たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

親子でワンダー「空とぶ魔法のフシギダネ」

2023年11月21日 | 光が丘公園

photo by takajii

 11月5日(日)は、親子でワンダー「空とぶ魔法のフシギダネ」で光が丘公園へ。これはアオギリの種飛ばしをGIFアニメにて。15コマ中の最初の5コマです。続きはのちほど。


photo by takajii

 この時期イチョウ並木は撮っておかないとね!?


photo by sachibaa

 集合場所のゆりのき広場のユリノキです。


photo by sachibaa

 参加者は7組20名。荷物が多いので、いつもお手伝いに来てくれる高校生のおかげて助かりました。


photo by s.n.

 たか爺愛用の『たねのずかん』を見てもらっているところですね。


 こちらです。大人も楽しめますよ。


photo by sachibaa

 まずは「空とぶ魔法の種探し」から。足元に落ちているユリノキの翼果を探してもらって、飛ばしてみてもらいます。


photo by sachibaa

 低い位置にある集合果も見てもらって。


photo by sachibaa

 持参したサンプルも配布。


photo by sachibaa

 バラしてみます。あとは例によってほぼ時間順に載せておきますね。


photo by s.n.

 イヌシデでは「種のシャワー」を。子どもたちが浴びれるほどではなかったけど!?


photo by sachibaa

 スプレー糊で固めたクマシデの果穂のサンプルを見てもらっているところかな。 


photo by sachibaa

 この子はニホンカナヘビを。


photo by sachibaa

 子どもたちの人気者ですからねぇ~。


photo by sachibaa

 この子も。


photo by sachibaa

 「ねりまの名木」アメリカスズカケノキ。


photo by sachibaa

 これぐらい大きな木です。


photo by sachibaa

photo by sachibaa

 集合果ですね。これは翼じゃなくて毛の付いた痩果がボール状に集まったもの。


photo by sachibaa

 持参したサンプルも配布しておきました。オギのトトロやフクロウをクズのリースにとめた際、カラースプレーをかけてまっくろくろすけにしたり、Xmas用の飾りにしたりして使っているものなので、多分バラけることはないかな!?


photo by sachibaa

photo by sachibaa

 今度はクビキリギスです。


photo by s.n.

 スズメバチの巣も残っていたので見てもらいました。空家なので大丈夫ですよ!?


photo by s.n.

 アオギリの種もまず探してみてもらって。袋果の裂片(心皮)はレース状になってしまっていますが、種も2つ残っていますね。


photo by s.n.

 袋果が5裂した状態のサンプルを見てもらってから。


photo by sachibaa

 子どもたちに種付きの裂片を配布して。


photo by takajii

 実際に飛ばしてみてもらいました。


photo by takajii

 トップに使ったGIFアニメの続きを5コマずつですが、両サイドの子の滞空時間が長かったですねぇ~。


photo by sachibaa

photo by sachibaa

 オオカマキリもご登場!


photo by sachibaa

 カナヘビに癒されたかな?


photo by sachibaa

 手なずけちゃっておりました!?


photo by takajii

 お次は、くっつきむしの世界へようこそ!


photo by s.n.

 ミズヒキ、イノコズチ、ケチヂミザサ、アレチヌスビトハギなどが大歓迎してくれました!?


photo by sachibaa

 トウカエデの翼果はもうほとんど落ちていましたが。


photo by sachibaa

 子どもたちの手が届く場所にも残っていてよかったです。


photo by sachibaa

 アカシデの果穂は上過ぎて「種のシャワー」もできません…。シデの仲間は翼果ではなく、果苞が翼になる堅果ですね。


photo by sachibaa

 ここのハナゾノツクバネウツギはさびしすぎて…。


photo by sachibaa

photo by sachibaa

 今年は大豊作のケヤキです。


photo by takajii

 葉っぱと堅果の付いた小枝がくるくる回りながら落ちてきますよね。


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 クロマツの松ぼっくりは落ちていないので…。持参したサンプルにて球果(松ぼっくり)と種を見てもらいました。


photo by sachibaa

 ペラペラの翼が付いたクロマツの種です。


photo by sachibaa

 「松ぼっくりツリー作り」に使っている大きなスラッシュマツも。


photo by s.n.

 サワラです。


photo by sachibaa

 小さな松ぼっくり、じゃなくて檜ぼっくりですね!? 小さくてもちゃんと翼の付いた種が入っております。


photo by takajii

 イロハモミジです。しばらくしたら、「葉っぱでアート」用に落葉集めに行ってこないと!?


photo by sachibaa

 このスダジイも立派ですよね。


photo by s.n.

photo by sachibaa

 もちろん、どんぐりはその場で試食させていただきました!?


photo by s.n.

