらしさが感じない。

そして宣伝でも、シャマランか!と思って観に行くのをやめるのを懸念してるのか

シャマラン監督作というのを殆ど出してない。 笑 (それもどうなの)

フツウに観たら、脚本に捻りもないし特にすごい見せ場がある内容でもないので

退屈という評価をする人は多いだろうけど

わたしは、ウィルもジェイデンも好きなので 退屈はしないで観れた☆

時間も100分と長過ぎずちょうどいい。

ご都合主義で、呼吸が楽になる小ちゃい飲み薬がちょうどなくなったとき

偶然目的地に着いてるだとか、都合良いタイミングで猿の軍団から逃れるとか、

凍えそうになったらワシが運んで身を包んでくれたとか、

ヒルみたいなのが手に張り付いて毒がまわっても、ギリギリで大丈夫とか

(あ、ここのシーンでのジェイデンの顔の変形がリアルでなかなか恐ろしかった)

そもそも、あんな事故でふっとばされたウィルは死んでるだろ!とか

つっこみどころは満載だけど、そこ含めて楽しめたので良し♪

 

オススメは特にしないけど、シャマランへの敬意と愛があれば 楽しめちゃう1本。

あとはウィル親子が好きじゃないとダメね。 

自分に打ち勝つ成長の姿や、親子愛とか描いてるけど、

シャマラン映画だから余計な感動とか期待しないで観るのが正解

 

 

西暦3072年。人類はとうの昔に地球を去り、別の惑星<プライム>に移住していた。宇宙遠征の帰り、伝説の兵士である父サイファと息子キタイを乗せた宇宙船がトラブルに巻き込まれ、機体は大破、緊急シグナル<ビーコン>が見知らぬ惑星に落下してしまう。生存者はたった二人。負傷した父に代わり、ビーコンを探しに行くという失敗が許されない使命を負った息子に父は告げる「ここは遥か昔に人類が捨てた地球だ」と。
 そこは、様々な動物たちが生息し、緑に覆われた豊かな土地のように見えたが、人類が住むことなど到底できない恐ろしい惑星と化していた。凶暴な生物たちに次々に襲われ、やがてキタイの恐怖が最高潮に達したとき、彼の”恐怖”が呼び寄せたものとは——。

監督:M・ナイト・シャマラン
原案:ウィル・スミス
脚本:ゲイリー・ウィッタ
    M・ナイト・シャマラン
撮影:ピーター・サシツキー
編集:スティーヴン・ローゼンブラム
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード


 

公式サイト

AFTER EARTH     2013年    アメリカ   100min

6月21日より公開中~



来日プレミア



韓国プレミア


台湾プレミア




シャマラン、次回作は、、、、

大コケした前作「エアベンダー」の続編はさすがに中止になったので(ヨカッタ

次回作はまだ未定のシャマラン、次も楽しみにしてるゾ


 

 

 

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*・:*:♪:*☆blog8周年/8th anniversary*・:*:♪:*:。*☆・*

2013-06-21 23:30:15 | Weblog

 

 

もう数日経ってしまいましたが、、、、

 

2005から始めたこのblog 6月15日でなんと8年を迎えてしまいました~

ことしは今更、特別何も特集の記事を書くつもりはありませんが

最近更新ないにもかかわらず、毎日または定期的にちょこちょこ覗いて下さってる皆さま

本当にいつもありがとうございます

このブログを通して、沢山の方と実際会って友達になり、、、、

弟の映画も応援して下さったりと、、、、。

素敵な出逢いに、心から感謝 

 

ハリウッドゴシップニュースや、オッサンコーナー、やめないで!と言って下さる方も多く

本当、ありがたいです

すごく時間がかかるので、前みたいにしょっちゅうできませんが

今後、出来る時はupしたいと思ってマス。

劇場で鑑賞した映画は1本も残らずこの8年書いてきました。

DVD鑑賞分は最近書けてないけど、DVDスルー作品は面白いのも多くもったいないので

出来るだけ紹介していきたいし、コメントなどでも映画の共有これからもしていきたい


 

