我想一個人映画美的blog

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女は二度決断する/AUS DEM NICHTS/IN THE FADE

2018-04-19 12:17:01 | 劇場&試写★6以上

 

 

2011年日本でも公開したドイツ映画で、

ちょっとおバカなヒューマンコメディ「ソウル・キッチンのファティ・アキン監督作。

本作は第90回アカデミー賞外国語映画賞ドイツ代表

カンヌ映画祭ではパルムドールを争い、ダイアン・クルーガーが主演女優賞を獲得

 

移民排斥テロによって最愛の家族を奪われた女性が、

絶望と怒りの中で立ち向かう理不尽な現実とその顛末を描いた復讐サスペンスで

実際に起きたネオナチグループによる連続殺人事件をもとに人種差別やテロリズムを鮮烈に描く問題作。

 

カティヤに、ダイアン・クルーガー。

夫と息子、最愛の家族を突然、一瞬にして奪われた母親を演じたダイアンが素晴らしい。

 

この監督の映画って音楽もいつもよくて、

原題はアメリカのロックバンド、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジの曲にちなんでいて

同ロックバンドのボーカル、ジョシュ・オムが手がける。

エンドロールでかかる曲も良くて歌詞が出てたので余計にしみた、、、

 

ドイツでの原題は「AUS DEM NICHTS」 

 

 

 

1.家族

2.正義

3.海

という3部構成で テロ事件、法廷、海と舞台を移しながら描かれていく。

 

 

テロ事件はネオナチの若い夫婦の犯行だと推測され、

実行犯の男の実の父親の証言や、カティヤ自身が犯行当日その場で接触し顔も目撃していることから

友人の弁護士とともに戦い、法廷では有利かと思われたけど、はっきりした証拠がないのと

二人がギリシャのホテルにその日泊まっていたというアリバイを、ホテルの男がグルになって証言したことで

犯人夫婦は無罪になってしまう。

 

 

法廷で裁けなかった真実、残された母親の想いと復讐心はどこへ向かっていくのか。

 

 

8/10(82点)

 

 

 

その決断、辛すぎた

ラストは苦しくなって、涙が溢れてきた。

 

理不尽な判決から、被害者となった母親がさらなる苦しみが生まれるという展開、

そして若い犯人夫婦の悪びれもしない、解放されてからの言動に腹が立ち

復習するのは当たり前と感情移入しながら見入っていたんだけど

うわー、そうなってしまうか、、、、。

という彼女の決断が悲しすぎる。

 

世界各地でおさまることのない差別主義、テロ行為。

少しでもこういう悪の連鎖を生む行為が減って平和な世界になることを願わずにいられない。

 

 

ドイツ、ハンブルグ。トルコ移民のヌーリと結婚したカティヤは幸せな家庭を築いていたが、ある日、白昼に起こった爆発事件に巻き込まれ、ヌーリと息子のロッコが犠牲になってしまう。警察は当初、トルコ人同士の抗争を疑っていたが、やがて人種差別主義者のドイツ人によるテロであることが判明。愛する家族を奪われたカティヤは、憎しみと絶望を抱えてさまようが……。

 

 公式サイト

AUS DEM NICHTS/IN THE FADE     2017年    ドイツ   106min

4月14日より、公開中〜

 

 

 

左、監督。

 

2017年カンヌ国際映画祭にて。

現、彼氏はノーマン・リーダス(ダリル〜

 

そして、ダイアンと監督と弁護士役のデニス・モシットが先日来日してました

 

 


レディ・プレイヤー1/READY PLAYER ONE(3D吹替)

2018-04-16 23:34:30 | 劇場&試写★6以上

 

 

 

トム・ハンクスとメリル・ストリープとのタッグで政界とメディアの関係性

1971年、政府がひた隠す真実を明らかにすべく奔走した人物たちの姿を描いた「ペンタゴン・ペーパーズ

社会派作品を撮りあげたスピルバーグ監督の次なる作品は、真逆をいくエンタメ作品。

RV世界を堪能できる劇場3Dでの鑑賞が断然オススメです

 「AKIRA」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、「ストリートファイターII」をはじめ

80年代の日米ポップカルチャーがふんだんに盛り込まれていることで話題を集めた

アーネスト・クラインのベストセラー「ゲームウォーズ」を、スティーヴン・スピルバーグ監督が映画化

 先日、横浜で開催された3D試写にて。

 

