三日坊主の備忘録

書いてみてわかる自分の気持ちにびっくり

春遠からじ

2009年03月23日 | 日記
春遠からじ


If winter comes, can spring be far behind?





爺ちゃんのためにも

いや 年寄りにとって 転居は、環境の変化はきついものになると言われているけれど


これからの老後を自分の家で迎えてもらいたいと社宅を引き払い 我が家を構えた。


この一ヶ月 爺ちゃんが悲鳴を上げた
慣れない土地で 道が覚えられない
誰も相手をしてくれない

春休みで大学生の娘がしっかりと付き添っていたが、その娘が大学に帰ると知ると、一人ぼっちの留守番をとても寂しいと訴えた
私に仕事を辞めろとも言い出した


そして 新しい家で 

ぽっくりと 眠るように亡くなりました。
病院に通うこともなく

呆気ない終わり方に 呆然とした


夫もわたしも転居を後悔し
爺ちゃんの思いはどうだったのかと不安でした。






近所の若い奥様たちがたくさん弔問に訪れてくだされ
びっくりした

私たち以上に、すでに町内の皆様とすっかり親しくなり多くの交流を持っておられた

爺のいない生活は寂しくなったけれど

死んだ後も尚 私たちを 驚かせ楽しませてくれた

桜の花が開くと同時に、この悲しみは癒えていくのかな
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