コメント欄やツイッターの方でもメッセージ下さった方々、ありがとう

9年目に入りましたが、今後もしばらく 

まずは10年!目指して続けていきたいと思ってますので

これからもよろしくお願いします

 

 

 

応援して下さっている方々、いつも感謝です

 

続いて、早速新作映画レビューいきます

今回、コメント欄閉じます。

 

 

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ローマでアモーレ /To Rome with Love

2013-06-12 13:10:55 | 劇場&試写★6以上

 

 

 

昔からのこだわり、NY舞台をやめてから早数年、コンスタントに新作を送り出すウディ・アレン監督作

最近は「それでも恋するバルセロナミッドナイト・イン・パリなど、ヨーロッパがお気に入り。

今度はローマ

スカちゃん&ヒュー・ジャックマン主演の「タロットカード殺人事件」(2006)以来、

6年ぶりにウディアレン爺自身も出演

 

ここ最近はめっきり自分は出なくなって、雰囲気保てるからいいなーと思ってたんだけど

今回は久々に登場というのでちょっと心配に 笑

ジェシー・アイゼンバーグやペネロペも出演ということでずっと楽しみにしてた☆初日、劇場にて鑑賞~

 

イケメンのローマ男と婚約した娘のもとへやってきた元オペラ演出家にウディ爺。

 

婚約者の父親で葬儀屋、シャワー中に歌うオペラはプロ並み?!

 

恋人の親友で不思議な魅力を放つモテ女優に恋してしまう建築家の卵の青年にジェシー・アイゼンバーグ。

そのモテ女優にエレン・ペイジ。

その建築家の先輩で、いつでもどこでも側にいてやたらと横から口を挟む存在はアレック・ボールドウィン。

 

どこにでもいる普通の新婚カップルの宿泊先に現れたセクシーなコールガールにペネロペ・クルス

 

その新婚カップルの女の方は偶然憧れのスターと出逢う。

 

ある日突然、大スターに祭り上げられた平凡な男にロベルト・ベニーニ。

 

 

6/10(60点)

 

 

ギリギリでおまけで60点 キャストもいいし、つまらなくはないんだけど

フツウすぎて、ここ近年のウディ映画のなかではいちばんおちるなー

それぞれの人物が絡みながら織りなす恋のから騒ぎ

ということでちょこちょこ笑いを挟むいつものパターン 笑

 舞台ローマの雰囲気はさすがに素敵だけれど、

パリのあの舞台のストーリーにはかなわない。

爺、いつまで俳優もやるのかな??

 

ロベルト・ベニー二のくだりがしつこすぎて、いらなかったんじゃない?と思える 

一般人が一時わけもなく突然いきなり有名になり 困るが

別の人に話題が移れば見向きもされなくなり、寂しく感じて注目されることが

いつしか快感になっていた、という皮肉?めいたのがまた「らしい」けど少々無理矢理でしつこい。

 

 

シャワーがないと美声で歌えない娘のフィアンセの父親というキャラも面白いケド

それに絡むウディがまたしつこい 笑 そこで中高年の観客の笑いをとってた。

こういう定番の笑いを求めるんだね~   わたしはそこが逆に笑えない。

面白かったのは、普通のカップルが手違いで彼女の方がなぜか憧れの俳優と二人きりになり

ひとりトイレで葛藤しながらもその俳優と寝るかどうかと迷ってるホテルの1室でのやりとり。

そこへ強盗が乱入して、俳優の妻が浮気を疑い尾行していて警察と乱入、、、、ってシーン。

 

ジェシー・アイゼンバーグが親友の子、エレン・ペイジにやっぱり惹かれていき

うまくいきそうになったところでエレンが女優としての飛躍のチャンスに、あっという間に

その恋愛なんてどうでもよくなったかのように気持ちがコロッと変わる

そんなところも奔放さゆえ。

 