VR=ヴァーチャルリアリティの大迫力の世界観を映画で体験

 

この物語の舞台は、世界規模の仮想世界、オアシス。

現在から27年後、資源が枯渇し、過酷な状況となった現実世界を生きる若者たちにとって

想像したことを実現でき、なりたい自分になれるオアシスは生きる希望。

オアシスに入れば好きなアバダーで自分になり、全く別の人生体験を楽しむことが可能。

ある日、OASIS開発者のジェームズハリデーが、遺言を残して亡くなる。

「オアシスに隠された3つの謎を解いた者に全財産の56兆円を与え、オアシスの後継者にする。」

OASISのどこかに隠された“イースターエッグ”(ゲームのプログラムに仕込まれた隠し機能)を見つけること

かくして、争奪ゲームが始まった!

 

17歳の少年ウェイドには

ツリー・オブ・ライフ」でブラピの三男を演じてから、(あ、このレビューで特に三男の活躍に今後注目って書いてた 

子役チェッカーなわたし。 笑)

MUDマッド」でマコ様、「グランドジョー」でニコちゃんとの共演ほか

X-MEN アポカリプス」ではサイクロップスの若い頃を演じたりと出演作続々のタイ・シェリダン。

 

謎の美少女、アルテミスというアバターのサマンサにはオリヴィア・クック。

 

アバターとなってオアシスで活躍するのはこちら。

 

ダイトウに森崎ウィン。イケメン日本人

この二人、原作で「大刀」「小刀」という名前、ダイトウ&ショウトウみたいだけど

映画では11歳のショウになってました  由来は日本のカタナだったのね 笑

 

 

ウェイドとその親友のエイチ、アルテミス、ダイトウ、ショウの5人は“ハイ5”と呼ばれる優勝候補のガンターたち。

それをネットプロバイダー企業の(IOI)が阻む。

その組織を仕切る重役で、過去にジェームズハリデーとも仕事をしていたソレント役に

悪役が多いベン・メンデルソーン。

アニマル・キングダム」(2010年)から意識しだしたけど、

「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ」でライアンと組んだりどんどん面白い作品に登場。

公開中の「ウィンストン・チャーチル」にも出演。

 

ジェームズ・ハリデーにはマーク・ライランス。相棒のモローにサイモン・ペッグ。

ハリデーのTシャツがスペースインベーダーでツボ 

彼の過去の映像がそのまま保管されていて、オアシスの中の誰もがガラス越しに見ることができる年鑑ライブラリーも面白かった。

 

 

 

8/10(85点)

 

とにかく80年代の文化へのオマージュと、

スピルバーグの同志であるロバート・ゼメキス監督(バックトゥザフューチャーでスピルバーグは製作総指揮)と

スピルバーグが敬愛するスタンリー・キューブリックへのオマージュがそこかしこに。

 

個人的に大好きな、S.キング原作、

キューブリック監督「シャイニング」の映像そのままのシーンが出てきて大興奮

 

そして原作でも描かれてる通り、

'80年代のテレビドラマや人気キャラ、乗り物など満載で挙げたらきりがないほど

誰もが気づく「バックトゥザフューチャー」のデロリアンにウェイドは乗ってるし、

「マッドマックス」の主人公の愛車 V8インターセプター、AKIRAの金田のバイクも同時に登場とか

「特攻野郎Aチーム」のバン、スティーヴンキングの原作小説を映画化した「クリスティーン」に出てくる赤のプリムス・フューリー

キングコングにガンダムにアイアン・ジャイアント、「トゥームレイダー」のララクロフト、

バットマンにハーレクイン、ガンダルフ、「ジュラシックパーク」のテラノサウルス、「13日の金曜日」でおなじみフレディ。

「エイリアン」やチャッキーが出てきた時は笑っちゃった。

 

様々な映画やゲームの名前が出てきてそれらを知ってれば知ってるほど楽しめるかな。

懐かしいジョン・ヒューズ監督作(「すてきな片思い」「フェリスはある朝突然に」など)は物語のキーとなり


マシュー・ブロデリック主演の「ウォー・ゲーム」や、

キャメロンクロウ監督「セイ・エニシング」なんかにも言及。昔好きだったので懐かしかったな〜。

 

