マイペースで行こう

東村山市内のキリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、18年目に入りました。

準備を進めて

2013-09-26 10:42:54 | 教会の風景
今度の日曜日は、東京教会との合同礼拝となっています。
東村山教会での礼拝はお休みです。

私は、愛知県内の教会で礼拝説教の奉仕になっています。
その教会に伺うのは今年2回目、約半年ぶりです。

午前は礼拝、午後は有志でコラージュを予定。
今回の礼拝や交わりを通しても、互いに聖書から教えられる機会となるよう願っています。

ということで、今週はその奉仕のための準備をしています。
その準備を進めながら、以前、牧会や奉仕を思い巡らして作ったコラージュをもう一度見ています。





さて、最後に2013年9月の礼拝説教のあらすじも掲載しておきます。
旧約聖書講解 (民数記30:1‐31:54)の分です。

主は、「有言実行」の神であり、真実である。主は、カナンに入る世代に誓願と物断ちについて命じた。(30:2)「そのことばを破ってはならない。すべて自分の『口から出たとおり』のことを実行しなければならない。」この誓願や物断ちは、神への信仰と献身を表明する方法だ。28,29章が民全体へのいけにえの定めであるのに対し、こちらは個人的かつ自発的なものだ。本来は、恵み深い神とその神に応答する人の麗しい関係が表されるはずであろう。しかし、後のイスラエルの歴史では不適切に用いられることもあった(士師記11章・エフタの誓願)。主イエスは、当時のユダヤ人の軽率な誓願を批判した(マタイ5:33‐37)。私たちは、自分のことばに責任を持ちたい。洗礼式や結婚式、役員や牧師任命時の誓約にふさわしく歩みたい。
主はモーセを通してイスラエルにミデヤン人の征伐を命じた。それは、「イスラエル人の仇を報いよ」(31:2)とも『主の復讐』(31:3)とも言われている。背景に民数記25章のバアル・ペオルの事件がある。ミデヤン人は、イスラエルを偶像崇拝と不品行に誘い、つまずきを与えた。この一件でイスラエルに神罰が下り(25:9)、ミデヤン人と預言者バラムにも主からの報いが下された(31:7,8)。主は復讐の神。神こそ正しい審判者。それゆえに、聖書では個人的な復讐を勧めておらず、かえって敵意や悪意に善で打ち勝つよう教える(ローマ12:19‐21)。また、「聖戦」思想も支持していない(マタイ26:52,黙示録13:10)。神は悪を行う者を正しくさばく。神への信仰は、平和を求めて忍耐強く善を行なうことで表される。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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