我想一個人映画美的blog

新作映画レビュー&温泉&ゴシップ+コスメ+旅行記&日記。
blog開設から18年!ありがとうございます✨

リトル・チルドレン /Little Children

2007-07-31 11:11:31 | 劇場&試写★6以上

トム・ペロッタ原作のベストセラー小説を自らの脚色で映画化したドラマ。
監督は『イン・ザ・ベットルーム』のトッド・フィールド。

全映画賞で49部門ノミネート,11部門で受賞
という触れ込みも気になったし7月の観たい映画リストにもいれてたけど、
ありきたりっぽいタイトルと、チラシのケイト・ウィンスレットの写真から受ける印象、
"幸せ探し"というキーワードから
なんだか綺麗ごとを描くヒューマンドラマなのかなぁ??と思ってた。
これ、原題も"リトルチルドレン"=大人になりきれない子供"なのね。


郊外に夫と娘と何不自由なく生活している主婦サラは、いつも娘を遊ばせに来る公園での主婦付き合いに飽き飽きしていた。

時々姿を現す、息子を連れた“主夫”ブラッドは主婦達の話題の的であだ名は"プロムキング"
あるきっかけで話しをしてから互いの存在に興味を抱いた2人。
子供をダシにして市民プールで毎日会うようになる。

そんな中、子供への性犯罪で服役していたロニーが釈放され、街に帰ってくる。
ブラッドの友人で元警官のラリーはこれに過敏に反応して、ロニーと老母への執拗な嫌がらせを開始するが、、、、。



この作品、そんなわたしのイメージを払拭するようにところどころで
笑えるシーンが多い。  
この中では気持ちワルい変質者的な男が3人登場。
ケイト・ウィンスレット演じるサラの夫は真面目っぽい普通の男。なのに
自分の部屋では淫らなケイというネットサイトのグラマーな女にハマって
その女のパンティの臭いを嗅ぎながら、○○しちゃったりする隠れ変態。
ーこんな夫のシーン目撃したら、即離婚!!しない?普通。とか思ってしまうんだけど。

そんなサラは段々と現実の生活に嫌気がさしてきて、
話しの合うブラッドに夢中になっていき、
ブラッドもまた、自分より指導力ありバリバリ仕事をこなす完璧な妻が嫌になり
サラとの時間を大切にするようになる、、、、。

ベースにあるのは不倫。

この不倫相手がますます素敵に見えちゃう。(唯一、まともだし)
どこかで見た顔だぞ?と思ってたら、去年の今頃観た映画『ハードキャンディー』
痛い目にあった主演の男、パトリック・ウィルソンでした~。
『オペラ座の怪人』ではラウルを演じてたらしいけどそっちは印象薄いなぁ。




その不倫の話と同時進行で進むのが、この犯罪者を主軸にした話で、
母親と暮らし皿洗いさえしたことのないチャイルディッシュな男。
気持ち悪いの、この人が。
演じたのはジャッキー・アール・ヘイリー。
この演技でアカデミー賞にノミニーされただけあって上手くてハマってる!
不倫の話よりも、こちらの話が面白い。

サラは、おばさんたちとの集まりで話題が"ボヴァリー夫人"になったとき
自分の情事とそれを重ねて、
彼女の行為は裏切りじゃない。
現実の最悪な状況から抜け出したかった。


みたいな事を言う。
別の世界に足を踏み入れ、溺れていくのは罪ではないと主張し、自分の行為を正統化しようとする。
 
ケイト・ウィンスレット、濡れ場も披露して文字通り体当たり演技!
どんな理由でも、不倫というのは相手を裏切ってる行為だとわたしは思うし、
コソコソやってるなんて許せないし、サラの言う言葉も子供っぽくて自分本位な考えだと思う。

だから
サラには全く共感が出来ない。
普通は主人公に共感出来ないとつまらなく感じてしまうものだけどこの映画は違った。

共感はできないけど、作品としては楽しめちゃった

しっかりとした作りで、見せ方が面白い。
その犯罪者周りのエピソードも、どうなるのかという興味でひっぱられるし
この男に執拗に嫌がらせするもうひとりの気持ちワルい男との展開も面白い。

次第に、サラとこの孤独な男(犯罪者)との話がどう交わっていくのかー。
笑えるシーンもあるけれど、ちょっとグッとくるシーンもあったりして。

7/10

ただの幼稚で自分勝手な大人たちのくだらない映画、ととるか
意外と深みのあるヒューマンドラマととるか、
どちらかにわかれそうな感じもするけど、わたしは面白かった☆
共感出来ないのに楽しめちゃったのは、この映画のちょっと今迄にない独特な雰囲気のせいと
キャストたちのリアルな演技。
130分あるけど長さはそれほど感じなかったなー。けっこう見応えあるドラマ。
綺麗ごとを描いたありきたりの映画ではないのに、
一見するとそう思えてしまうのはもったいない、、、、、。
観て良かった☆興味ある人は是非 単なる不倫映画ではないよ



そうそう、今回もすごく良かったのが、ブレッドの完璧だけど仕切りたがりの妻を演じる
ジェニファー・コネリー。

その鋭い視線が怖いです。


  公式サイト
Little Children    2006年     アメリカ    130min
7月28日より、Bunkamura ル・シネマ、シャンテシネ他で公開中~  R-15
アカデミー賞3部門、ノミネート。
主演女優(ケイト・ウィンスレット)&助演男優賞(ジャッキー・アール・ヘイリー)&脚色賞



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ケイト・ウィンスレットの次回作は、
『アメリカンビューティー』でアカデミー賞受賞監督で夫のサム・メンデスの作品に出演。

タイトルは『Revolutionary Road』で、1961に発売されたリチャード・イエーツの小説が原作。
共演に 『タイタニック』以来の再タッグとなるレオ様ことレオナルド・ディカプリオ
(同じくタイタニックに出演したキャシー・ベイツも共演♪)


時の流れが一目瞭然






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ハリウッド★ゴシップNews

2007-07-30 10:01:14 | セレブ&ハリウッドgossip★NEWS
                 

                                      人気blogランキング



週末じゃなく週明けゴシップいきまーす。

ゲイが選ぶ、セクシーな男リスト2007版、決定

ゲイサイトAfterEltonのオンライン投票で最もセクシーな男性の1位に輝いたのは、、、、
『ブロークバックマウンテン』の影響で、未だにゲイイメージの強いジェイク・ギレンホール
(トップの写真)