ちょいちょい突っ込みどころはあるけど、これまでにない体験型エンタメ大作として最高。

2時間超えだったのも気づかなかったほど。

ゲーム好きというわけではなくても純粋に アバターとなった主人公たちの謎解きが面白くて楽しめる

 

 

2045年の地球。街が荒廃する一方で、若者たちはVRワールド“オアシス”に夢中になっていた。そこでは誰もが好きなアバターに姿を変え、自分の思い描く通りの人生を生きることができた。そんなある日、オアシスの創設者ハリデーが亡くなり、彼の遺言が発表される。それは“アノラック・ゲーム”と呼ばれ、彼が仕掛けた3つの謎を解き、オアシスに隠されたイースターエッグを最初に見つけた者には莫大な遺産に加え、オアシスの後継者としてその全権を与えるというものだった。この驚くべきニュースに世界中の人々が色めき立つ。現実世界に居場所がなくオアシスだけが心の拠り所の17歳の青年ウェイドもこの争奪ゲームに参加し、オアシスで出会った謎めいた美少女サマンサら大切な仲間たちと力を合わせて3つの謎に挑んでいく。そんな彼らの前に、恐るべき野望を秘め、邪悪な陰謀を張り巡らせる巨大企業IOIが立ちはだかるのだったが…。

 

 

  公式サイト

 READY PLAYER ONE          2018年    アメリカ     140min

4月20日より、ロードショー

 

 

 

80年代映画のパクリで不評の海外版公式ポスターたち。

 

ワールドプレミアにて。

 

 

 


ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル/JUMANJI WELCOME TO THE JUNGLE

2018-04-12 12:10:56 | 劇場&試写★6以上

 

 

あの、’95年の大ヒット映画「ジュマンジ」の続編世界興行収入は960億超えて大ヒット

ジュマンジも大好きだったし、ジャック・ブラック出演なので待ってました〜

先に言うと、よくできたエンタメで期待通りの面白さ

 

今度の世界は20年後。

ボードゲームが本物になっちゃう世界観が観たことのない面白さだった前作に対し、

今回は時代が変わってテレビゲームの世界に迷い込んだ高校生たちが

それぞれ、ゲームのキャラを選んでそのアバターとして、ジャングルで命を賭けたリアルゲームをする羽目になる

というもの。

そもそも、ボードゲームだったものをどうやって続編でTVゲームに変えるのかなぁって思ってたら

なんのことはない、拾ってきたボードゲームを放置して寝たら、なんと夜中に勝手にカセットゲームに早変わりしてた 笑

なんでやねん めっちゃ強引っ

 

 

舞台は変わりハイスクール。それぞれ先生に呼び出し食らって校長室に呼び出された後、

罰として居残りで作業を命じられて、入った部屋でたまたまゲームを見つける。

って、なんでそこにあるねん

 

気弱でゲームオタクのスペンサー無敵なムキムキ冒険家、ブレイブストーン博士にドウェイン・ジョンソン

 

スマホ中毒でイマドキのモテギャル、ベサニーデブオヤジの地図専門家オベロン教授にJBこと、ジャック・ブラック。

 

勉強が苦手なアメフト部のフリッジ小柄な動物学者フィンバーになるのはケヴィン・ハート。

 

友人がいないガリ勉のマーサセクシーな女戦士ラウンドハウスにカレン・ギラン。

本作ではかなり可愛くなっちゃったこの子、「オキュラス 怨霊鏡ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の子。

 

 

ゲームのキャラにはもう一人、ニック・ジョナス演じるアレックス。

重要キャラ。とだけ書いておきましょう。

 

 

 

ブレンダン・フレイザーかと思ったら案内人、ナイジェル役はリス・ダービーという方でした。

 

悪役(敵)ももちろんいて、執拗に追ってくるのがボビー・カナヴェイル。

アレン爺の「ブルージャスミン」などでも印象的だったんだよね〜この人。

 

ラスト近くで、トム・ハンクス激似の実の息子コリン・ハンクス。

 

 

