慶喜

心意気
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上野公園散策(09/04/03)

2009年04月03日 | Weblog
                   上野公園の桜

上野公園の歴史を再確認しました。

上野公園は、三代将軍徳川家光命によって1625年建立された寛永寺の
境内跡との事です。
その後、戊申戦争で官軍は、寛永寺に立てこもる彰義隊を総攻撃し
敗退させた場所でもあり、寛永寺は官軍により焼失されました。
上野の山一帯は焼け野原となり放置されていました。

政府は財政逼迫のため、公園の整備はせず、転売する意向でありましたが、
山県有朋が私費を拠出し上野山を買い取り、官に収め他への転用を阻止しました。
その為明治5年には、現在の東京大学始まりの建物も建てられました。

当時の上野山の状況は、陸軍、文部省用地、その外は寛永寺と別院の
所有地でありました。

結果、各省との利権によりの妥協的産物で現在の上野公園は
生まれたといえます。

明治6年明治天皇の行幸を賜り開業式が執り行なわれた。
その後、上野公園の整備に当たっては、一木一石を動かす場合にも
宮内庁の許可が必要となり公園整備が思うに任せず公園が荒廃した。

大正13年を昭和天皇の婚儀の慶事記念として東京府に払い下げられた、
これが恩賜公園云われはといわれる理由との事です。
又払い下げられた結果整備もスムーズになり、現在の様な綺麗な
上野公園になりました。
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