2位 『ファンタスティックフォー』『セルラー』の クリス・エヴァンス 
確かに、ゲイ受けしそうかも~



3位 ダニエル・クレイグ
ゲイにも人気なのね♪
ジェームズボンド役はあと二年分、契約済み。

その他、有名なところでは、、、、

7位 ヒュー・ジャックマン 

9位 ライアン・フィリップ

12位 ブラッド・ピット


17位 ガエル・ガルシア・ベルナル

『ブロークバックマウンテン』のもう一方、ヒース・レジャーは20位



マコ様(マシュー・マコノヒー)は38位 



デビッド・ベッカム 39位、『LOST』のジョシュ・ホロウェイ 47位、
ジャスティン・ティンバーレイク 19位、ジョニー・デップ 61位、
マット・デイモン 76位、  セス・グリーン 99位。。。。
けっこう納得の結果








トム・クルーズ夫妻とウイル・スミス夫妻主催!
ベッカムファミリーの歓迎パーティー


先週末、ロサンゼルスのMuseum of Conpemporary ArtのGeffin Contemporaryを会場にして行われ、
ハリウッドのトップリストのセレブらが約600人集合!!



←主催者☆
トムちん、ますますふっくらしてきたような、、、、?

参加者はもちろん、仲良しの人たちばかり。



ヒール、高っ!!

こんなわざとらしいパフォーマンス、なんか笑える。


ホントキモくなった長髪が似合わないジム・キャリー&カノジョ。

デミ&アシュトン


今日もキラリ輝くブルース・ウィリス様



ノリノリでフリフリダンス披露







元バットマン、ヴァル・キルマー、、、、 のいま。
バットマン時代

←去年、こんな写真紹介したけど



今はますますパンパンに
トラボルタが『ヘアスプレー』でやった太っちょオバさん地でいけそー。








ジョニー・デップ、海の男

先週金曜日、プライベートヨットでイタリアのエルバ島 を地中海クルーズ ジョニー&ヴァネッサ・パラディ。




そろそろ結婚??ってウワサも流れてます

プライベートでは海賊やらんのね、、、、(アタリマエ)


本読んだり、、、、


写真撮ったり。






ついに破局! ジェシカ・アルバ&キャッシュ・ウォーレン

ジェシカファンの男性のみなさま、朗報です

こーんなに熱々だったふたりが、、、、、


二人は2年越しの恋愛を終わらせた。と『Us Weekly』誌が報じた。

現在、『ファンタスティック・フォー2/銀河の危機』 のプロモーション活動中のジェシカ。
7/22に ヨーロッパから電話を掛け、「I’m not in love with you anymore.」
あなたをもう愛してないの

と突然一方的に別れを告げ、キャッシュは落ち込んでるとか。
以前、好みのセレブとして、ジョニー・デップ、モーガン・フリーマンと並んで
ジェイク・ギレンホールを挙げてたジェシカ。
ジェイクはシングルだしね、いいんじゃない??






祝出産!!ナオミ・ワッツ

ナオミ・ワッツ(38)が、7月25日午後、リーヴ・シュライバー(39)との初めての子供を出産☆
男の子で、名前はアレクサンダー・ピート・シュレイバーと名付けられた。

産まれる直前

今後、落ち着いたらミヒャエル・ハネケの『ファニーゲーム』リメイクに出演予定♪







今週のブリちゃん。

タバコ片手に、、、、


ん?!




アイドルなんだから(なのか?)ちゃんと処理しなさいッ



ーーーーーー見苦しいモノお見せしましたーーーー






リンジー、再逮捕

もうひとりのお騒がせムスメ、リンジー・ロ-犯(21)


1月にアルコール依存症のリハビリ施設に入所した後、→5月末に飲酒運転で事故を起こして逮捕
→ 現在免停中の リンジー。
24日 1:30 am またまた逮捕されてちゃった。
なにやってんの。


サンタモニカでハデなカーチェイスを繰り広げていたらしく、、、、
酩酊状態だった上にポケットからはコカインも発見され、逮捕!!

でも保釈金 25,000ドル (約300万円) を支払って6:30 a.m. に釈放。

現在は再びリハビリ施設に入所したとか。



レッドブル飲んでるのはフリして中にはきっと。。。。。

リンジーはTV情報番組 「Access Hollywood」に

Yes. I am innocent… did not do drugs they’re not mine.
私は潔白です… ドラッグなんかやってないし、それは私のではないわ

I was almost hit by my assistant Tarin’s mom.
(アシスタントの)タリンのお母さんに車をぶつけられそうになったんです

(それで男性を乗せたまま、猛スピードで追いかけた)

という内容のメールを送ったといわれている。

運転してたのは私じゃなく黒人の男よ。なんて言ってたとか。

人のせいかい!! 


そして、「私はセレブだから、ヤバイことにはならないわ。
どんなヤバイことだって、私のしたいことはなんだってできるわ」と言ったらしい

パリス以上に罰を与えてもらいたいものです。




NYのマダムタッソー蝋人形館のリンジーは囚人服にお着替え。

対応早ッ



ところで、妊娠で逮捕を免れてたニコール・リッチー

ドラッグ影響下で運転していたと問われた問題で、金曜日裁判が行われ
ニコールがフリーウェイを逆走した時、「誰も殺されなくてラッキーだった」と言い
4日間の禁固刑が言い渡された。


ニコールは近日4日間の刑期を務めた後、3年間の保護観察期間と2,48ドルの罰金、
21日間のアルコール教育プログラムへの参加の義務がある。
そして9月28日迄に刑務所に出頭しなければならい事になっている。



おまけ


3人のマグショット(逮捕時の写真)


パリスとニコールはキメ顔でアイドルショット?だけど
リンジーはいちばん自然☆ 撮られちゃった、って顔がいいネ
なんて褒めてる場合じゃないか




こんなしょうもない人たちの話題で終わるのは後味悪いので。


ちょっと明るい話題☆

ケイト・ハドソン、初の監督作撮影進行中~!

こっそり?監督なんてしちゃってたケイト。
現在、L.A.で初監督作品となる短編映画『Glamour』を撮ってます♪



義理のパパ、カート・ラッセルのほか、
ちょっぴりオトナになった、ダコタ・ファニングも出演☆


可愛さ、健在
いまのところは。


日本でもこれ観られるのかなー?ムリだろうね~。 気にナル。


まだ梅雨明けしない関東地方、、、、
今日も一日雨みたい、、、、

今週もガンバリましょう





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ヘアスプレー/ Hairspray

2007-07-29 08:29:04 | 劇場&試写★6以上



はい、突然ですが【問題】です

これはダレでしょう??
 

