我想一個人映画美的blog

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ニューヨーク、アイラブユー / NEW YORK,I LOVE YOU

2010-02-28 10:48:40 | 劇場&試写★6以上

パリ、ジュテーム」のプロデューサー、エマニュエル・ベンビイが、
ニューヨークをテーマに描くシリーズ第2弾。
10人の監督による10のラブストーリーを、
11人目が1つの流れにまとめあげていくラブ・アンサンブルムービー



いつもより力入って書いた長い記事、やっと全部書いてupしようとしたら
送稿中の方を間違えて削除!! ここまでひどいの過去初めて。超そそっかしすぎる
死んだ~ 
というわけで再び、、、、
またまたリンク貼ったら今度は最初の部分消えた~!もう何なんでしょう


ここ読んで下さってる方はご承知の通り、お金と時間が出来たら行っちゃうほど
ニューヨーク大好き人間なので「パリ、ジュテーム」の時に既に、次はNYって決まってたから
当然本作は相当楽しみにしてました~
しかし、買い付けてくれた日本の配給会社が経営破綻で公開延期!
劇場公開なしかと心配もしたけど、なんとか他の会社が買い付けて下さり
ついに日本公開張り切って初日鑑賞♪
たとえ狭い単館での上映でも、ちゃんと劇場公開してくれて良かった


「パリ、ジュテーム」(以後、パリ版)が20区のうち18の区を舞台に、
1区につき約5分間の短編でそれぞれひとつづつ完結するという複数の物語だったのに対し
ニューヨーク版では ブロンクス、ブルックリン、マンハッタン、クイーンズ区、スタテンアイランドという五つの区ではなく、
ソーホー、チャイナタウン、イーストヴィレッジなどの区域ごとに
1つの作品で7分間、二日間という縛りで撮影された。

違う作品に出て来た人が、別のストーリーでもちょこっと出て来たりして
オムニバスっていうより、ひとつの大きな流れ的な感じで群像劇に近い、よりライブ感のある仕上がり。

パリ版とこちら両方に唯一参加したのは、
初監督&脚本作とは別に出演作もあるナタリー・ポートマン。

監督作では、バレエダンサーのカルロス・アコスタを起用で娘との愛を描いた
「セントラル・パーク」

自身の出演の方より良かった(笑)


スカちゃん(スカーレット・ヨハンソン)の監督作、
ケヴィン・ベーコン主演で楽しみだったのに、
一つだけ毛色が違うということで なんと全編カット!
可哀想~


確かに今作、パントマイムのやチャイナタウンみたいなちょっと変わったのがあったパリ版とは違い、
全体のトーンが似ていてどれかが目立つ事もなく
わざと平にならしちゃったという感じするからスカちゃんのは浮いちゃってNGだったんだろうな~。ザンネン。
どんだけのものだったのか、観たい♪是非DVD特典として入れて欲しい!

他の監督もパリ版よりメジャーじゃなく地味だと思ったけど、調べると
あの作品の監督かぁ!という感じで大御所?もちらほら。

(タイトルと監督名は後で)


まず見どころは豪華キャスト
と言っても先日のL.Aが舞台の「バレンタインデー」には負けるかな?
いや、まけるとも劣らない。
主なキャストをざっと挙げると、
ヘイデン・クリステンセン、レイチェル・ビルソン、アンディ・ガルシア、イルファン・カーン、
ナタリー・ポートマン、オーランド・ブルーム、クリスティナ・リッチ、マギー・Q、
イーサン・ホーク、ロビン・ライト・ペン、クリス・クーパー、アントン・イェルチン、
ジェームズ・カーン、ブレイク・ライヴリー、ブラッドリー・クーパー、シャイア・ラブーフ、
ジュリー・クリスティ、ジョン・ハート、スー・チー、イーライ・ウォラック、ジャスティン・バーサetc、、、。


豪華キャストだけど主役はやっぱりニューヨークの街


セントラルパーク、ブルックリンブリッジ、マンハッタンブリッジ、自由の女神、
ダコタハウス、イエロータクシー、エンパイアステートビル、サブウェイ、
公園のリス、ダコタハウス、街のサイレン、ノイズ、雑踏、
マンハッタンの夜景、コニー・アイランド、、、、

どのシーンを切ってもあらゆるニューヨークが詰まってる


全部を紹介すると長くなるので気に入ったエピソードと注目エピソード、いまひとつだったものを感想交えて。

まずトップバッターで惹き込むのは、この共演がきっかけで実際に付き合い出した
ヘイデン・クリステンセンとレイチェル・ビルソン共演に、
大人の男、アンディ・ガルシアが絡む「チャイナタウン」

スリを生業とする青年ベンは、中年紳士ギャリーから財布を盗む。
中に入っていた写真の美女モリーを偶然、見かけたベンは声をかけ、、、。
「紅いコーリャン」「鬼が来た!」の中国のチアン・ウェン監督作。
オチまでテンポよく楽しめる♪


こちらもちゃんとオチがあって一番好きだったのが、ふたつの「ソーホー」
イーサン・ホークとマギー・Qのストーリー。

真面目風じゃなく、ワルっぽい方が実はハマってると思うイーサンと
魅力的なマギー・Q
イーサンが露骨なトークで口説こうとするも、クールに返すマギーのギャップがまたイイ。


同じく夜のソーホーの男女の会話

クリス・クーパーと、ロビン・ライト・ペン共演。
撮ったのは、シャルロット・ゲンズブールの旦那様で
「ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール」のイヴァン・アタル監督☆
どちらもタバコの火がキーアイテムになってる。
どこも禁煙でスモーカーも圧倒的に減ってるNYだけど、
タバコ吸ってるシーンがあったのはちょっと意外かな、さすがそこはフランス人監督?


ここで描かれる10のラブストーリーは、年代も様々。
若者の恋と、老夫婦の恋もそれぞれ面白かった

「チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室」のアントン・イェルチンと
旅するジーンズと16歳の夏」のブレイク・ライヴリー、
ジェームズ・カーン出演「セントラルパーク」

「X-MEN ファイナルディシジョン」のブレット・ラトナー監督作。


イーライ・ウォラックとクロリス・リーチマン
口喧嘩しながらも仲良く歩く老夫婦の姿が微笑ましい。

「そして、ひと粒のひかり」のジョシュア・マーストン監督のブライトン・ビーチ。



イエロータクシーでの出逢いを描いた「グリニッジ・ヴィレッジ」は、
ジョニー・デップ主演の「フロム・ヘル 」のアレン・ヒューズ監督作。

ここ最近あらゆる話題作に出演で注目俳優ブラッドリー・クーパー
(現、レニー・ゼルウィガーの彼)
こちらも面白かった♪



いまひとつだったのは2本。ナタリー・ポートマン主演、
インドの女性監督で「その名にちなんで」「モンスーン・ウェディング」のミーラー・ナーイル作「ダイヤモンド街」

Vフォー・ヴェンデッタ」以来のナタリーの丸坊主が見られる。


スーチー主演の「チャイナタウン」
死期迫る画家が永遠のミューズを最後まで追い求める話。

監督は「そして、私たちは愛に帰る」のファティ・アキン。


そして注目は日本の岩井俊二監督作。
ジャパニーズアニメ映画の作曲家、オーランドブル−ムと
監督アシスタントのクリスティーナ・リッチのストーリー。

オーランド・ブル−ムに指名されるも、岩井俊二監督はオーリーのことを知らず、
引き受けてから出演作を観たんだとか
オーリーは日本のアニメ映画の作曲家ってことで、雑然とした部屋には「デスノート」のポスターも(笑)
クリスティーナ・リッチの声の可愛さが生かされた脚本ではあるけど
登場シーン少な過ぎ?