監督はJBの昔の作品でコアファンが多い「オレンジ・カウンティ」

キャメロン・ディアス主演の2作「バッド・ティーチャーSEXテープ」のジェイク・カスダン。

バッドティーチャーの時に、JB出せばよかったのにってレビューで書いたんだけど、

何年越しで本当にわたしの願いが実現した 笑

 

 

 

8/10(84点)

 

あーもう、こういうコメディ大好き。

純粋に楽しめちゃう。

何しろ、中身が全員高校生で ジャングルをサバイブするアバターキャラが、全く中身とかけ離れてるとこが面白い。

普段のロック様には見られない、弱気な顔や、得意の決め顔をことあるごとにいちいちキメたり

JBに至っては中身はイケてるギャルなので、言葉も様子も女子になっちゃってるしあの姿で 笑

そこがまた可愛くて二人ともギャップ萌えってやつだね。

わたし個人的にはテレビゲームって昔ちょこっとやっただけでボードゲームの方がむしろ

未だに年に2回くらいだけど皆集まるとするくらい好きなのだけど、ゲームの面白さが映画に活かされてる。

命が3回まであって、腕にタトゥーのようにラインが入ってたり、一度死んじゃうと空から落ちて新しい命。

それぞれのキャラには得意不得意があって、持ち前の特技を活かして戦うようになってたり、

案内するだけの役や、同じセリフばかり言う脇役がいたり(ゲームのキャラ)

これはクローネンバーグの「イグジステンズ」でも体感型ゲームでリアル体験するのでちょっとだけそこ似てる。

 

居残りさせられている教室で、ボウリングの球があってなんでこんなところに。

と言ってたのがラストで重要なものとして出てきたり

色々伏線があって、きちんと回収されてたりうまくできてるのと、

小ネタやギャグありで80年代を知ってる世代としては、ビッグマウンテンの「Baby, I Love Your Way」とか

懐かしくって挿入歌も含め楽しめる

 

悪い男によって、宝石でできた眼を奪われ呪いがかかったこのジャングルを救うとゲームクリアで

元の世界に戻れるという仕組みなんだけど、3回目の命落としてしまうとどうなるのかとか

シリアス映画じゃないからそこまで深い設定出てこない 笑

もちろん、最後は皆助かって元に戻るのだけど

それまでの過程で、仲が良くもない男子二人だったり、非モテとモテ女子という対極でお互い非難してたり

それが命を賭けたゲームだとわかって協力し合うことで、オタクとかモテとか携帯とか関係なくなっていく。

協力しあうことが大事。ゲームで命は3つしかない。だけど、現実の人生ではたった1回しかない。

ってくだりなど 教訓めいてて?学生たちが見ても勉強になる 笑

 

結構ちょこちょこと声出して笑っちゃったんだけど、

なんでか走るのが遅いってウィークポイントだったり、

JBが真面目すぎてできないカレン・ギランに、その見た目で男を誘惑する指南するんだけど

セクシー仕草とかやってもかなりおかしなことになってて笑える。

 

前作の「ジュマンジ」を復習したりわざわざ観なくても楽しめちゃう。

高校生なので純粋なラブあり、ラストの方では意外にもちょっとじーんとさせられたり。

デートでよし、お一人でもよしでどんな世代でも楽しめる、良質なエンタメ作品です

 

 学校で居残りをさせられていた4人の高校生スペンサー、フリッジ、ベサニー、マーサは、地下の倉庫で“ジュマンジ”という古いテレビゲームを発見する。ためしにそれぞれキャラを選んでプレイしようとしたところ、いきなりゲームの中に吸い込まれてしまう。気がつくとそこは鬱蒼としたジャングルで、4人は性格も性別も真逆のゲームキャラの姿になってしまっていた。現実世界に戻るためには、敵キャラ、ヴァン・ペルト一味の追撃をかわしながら、難攻不落のステージをクリアしていかなければならなかった。しかも与えられたライフは3回で、使い切ったらゲームオーバー。あまりにも理不尽な状況に放り込まれた4人は、それでも生きて現実世界に戻るべく、それぞれのスキルを駆使して目の前の難関に立ち向かっていくのだったが…。

 

 

公式サイト

JUMANJI: WELCOME TO THE JUNGLE  2017年 アメリカ  119min

4月6日より、公開中〜 

 

 