下向いてるから分からない??
じゃあ、正面から


ゴシップコーナーでも何度か画像出してたので読んでくれてた人は分かるでしょ?♪


ひっぱっても仕方ないので答は、、、、、。




ジョン・トラボルタ=トラさん
主役の子の母親、エドナ役。

あのトラボルタが女装しちゃうってコトがスゴい~!
トラさん、この役引き受けてエラい

この映画、7月20日から全米で公開中、ミュージカル映画の動員数最高!で現在大ヒット中!
オリジナルは、ジョン・ウォーターズ監督の1987年の映画『ヘアスプレー』を基に舞台化し、
2003年度のトニー賞で8部門を獲得した、大人気ブロードウェイ・ミュージカルを
再映画化したコメディ・ミュージカル
特別に行われた試写に参加することが出来ました~



ボルチモアに住む高校生のトレイシー(ニッキー・ブロンスキー)は、
10代の子たちに大人気のローカルTV番組「コーニー・コリンズ・ショー」の大ファン。
メンバーに欠員が出てオーディションに参加、ラッキーな事に夢がかなってその番組にレギューラー出演することになった。
かなり太めの彼女だったが、そんな事を全く気にしないチャーミングさがウケて一躍有名に。
しかしその番組には人種差別規定があり、納得できないトレイシーは抗議しようとする。
“ミス・ヘアスプレー”を市民投票で選ぶこの番組の中で、トレーシーは差別撤廃を訴えるデモ行動を起こすことを計画するが、、、。



トラさん、超カワイイ
ふてぶてしいオバさん、じゃなくって 恥じらいある可愛らしいオバさん
自分の体形を恥じていて、1951年からずーっと外に出ないなんていう、とってもシャイな?女性。
それが娘の言葉で、だんだん開放的に、、、、。

60年代の音楽に合わせて、ダンス!ダンス!ダンス!

も~~、楽しかった

ストーリーは単純だけど、何がいいって、トラさんのおデブなオバさんをはじめ、
キャスティングが最高です!!



主演のトレイシー役には、オーディションで1000人の中から選ばれたラッキーガール、ニッキー・ブロンスキー。

おチビでおデブちゃんだけど、一生懸命で前向きな姿がとってもキュート

ノリノリダンスあり♪
恋もアリ♪

この恋のお相手の男の子、『ハイスクールミュージカル』で主演のザック・エフロン。

当時流行のプレスリー風スタイル、ハマってた~
『ハイスクールミュージカル』観てないから観たくなっちゃったな。



そして夫婦愛
父親役、、、、、トラさんと夫婦を演じるのはなんと クリストファー・ウォーケン
この二人って、『パルプフィクション』に出たのよね~。絡んだシーンはなかったけど。
息、ぴったり♪


すごく面白キャラで何度も笑わせられちゃった、このオジさんには。



ミシェル・ファイファーはどんな役どころかと思いきや、TV番組の担当者。
かなり意地悪な人

歳とったなぁ~とは思ったけど、めちゃ美しくてゴージャス!
性格悪い女を嬉々として演じてる。
意地の悪い演技がこんなにハマる人だったとは☆
←いじわる親子。ペルシャが可愛い~


この映画、黒人差別の問題もちょっと絡んでるんだけど、
そのリーダー格となって番組のニグロデイ(黒人の日)のリーダー格を演じるのは迫力のクィーン・ラティファ。

プレミアの時のフォトで、なんでブロンドのカツラなのぉ?って思ったけど、
このせいだったのね☆この人もぴったりハマり役

TV番組のホストは、どこかで見た顔だなぁーと思ったら、
X-MENシリーズのジェームズ・マースデン。デシタ!
この人も昔臭い感じがぴったり♪


9/10
面白い!っていうよりほんと楽しかった!
キャスティングよし、曲よし、ダンスよし、テンポもよし♪
ストーリーはトントン拍子にうまくいきすぎでしょ、とも思うんだけど
トラさんのキュートな笑顔とダンス観たらそんなつっこみふっとんでっちゃう♪
トラさんが一生懸命に母親(女性)を演じてて、その演技が面白おかしくて終始にやけ顔で観てた~。
ミュージカルだから当然のことながら、歌と踊りと
そしてこの作品はキャストの演技を楽しむ映画
わたし、やっぱりミュージカルって好きだなぁ~!と実感した1本!
満足 サントラもDVDも欲しいし(後日購入、最高
劇場で公開したらもう一度観たい♪


トラさんと言えば、ダンスですよ!!
『サタデーナイトフィーバー』といい『パルプフィクション』でのキレのあるダンスといい、、、。
もう、トラさんで大正解


公式サイト
Hairspray    2007年    アメリカ    117min
10月中旬より、公開


予告編クリップ← click


監督は、
『ウェディング・プランナー』の アダム・シャンクマン
【cast】
ジョン・トラボルタ/ニッキー・ブロンスキー/ミシェル・ファイファー
クリストファー・ウォーケン/クィーン・ラティファ/ザック・エフロン/ブリタニー・スノウ
/ジェームズ・マースデン/アマンダ・バインズほか、、、。

これ、トロント撮影です☆(ボルチモアも少し)
去年の9月にyueが撮影中に遭遇したけど、トラさんたちは帰ったあとだったとか、、、惜しい☆
そうそう、タイトルのヘアスプレーっていうのは、当時大流行した画期的な商品で
この映画の中のTV番組のスポンサーにもなっている。


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7月16日のニューヨークプレミアでのショット


愛妻、ケリー・プレストンと


ウォーケンも奥様と


旦那、、、じゃなくって監督と


 母娘役



ジョン・ウォーターズ監督も冒頭、露出狂の役でちらっとカメオ出演!(笑)




ケビン・ベーコンの『フットルース』リメイク主演の声もあがってるとか、、、(←リメイクしなくていいから~)
今後、要チェックかも☆



母とムスメ






現在、8月5日まで 渋谷Bunkamura オーチャードホールでミュージカル『ヘアスプレー』来日公演中!!
そのため、急遽決まった試写でした。
Vo5の協賛だっから お土産は絶対ヘアスプレーだ、って思ったらその通りで、、、、


こんなキュートな、トラさんのうちわももらっちゃった 

会場でこのうちわを皆でパタパタしてる光景、かなり異様でした(笑)






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デビュー☆ドーリーガール バイ アナスイ/ANNA SUI ♪と毒キノコ??