「ドクトル・ジバコ」のジュリー・クリスティ演じる元有名オペラ歌手と
シャイア・ラブーフ演じるホテルマンの不思議なストーリー。
共演にジョン・ハート。

「エリザベス」の監督でインドのシェーカル・カプール監督が描く、「アッパー・イーストサイド」


それと、何故かほんのちょこっとしかなかったけど
理想の彼氏」でキャサゼタ嬢のお相手を務めた、ジャスティン・バーサと
ダイアナの選択」で、レイチェル・エヴァン・ウッドの友人役で
スーザン・サランドンの実娘、エヴァ・アムリも登場。


結局ほとんど書いちゃった!

全体的に派手な演出はなく抑えめ、インディーズムービーっぽさ満点


8/10(84点)


期待はしてたけど「パリ、ジュテーム」も好きだけどこちら更に好き
やっぱりNY好きだからね(←しつこい)
終始にんまりしながら観てたけど、退屈と評価する人もいるかもしれない。
でもわたしはニューヨークの街のあちこちがみられて満足

ストーリー1つ1つは、すごい面白いっていうのがあったわけじゃないけど
平均してどれも楽しめた
パリ、ジュテーム
よりも、オチがあるものが多くて、短編ならではの面白さがある脚本が多いような。
ニューヨークやキャストに興味あれば尚一層楽しめる作品

ただ音楽は綺麗だし良かったんだけど、
かかるのがボーカルなしの曲のみばかりで全体的に作品にメリハリなく淡々とした印象になってしまってる。
観る前にサントラ探したけどなかったのは、(スコア盤のみ?)そういうことかぁ。
ニューヨークは刺激的な街なんだから、
もうちょっと個性発揮したトンがった作品があっても良かったと個人的には思ったな。
そこは最初に書いた通り統一感を大事にしたっぽいから仕方ないか。

あと、地区がダブってるのももったいないなぁって。
10人いるんだから、どうせならブルックリンとか、ハーレムとかも欲しかったな。
(以上、勝手な意見)

ビッグアップルNY!世界中から色々な人々が集まり、日々刺激を受ける。
夢を叶える場所 地域ごとに色々な側面を持つのも魅力なNY.
やっぱり大好きニューヨーク

今すぐまた飛んで行きたい~!と思っちゃうのでした



眠らない街、ニューヨーク。
出会った瞬間恋に落ち、女子学生の心を盗もうとするスリの青年の愛や、死を目前にしてミューズを追い求める画家の愛。
ダイヤモンド街での文化の壁を超えた幻想的なロマンスや、
ホテルのボーイと元オペラ歌手の時を超えた不思議な旅。
めくるめくプロムの夜を過ごす10代の幸運な若者がいる一方で、
一夜の情事に永遠の愛を感じ再会を求め急ぐ男女がいる。
そして63回目の結婚記念日を迎えた老夫婦、、、、
ニューヨークを舞台に、さまざまな愛が交差する。



チアン・ウェン監督「チャイナタウン」
ミーラー・ナーイル監督「ダイヤモンド街」
岩井俊二監督「アッパー・ウェスト・サイド」
イヴァン・アタル監督「ソーホー」
ブレット・ラトナー監督「セントラル・パーク」
アレン・ヒューズ監督「グリニッチ・ヴィレッジ」
シェーカル・カプール監督「アッパー・イースト・サイド」
ナタリー・ポートマン監督「セントラル・パーク」
ファティ・アキン監督「チャイナタウン」
ジョシュア・マーストン監督「ブライトン・ビーチ」


最後に脚本で参加予定だったが2008年、突然の脳内出血急逝した
[アンソニー・ミンゲラ監督に捧ぐ]の文字が、、、。
あ、もしかしたらだからなんとなく全体的に落ち着いてて
ポップでゴージャスな感じにしなかったのかな?


 公式サイト
NEW YORK,I LOVE YOU   2008年   アメリカ=フランス    103min
2月27日より、公開中~



続く第三弾は日本!って最初言われてたのに、何故か上海が舞台の「上海ウォーアイニー」だって
上海は確かにロマンティックな街だし、わたしは好きだけど映画の興行的にはどどうかなぁ?
キャスト、監督素晴らしい人たちにまた結集して欲しいな♪
あ、「夜の上海」のヴィッキー・チャオには是非参加してもらいたい!
どうなるか、楽しみ♪



☆追伸☆スカちゃん監督作「さすらいびとの靴」全編モノクロ
(ケヴィン・ベーコン主演♡)の本編がケータイ動画サイトの「QTVビデオ」にて27日~2週間限定で全編無料配信だって!!
私は観れなかったケド。


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人間失格

2010-02-26 13:22:08 | 劇場&試写★4 以下
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「人間、失格。
 もはや、自分は、完全に、人間で無くなりました。」


太宰治生誕100年を記念して、去年から続々と数本映画化されてる中、
ここへきて「人間失格」の登場。

監督は「ファザーファッカー」、「赤目四十八瀧心中未遂」の荒戸源次郎。
製作総指揮、角川歴彦。



太宰治の小説は、いまはめっきり読む時間もないけど昔はこうみえても?
本は(特に日本文学とか)結構読んでいたので、
「人間失格」も読んではいるけどあまり覚えてないのである。

でも、太宰小説が映画化される度、どんな風に映像化されてるのかが毎回気になるし、
(ジャニーズの中では)いちばんカワイイと思える生田斗真主演というのも
気になるので一応劇場鑑賞してきた~。
DVDになってからだと忘れちゃうか、どうでもよくなりそうだし
劇場、ほとんど女子!しかもさすが女子高生多い!


例によって、主人公はいつも太宰自身を自己投影した
いつも死ぬことばかり考えていて、酒に溺れ、女には好かれ、
自堕落、破滅型、陰湿、マイナス思考、、、、
そんなキーワードが並ぶような人間。

そんな主人公、大庭葉藏を 明朗快活、素直、元気、爽やか、前向き、、、、と
全くイメージが違う生田斗真が演じるなんてどうなのー?