 

いつも日常のアレコレを描きつつ、皮肉を交えて教訓をも唱えるウディ流ラブコメ

今回もその王道で。 ちょっとぴり飽き飽きしてきたけど

この王道さが好きな人にはウケるでしょう~

 

 

元オペラ演出家のジェリーと妻は、ローマっ子のイケメンと婚約した娘が滞在するローマへとやってきた。フィアンセの実家に招かれたジェリーは、バスルーム から聞こえてくる、そのフィアンセの父親の歌声に驚愕、それはまるで高名なオペラ歌手、カルーソーの再来かと思わせる美声だった! 
 同じ頃、田舎からローマに出てきた純朴な新婚カップル。ホテルに到着後、妻は美容室へ向かうがすぐ迷子に。一方、帰りを待ちわびる夫の部屋には、なぜか真っ赤なミニドレスに身をかろうじて包んだコールガールが現れる...。
 建築家志望のジャックが恋人と暮らす家に、恋人の親友で女優の卵のモニカが転がり込んでくる。幼く見えるモニカだが、恋愛に関しては大胆で奔放。ジャックはそんな彼女に惹かれ…。
 レオポルドは、妻と子供思いの平凡な男。しかしある朝、一歩自宅から外へ出た途端、マスコミに取り囲まれ、突然パパラッチに追われる大スターになっていた。以来、レオポルドの一挙一動が、ローマ中の話題となり…

 

 

 

 

映画『ローマでアモーレ』予告編

  公式サイト 

To Rome with Love           2012年     アメリカ=イタリア=スペイン

6月8日より、公開中~

 

プレミアにて

 

 

 

 

ウディ・アレン次回作は、ケイト・ブランシェット、ピーター・サースガード主演「blue Jasmine」

Blue Jasmine Official Trailer #1 (2013) - Woody Allen Movie HD

 

突然の危機。NYニュージャージーに住むある人妻(ケイト・ブランシェット)の人生を描いたシニカルコメディ。

舞台はサンフランシスコ。

他の共演に、アレッ ク・ボールドウィン、サリー・ホーキンス、ボビー・カナヴェイル、ルイ・C・K、アンドリュー・ダイス・クレイ、アルデン・エーレンライク、マイケル・エマーソン、ピーター・サースガード、マイケル・スタールバーグ

全米で今年の7月26日公開予定☆

意外な役者できたな~ 次回も楽しみ♪

 

 

 

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6月公開☆新作映画リスト

2013-06-05 10:28:41 | 月別観たい映画リスト

 

 

 

遅くなっちゃいました!

今月はショートショートフィルムフェスティバル に、

久しぶりに今年初の海外旅行、blog◯周年とイベント?もりだくさん!


それでは早速、

 月初め恒例 6月公開、観たい&観た映画のチェックリスト

 

今月都内で公開されるなかから気になる10数本ピックアップ。
いつものように、タイトルクリックでレビューか公式サイトへリンク(ほぼ観たい順)
6月公開作品全てではなく、個人的に気になってる東京で上映予定の映画リスト。



今月は2本観てました
観た作品

 殺人の告白     6月1日~      

パク・シフ×チョン・ジェヨンの韓国映画。チョン・ビョンギル監督作。

2度目観て来たけど、また楽しめちゃった♪

アクションもいいし、意外なオチ、最初から最後までたっぷり見応え有り!



 インポッシブル    6/14~

スマトラ沖地震での津波で起こった家族の奇跡。

監督は「永遠のこどもたち」の、J.A.バヨナ。主演はユアン&ナオミ・ワッツ。

津波の映像がリアル過ぎて、、、、



 

観たい&気になる作品

今月はこの2本がとくに気になる!