2007-07-28 00:26:25 | Weblog
                   
                                      人気blogランキング


ほんとは週末ゴシップをやろうと思ってたんだけど今日はとても時間が足りないので
久々の日記(のようなもの)を、、、、。
ゴシップはちゃんと月曜までにやりますので


今日は新宿伊勢丹へ行ってきた♪
セールはもうほとんど終わったのにナゼかというと、

アナスイの、セカンドラインがデビューしたから。
正式には新宿伊勢丹に8月22日オープン。
今月24日から8月7日まで、2階の特設ステージで先行販売中~なのだ

雑誌などでもワンピがちょこちょこお披露目されてるけど
これまでの「アナスイ」の洋服は、主にワンピが5~8万円くらいと、
ちょくちょくたくさん買えるお値段じゃなかったのよねー、可愛いけど。
今回のセカンドラインは日本限定! オンワード樫山と組んだ模様。
あのデザインそのままでお値段はアナスイの半分以下。
ブラウスは13000円くらいからあるしワンピは19000円~、2万から3万円代がいっぱい
 20代を主にターゲットとしてるらしいけど、そんなこと気にせず買っちゃう

思わず悲鳴あげたくなるくらい、カワイイのがいっぱいだったよ~

これは¥24150

秋用、半袖のジャケットとロングカーディガンを購入して、来月発売になるワンピを何枚か予約してきました楽しみ♪

ペーパーバッグもカワイイ


トレードマークとネーミングはこのアナスイの代表格フレグランス。

都内には、他に8月25日オープンでプランタン銀座と渋谷丸井Jam、
公式HPもまだ。。。
札幌はステラプレイスと丸井今井、関西では来年3月にオープンらしいよ☆



                 
      


もひとつ、、、、関係ナイんだけど、
以前書いた、我が家のカワイイ植物くんたち。その後、、、、
イチゴちゃんは着々と、ちっちゃい実をつけてる

まあ、ちっちゃすぎるので食べずに見て楽しんでます♪
右のはまたいくつか白い花をつけててこれからどんどん出てくる予定



そしてこっちのセラミックの石の中からある日いきなりにょっきり現れたのが、、、、
気持ち悪いキノコ!!

携帯で写真撮ってママに見せたら、毒キノコかもだからとっちゃいなさい!っていうので
キモチワルいからもぎとったの。

そうしたら
1週間後の昨日、、、、

なんとまた同じ場所から1本にょきっと生えてきた


同じにみえるけどこっちが今日の写真。

いったいなんなの~めっちゃ気持ち悪いよ~


また生えてきたら ほんとどうしよう、、、


というわけで皆さま、楽しい週末を、、、、






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酔いどれ詩人になるまえに / Factotum

2007-07-27 00:34:34 | 劇場&試写★4 以下





「酔いどれ」なんて言うと聞こえいいけど、ただの飲んだくれですから~。



大好きなマット・ディロン出演なので気になってた1本!
来月公開を前に試写でちょっとだけ早く観てきた。


世界中でカルト的人気を誇るアメリカ人作家、
チャールズ・ブコウスキーの自伝的小説の映画化作品。
(でも主演の名前はヘンリー・チナスキー)


作家としての修業時代を基にした小説、"勝手に生きろ"が原作。

マットが演じたこの人、U2のボノやショーン・ペンがリスペクトしてるらしく
ボノはその詩に曲をのせ、ショーン・ペンは自身の監督作『クロッシング・ガード』を捧げたほど。

これ、特にこれといった見せ場もないし
話しにオチがあるわけでもなく、かといって『風と共に去りぬ』のスカーレットみたいな壮大で
波瀾万丈な人生ってわけでもなく

完全に自伝的映画
になっちゃってるので
このチャールズ・ブコウスキーという作家のことはよく知らない人は(わたし)
いかにこの人の人生や日常について興味を持てるかが、
面白く感じられるかどうかの分かれ目だろうなー。




自称“詩人”のヘンリー・チナスキー(マット・ディロン)は、
売れない詩や小説を出版社に送り続けてはその場しのぎの仕事で何とか食いつなぐ毎日を過ごしてる。
タクシー運転手やどこかの会社の雑用係、
ピクルスの工場の作業員

清掃人
こんなとこ掃除してるのが一瞬笑えるケド☆
※コメディではありません。


…酒びたりでせっかくついた仕事も、さぼってはクビ、の繰り返し。
ある日、バーで出会った女・ジャン(リリ・テイラー)と一緒に暮らし始めるが、
酒とセックスで終わるむなしい日々、、、。
 ←こっちも酒飲み。リリ・テイラー久々に見た。

別れたり
より戻したり
このシーン、ヒールに疲れ、マットの靴履くのがちょっと面白い☆
マット、靴下だよ~。


またまたバーで他の女(マリサ・トメイ)と知り合ってちょっとつき合うが別れ、、、


実家に帰るも、仕事もせずぐうたら暮らしに呆れられ父親からは勘当同然に扱われ、、、。
それでも書く事だけはやめなかった、、、、。



酔っぱらいっていうほど飲んだくれではないけど、人生を放棄してるようなだらしのない男。



【cast】マット・ディロン、リリ・テイラー、マリサ・トメイ、フィッシャー・スティーヴンス、ディディエ・フラマン



4/10
こんな人生のストーリ-、わざわざ映画化して見せなくても、、、
ソレ言っちゃ、おしまいか。。。
ブコウスキーが好きな人、興味ある人にはいいけど
マットが好き♪だけで観るには話が物足りなすぎる、、、、。
94分という最近あまりない短さだったから良かった。
近年、『クラッシュ』や『メリーに首ったけ!』など悪役がめちゃ光るマット、
今回は悪役というよりぐうたら人間だったけど、すっかりブコウスキーになりきり
名演でした♪今後も楽しみ



 公式サイト
Factotum     2005年   アメリカ=ノルウェー    94min
8月18日より、銀座テアトルシネマ、シネセゾン渋谷(レイトショー)公開。
大阪、札幌、9月より順次公開。




マット・ディロン今後は、、、、アメリカではこの夏公開の
クラッシュのフロントで故、ジョー・ストラマーの生き様を描いたドキュメンタリー映画にちょこっと出演☆
公式サイト
原題は『THE FUTURE IS UNWRITTEN』で
日本でも9月に公開決定。邦題は『LONDON CALLING ザ・ライフ・オブ ジョー・ストラマー』

マットはたぶんインタビューが入るんでしょう、
ほかにも、ジョニー・デップ,スコセッシ監督,ジム・ジャームッシュ監督,ボノ,
レッチリのアンソニー・キーディス,ジョン・キューザック,スティーブ・ブシェミまで!