相変わらず、ジャニーズ関係関わるものは画像全然なくて苦労するなー



今回初主演、女性がほおっておけないという点では同じだけど、
ダメ男でなんとかしてあげなきゃ、的な感じがしないし男っぽさがある斗真くん
う~ん、、、、頑張ってたけどやっぱりイメージ違う。
でもジャニーズ所属のアイドルという雰囲気は感じさせず、ちゃんとした演技の出来る俳優であるという印象を残した。

しかし!中原中也に同じジャニーズだからってなんだろうけど
V6の森田剛を起用するのはどうかと思う。原作に中原中也なんて出てこないし
そのシーンもいらなかったと思えたなー。
葉蔵を堕落へと誘う、画塾仲間にして悪友、堀木正雄に伊勢谷友介は原作で「色が浅黒く端正な顔をしていて」のイメージにぴったり。


この小説には様々なタイプの女性が登場して、そのキャスティングも注目(見どころ)のひとつ。



三田佳子・大楠道代・室井滋・坂井真紀・小池栄子・石原さとみ・寺島しのぶ


大楠道代はスナックのママだけど、葉蔵はそれぞれの女たちと少しづつ絡んでいく。
別にどの女優も好きってわけでもないから、この人が出て来て特に注目っていうのはなかったけど、
面白かったのが坂井真紀のクネクネした分かりやすい態度、
このキャラクターは、ネット上で読める原作を読み直してみるとほぼセリフも同じ。
(以下、本文より少し抜粋。)

「ごめんなさい。下では、妹や弟がうるさくて、ゆっくり手紙も書けないのです」
 と言って、何やら自分の机に向って一時間以上も書いているのです。
 自分もまた、知らん振りをして寝ておればいいのに、いかにもその娘が何か自分に言ってもらいたげの様子なので、れいの受け身の奉仕の精神を発揮して、実に一言も口をききたくない気持なのだけれども、くたくたに疲れ切っているからだに、ウムと気合いをかけて腹這(はらば)いになり、煙草を吸い、
「女から来たラヴ・レターで、風呂をわかしてはいった男があるそうですよ」
「あら、いやだ。あなたでしょう?」
「ミルクをわかして飲んだ事はあるんです」
「光栄だわ、飲んでよ」
 早くこのひと、帰らねえかなあ、手紙だなんて、見えすいているのに。へへののもへじでも書いているのに違いないんです。
「見せてよ」
 と死んでも見たくない思いでそう言えば、あら、いやよ、あら、いやよ、と言って、そのうれしがる事、ひどくみっともなく、興が覚めるばかりなのです。そこで自分は、用事でも言いつけてやれ、と思うんです。


この心の声の部分が面白かったりするんだけど、そこ、映画では省かれちゃって面白い部分が軽減されちゃった。
あ、でもこの作品においてはそもそも面白くあっちゃいけないのか?


薬屋の女、室井滋とは、いきあたりばったりで酒から逃れるための薬を手に入れる為に自分に夢中にさせる。

室井滋にキス!(やっぱりそこは現実に返っちゃう)
こんな場面があること、全く覚えてなかったし、いきなりのキスシーンにびっくり
多くの斗真ファンが嫉妬でしょう~(笑)強烈なインパクトでした。


あともう一人、気持ち悪くて怖くて面白いと思ったのが、三田佳子とのシーン。
田舎に引っ込み静養する葉蔵の面倒をみる醜い女(原作では)、という設定だけど
これが次第に母親のように、恋人のように愛を持って守る姿を見せ、
同じ布団で寝る。
三田佳子はさすがに白い薄い布はかぶってたけど、斗真は全裸という姿で
まるまっている姿!
こちらも、まるでお腹の中にいる胎児をイメージさせて美しく撮ったという狙いなんだろうけど、逆に太宰作品って感じとは違う。
実際は68歳の三田と25歳の斗真。
ビジュアル的に、かなり気持ち悪~い  
なんかここの場面だけ変な空気、怪しくて不気味。



4/10(43点)


120分超えは長過ぎる

ビジュアルばかり綺麗に撮るのを意識したという感じで
肝心の太宰の世界、退廃的で、常に死にたいと思っている陰鬱で暗ーい感じが
表現されてなかったのが残念。
全体に重みが感じられない、、、。


昭和初期の頃を思わせるはずの美術や舞台セットなんかも、
なんだかツクリモノっぽさを感じて、当時のいい雰囲気もあまり感じなかったな。

比べちゃ悪いけど同じ太宰作品の映画化なら去年の「ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~」の方が圧倒的に良かった。

こりゃわざわざ劇場で観なくても良かったかなぁ。。。


公式サイト
人間失格    2010年   日本   134min
2月20日より、公開中~


生田斗真くん、今回での演技の評判も上々で、既にあと2本の映画が今年公開。

6月5日公開「シーサイドモーテル」はコメディー。
「別冊漫画ゴラク」に連載されていた岡田ユキオの人気コミック「MOTEL」が原作。
生田がインチキセールスマンほか、
麻生久美子、山田孝之、玉山鉄二、成海璃子共演。


8月21日公開、一青窈の名曲がモチーフになっている「ハナミズキ」は新垣結衣共演のラブストーリー。



最近あたたかくなってきたけど、花粉症の人は大変な時期に突入~?
皆さま、楽しい週末を



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フィリップ、きみを愛してる! / I Love You Phillip Morris

2010-02-25 09:28:28 | 劇場&試写★6以上

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IQ169の天才詐欺師、ジム・キャリーと、
そんな彼に愛された心優しい男、ユアン・マクレガーがラブラブゲイカップル



これサンダンス映画祭やカンヌ映画祭でお披露目されて話題に。
いつくるかとずーっと楽しみにしてました
やっと来月日本上陸! ジムとユアンがカップルだなんて、それだけで既に面白すぎでしょ

寒くてくだらないコメディだったらヤダなとも思ったけど
その心配無用! 期待通りに楽しい作品でしたさすが、上手い二人



監督は、これまで「バッドサンタ」や「キャッツ&ドッグス」などの脚本を手掛け、
これが監督デビューとなるジョン・レクア&グレン・フィカーラ。
製作にはなんと、リュック・ベッソン。


ジェットコースター式、波瀾万丈人生、だけどこれ実在の人物

妻も子供もいてハッピーに暮らしてたスティーヴン。
ある日、事故をキッカケにゲイをカミングアウト

ジムはとてもゲイって感じには見えませんが、、、
二人はほんとにキスまでしちゃう、ラブラブなナイスカップル


観る前は、ジム演じるスティーヴン、一方的なフィリップへの愛かと思ったら
ユアンもすぐにその気に、、、



ジムの妻役に「セブンティーン・アゲイン」のレスリー・マン。
(旦那はB級おバカコメディの常連、ジョン・アパトー)

突然夫がゲイになり別れるも、その後も繋がってる理解ある元妻。



この男、4回も脱獄繰り返す!目的はただひとつ、愛する人に会うため!

あらゆる手段で、ピンチを切り抜けていく。天才だからこそ出来る犯罪



嘘つきでも詐欺師でも、全ては愛のために
かわいー
もちろんユアンが女役(笑)



愛する家族より自分らしく生きることを選んだ警官のスティーヴン。
しかし、ボーイフレンドと派手な生活をするために詐欺師となり、あえなく刑務所行きに。
そこで今度はフィリップに一目ぼれし、自分は弁護士だと嘘をつく。
釈放後、晴れて幸せを手に入れた二人だったが、スティーヴンはさらなる嘘と不正を重ねていき……。





8/10(79点)



ちょこちょこ笑えて、ハートフル

久々に楽しいコメディ観た感じ
細かいネタでも笑わせてもらった♪
しかも、フツウのラブコメじゃなく、ゲイのラブコメ!(笑)
シリアスなゲイものはこれまでも観てるけど、コメディでは今までなかったんじゃないかな?

キャラ良し、笑い良し、テンポよし!
嘘つきは大キライだし共感は出来ないけどこの二人、どこか微笑ましくて応援したくなる

こんな可愛いユアン・マクレガーは初めて
ジムはそんなユアン(フィリップ)に一直線な愛


二人とも上手すぎるけど、やっぱりジムがさすが!
ほんとにヤセちゃってリアリティ?あるし
ラストはどうもってくのかなー?と思ってたら、思いがけないオチ☆
んー、やっぱりジム、やってくれる。
これはほんとジム・キャリーならではのキャラクター。最高
2時間ないし、テンポもいいからサクっと観られる秀作ラブコメ。
カップルでもお一人でも、同性カップルでもどうぞ



面白いとこいっぱい流しちゃってるから、予告編(公式サイト)これから観る方、要注意

 公式サイト
I Love You Phillip Morris    2008年  フランス   97min
3月13日(土)より、ロードショー


実在のフリップは2006年に釈放され、スティーヴンの方は現在も刑務所の中ってスゴい。
この映画はみせてもらえたのかな?