 ローマでアモーレ   6/8~

久々にウディ自身が出演する、ウディ・アレン監督最新作

ペネロペ、また出演ほか、ジェシー・アイゼンバーグ、エレン・ペイジ、アレック・ボールドウィン

ほか共演。

予告篇みても面白そうじゃないし

アレンが出ない方が面白いことが最近は多いんだけど、、、、

ペネだし、楽しみ♪



 アフター・アース    6/21~

1000年後の地球。ウィル&ジェイデン親子が、シャマラン最新作で主演!

それだけで観る価値ありでしょ☆

海外評価既に悪くても気にしない♪シャマラン映画は観る事に意義がある♪


 



 コンティキ     6/29~

ノルウェーの人類学者で海洋生物学者、トール・ヘイエルダールの実話を基に、太平洋の航海を描いた海洋アドベンチャー。

南太平洋に浮かぶポリネシア諸島の人々の起源が南米にあることを立証すべく、

ヘイエルダールが敢行したいかだ 「コンティキ号」による8,000キロにも及ぶ旅を描く。

アカデミー賞、外国語映画賞ノミネート作品なので面白そう。




 マニアック   6/1~

久々のイライジャ・ウッド主演作。

’80年のスプラッターホラーを、「P2」の製作、監督コンビ、アレクサンドル・アジャとフランク・カルフンがリメイク。

期待はしてないけど気になる。

予告篇は観てないけど、時間があえば。



 6/8~

ゾンビもの、各国から4作品!

どれか観れたらみたい。




 欲望のバージニア    6/29~

シャイア・ラブーフ、トム・ハーディ、ガイ・ピアース、ミア・ワシコウスカ、

ジェシカ・チャステイン、ゲイリー・オールドマン共演。

禁酒法時代のアメリカを舞台に、

密造酒の業界においてその名をとどろかせた実在の無法者3兄弟の生きざまを描いた犯罪ドラマ。

話はどうでもいいけど、ゲイリー出てるから気になる、、、、


 


 華麗なるギャツビー     6/14~

作家F・スコット・フィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」を実写化したドラマ

レオさま最新作×「ムーランルージュ」のバズ・ラーマン監督ってことで

映像期待だし一応やっぽり劇場で観ようかなと思うケド

ラブストーリーなのであまり期待はしてない。



 10人の泥棒たち   6/22~

それぞれ野望を胸に秘める男女10人の窃盗団チームが、世界に一つしかない幻のダイヤモンド奪取に挑む犯罪アクション

ちょっと気になる。

が、2時間超え、、、、 



以下、たぶん観ない


今月は意外と観たいの少なめ☆


 

 

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イノセント・ガーデン /STOKER

2013-06-02 23:43:40 | 劇場&試写★6以上

 

 


ニコール・キッドマンにはスリラーがよく似合う。

 

オールド・ボーイ親切なクムジャさん」など世界的に評価の高い韓国を代表する映画監督、

パク・チャヌクのハリウッド・デビュー作となるミステリー。

製作には、トニー・スコットとリドリー・スコット。

 

実は名前は最初伏せられていたが

「プリズン・ブレイク」の主演俳優ウェントワース・ミラーが8年かけたオリジナル脚本。

18歳になったヒロインの前に消息不明だった叔父が突如現われたことをきっかけに、

彼女の周りで不可解な事件が次々と発生していく。

 

主演の少女インディアには「アリス・イン・ワンダーランド」のミア・ワシコウスカ。

 

いつもと雰囲気違うのは黒髪ロングのせいか?

不幸せそうで満たされない感じの少女とオトナの間の微妙な心の揺れを見事に演じる。

 

母親役エヴィに、ニコール・キッドマン。

 

たった一人の娘と折り合いが悪い美しい妻。

ニコールだからこそのこの存在感はやっぱりさすが

 

亡くなった父親にダーモット・マローニー。

その弟で、話の中心人物であるチャーリー・ストーカーに「シングルマン」のマシュー・グード。

爽やか好青年に見えて実はという雰囲気うまい

 

そして叔母に、「世界にひとつのプレイブック」「アニマル・キングダム」のジャッキー・ウィーバー。

 