サントラも5月に既に発売中で、ボブ・ディランやプレスリーなど収録で良さそう

サントラ情報はコチラ HMV




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☆愛しの映画館バトン☆

2007-07-25 23:25:07 | バトン
                   
                                      人気blogランキング



仲良しの「Aのムビりまっ!!!映画って最高☆」のあっしゅ坊やから、またまたバトンをいただきました~。
いつもありがとう

これって前にやった「愛しのモンスターバトン」と同じシリーズ??
映画のことなので簡単にできるかな??
ではいってみまーす




Q1 年に何回くらい映画館で映画を観ますか?
試写会と劇場で観た本数なら年に100~120くらいかな。


Q2 最後に観た映画は?
upしたばかり 『インランド・エンパイア』

明日も試写です~☆




Q3 初めて観た映画は?
小さいころに両親に連れてかれた、何故か"寅さん"『男はつらいよ』(あとにも先にもこれっきり、小さかったから内容覚えてない)
 ←たぶんこの頃。15作目くらい。

それか
←1976年版リメイクの『キングコング』



ちゃんと自分の意志で行ったのは小学生の頃の 『E.T.』かなぁ~??


 
Q4 映画館では飲み食いしますか?
映画観る前後(とくに後)でご飯食べることが多いから基本的には食べない。
お茶とか水飲むくらい☆


 
Q5 主に誰と観にいきますか?
男だったり女だったり、おかまちゃん、、、とはナイな
映画好きの弟とも行く時もたまーにあるし いろいろ。
突然時間が出来たときなど、思い立ったらすぐ行けるのでひとりでもよく行く。
誰かの観たいのを付き合って観ることはなくて、自分の観たいのしか観ません♪
だからって自己中じゃないヨ!(笑)


 
Q6 映画館でうれしかった思い出
映画館で、って限定されちゃうと意外と思いつかないなー。
「Kill Bill」の公開時、六本木ヒルズの映画館で来日したユマ・サーマンと握手出来たことかな♪
感激したし、いい思い出♪


 
Q7 映画館で悲しかった思い出
映画館で悲しい思いした覚えがナイかも(ツマラン


 
Q8 映画館で困った思い出

匂いに敏感すぎて、クサイ人が近くに座ってると地獄です
席を移動できない場合は、最終手段!自分の香水をちょっと多めにつけて気を紛らわす。
2時間とか我慢してられないもん
それと、目の前の人が帽子を被ってて、どう考えても画面が隠れるとき。
ぜったい直接言います!あれは迷惑。
それと、たまたまわたしのうしろに座る人でけっこう多くてイヤになるのが、席を蹴る人。
これもかなり迷惑
映画観てる途中で目をそらしたくない場合でも「蹴らないで」って言う。
ガマン出来ないからはっきり言っちゃう


 
Q9 パンフレットは買いますか?
昔は好きな俳優のは必ず買ってたけど、たまって邪魔になるので買わない。
マスコミ試写でもらうプレスはけっこうたまってしまうので人にあげたり、、、、。


 
Q10 次に回す人


誰がやっててやってないか、わからないのでいつもバトンを自動的に引き受けてくれるお二人

雑記のーと ver.2のbaohさん

Sweet* Daysのnonさん

と、おつきあいが長いこの方々、、、、

☆☆結婚します!た。☆☆のきゃんでぃーさん

平気の平左のヘー太さん

パフィンの生態のパフィンちゃん



にお願いします~ いつでもいいのでやってみてね
そこでストップでももちろん構わないので♪
楽しみにしてるね






【コピペ用】 

 Q1 年に何回くらい映画館で映画を観ますか?
 Q2 最後に観た映画は?
 Q3 初めて観た映画は?
 Q4 映画館では飲み食いしますか?
 Q5 主に誰と観にいきますか?
 Q6 映画館でうれしかった思い出
 Q7 映画館で悲しかった思い出
 Q8 映画館で困った思い出
 Q9 パンフレットは買いますか?
 Q10 次に回す人





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インランド・エンパイア / INLAND EMPIRE

2007-07-24 12:30:14 | 劇場&試写★6以上

 


デヴィッド・リンチの映画の魅力のひとつは不可解さ。不思議さ。と昨日書いたばかりですが。。。
早速観てきました♪
2002年に『マルホランド・ドライブ』が日本で上映されてから5年ぶりのリンチの新作ということで、
もうコレ、わたしの中で今年一番!と言っていいほど楽しみにしてた映画

リンチ節、炸裂
金太郎飴じゃないけど、
どこを切ってもリンチ映画!!

今までで観た映画の中で、いちばんわけわからない、不思議な映画!という印象を抱いたのが
やっぱりリンチの『イレイザーヘッド』(77年)だったのだけど、
その誕生から今年でちょうど30年
未だにこんな摩訶不思議な迷宮世界を造りだすとは!
リンチについて話し出すと長くなるのでさっそく本題。

この物語は、、、

ハリウッド女優ニッキー・グレース(ローラ・ダーン)は
未完のポーランド映画『47』のリメイク『暗い明日の空の上で』の主演で再起を狙う。
映画とリンクするように、私生活でも相手役デヴォン・バーグ(ジャスティン・セロー)と不倫をし、
現実と映画の区別がつかなくなっていき…。



南カリフォルニア州の地域名からタイトルをとったと言われる『インランド・エンパイア』
”内なる帝国”
ハリウッドを見下ろす山道を題名にした前作
 『マルホランド・ドライブ』と、ハリウッドの象徴を再び描いたという意味でも対となる作品。

最初から、謎のおばあさんが登場し(『ツイン・ピークス』のグレイス・サブリスキー)
女優ニッキーの豪邸に押し入って来て、何やら意味不明な予言をする。
そしてニッキーはその予言とおり、"明日の自分"をソファに見る。。。。


話は、フィルムをバラバラに切ってつなげたみたいな感じ。

時間の軸も曖昧ではっきりしない。だから、何がどうなってるのか誰がどこで繋がってるのか
観てる最初のうちは全然わからないから ???のまま見続ける。。。
あてのない迷宮を彷徨うみたいに、手探りで魅入って行く。