そうそう、本作で一人、注目のひとが、、、

どこかで、、、?って思ったら「LOSTシーズン3」にパウロ役でちょっと出てる
セクシーブラジル人俳優、ロドリゴ・サントロが。
「チャーリーズ・エンジェルフルスロットル」でサーファー、
「ラブアクチュアリー」でメガネのデザイナー、シャネルのCMではニコール様相手に素敵な姿を見せてる方
本作では、ジム・キャリーの素敵な元恋人。今後も要チェックです☆




2009年サンダンス映画祭にて。



記者会見、製作のリュック・ベッソンの姿も(右)。



ジム・キャリーの次回作は来年にかけて5~6本が進行中だけど、
どれもタイトルまでしか明かされていない状態。


ユアン・マクレガーの方は、ウディ・アレン監督の2007年の「カサンドラ・ドリーム」が
来月20日からやっと!「ウディ・アレンの夢と犯罪」の邦題で公開決定☆

アメリア・イアハートを演じたヒラリー・スワンク主演の「アメリア」は日本未公開?DVDスルーかな?
ロマン・ポランスキー監督作「ゴーストライター」にも「Sex and the City」のサマンサ(キム・キャトラル)共演で日本公開待ち。
評判かなりいいようで楽しみ♪
ほかにも出演作が5、6本が待機中!
これからも活躍してくれそう☆




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ハート・ロッカー/ The Hurt Locker

2010-02-24 12:21:40 | 劇場&試写★6以上

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各映画祭などでの受賞数、100近く
もうすぐ発表される、アカデミー賞作品賞の大本命


21日に発表になったばかりの英国アカデミー賞でも圧勝 
監督賞、作品賞はじめ、6部門で受賞した。
本家アメリカのアカデミー賞と受賞作品・俳優が重なることが多い。

監督は、同じくアカデミー賞作品賞でノミネート中の「アバター」の
ジェームズ・キャメロン監督の元奥さん、キャスリン・ビグローということでも話題の1本

【追記】アカデミー賞作品賞、受賞!

男の友情を描いたキアヌ・リーブス主演の人気作「ハートブルー」を撮った人でもある。


原題の「ハート・ロッカー」は、Rock'n Rollのロッカーではもちろんなくて、
心をロックしておくという方の意。
イラクの兵隊用語で“爆発”のことを例えて、
「ハート・ロッカー(=行きたくない場所 棺桶)に送り込む」という使い方をするとか。

脚本は製作も兼ねたマーク・ボールのイラクでの取材体験が基になっている。
バグダッドで最も危険な地域に赴任しているアメリカ陸軍爆発物処理班に何週間も入り、行動を共にして間近で見続けたそう。

イラクにおけるアメリカ軍兵士の戦死理由の半分以上が“爆弾”であり、
爆発物処理に携わる技術兵の死亡率は兵士よりはるかに高いという。


世界で最も危険な仕事、日々死と隣り合わせ。命をかけた任務、爆発物処理班の兵士たち


この映画、フェイクドキュメンタリーという手法で作られたフィクション。
観る直前までは知らなかったんだけど、キャストの名前をよくよくみると
ガイ・ピアース、レイフ・ファインズ、デヴィッド・モースの名俳優たちも
三人のメイン兵士1人のエピソードにつき一人づつ、こっそり?出てる。

こっそりというのはほんとに目立たない程度の出演で決して彼らがメインに出て活躍するわけではない。

リアリティを追求するため、あえてメインキャストの3人には、有名スターを避けて若手の実力派俳優たちを起用したらしい!
ウィリアム・ジェームズ二等軍曹演じたジェレミー・レナー(「28週後…」)は主演男優賞ノミネート。

イーストウッドの「インビクタス」で感じた、分かりやすい有名俳優が演じてると、、、、と感じたけど
リアリティを生み出すためのそのあえて知名度低い俳優キャスティングは成功に思える。
馴染みのない俳優たちが出てることで、映画である、ことを忘れさせるような。
これでサミュエル・L・ジャクソンやキアヌがメインキャストだったら違うもんな~。


6(64点)


これまで爆弾処理班という危険な職業ということについて知る事もなかったし、
イラク側が無垢な子供の身体の中に爆弾を仕掛けていたり、
何も知らない一般人が人間爆弾の犠牲になったり、そんな現実に起きた恐ろしさも描かれる。

ただ個人的に思うのは、かなり絶賛されているし 確かに伝わるところも大きい
これまでの戦争映画とは違った角度から、また争う事の醜さを描いた作品だとは思うけど、
正直、これまでのアカデミー賞作品賞のタイプとは違うような気がするなー。
公開になる日にはもう既にアカデミー賞は発表されてるんだけど、
過去の様々な統計でみると本作かなりのパーセンテージで作品賞受賞確率が高いようで。

去年のアカデミー賞外国語映画賞受賞作、「戦場でワルツを」同様に、戦争の恐ろしさを新しい角度で描いてる。

わたしとしてはこの映画がとったらちょっとびっくりかも。
でも去年はおもいきりエンタメな「スラムドッグ$ミリオネア」がとったことを考えると、
久しぶりにこんな骨太作品が受賞するのも十分ありえそうな気も。
いかにも評論家たちが好みそうな、一切笑いもない重い作品だし。
前半はずーっと爆弾処理のシーンが続き、淡々としてるので惹き込まれるってほどでもなく多少眠くもなった(なんか最近よく眠くなるな

そんな、重いシーンが続く中、
ラスト近くで見せる、ウィリアム軍曹が、まだ赤ん坊の自分の子に話しかける姿、スーパーで買い物する姿。
日々死を感じながら生きる彼も誰かにとっては普通の、ひとりの父親であり人間なんだというのを実感するワンシーン。

妻には「LOST」のケイト、エヴァンジェリー・リリーでした。

今回もの凄く入る広い会場での試写だったんだけど、エンドロールの最中に席を立つ人が多かった。
面白い映画、というのとは違うのは当然だけど
 戦争を描いたものの中でも起伏のある展開でどのシーンも目を見張って惹き込まれるというものではなかったから
ちょっと思ってたのと違ったという印象でした~。
それでも多くの人に観て欲しい1本。


2004年夏、イラクのバグダッド郊外。
アメリカ陸軍ブラボー中隊の爆発物処理班では、任務中に殉職者が出たため、
ジェームズ二等軍曹を新リーダーとして迎え入れることになった。
サンボーン軍曹とエルドリッジ技術兵を補佐役とした爆弾処理チームは、
任務明けまで、常に死の危険が孕む38日間を共にしていく。
しかし、ジェームズは遠隔ロボットの活用など、基本的な安全対策も行わず、
自ら爆弾に近づいて、淡々と解除作業を完遂していくのだった。
一般市民かテロリストかも分からない見物人に囲まれた現場で
任務のさなか度重なる悲劇を目の当たりにしたことで、
ある時ジェームズは冷静さを欠いた感情的行動に出てしまうのだった...。




 公式サイト
The Hurt Locker     2008年  アメリカ   131min(PG-12指定)
3月6日(土)より、ロードショー




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コララインとボタンの魔女3D / Coraline

2010-02-23 10:51:15 | 劇場&試写★5

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「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」のヘンリー・セリック監督最新作。

本国の公開から1年近く遅れてやっと日本公開。

「ナイトメア~」はコアなファンも多く、原案・原作とキャラクターがティム•バートンなので
ティムバートンが監督した映画だと勘違いしてる人も多いみたい?

