我想一個人映画美的blog

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チャイルド・プレイ/CHILD'S PLAY(2019)

2019-07-19 21:09:21 | 劇場&試写★4 以下

 

 

韓国で眉のイレズミやってきたら失敗しちゃったおばちゃんみたいな眉のチャッキーが

あまりにも醜すぎる、1988年のチャイルド・プレイのリメイク。ではなくリブート。

目の下もたるんでるんだけど。

 

オリジナル公開当時、ちょうどパリに旅行で行ってて、あまりにも怖そうなポスターに惹かれて観たのが始まりで

それからシリーズが出るたびに劇場で全部観てきた、自他共に認めるチャッキーファンのわたくし。

 ほら、オリジナルはこんなに可愛いのに

 

リブートかなんか知らないけど、なんでリメイクなんてするの!オリジナル見とけ!って思ってるので

今回は全くはじめから期待していなかったし チャッキーがあまりに変な顔すぎて観る前から萎えてたのですが

しっかり初日に観てきましたー!!

(オリジナルではないからチャッキーTシャツはあえて着なかったわ 笑)

監督は、ポラロイドカメラがキーになるちょうど同じく今日公開の「ポラロイド」

でホラー業界から注目されたというラース・クレヴバーグ。(ポラロイドも見るつもり)

 

ちなみに、オリジナルのチャイルド・プレイは、現在7作品。

チャイルド・プレイ 狂気病棟」は劇場公開なくDVDスルーで、

1作目のアンディ少年がそのまま大人になってアンディのその後として出演してる。

 

さて、今回のリブートにあたり全然中身が違ってた。

まずチャッキーに死ぬまで狙われる少年、アンディがオリジナルだと5歳くらいだったのに

iPhoneもしっかり使いこなす11歳くらい?になってるし。

アナベル 死霊館の人形」「ライト/オフ」ってホラーにばかり出て大丈夫か?な少年、ガブリエル・ベイトマン。

 

母親には、アナ・ケンドリックとのコメディ「ウェディングフィーバー

「ライフ・アフター・ベス」でゾンビになる彼女でインパクト大だったオーブリー・プラザ。

 

 しかしなんだって彼氏があんな冴えない性格悪いオヤジなんだか。

 

そして、チャッキーの声にはSWでおなじみ、マーク・ハミルが。

 

あの、チャッキーのアナログさがいいのに

AIになっちゃたらただの殺人ロボット。なーんの可愛げも面白みもない


それに何度も言うけど人形は可愛さが重要、あんな顔で出てこられてもねー

1/10  てことで本当はゼロでもいいんだけど。

 

こんなレベルならリブートしなくていい。

久々出ましたワースト入り決定 納得いかないですよこれは。

今の時代に合わせて言いたいのはわかるけどね、AIにしたせいで、ただの殺人ロボットってだけの話。

こんなの過去にもあったし、飼い主?であるアンディが憎い。と思った人をどんどん消していくってやつ。

半分以上はちゃんと観てたけどだんだんどうでもよくなってきちゃってつまんなかったなー。

オリジナルは、そもそも人間の男(犯罪者)がチャッキー人形の姿を借りて呪いをかけて死ぬ間際に

人形の中に入ってしまうから、人形がボロボロになると新しい体欲しさにアンディ坊やに付きまとい狙うと言う

簡単に言うとそんな話だけど(要約しすぎ?)

今回はAIになってるから、あの名シーン、勝手に動くからおかしいなと思って裏の電池入れるとこ開けたら

ガーン!!!電池入ってない!!なのに動いてた!?

がなく、携帯から繋げてダウンロードしたら勝手に色々なこと吸収して学んで悪いことも覚えちゃう。というもの。

話が別物やん。

それに子供が欲しがるおもちゃってことで、オリジナルはそこそこのお値段(多分1、2万?)だったと思うけど

AIだったら子供が「あれ買ってー!」ってなっても、絶対高価だよあれは。

大きいし全身動いて喋るんだから15万はするんじゃない?子供のおもちゃには高価すぎでしょ!