今回、やたらとアップで撮っていて、最初は何だかドキュメンタリーを観てる感覚になる。
と思ったら、DVカムコーダーSONY PD-150(家庭用モデルの業務用後継機)というものを使って撮ってたせいらしい。



←こんな感じ。

前作『マルホランド・ドライブ』よりも更に難し気に感じるのは
構造自体が複雑になっているせい。『マルホ』では夢と現実の二重構造だったのに対し、
これときたら


1.女優ニッキーの世界
2.映画の中で展開する映画、『暗い明日の空の上で』の世界
3.冒頭の泣き女、の世界
4.映画の中の映画オリジナルで未完成『47』のポーランドの世界
5.そして、謎のウサギ人間の世界(部屋)


という5つの世界を行ったり来たり、ワープしたりするから、観てる側が混乱していくのはあたり前。
映画の中のシーンなのか、はたまた現実のシーンなのか混同していく。。。



ナオミ・ワッツはこのウサギ人間の内の一人(一匹?)の声を担当。
主演で、プロデューサーも務めたローラ・ダーンはリンチ作品では『ブルーベルベット』、『ワイルド・アット・ハート』も出演。
今回は華のある綺麗さとはちょっとほど遠くて、ビジュアル的美しさは欠けてしまったけど
演技はもちろん完璧。この人と一緒に、リンチワールドに入り込んで彷徨ってしまうわたしたち。



映画内のリメイク映画の監督役には、懐かしのジェレミー・アイアンズ。
(あ、『エラゴン』にも出てたか)



『マルホ』では監督役してたジャスティン・セロー、今回は男優。
この人、『チャーリーズエンジェル/フルスロットル』でドリューの恋人役とか、
『ズーランダー』とか『ロミー&ミッシェルの場合』とか『Sex and the City』ゲストとか、
わたしの好きな映画に沢山出てて個人的にすっごく気になるヒト。
みてるうちにだんだんカッコいいと思えてきちゃった



他にも、ハリー・ディーン・スタントン、
ウィリアム・H・メイシー(ワンシーンのみ)、ジュリア・オーモンド、
マリー・スティンバーゲン、ダイアン・ラッド…と豪華なキャスティング。
それと、元リンチの恋人ナターシャ・キンスキーもカメオ出演。
『硫黄島の手紙』にも出てたし、いつの間にかハリウッド進出してた裕木奈江も
ホームレスで登場。(でもホ-ムレスにみえない)

今回もサウンドトラックも買い♪
観てる時は気づかなかったけど、ベックの「ブラックタンバリン」や
なんと「ロコモーション」なんて使われてたり、リンチ映画とはミスマッチ風なのをあえて
選曲してるセンスがさすが!

エンドクレジットがまた意外なしめ方で、最後の最後まで目いっぱい楽しませてくれちゃう。
『マルホ』で妖艶な美しさで魅せたローラ・ハリングもここでチラリ。
ちょっとなのにもの凄い存在感!
もっと観たかったな~!
このシーンではローラ・ダーンの現在の夫、ベン・ハーパーがノー・クレジットでピアノ弾き役。

3時間もあるとレビューもちょっと長くなるな

migの解釈ネタバレ

観てるときはこの女優が、実はただの娼婦で女優の世界を夢見てたっていう感じかなって思ってたけど、ラストまで観るとやっぱり謎なのが最初に泣きながらTVを観ていた少女。
時折、リンクして絡み合う。同じセリフが出て来たり、デジャブみたいな映像は相変わらず妄想なのかなと思わせる。
謎の文字が書かれた扉は過去の自分と会う入り口、、、。
観終えてよくよく整理して考えてみると、泣いてる少女はラストでニッキーと抱き合い、
嬉しそうな満足げな笑みを見せるとニッキーはかき消される。
ということからニッキーは実は幻、、、、ということは『47』という映画で
最初に殺されたこの泣いてる少女が生み出した架空の人物、、、、。
でも少女はもう既に死んでいて、、、。
どんどんこんがらがっていく、リンチが仕掛けた出口のない迷路、まさにインランドエンパイアという迷宮を彷徨って出てこられなくなるかと思った。
こんなにひとつの映画の世界に引き込まれるなんてそうそうあることじゃないし、
この世界観はやっぱりスゴい!!
もう一度観たい♪♪
謎を解明する為にっていうよりも、もう一度あの世界に浸りたい♪







9/10


期待は裏切られなかった♪
観る前にわくわくしたのは久しぶり
3時間もあると聞いてたから、退屈しないかが怖かったけどそんなの全く気にならず、3時間のめり込んでしまった。
ある意味、不気味で下手なホラーよりも怖い。
どこか見落としちゃうとすぐについていけなくなりそうだから
観ながら、誰とどこがどうつながってるのか考えてみてた。
美しさという意味ではローラ・ダーンはあんまり、、、な感じだし
前作『マルホラン・ドライブ』の方が好きだけど、
今回もリンチの不思議ワールドに、まんまとハマってしまいました
でも今までよりも人には自信持っておすすめられる感じではないかな。
より複雑になってるので、この世界を気に入らないとダメだし非常に好みに分かれる映画。
リンチフリークじゃなくても、不思議な世界を体験したい方、ぜひ♪




  公式サイト
INLAND EMPIRE    2006年   アメリカ  180min
監督/脚本/編集/制作 デヴィッド・リンチ
7月21日より公開中~


2006年ベネチア映画祭 栄誉金獅子賞受賞
2007年全米映画批評家協会賞 実験的作品賞受賞





『マルホランド・ドライブ』レビュー

異空間、異世界に浸りたまへ。




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マルホランド・ドライブ/MULHOLLAND DR.

