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「カバキコマチグモ」「子供に食べられる母親」

2024年05月08日 | 生命科学
🌸カバキコマチグモ(愛か、本能か4)

 ☆最強の毒グモの最期の日は、わが子の誕生日


日本で、最強の毒を持つのがカバキコマチグモ
 ☆クモの体長が2cm程度と小さい
 *毒は毒ヘビやフグよりも強く、世界の猛毒生物の六番目である.
 *海外では噛まれて死亡した例もある
 ☆クモの巣は目立たない
 *このクモは、「蜘蛛の巣」を張ることはなく
 *ススキなどの細長い葉を丸め筒状の巣を作る
 *巣から出て歩き回っては、獲物となる昆虫を捕らえて食べる
 ☆カバキコマチグモのメス
 *卵を育てるために新たな巣を作る
 *オスと交尾を終えたメス、巣の中に100個程度の卵を産む
 *巣の中で卵を守る

カバキコマチグモ、卵を守る虫
 ☆自然界の中で
 *卵や子どもを守り、子育てをする生物は少ない
 ☆哺乳類や、鳥の仲間の多くは子育てをする
 ☆トカゲなどの爬虫類や、カエルなどの両生類、メダカなどの魚類
 *子育てをせず、卵を産んでおしまい
 ☆「子どもを育てる」ということは
 *強い生物だけに与えられた特権である
 *弱い生物が子どもを守ろうとしても
 *卵もろともに親も食べられてしまっては、元も子もない
 *そのため、多くの生物は卵を産みっばなしになる
 ☆子育てをする虫として知られているサソリ
 *サソリは、強力な毒針を持っている
 *強力な武器で、卵や子どもを守ることができる
 ☆カバキコマチグモの母親
 *巣を離れてエサを獲りに出かけることもせず
 *絶食状態で卵を守り続ける
 *やがて卵が孵化をして、赤ちゃんグモが生まれてくる

カバキコマチグモの赤ちゃんグモが誕生した日
 ☆クモの親子には壮絶なドラマが待っている
 *生まれたばかりの赤ちゃんグモは、最初の脱皮をする
 *脱皮を終えると自由に動き回れるようになる
 ☆赤ちゃんグモたちは、 一斉に母親に食らいつき始める
 *母親の体液を吸い始める
 *母親からミルクをもらうわけではない
 *母親は逃げようともせずに
 *赤ちゃんグモたちがやるに任せて、体液を吸わせている
 *母グモは、けっして動けないわけではない
 ☆生まれたばかりの赤ちゃんグモたちの食欲は旺盛
 *半日もすれば、母親はすっかり抜け殻のような姿になる
 *栄養を蓄えた子どもたちは、次々に巣の外へと独り立ちする

カバキコマチグモの赤ちゃんたちが生まれた日
 ☆母親にとって最期の日となり、親のない命はなくなる日である
 ☆親は、子どもに命を託していき、こうして命はつながっていく
 ☆カバキコマチグモの母の姿に
 *私は、ある女性の残した短歌を思い出した.

 『遺産なき母が唯一のものとして残しゆく「死」を子らは受け取れ』
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
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⛳出典、『生き物の死にざま』




「カバキコマチグモ」「子供に食べられる母親」
(ネットより画像引用)

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