と言う細かいツッコミはさておいても

とにかく 可愛くないから全て終わってる (言うの三度目。)

実はyueの旦那、ペペの友人があの人形の絵コンテやっていて、本人も気に入ってないらしい。

本当ひどすぎだ

 

今回思ったのが、見終えた後で近くにいたカップルが、男性の方がチャッキー好きらしいけど

「もうシリーズの最後の方全然面白くないんだよなーこっちの方が断然面白いよ!」とか

女の子の方は「私全然観てないけど面白かったねー」とか言ってて 

やっぱりなー、チャッキーってキャラは知ってても実際は観たことない世代が観て

今ハリウッドでもシリーズ中一番のヒットとか言ってるんだね。

と言うか、その前に、シリーズじゃないし!!(今回のは別物リブート)とツッコミたくなるわたくしでした

 

これで面白いなんて言う人は、オリジナルをぜひ観て欲しい〜

 

次があるような感じではなかったけどヒットしたから絶対続編やるね。

やらなくていい〜

それより本家の狂気病棟の続き、いいとこで終わったからシリーズ8を早く見せて

 

 最先端テクノロジー企業カスラン社が開発した最新おもちゃの“バディ人形”は、AIによる高度な音声認識や画像認識機能を備え、クラウド対応で様々なカスラン製品とも接続できる超ハイテク人形。引っ越したばかりで友だちがいない孤独な少年アンディは、誕生日に母親からそんなバディ人形をプレゼントされる。自ら“チャッキー”と名乗るその人形とすぐに仲良くなっていくアンディだったが…。

 

 

過去レビュー

4作目「チャイルド・プレイ チャッキーの花嫁

5作目「チャイルド・プレイ チャッキーの種

6作目「チャイルド・プレイ 誕生の秘密

7作目「チャイルド・プレイ チャッキーの狂気病棟

 

 公式サイト 

 CHILD'S PLAY               2019年    アメリカ    90min

7月19日より、公開中〜

 

ところでアメリカでは同じ日公開ということと、人形ムービーってことでライバル視した

チャイルド・プレイがパクリポスターでトイストーリーのキャラ達を次々に殺してくポスターが出た。

そんなのありだなんてさすがアメリカ。

左のが本家。

 

 


トイ・ストーリー4/TOY STORY 4(字幕版)

2019-07-15 21:01:54 | 劇場&試写★6以上

 

前作「トイストーリー3からはや9年

「過去作を上回る“語るべき物語”がある場合以外は続編を作らない」というピクサー映画。

作っちゃったんだからやっぱり皆、期待しちゃうでしょう。

描かれるのは、3のその後の物語。であり、「おもちゃ」としての役割を終えた(と感じた)

その存在意義についておもちゃ自身が考える。というもの。


一人の子供にとっての「お気に入りのおもちゃ、または人形」になるのが、おもちゃたちの「夢」。

それは、人格を持った「おもちゃ」(または人形)が、子供にとって大切な「モノ」となり、愛情を受け、その子との永遠の友情を育むこと。

 これまでの3部作にはなかった、おもちゃたちの葛藤が、心の声となって今回は表に出てくる。

 

監督は、長編監督デビューのジョシュ・クーリー。

原案 ジョン・ラセター/アンドリュー・スタントン/ジョシュ・クーリー/ヴァレリー・ラポンテ/ラシダ・ジョーンズ/ウィル・マコーマック/マーティン・ハインズ/ステファニー・フォルソム。  

脚本 ステファニー・フォルソム/アンドリュー・スタントン。

 

6/10

 

前半30分くらい、正直つまらなかったな〜

面白くなったのは、シリーズ全てに出ているボーとの再会から。

ボーは、途中から「持ち主がいなくなったおもちゃ」として登場する。

ボーってこんな活発なキャラだった?と思ったらキャラ変えてきた(成長したともいう)

 

 