2007-07-23 09:50:09 | Recommend Movie

 

 


リンチ大好き

あ、デヴィッド・リンチのコトね

この映画、5年前の公開作品。
劇場で観た時から気に入って、DVDもサントラも持ってるんだけど、ずーっとここの
おすすめコーナーに入れたくてレビュー書こうと思ってたけど
どう書いていいやらこれがなかなか難しくて☆

21日から久しぶりのリンチの新作『インランドエンパイア』
が公開になったので
その記念で?その新作を観る前にギリギリ書いちゃおう♪

この映画に関しては、ハマった人はとことん知りたい、突き詰めたい!って気持ちにかき立てられるから
公開当時かなり盛り上がってたりしたもので、観たあといろんな人と話しながらあれこれと語りあったなー。
この映画の読解については
理解不能だった箇所など、観た当初気になってネットで検索して出てきた
ココ 超映画分析『マルホランド・ドライブ』の樺沢さんの記事
を読んでもらうとして
(二回この映画を観たあと、この完全読解を読んでスッキリ。隅々まで、鋭くついた解読
その後も何度か観たのだけど、何度観ても楽しめる☆(多分とりつかれてるからね))
わたしはどう面白く思うのかを書いてみます~。


リンチのファンなら皆、口を揃えて言うことだと思うけど、
リンチの映画の魅力のひとつは不可解さ。

その不可解さに酔う。


単純にあははと"観て楽しむ映画"ももちろんいいんだけど、
こういう、わけわからないけど引き込まれてく面白さって、分からないから観たくなる、
知りたくなるっていう魅力に溢れてる。
この作品も、そんな映画。
一筋縄じゃいかなくて、どんな考え方、受け止め方も出来る。
数学みたいに答えがひとつって言うんじゃなく、国語みたいに答えはいろいろというか。
細部まで行き渡った伏線、謎めいた登場人物たち、普通のアタマで観てたら混乱してくリンチがしかける罠。

ストーリーは...

真夜中、マルホランド・ドライブで車の衝突事故が発生。
ただ一人助かった黒髪の女は、ハリウッドの街までなんとか辿り着き、留守宅へ忍び込む。
すると、そこは有名女優ルースの家だった。

そして、直後にやってきたルースの姪で女優志望のベティに見つかってしまう。
ベティは、とっさにリタと名乗ったこの女を叔母の友人と思い込む。
何も思い出せないと打ち明けるリタ。手掛かりは大金と謎の青い鍵が入った彼女のバッグ。
ベティは同情と好奇心から、リタの記憶を取り戻す手助けを買って出るのだが…。


ここだけ、ネタバレ
この映画の前半は、ナオミ・ワッツ演じるベティが見てる、"都合のいい夢"で成り立ってる。
そこから、カウボーイの"起きろ"の声で目覚め、、、、
振られてからは現実世界。
パーティシーンは全て現実の回想。
そして、死。
時間軸がバラバラなので引き起こす混乱。



オープニングにも、物語を把握する上でのちょっとしたヒントが。
妖しい世界。夢が現実か?
そう、これはまさしく夢。それも悪夢...。


寝てる時に見る夢って、起きてる時に見たり考えたりした事が、ストレートに
インプットされてて反映しちゃったりする。
様々な断片的なものが組み合わさって、自分の都合のいいように作られたり
またはその逆で、最悪の事態に進んで行くものだったり、、、、。
そしてそれらは人に話そうとしてもなかなか説明出来なかったり、
怖い夢でも、現実で話してみるとぜんぜん怖くないのに夢で見た映像だけがとてつもなく怖かったり、、、。
そんな不思議な感覚を、この映画では感じさせる。
映画ではタブーとされる、夢オチ。
そんな風ともとれるけど、決して夢オチじゃないと思う。


夢を映像化してる。

リンチは、もやもやとした霧で
観るものを、どこかに迷わせて楽しんでいるし理解してもらおうとして映画を作ってない。
それに、どれが正しいなんて言えない。


でも、そのもやもやも心地よいものだったりするから魅力的なのだ!!
この映画は1度観て、不思議で取り憑かれるか、
もしくはなんだくだらない、リンチの独りよがり的映画!と貶したくなるか、
そのどちらかかも?

わたしはもちろん前者。
一度観てみてっていいたくなる不思議な面白さ、魅力がある
その魅力の根源はこの映画の全体の雰囲気も大いに関係していて、
特に合間合間にかかる曲や、アンジェロ・バダラメンティの妖し気で不気味なサウンドがやっぱり最高♪♪






10/10



、、、、と大絶賛しているわたし。
映画公開後やDVD出た当初、わたしがお勧めした周りの人は大方この世界にハマって、
この映画の話で盛り上がったりしたんだけど
ダメだった人の意見は、自分がブログを始めてからブログお友達の意見で知る事が出来て逆にそれも面白かった
例えば baohさんのこんな意見。『マルホランド・ドライブ』レビュー
金返せ!って言ってます

やっぱりこういう特殊な映画は好みで分かれるね
それでも一見の価値アリ
観てない方、ぜひ



今作で、リンチに見初められて有名になっていったナオミ・ワッツ。



それとは対照的に
カミーラ役のこっちの女優(ローラ・エレナ・ハリング)はその後あまりみかけない。。。
(消えた??と思ったら、、、ガエルくんの『キング罪の王』にも出てたのね。
『インランドエンパイア』にもこっそり出演してるみたい。)



カンヌ国際映画祭監督賞受賞
アカデミー賞監督賞ノミネート

サントラ&DVD
MULHOLLAND DR.   アメリカ  2001年    146min  





さて、、、週末観られなかったので
いよいよ『インランドエンパイア』近日観てきます!!
さらに不可解なリンチワールドらしいので、とことん楽しんでくるぞ~!!


、、、ほんとに楽しめるかな(ちょっと不安になってきた、3時間のトリップ





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ハリウッド☆ゴシップNews

2007-07-22 10:00:15 | セレブ&ハリウッドgossip★NEWS
                   
                                      人気blogランキング


あっという間に一週間☆週末ゴシップ。いきまーす


リンジー・ローハン、退院パーティin べガス  
アルコール依存症のリハビリ施設に入院し、45日間のリハビリを終えたリンジー、
今L.Aの若いコたちの間でブームのラスベガス遊び。



パーティってより、オバちゃんたちの井戸端会議??
見せたがり合戦になってる模様。


エナジードリンクレッドブルでガマン。
っていうか顔コワい


キャメロン・ディアスともウワサになったマジシャン、クリス・エンジェルも来てた。
(アヤしい)


5月に飲酒運転で事故を起こし、愛車のベンツをクラッシュさせた事故でリンジーは
ケガのため病院へと運ばれたけど、逮捕はされていなかった。
19日に自らビバリーヒルズ警察署に出頭し、3万ドル(約360万円)の保釈金を支払って釈放された。
この件での裁判は8月24日の予定。


アルコール測定器を足に付けたまま外出するリンジー。





アルコールと言えば負けてマセン!キルスティン・ダンスト

マリーアントワネットの華やかさ、見る影もなくノーブラでげっそりショット。


"キキ"こと、キルスティン、よく泥酔写真撮られるけど今回久しぶり。
目が既にすわってます


しゃがんで、、、、、。
ーご想像におまかせしますー


 みたな







ニコール・キッドマン☆リハビリを終えた夫キースと、、、。 
ラブラブ フットボール観戦

「リハビリによって、離婚の危機を乗り越えられた」とキース。
ニコール、幸せ太り??