わたしはナイトメアは作品そのものってより、ダニー・エルフマンの音楽(と歌)が好き♪
独特な世界観が確立されてるサントラはもう名盤
今作では音楽、ブリュノ・クーレという人に変わっちゃったケド。
原作は同名のベストセラー本。
キャラクター及びセットのデザインなどコンセプトアートを手がけたのは、日本人イラストレーターの上杉忠弘。


弟がストップモーションアニメの短編も撮ってることもあるのとちょっと怖そうな雰囲気もそそったので、
最近ブームの3Dはほんとは好きじゃないケド
2D上映はやってないようだし、仕方なく3Dで鑑賞してきました~。

でもコレ、別に3Dじゃなくてもいいのに...

ココラインの声優を務めたのはダコタ・ファニング。日本語吹き替えは榮倉奈々。
ダコタちゃんの声で聞きたいので字幕版!


作られたセットの数は130以上な上、主人公ココラインの表情の数は20万7336通り!
35秒間に16の表情!
あるシーン1分14秒の映像を作るのにかかった時間は52のステージに300人以上のスタッフで1週間!
って言われてもピンとこないけどそれってほんとに凄い尽力!

想像を絶する大変な作業で創り上げられた世界はお見事としか言えない

動きは滑らかだけど、CGと違って手作り感がある☆
映画本編よりもその制作の過程、メイキングをみたい!って思っちゃった!



わたしが好きだったのはオープニングの人形が作られるシーン
お花いっぱいの美しいお庭
そこはちょっとワクワクしちゃった。

でも、始まってからはなんだかなかなか話が進まずちょっと退屈。。。
3Dの意味もあんまりないから眠気さえ襲ってきて
睡魔となんとか戦うとやっと不思議世界への扉を見つけ、入って行くコラライン。


ストーリーは単純。
現実世界のパパママが忙しくて相手にしてもらえないコラライン。
封印された扉をあけるとそこは「もうひとつの世界の入り口」


お花が咲き乱れる美しいお庭、オモシロサーカス、そして優しいパパとママ。
でも、なんか変、目がボタンだ!

この世界にいてほしいわと恐ろしいママ、そのためには目をボタンにしなきゃいけない!


コチラのセットをご自分でどうぞ


夢の世界には裏があったのだ。



5/10(53点)



ストップモーションアニメってとこは良かったけど、、、。
上にも書いたけど、3Dである必要はなかったように思う。
そんなに飛び出すとか奥行きとか、おお~ってなるものでもないし
ちょっと重めのメガネをかける負担の方が上。おまけに当然料金もプラスだしね。
DVDで観る時はそのままだし、手作り感溢れるストップモーションアニメだからこそ、3Dにしなくても、って思っちゃったのは事実。
3Dでの字幕版、意外と普通に字は読めて問題なかったんだけど
字を追う分、どうしてもせっかくの映像をじっくりみられなくなっちゃうから
やっぱり吹替えの方がいいんだと実感。
でもそうするとダコタちゃんの声が聞けないし。
さすが演技派ダコタの声の演技で命を吹き込まれたコララインを観れたのは
結果的には字幕選択で良かったんだけどね。

ストーリーに関しては特に触れる事もナシだな~。
お子様向けなものなのでこんなものかなと、
決して一見してカワイイって感じではないけど
ネコ好きとしてはやっぱりカワイイのがネコちゃん。
あちらの世界で喋るとなんかカワイイ。
ネズミ加えて2回も「ネズミは嫌いなんだ」って言うセリフ


あとはゴキブリチョコとかゴキブリチェアーとか
異空間世界ならでは、のアイテム?が良かった(笑)

キャラ的には、凸凹コンビなオバさん二人も印象強めのキャラ。
消えた本物のママたちや、目をボタンに変えられた子供三人の命の目を探すココライン。
怖いもの知らずでボタン魔女にも勇敢に立ち向かうココラインに
探すヒントとなるアイテムをくれる。






「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」や「ウォレスとグルミット」などの
ストップモーションアニメが好きな人はきっと気にいるであろう作品



 公式サイト
Coraline     2009年  アメリカ   100min
2月19日より、公開中~












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イグジステンズ / eXistenZ

2010-02-22 13:37:22 | Recommend Movie
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イグジステンズ――それは究極の体感ゲーム

久々、オススメ映画コーナー

意外と観てない人も多いかもしれない、拾いもの的映画
ジュード・ロウ主演×監督・脚本、鬼才デイヴィッド・クローネンバーグ!
日本でも2000年4月に劇場公開した1999年の作品

この映画、大好きで昔人によく勧めてたっけ。(万人ウケするような映画ではないけど、、、、)
2年に1回くらい観直すんだけどこの間久々にまた観てやっぱり面白い♪
やっとレビューが書けた
クローネンバーグ初期の「ビデオドローム」もマニアックだけど面白かったな。

新感覚の仮想現実ゲームをめぐる陰謀劇に巻き込まれた青年とゲームデザイナーの姿を描くスリラー。

同じく1999年のウォシャウスキー兄弟監督「マトリックス」や最近なら「アバター」も自分とは別のところで自分を操作する内容だけど
こちらは新感覚のゲーム。それが社会に混乱を巻き起こし、、、っていう話。


そのゲームポッドというのが普通じゃない!

本体は両生類の有精卵を原料とした生体ポッド

初めはピアスの穴でも開けるかのように、脊髄にズドンと1発


こんな風に穴が開いたら 

コードを差して
プレイ開始!
入りづらい時には舐めてね☆
原動力は人間のエネルギー!
プレイヤーが体調悪いとゲームにも悪影響。


ほかに、動物の死体と軟骨で作ったグリッスル・ガンといった異様な小道具は悪趣味極まりない
でもそこが、クローネンバーグ作品らしい
このグリッスル・ガン、弾はなんと人間の乳歯!
小道具まで見事なキャラクター

一時、この銃のフィギュアまで海外では売られてて、マニアの間で人気完売だったとか。



SFなのでこんなのも登場。



背中に差して寝ながらプレイってなんかちょっとエッチなんだよね、(笑)
劇場公開の時のコピーなんて
「背中から始めて、脳でイク。」だもん  

ポッドにウィルスが入って、修理するときはエグイ中身まで見せちゃう
そういうの苦手な人はその時点でこの作品ダメだろうけど。。。

ジュードだからイイ!っていう映画ではありません

ジュードじゃなくても良かったかもしれない、でもこのダークで怪しい雰囲気に、
決して華やかな美人というのとは違う、地味で少し影のあるジェニファー・ジェイソン・リー相手に
新人警備員なジュードがなかなかハマってる。