本作で、新しいキャラがいくつか登場。

少年アンディが、前作でウッディたちを小さな女の子に譲り

その子が今度は夢中になっているおもちゃが 使い捨てのフォークで作った「フォーキー」。

自作だし、彼女はおもちゃのように、友達のように、宝物のように大切にしてる。

なくなったらまた作ればいいものをと思うくらいだけど、彼女にとっては唯一無二の存在。

で、フォーキーはというと、ウッディたちのように人間に可愛がられたいという欲はない。

使い捨ての身だからか、自らゴミ箱に入ろうとするくらい 笑

それとは逆に、遊園地の射的コーナーでマトが当たり、いつか子供のもとに行き可愛いがられるのを夢見てる

景品の二匹のぬいぐるみバニー&ダッキー。

この二人、特に青いウサギがにくい可愛さ。

 

製造不良で内蔵のおしゃべり機能が壊れてて、子供に遊んでもらった経験も愛されることもないまま、

お店の片隅でアンティークとなってしまった哀しいギャビーギャビーというママードール。

店主の孫である女の子に、いつか可愛がられる存在になることを夢見てる。

だから特定の子供のおもちゃで可愛がられる存在のアンディや、愛されるおもちゃを羨み、妬む。

この子がわたしは良かったな〜。

そうそう、腹話術人形っていつも映画だと不気味なキャラで出てくるんだよね。笑

ジェームズ・ワンの「デッド・サイレンス

「サスペリア part.2」

アンソニー・ホプキンスが若かりし頃にでた「マジック」でもこんなのいたし。

本作で登場のはこの、腹話術人形チャーリーがモデルかな?

 

話が逸れちゃったけど

他に今回のニューキャラクターでカナダ出身のバイクスタントマンのおもちゃ、デューク・カブーンは笑いをとってたオイシイキャラ。

声優はキアヌ・リーヴス。意外。

 

 

バズをはじめ、これまでのキャラたちはあまり出てこないから物足りない子供たちもいるかな?

 

 

上に書いた「持ち主がいないおもちゃ」っていうのが今回、なるほどね、という感じで

必ずしもウッディやバズみたいにおもちゃって誰か一人の子供のお気に入りってワケじゃない。

子供はすぐに飽きるし、失くすし、成長するとその存在だってどこかにいってしまう。

それが、普通。

だけど、おもちゃ目線でいうと皆 子供にとってのお気に入りでいたいし大事にされたい。

いつも一緒にいた子供が成長して、自分と離れて その後、どうするか。

おもちゃ自身の選択でもあり、観る側からしたら子供が純粋に楽しむってだけじゃない今回割とシリアスな内容。

持ち主がいないけど、気ままに流れのままに生きていくおもちゃとしての選択。

ボーと一緒にいる=好きな人を選んだっていうこと。

バズとの友情や子供との友情をずっと信念にしていた(でしょう)ウッディが

そこで愛をとるのね。という寂しい?気持ちにもなるラストだった。

そこはやっぱり賛否両論ありそう。

わたしは、仕方ないというか、一人の人間(可愛がってくれる子供)に固執しなくてもいいじゃないとは思う一方で

これはラブストーリーか!ってツッコミたくもなったけど 笑

でもそれがウッディにとっての成長と、新しい人生の選択で、色々な可能性が広がっていくことにもなる。

 

そもそも、前作のラストではウッディもそんなに簡単に手放しちゃって、思い入れのない子にあげたところで

すぐに失くすし誰かにあげちゃうし大切になんてしてもらえないよ!って思ったのだけど

思い入れのある子(お気に入りのおもちゃやお人形)は、屋根裏でもいいし部屋のどこかにこっそりずっと持っていればいいじゃない!

と思うのがわたしの結論でした

 

さーて、本当にこれで完結なのかな?

また儲けのため?に次作あるんじゃない?

 

ある日、新たな持ち主の女の子ボニーを見守るウッディ、バズたちの前に、彼女が幼稚園の工作で作った手作りおもちゃのフォーキーが現れる。しかし、フォークやモールでできた自分をゴミだと思い込んだフォーキーは、部屋を抜け出して逃走。ボニーのお気に入りであるフォーキーを連れ戻すため、ウッディたちは新たな冒険へと踏み出し、やがて、一度も愛されたことのないおもちゃとの出会いや、かつての仲間ボーとの再会を経て、初めて目にする新しい世界へとたどり着く

 

 公式サイト

 TOY STORY 4        2019年    アメリカ    100min

7月12日より、公開中〜