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』オリジナルテーマソング?ミュージックビデオ

 

 プレミアにて。

ロック様の顔 笑

 

JB&中身の女子高生ベサニー演じた、マディソン・アイズマン。

 


ヴァレリアン 千の惑星の救世主/VALERIAN AND THE CITY OF A THOUSAND PLANETS

2018-04-07 22:35:21 | 劇場&試写★5

 

 これ原作があったのね

「フィフス・エレメント」にも関わったバンド・デシネ(フレンチコミック)の巨匠ジャン=クロード・メジエールの

伝説的グラフィック・ノベル『ヴァレリアンとローレリーヌ』シリーズを、

リュック・ベッソンが長年の悲願を実現させついに実写映画化したSFアドベンチャー超大作。

 

「スター・ウォーズ」から遡ること約10年前に誕生した作品ってことで

スターウォーズも影響を受けたとか。

 

リュック・ベッソン監督作は、「グランブルー」「ニキータ」「フィフスエレメント」など昔は好きだったけど

最近は「ルーシー」くらいかな。あまり作品にも興味なくなってきてたけど

これ、去年のノルウェーでやってて観ようとしてて、結局行けずだったので何となく観てきた。

 

 様々な種族が共生する28世紀のアルファ宇宙ステーションを舞台に、

宇宙の平和を守る特殊エージェント、ヴァレリアンとローレリーヌの活躍を描く。

ヴァレリアンにはデイン・デハーン。どうしても、「男」ってより「男の子」って感じがしちゃう(個人的意見)

ファンにはたまらない可愛さかな。

ローレリーヌには、カーラデルヴィーニュ。モデルのイメージが強くて、顔がどうしても土屋アンナに見えちゃうのだけど

2012年「アンナカレーニナ」から女優としても数本出てたのね。

 

司令官には、クライヴ・オーウェン。(久しぶり。痩せた)

 

何と国防長官に、ハービー・ハンコック!(監督が長年ファンだったらしい)や

 

世界連邦大統領にはルトガー・ハウアー(「ブレード・ランナー」)!気づかなかった

 

他にも、姿かたちを自由自在に変えることのできるパフォーマー“バブル”に、リアーナ。

 

客引きジョリーにイーサン・ホークまで(冒頭少し遅れて入ったので見逃した残念)

 

 

似たような顔したパール星人たち。(似た顔の知り合いいる)

 

 

西暦2740年。連邦捜査官のヴァレリアンとローレリーヌは宇宙の平和を守る任務に就き、銀河をパトロールして回っている。ふたりは“アルファ宇宙ステーション”へと向かう。そこは長い年月を経て拡張を続け、あらゆる種族が共存する“千の惑星の都市”として銀河にその名を知られていた。しかし、その深部には邪悪な陰謀と、宇宙の歴史から抹殺されようとしていた“秘密”があった……。果たしてヴァレリアンとローレリーヌは“千の惑星の都市”と銀河の危機を救うことができるのか―!?


 

 

5/10(53点)

 

視覚的な面白さ、鮮明で美しいビジュアルの素晴らしさは引込まれるけど

中身が面白くないのに

2時間20分近くもあるのでめちゃくちゃ長く感じた

特にCG同士の戦いシーンはめっちゃどうでもよくて眠くなる。

チャラ男ともいうべき、ヴァレリアンがアプローチしていく、ローレリーヌが次第に彼に傾いていくまで。

愛とはどういうことなのか。「愛」の行方も描く。

ビジュアルはいいけど、 深く真剣に考えずに観た方が良さそう 笑

 

 

 

 公式サイト

VALERIAN AND THE CITY OF A THOUSAND PLANETS   2017年 フランス  137min

3月30日より公開中〜

 

 

デハーンくん、おデコ。

コミコンにて。

 

リアーナとは仲良し。

 

 

 

 

 

 


ペンタゴン・ペーパーズ最高機密文書/THE POST

2018-04-03 22:55:40 | 劇場&試写★6以上

 

 

アカデミー賞作品賞、主演女優賞ノミネート。

メリル・ストリープ❌トム・ハンクス❌スティーヴン・スピルバーグの、実在の人物で描く社会派ドラマ。

都合の悪い真実をひた隠しする政府に対し、真実を伝えることの信念を貫くことに挑んだジャーナリストたち

日本の今の政治にもかぶるところが大ありで、タイムリーで興味深い。


メリル・ストリープはワシントン・ポストの発行人キャサリン・グラハム。

本作でアカデミー賞主演女優賞ノミネート(18回目)