ゲーム自体の面白さは掘り下げられてないけど、
仮想世界では、勝手にその場にあったキャラクターになってしまい、
口からセリフが出てくるほか、適したセリフを言わないと先に進めないとか、
同じセリフ繰り返されちゃうとか、ポーズの時は単にうなだれてたりとか
その辺りも面白い。
極めつけはラスト
昔はよくあった、
オチでそうきたか~!と思えるのが面白い




当たり前だけどジュード、観る度 「若い~!」って思っちゃう、でも今の方がイイ男

実はちょこちょこと名俳優たちが脇を固めてて、
ウィレム・デフォー、イアン・ホルム、ドン・マッケラー、サラ・ポーリーがそれぞれ出演は少しだけど、印象深い名演技をそれぞれみせる。

謎めいた世界にピッタリな音楽は、ハワード・ショア。




現実と仮想世界入り乱れ系お好きな方は是非


9/10


近未来。誰もが脊髄にバイオポートなる穴を開け、そこにゲームポッド(=コントローラー)を接続して仮想現実ゲームを楽しんでいた。
新作ゲーム「イグジステンズ」の発表会場で、カリスマ的な天才ゲームデザイナー、アレグラが突然銃撃され、警備員のテッドは彼女を連れて逃亡。
事件の背後には会社もからんだ陰謀があるらしい。
真相を探るべく、アレグラの友人ビヌカーの助けを受けてゲームのなかに身を投じるふたり。
いかがわしいゲームショップ、ニジマスの養殖場を利用したゲームポッド工場、突然変異した両生類が出される中華料理店等々、各所をめぐるたび、ふたりの前に「反イグジステンズ主義者」が現れる。
誰が敵か味方か分からない混乱の果て、ゴールで思いがけない真相にふたりは直面する...!。




 イグジステンズ
eXistenZ   1999年   カナダ=イギリス    97min

ベルリン国際映画祭 芸術貢献賞受賞



この「イグジステンズ」に出演してる好きなオッサン俳優、ウィレム・デフォーの最新作ダークファンタジー

ダレン・シャン」は3月19日(金)公開
これ、渡辺謙さんもスゴイ姿で出演!



ジュードの次回作の話は先日書いちゃったので
モデルを務めるダンヒルの、じゃなかった
新しく始めたDiorの香水のポスター載せときます


3/12~「シャーロック・ホームズ





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恋するベーカリー /It's Complicated

2010-02-21 09:18:55 | 劇場&試写★5
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別れた夫と不倫

今年のアカデミー賞司会、アレック・ボールドウィンとスティーヴ・マーティン。
なんでこのコンビって思ってたんだけどこの映画の二人だったのね~。



メリル・ストリープ好きだし、「恋愛適齢期」「ホリデイ」共好きなので
同じくナンシー・マイヤーズ脚本/監督の本作楽しみにしてた


 原題のIt's Complicated は「複雑な」の意味だけど 邦題、ポスターもこれまたまったく違う感じで
これじゃあパン屋さんのオーナーの第二の人生的ストーリーを思わせる。
実際パンなんてちょっとしか出て来ないのに!
日本ならではの戦略、うまいよね~。
子育ても終え、第二の人生楽しむお年頃の女性がもう一度、恋したくなるような
笑えてほんわかストーリーかと思ってたけど
意外にも超サバけた、ちょっとキワドいオトナのラブコメ。
R-15指定付いちゃってる(そこまでじゃないけど)


だってメリルがベッドシーンでこんな↓

アレック、メタボって言ってたけどほんとに肥えすぎ


人気ベーカリーを経営するジェーン。お得意のパン・オ・ショコラは高評価を得ていた。
10年前、弁護士の夫ジェイクと別れ、3人の子供を立派に育てあげ、長年の夢だったベーカリーの経営に精力を注いできた。
でも何か満たされない日々…。
自宅キッチンの増築に取り掛かるため、建築家のアダムを呼んだジェーン。
お互い離婚経験のある2人はすぐさま意気投合。だが、その一方でジェインは元夫ジェイクの存在を忘れられないでいた...




5/10(55点)



んー、5段階なら3くらいかな。観ててちょっと長く感じちゃった。
このくらいのストーリーだったらDVDスルーになっちゃうものも多いのに。
メリルだから?とも思うケド、ユマとの「プライム」は未だに公開もDVD化もされないし(されるまでしつこく言うつもり☆)

パン作るシーンは楽しそうであったかくて美味しそうで良かったけど
「恋するベーカリー」ってほどパン出てくるワケじゃない


笑いも多く盛り込まれてたけど
この笑い、あまりわたしにはあまり合わなかった

けっこう露骨な下ネタ系入ってて、スティーヴ・マーティン演じる新しい彼とスカイプしてる最中に元旦那が、、、
のシーンは笑うってよりも引いちゃった。
文字通りアレックがカラダ張って頑張っちゃってたけど
やっぱりナマナマしすぎて気持ち悪い~っていうのが率直な感想

笑えたのは娘の婚約者、ジョン・クラシンスキー 周り。笑いどころ持ってった☆



つまらなかったわけじゃないけどフツウになっちゃったのは
思ってた笑いと違ったのがノレなかった一番の原因かも。
話を盛り上げるためとはいえ、アレック・ボールドウィンが身勝手すぎだし、ボテボテで毛むくじゃら!(←見た目は仕方ないか)
勝手に若い女作って浮気した男が何言ってんの!って言いたくなっちゃう。
別れた後も、何気に会ってたり連絡とったりする関係でいられるのは、
綺麗な別れ方だろうしある意味理想的でもあるのかもだけど
これまたやっかいなんだよね、、、。
お互い昔は好きで付き合ってた(結婚した)んだから情とか未練みたいなのも
どっちか(あるいはどとらかも)持ってたわけだから。

このアレックス演じる弁護士で身勝手元ダンナ、ジェイク。
再婚した若い女との生活が理想と違ったからって
もとの古巣(妻)のところへ戻りたがる。しかも別れてから10年も経ってから!?
妻は妻で、また愛されたことに歓び感じて行って、、、、。
あり得なくもない話ではあるけど、、、
メリルの恋する少女っぷり、カワイイけど一人浮かれ過ぎ??

自分の旦那を寝取った若い女に復讐の意味で不倫としてリベンジありな気もするけどそうじゃない、
ちゃんと不道徳である、と考えてる真面目な主婦。
主婦同士の集まりシーン、2回ほど出て来た主婦仲間たち、
SatCの一回り上?な4人のトーク、ぶっちゃけてて中々良かったんだけど
後半は全く出て来ず無駄になっちゃってたのが残念。

ジェイク、元妻に猛烈アタック!こんなトンじゃっててハッパでもやってるんじゃないの?
って思ったらホントにそんな展開になってちょっとあっけ(笑)
メリルもスティーヴもいい年して<ハイ>テンション!
そこでそれまで真面目な建築家だったスティーヴ・マーティンがやっと本来の?
彼らしくぶっ壊れてダンス。

途中までメリル好きな母にもオススメしようかなって思ってみてたけど
笑いは下ネタだし こりゃなんか違うなぁって。



このノリ、どうなっちゃうのー?
って思ったけど最後の方ではちゃんと真面目に考えなおした結論で結んでて安心した。

メリルの三人の子供たち、って言ったってもうオトナなのに
あのベッドに三人でくるまって身を寄せ合って?悲しむ姿にはちょっとびっくり。
3歳や5歳の子供じゃないんだから(笑)

離婚して、同じ人とまた再婚って話 たまにあるようだけどわたしには理解出来ない~
浮気性の男はそう簡単に直らないと思うしね。
でも映画の話としてみたら、変わってて面白い☆

本作の見どころは
毎度ほんとに芸達者なメリル・ストリープの恋するオトメっぷり



女が輝いているためには、いくつになっても誰かに恋してるって大事

そう思わせるほどの、いつまでも若々しくて、歳を重ねても魅力がある女性像なメリルでした~

それと、あの出来立てチョコクロワッサン(パンオンショコラ)食べたくなっちゃった

笑いが合えば楽しめるオトナのためのラブコメ!