不思議な叔父の魅力に惹き付けられる母娘。なにげに三角関係。

 

 

触れてないのにエロティック。ピアノ連弾。

 

繊細で研ぎ澄まされた感覚を持つ少女、インディア・ストーカー。彼女が18歳になったその日、謎めいた鍵が届き、唯一の理解者だった父が交通事故で急死する。美しい母とは、何ひとつ分かり合えない。葬儀の日、長年行方不明だった叔父チャーリーが突然現れる。しばらく一緒に暮らすことになるが、その日からインディアの周りで次々と不可解な事件が起り始める....。 

 

 そりの合わない母。謎の叔父の出現。父親の不可解な死。

封印された忌まわしい過去の出来事。

 

 

6/10(60点)

 

 

期待してたけどまぁまぁ良かった

脚本的にはそんなに捻りがないしつっこみどころもあるけど、役者たちの素晴らしい存在感で魅せる

 

満たされない思いと、日々行き場のないフラストレーションを抱えていたインディア

 

前半わりと淡々として、あまり面白くならないなと思っていたら

徐々にじわじわと忍び寄る犯罪の影。

 周囲から人が消え、不吉な出来事が取り巻くが

それに気付いていながら、恐怖よりも興奮を覚えていくハンター気質。

 

さすがパクチャヌク監督作。

独特の世界観が確立されてる。

 

不思議な母娘の関係も惹き付けられる側面。

梳かしていた髪が、すすき野原とかぶっていく。

 

画(え)的にも面白い部分が多い。そこは監督のセンスの良さ

 

ネタバレあり感想

父親が死んですぐに現れ、そして何も悲しんでもいないその弟(叔父)。

そんな親族がいきなりきて一緒に住むことになった怪しいのは最初からひとり。

(または共犯で妻ニコール)

警察すぐ分かるダロとツッコミたくなる。

こっそり言おうとした叔母はあっさり殺され

おまけに殺した相手は次々と同じ場所に大きな目立つ石ごろごろ置いてるし!

クラスメイトを誘っておきながら、その気はなく逆に相手を興奮させておいて

無理やり犯そうとした男をあっさり殺す。

当然最後に会っているところを目撃されているインディアは疑われる。

後日警察が聞き込み調査で自宅へ。

どう考えたってあの時点でもう不審な叔父の存在とその口裏合わせでバレバレでしょ。

 

父の書斎の小箱の鍵。

開けると、父と叔父と、もう一人の弟の写真が切り抜いて入っていた。

幼い頃、末の弟を死なせたのは叔父だったのだ。

そして手紙の束。

全部インディア宛の、叔父からのもの。それも、全て精神病院からのものだった。

ラブレターともとれる、そして血はつながっている。

同じ家系で、同じこの血。繊細に感じ取る事の出来る。

ということで、叔父が愛していたのは兄嫁(ニコール)ではなく

インディアの方だった。それもストーカーという名字だけどストーカー行為並みに

執拗に会いたいと願う、危険な想い。

 

自分じゃなく、目的(好き)は娘だった、とわかったときのニコール、素晴らしい。

主演じゃなかったけれど、本作はニコールだからこそでこの雰囲気になった。

あともちろん、(あまり好きな女優じゃないけど)ミアワシコウスカの雰囲気も。

時間は1時間半とちょうどいい。

驚愕のとか、びっくりするような展開ではないけど

普通にサスペンススリラーとして楽しめる作品として

 

とくにニコールファンは必見です。

 

というわけで、トムちんの「オブリビオン」VSニコールの「イノセント・ガーデン」

たまたま元夫婦同じ日の日本公開日で同じ日鑑賞だったけど、ニコールに軍配

 公式サイト

STOKER           2013年     アメリカ   99min

 5月31日より、公開中~

 

 

↑ニコール身長高いけど、並ぶと子どもみたいなミア。

 

6月の映画リストもやるよ

 

 

 

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