トム・ハンクスは同紙の編集主幹、ベン・ブラッドリー。

 実際のお二人。

 

脚本家はリズ・ハンナ。

元々、夫の自殺で主婦から一躍新聞社の社主となったグラハムに興味を抱いて、彼女を主人公にした物語を考えていたという。

そして、彼女の伝記や関係書籍を読むうちに「ワシントン・ポスト」の社主として

ペンタゴン・ペーパズの公表を決断した、その時期にフォーカスを絞って脚本として執筆した。

原題「The Post」は、そのキャサリン・グラハムの人生の再起点となったライフストーリーという意味合いも含む。


時はニクソン政権下。

機密文書“ペンタゴン・ペーパーズ”を公開し、ベトナム戦争の欺瞞を暴き出したワシントン・ポスト紙に焦点を当て、

就任したばかりの女性発行人キャサリン・グラハムが政府を敵に回し、

経営危機を招く危険を冒してでも記事にすべきかという重い決断を下すまでの葛藤、

そして、政府に屈せず言論の自由を守るために戦ったジャーナリストたちにスポットがあたる。



6/10(66点)



スピルバーグ作品と忘れてたほど、エンタメ性に溢れたふうでもなく過去の実話を追った作品。

一見、難しくも思えるアメリカの政治とメディアとの関係性を

社会派映画として堅すぎず映画らしく描くのはさすがスピルバーグといった感じで

キャストも名優揃い、退屈しないで観ることができる。


時代背景と人物(実在)を踏まえた上で観るとより理解が深まって面白いと思う。

ラストでのちのウォーターゲート事件に繋がるので、

'76年のレッドフォードとダスティン・ホフマン共演「大統領の陰謀」をあわせて観るのもおすすめ


2003年の「ペンタゴン文書/合衆国の陰謀」ジェームズ・スペイダー、ポール・ジアマッティ、アラン・アーキンの作品もあり。


そうそう、エンドクレジットには、「ノーラ・エフロンに捧げる」の一文。

ジャーナリストでもあったノーラ・エフロンは「恋人たちの予感」(89)の脚本や「めぐり逢えたら」(93)の監督・脚本を手掛けていて

2012年に他界。生前から懇意だったスピルバーグ監督。

メリル・ストリープは「シルクウッド」(83)や「ジュリー&ジュリア」(09)で、

トム・ハンクスは「めぐり逢えたら」や「ユー・ガット・メール」(98)で組んでいるという縁がある。

ちなみに、それだけではなくて

ノーラ・エフロンの元夫はカール・バーンスタイン。

「大統領の陰謀」でダスティン・ホフマンが演じたワシントン・ポストの記者であり、

ニクソンを辞任に追いやったジャーナリストの一人がノーラ・エフロンのパートナーだったという点でも繋がりが。


いろいろな側面から観てみるともっと深く、面白く感じられそう。



ベトナム戦争が泥沼化していた1971年。ニューヨーク・タイムズはベトナム戦争に関する政府に不都合な事実が記載された最高機密文書、通称“ペンタゴン・ペーパーズ”についてのスクープ記事を発表する。アメリカ中が騒然となる中、ニクソン政権は裁判所に記事の差し止め命令を要求する。タイムズが出版差し止めに陥る一方、出遅れたライバル紙のワシントン・ポストでは、編集主幹のベン・ブラッドリーが文書の入手に奔走する。やがて全文のコピーを手に入れたポストだったが、それを公表すれば裁判となって会社の将来を危うくしかねず、経営と報道のはざまで社内の意見は大きく二分する。そしてそんな重大な決断が、亡き夫の後を継ぐ形でいきなりアメリカ主要新聞社史上初の女性発行人となったキャサリン・グラハムに託されたのだったが…。




 公式サイト

THE POST     2017年     アメリカ    116min

3月30日より、公開中〜



プレミアにて

エンタメ性たっぷりのスピさん新作、「レディプレイヤーワン」も4月20日、日本公開

そちらも楽しみ