 公式サイト
It's Complicated      2009年   アメリカ   120min
2月19日より、公開中~





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H&M×ソニア・リキエルコラボ ! ★第2弾★ニット

2010-02-20 00:01:34 | Weblog
今日20日(土)限定発売になった、H&Mとソニアリキエルのコラボニット

去年12月に出た第一弾、ランジェリーやルームシューズの方は惹かれなかったけど
今回は雑誌に載ってたのみて 欲しい~って

ソニアといえばニットでもお高いし、別に興味なかったけど
さすがH&M!セカンドラインでのコラボで1枚キャミニットは3500円、
ニット類は4990円とロープライス

ニットジャケットは9900円。

11時オープンには並ばなかったけど11時過ぎに着いたらすごい人

商品がなくなって倉庫から入って来ると並ばれる前にどんどんなくなる
それでもお昼前には落ち着いてけっこうちゃんと欲しいのが選べた

ソニアならではのボーダーニット3点と、これはソニアのコラボじゃないけどギンガムのブラウス購入

いまから春も着られる薄手ニット、重宝しそう★おリボン付いててカワイイの


ピンク×黒って大好きな組み合わせ~

イエローのも可愛かったケドね♪
まだ売ってたら 右の買いに行こうかなー




NY、フランスなど世界中同じく限定発売でプレミアの時から話題、行列みたい

でも店舗によってはまだ完売していないところもありそうだから
気になる人はお早めに~
ブローチやソックス、レギンスなんかもあるよ★

全商品リスト、載せときます
H&M×ソニアリキエル ニット全カタログ


全身ピンクは林家パー子やパリスじゃないんだからムリ





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シャーロック・ホームズ ジャパンプレミア /Sherlock Holmes

2010-02-19 13:46:37 | 劇場&試写★6以上

 

 

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最高、最強コンビ誕生ロバート・ダウニー×ジュード・ロウ!
新しいシャーロック・ホームズ



ここんとこ毎日"大好きなひと"の作品観てますが(笑)
今度もかなり楽しみにしていたジュードの新作
お相手はこれまた好きなロバート・ダウニーJr.
全米ほかではクリスマスから年始にかけての公開。日本では3月ってことで
ほんとに待ちくたびれました~

生ジュードはトロント映画祭で2年連続、去年のNYでの「ハムレット」の舞台に続き、今回で4度目

急遽ジュード来日と聞き、絶対に行かねば!と
この日のために当日休みにしていたものの、前日までは行けるハズじゃなく、諦めてたところ
願いが通じ1枚のみ、幸運なことに手に入ったので無事行ってきました
心配、気にかけてわざわざやコメント下さった皆さま、ありがとうございました


監督はマドンナと離婚してから運が戻ってきた?ガイ・リッチー

98年のデビュー作「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ 」が一番面白かったけどマドンナを出演させた
「スウェプト・アウェイ」が大不評、ブラピ主演の「スナッチ」で返り咲いたかと思ったけどその後あまりパッとせず。
前作の「ロックン・ローラ」も観たんだけどレビュー後回しにしてるうちに
内容忘れて来ちゃった。
それにしても別れた途端に、ヒット作。
マドンナ厄病神?


ロバート・ダウニーの鍛え上げられた肉体美
一見、違う映画?なんて思っちゃうけど。

シャーロックホームズを、TVでかけ流しくらいでしか知らないわたし
それでもこの逞しいホームズ、イメージが違うんじゃって思ったけど
原作者の話によると、実際のホームズはマーシャルアーツを使って敵を倒したり
ボクサーの経験もありなんだとか。
コナン・ドイルの古典にインスピレーションを受けたライオネル・ウィグラムによるオリジナル・ストーリーに基づいて描かれる。
だからガイ・リッチーらしいアクション満載!って思っても
"原作に忠実にやってたこと"らしい。

1891年のロンドン。
名探偵シャーロック・ホームズは、相棒のジョン・ワトソンとともに新たな難事件に挑むことになる。
それは貴族でありながら秘密結社を結成し、魔術で世界を操ろうと企むブラックウッド卿を捜し出して捕まえるというものだった。
非情な野心とずば抜けた頭脳を持つブラックウッド卿は、ホームズとワトソンにとって恐るべき相手であった……。





このボウシでたちまちシャーロックホームズ!+パイプね

相棒のワトソン医師にジュード・ロウ
おヒゲが渋いジュードです♪
同居人で親友。ちゃんと婚約者もいて、ホームズとのカンケイはゲイ仲ではもちろんありません
でもそもそもなんで医者が相棒なの?


オープニングからいきなり事件にとりかかってる二人。
なんの説明もないけどあっさり入っていける。

悪役のブラックウッド卿には、ガイ作品常連のマーク・ストロング。

予告篇で観てた時はアンディ・ガルシアかと思ってた


紅一点のレイチェル・マクアダムズ扮するアイリーン・アドラー。
ホームズが唯一抵抗出来ない美しくて危うい女。



映像もストーリー展開もテンポ、はやっ!
ぼーっとしてるとどんどん先行くから大変
いや一生懸命観ててもけっこう大変。このすごいスピード感、ガイ・リッチー映画って感じ!

一番面白かったのは謎解きでもなくダウニーさんのボクサーシーン
ふたりの掛け合いというか、喧嘩してても愛がある、
実際にお互いがリスペクトして好き合ってる?からこそ伝わるコンビネーションの良さ


ストーリーうんぬんよりも、こっちの方に面白さを見いだしたのでした



6(62点)


期待してたから、そんなに手放しで「面白い!!」って思えるほどじゃなかったな~
全体的には☆6だけどロバートとジュードでオマケ。
面白かったのはふたりの掛け合い、ホームズがワトソンの恋人で婚約者に嫉妬して子供っぽい面を見せたり、
それに対するクールなワトソンの反応とか
事件の行方を追って、推理するってタイプではなくて
アクション満載なので、頭は使わずにみられるけど 先にも書いた様にテンポがはやい!