ラブラブと言えば、、、、。
いつの間にか、オーウェン・ウィルソンと別れちゃったケイト・ハドソン、新恋人?

今度の彼は、MTVのどっきり番組でアシュトンがホストの『Punk'd』で騙し仲間、俳優のダックス・シェパード。
『ザスーラ』では宇宙飛行士のお兄ちゃん、セス・グリーンとは『トレジャーハンターズ』で共演)
マリブにあるレストラン、Nobuでディナー

何故、シェパードハダカなのよ。

と思ったら、ケイトがシャツで顔隠してたのねん。

もう遅いヨ!








ベッカムの子分たち
ロスのトイザらすでお買い物しちゃってるベッカムファミリー☆

全員、黒々としたサングラス着用!




ちびベッカム参上~!

ヤングギャング









姉妹でデザイン手がけちゃった♪ペネロペ姉妹 

日本ではサマンサタバサでバッグやジュエリーのデザインも手がけてる二人だけど、
今回スペイン発のブランド、MANGOの洋服のデザイナーとして25点を手がけた☆

ますますそっくり姉妹


7/13 パリのDiorでお買い物


ホテルで履いてたジーンズ、いつの間にかどっかで脱いじゃった☆



今日現在はスペイン、イビサ島でバカンス中~








脱いでると言えば、、、、(やっぱりまたトリはこの人
今週のブリトニー。今週 も、ヘン。

パリス同様、ヨークシャーテリアの子犬をいきなり購入


したのはいいけどー。

最初は大事に持ってたけどー。

数日後からは酷い扱い。

見えるかなー?右手でつまみ持ち。

このピンクのズラは間違いなくブリ。



ビーチにて。いきなり着てた服を脱いだかと思うと。。。




下着のまま海へ飛び込んだ
わ~い

つきあわされる友達もラクじゃない。






ちべたいぃッ

あたりまえじゃ。





ズラはとれないのかにゃ?




見えてる黒いモノはタトゥー どす。念のため




海からあがって、ちょっと高いところから降りるのをパパラッチに手伝ってもらい、、、。

              ....お嬢さん、食い込んでますけどぉ。







パパラッチもすっかり英雄きどり



何処へ向かうのか、ブリ。。。。

現在プロモーションビデオも撮影済みで新曲がウワサされてるけど
元に戻れるのか、、、、?



次回のゴシップをお楽しみに~





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祝☆日本劇場公開決定映画♪

2007-07-20 00:00:10 | 月別観たい映画リスト
                   
                                      人気blogランキング

今日は(ってもう夜も更けるけど)
全米で既に公開済み、もしくはもうすぐ公開、とくにわたしが個人的に
タノシミにしてた新作の日本劇場公開が決定した映画をいくつかご紹介


全て公開日は日本で順次公開。

まずはトラさん(ジョン・トラボルタ)がおデブなおばさんに変身するこの映画!
『ヘアスプレー』

全米では7月20日から公開☆

 10月中旬日本上陸

トラさん版ポスター ↓ ↓ ↓  まるで小動物のよう。。。
      公式サイト


キャストは何度か載せている通り、トラさんの奥さん(左)やミシェル・ファイファーなども。
監督はジェニロペ&マコノヒーの『ウェディンプランナー』の人。
意外と早く日本にきて嬉しい~♪

【追記】7/28 試写で観てきました~ 楽しかった♪
『ヘアスプレー』レビュー





タランティーノ×ロドリゲスの二本立て(だった)待ちに待った新作!!
『グラインドハウス』が急遽公開決定。

六本木ヒルズなどで順次公開予定。
  公式サイト

まずはタランティーノの『デス・プルーフ』が9月1日から。
その後22日からロドリゲスの『プラネット・テラー』

サントラすぐに買ったけど、いつもよりおちるカモ?まあまあって感じかな♪
キャストは『デス・プルーフ』の方がカート・ラッセル/ロザリオ・ドーソン/ローズ・マッゴーワン、
そして『ダイハード4.0』でブルース・ウィリスの娘を演じたメアリー・エリザベス・ウィンステッドなど。
『プラネット・テラー』の方が、ローズ・マッゴーワン/ブルース・ウィリス/タランティーノ(カメオ?)など。






アダム・サンドラー×ドンチードル。
二人のシリアスな演技が評価された1本、『再会の街で』

タイトルずいぶん地味すぎちゃったなー
9.11で家族を失い、絶望の日々。殻に閉じこもってしまった元歯科医にアダム・サンドラー、
大学のルームメイトだったドン・チードルとNYの街角で偶然再会し、、、。
リブ・タイラーも出演。

  公式サイト  
まだまだ先だけどお正月公開予定。

サントラもものすごく良さそう♪♪ 







ウディ・アレンの新作。
スカちゃん(スカーレット・ヨハンソン)&ヒュー様(ジャックマン)『スクープ』。


スカちゃん演じる大学新聞の学生記者が、友人を訪問中のロンドンで殺人事件をめぐる大スクープをものにし、
事件の謎を追いながらヒュー様演じる英国貴族と恋に落ちるというサスペンス・コメディ。
☆10月27日公開決定☆
  officialsite(日本版公式サイトはまだ)

【追記】邦題は『タロットカード殺人事件』に決定!! うわ






『キャプティビティ』
エリシャ・カスバート主演。
はどうでもいいけど、『セルラー』『フォーンブース』の脚本家ラリー・コーエンといったら
観ずにはおけない!! 密室スリラー。9月15日公開♪

  公式サイト





『ホステル2』
前作が面白かったので楽しみにしてたんだけど日本でもちゃんと劇場公開☆
でも主演が男から女に変わっただけであんまり変わりないというウワサ、、、。
う~ん、どうなんだろ。やっぱりダメ?   でも観たい!
 公式サイト






『サイボーグでも大丈夫』
なんじゃこれ?ってタイトルだけど、
復讐劇3部作を撮り終えたパク・チャヌク監督の最新作


チョン・ジフン(Rain=ピ)と映画やドラマで活躍の若手女優、イム・スジョンのちょっと変わった恋愛ファンタジー。
意外にもパク監督の次なる映画はラブコメ。
予告編観たら、変すぎるっぽいけどついていけるかな~?(笑)
☆9月公開☆
  公式サイト




こんな感じで秋以降、続々日本上陸です~





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