わたしとしては、同じジュード作品で探偵もの「スルース」みたいにストーリー展開の面白さを期待したんだけど
けっこう中身がない。
上辺アクションのエンタメ的な面白さと、ロバートが演じたことで魅力的なキャラが増した作品。

それでもロバートの「アイアンマン」のキャラ、ジュードの「スルース」でのキャラには今回負けました
悪役もちょっと弱かったな~。

往年のシャーロック・ホームズファンの方がどう見るのかも聞いてみたいところ。


 公式サイト
Sherlock Holmes     2009年  イギリス   129min
3月12(金)より、ロードショー




2/18 六本木ヒルズにてジャパンプレミア&レッドカーペット


といっても今回は撮れたの小さいの3枚だけ(笑)

去年のトムちんの時とは違い、かなり小規模。(当り前か)
昔は「キルビル」のときすらここで、試写観るなら普通にユマとかタラちゃんとか見れたんだけどな~

最近多いレッドカーペットは本編鑑賞とは別。だから見れる予定はなかったんだけど、
開場1時間前に行ってみると映画館行くまでのいつものエスカレーターに
横の階段にレッドカーペットが敷かれていた
チケット持ってる人は上でみることができる。

せっかくだからロバートさんも、二人揃って来てほしかったな。


階段下のところにはマスコミ取材関係が待機、
そのさらに下の道のところには柵が用意されてそのなかにいれば見れるようになってたのでそこで待機。


7時から上映なのに現れたのは30分前!
階段を狙ってると、、、、シャーロックホームズのテーマ曲と共に

ジュード登場

ジュードだということだけはお分かりいただけるかにゃ



柱の隙間から狙ってみるも、後ろから柵なんてもうカンケイなしに皆押し寄せて来てぐちゃぐちゃ!
やっととった2枚はぶれてるし(笑)

それでも最後、エスカレーター登る際、
待ってたファンに優しく手を振ってくれたジュード

顔ぼけてるけど。


こちらプロ撮影。


ついでに以前ゴシップに載せたロンドンプレミアのも1枚☆



このあとすぐ2階、スクリーン7で舞台挨拶。
お昼前に行ったこと、そんなに広い劇場じゃなかったという好条件が揃って
真ん中よりの前から6番目という超近い席でした
良席くれたヒルズのお兄ちゃんにも感謝


舞台挨拶の写真などはゴシップコーナーにて★


本拠地イギリスでは賛否両論だった本作、全米でのヒットを受け
続編が決定したばかり。
監督はガイ・リッチーでキャストも二人続投。

舞台挨拶でジュード、
ロバートのことを聞かれ、「僕が出会った人の中で最も面白い人。
ホームズとワトソンの絆は深くて、一緒に仕事をして戦い、住んでいる夫婦のよう。
言い合いやケンカもするけど愛し合っている。
スクリーンの中と外で、ロバートと関係を築けたことが僕にとって一番のことだ」とべた褒め!

というわけで最後にジュードとロバダウさんのアツアツフォトをどうぞ


ジュ、ジュードオレをそこまで...


離さない




ロバート次回作「アイアンマン2」は全米で5月、
日本公開、6月11日に決定
スカちゃんやミッキーの悪役にも期待。ワイルド&スマートなロバートさん、楽しみ~♪

ジュード、美女になる映画はその後どうなったのか、、、
次回作は4月全米公開の「レポマン」
アクションなジュード、こちらも楽しみ

それと追記。「リプリー」で共演したマット・デイモンジュード・ロウが、
スティーヴン・ソダーバーグ監督の新作『Contagion』で再び共演することが決定。




それでは皆さま楽しい週末を、、、、



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パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 /Percy Jackson&the Olympians

2010-02-18 01:01:05 | 劇場&試写★6以上

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ユマが出てなかったら観てませんでしたー
「グレムリン」や「グーニーズ」の脚本家で、
「ハリーポッター」シリーズのクリス・コロンバス監督最新作


ユマ・サーマンはわたしが一番長い事好きな女優
最近ここ数年もちょこちょことは出てるのに出演作がなかなか日本で上映しないので
寂しい 久々にスクリーンで観れるのでそれだけが楽しみだったの♪
だから、内容は全く期待もせず。
そのせいか思ったより楽しめたかな

原作は現在も児童文学でベストセラーの小説。
ギリシャ神話なのに、なぜか舞台はアメリカ。
アメリカ、イギリスでも12日から公開中。


6/10


神と人間との間に生まれたハーフをデミゴッドと呼ぶらしい
神と人間とのハーフって(笑)

人間界に降り立って、子供を作るがルールでは子供には会えないから皆どちらかの親の顔を知らない。
突然自分が海の神、ポセイドンの息子だと知らされたパーシー。
しかも、親友だと思ってたグローバーは下半身ヤギだし
足の不自由な先生までもがケンタウロス!どうりでけむくじゃらなんだ(笑)

そのヒゲもじゃ先生、ピアース•ブロスナン。


パーシーが盗んだと疑われ、真珠を探す旅に出る先々に現れる、空を司る全能の神ゼウス、海の神ポセイドンや敵など、オリンポス十二神。
なぜかエンパイア・ステート・ビルの頂上にあるオリンポス山に暮らしている。
しかも、冥界(地獄)はなぜかL.Aのハリウッドサインのそばにある
設定からしてちょい奇想天外な神話ファンタジー



ギリシャ神話の神の息子であると告げられたアメリカの寄宿学校生、パーシー・ジャクソン。
パーシーに着せられた濡れ衣は、神ゼウスが持つ最強の兵器<ゼウスの稲妻>を盗んだ疑い。
冥界の神ハデスは、パーシーの母親を人質にし、稲妻を渡すよう要求。
さらに2週間後の夏至までに稲妻をゼウスの元に戻さなければ、神々の間で大戦争が起こり、世界は崩壊してしまう。
パーシーは母を助け、世界を救うことができるのか……?



ゼウスにはショーン・ビーンだったり、

冥界の神ハデスには、おバカコメディでおなじみ「トロピック・サンダー」にも出演のスティーヴ・クーガンや
そのお色気ある冥界の王女にロザリオ・ドーソンだったり


パーシーの母、最近とくに母親と言えばこの人!って印象のキャサリン・キーナーも登場でちょっと嬉しかったり。


ユマの役どころは毒蛇の髪を持ち見た者を石に変えてしまう、神話では大御所?メドゥーサ

出番コレだけ~?!って感じだけど貫禄!
「バッドマン Mrフリーズの逆襲」で演じたポイズン・アイビーを彷彿とさせる。
きっとあれ観てユマにオファーしたんじゃないかな♪マヌケな悪役、ハマってる


主演のパーシー・ジャクソンには、
3時10分、決断のとき」でクリスチャン・ベールの息子役だった、ローガン・ラーマン。

わたし的にはパッとしないけど、将来はジェイク・ギレンホール系?
カワイイって言う人もいるのかな~


下半身ヤギの親友に、これまた「トロピック・サンダー」に出ていて、アル・パチーノではなく
アルパ・チーノを演じた彼。→
こんなとこでもみられてちょっと嬉しい~


ストーリー薄っ、ハリーポッターよりゆるくて、さらに子供向け~




戦いとか、ぜんぜんワクワクしないんだな、これが(笑)
でもLA(ハリウッドサインだけ?)とか、べガスとかNYの夜景とか観られたし、
ユーモアも入ってたのでOK★


エンドロールの途中で、オマケが。
あのオチ、ビール飲もうとした時点で読めたけど、ユマのブラックジョークな扱い方、ステキ☆

でもCMでの吹替え、「石になあれ」ってあのオバちゃんみたいな声、ぜんぜん合わない!やめてー
もっとセクシーボイスにしてほしかったなー!
って、え?あれ木村佳乃??
オバちゃんでしょ。とは言わせません まだ39よ★








 公式サイト
PERCY JACKSON & THE OLYMPIANS: THE LIGHTNING THIEF   2010年 アメリカ
カナダ    122min
2月26(金)より、ロードショー

2/22 ジャパンプレミア開催でローガン・ラーマンくんとクリス・コロンバス監督が来日予定

次回は「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:受け継いだ力」
シリーズ化で続くんだろうけど わたしは次回はユマも出ないしもういいな~。  




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