 フライパンで乾煎りすると、よりおいしくいただけますよ。


photo by sachibaa

 「空とぶ魔法の種探し」のトリはやっぱりヒマラヤスギにつとめてもらわないと! 毎年書いておりますが、名前はスギちゃんでも実はマツコ・デラックスなわけで、スギ科ではなくマツ科の松ぼっくりですよね!?


photo by s.n.

 球果丸ごと100均のプラケースに収めたサンプルも見てもらって。


photo by s.n.

 空高く(でもないけど…)ぶちまけます。アカマツやクロマツの松ぼっくりとは違って、球果はバラバラになってしまいますが、薄い翼の付いた種も回りながら落ちてきたでしょ!?


photo by s.n.

 そういえば、お宝のシダーローズは今年は誰の手に?


photo by sachibaa

 シダーローズや普通の松ぼっくりも配布して、お土産にしてもらいましたけれどもね。


photo by s.n.

 テーブルについたら、ガガイモの妖精の舞からスタート!


photo by sachibaa

photo by sachibaa


photo by sachibaa

 あとは、昔の「くっつきむしの草の実ビンゴ」盤を見てもらったり。


photo by sachibaa

 ツノゴマシリーズを見てもらったり。


photo by sachibaa

 面ファスナー(「マジックテープ」はクラレの登録商標)のヒントになった、寄居のふれあい農園産のゴマの実を見てもらったり。


photo by sachibaa

 モダマも見てもらったりしてから。


photo by s.n.

 模型セットを配布。


photo by sachibaa

 今年も時間切れのため、両面折紙バージョンは作り方だけ説明しておきました…。これは紙ラワンの模型を飛ばしたところかな。


photo by sachibaa

 グライダーのヒントになったと言われているアルソミトラ・マクロカルパは、本物を見てもらってから模型を作って飛ばしてみてもらいました。


photo by sachibaa

 ラワンもまずは本物を見てもらってから。


photo by sachibaa

 模型作り。


photo by s.n.

 飛ばしてみてもらいます。


photo by sachibaa

 最後に輪ゴムを使って。


photo by sachibaa

 あとは例年どおり大騒ぎですよねぇ~。


photo by sachibaa

photo by s.n.

photo by sachibaa

photo by s.n.

 でも、残念ながらこの模型はもう手に入らないので、来年度の分で在庫切れでございます…。


photo by sachibaa

 最後の最後にオオスズメバチのオス蜂を。


photo by sachibaa

 「オオスズメバチと記念撮影」でした。


photo by takajii

photo by takajii

photo by takajii

photo by takajii

photo by sachibaa

 10月22日にsundog師匠からいただいてきたオス蜂たちも、この日の3頭はお手伝いに来てくれた子の元に、収穫祭の際にも1頭もらわれていったので残りは6頭。一昨日の「みかん狩りと紅葉でアート」の際にも働いてもらいましたが、今年は長生きでまだ元気です。もう1ヶ月になるので、そろそろ☆になっちゃう頃かなぁ…。

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「空とぶ魔法のフシギダネ」の準備です

2023年11月18日 | 光が丘公園

 11月4日(土)は、翌日の親子でワンダー「空とぶ魔法のフシギダネ」の準備でドタバタと…。まずは模型セットからです。両面折紙バージョンは「種と知恵比べ」用とマツ・ニワウルシ・ラワンの3種類。今年も時間切れでお土産用になっちゃうかもしれませんが、あくまでも本物重視ということで!? ロケットラワンとアルソミトラの模型は2セットずつ入れておきました。ロケットラワンは来年分でいよいよ在庫切れですねぇ…。


 メグスリノキとニワウルシの翼果、種がわりのクリップなどは別にして。


 15セット用意しておきました。「風で飛ぶタネ」の絵葉書はNACOT代表の川上さん作成のもの。どんぐりや落葉も含めて毎年配布資料として利用させてもらっております。


 これは模型作りの際のたか爺専用ですね。


 たか爺の「空とぶ魔法のフシギダネ」コレクション!?


 風散布以外の種のコレクションも。まあ、一部屋丸ごとなのですが…。


 模型作りの際に見てもらうアルソミトラ・マクロカルパやラワンなど。


 モダマも。写真は撮っていなかったけれども、ツノゴマ系も持っていきます。


 これは在庫のガガイモとニワウルシ。


 今年のガガイモは開いてくれなかったので、何年前かのこれを持参予定。


 ここからは歩くコースをイメージしながら、その都度見てもらったり、配布したりするサンプルを用意して。ユリノキとアメリカスズカケノキ(モミジバスズカケノキも含む)です。


 アオギリですね。


 スラッシュマツとクロマツ。それぞれの種も。


 ヒマラヤスギやレバノンスギ丸ごとコーナーからも、丸ごとを1つ。見てもらってからぶちまける予定ですが、うまくいくかなぁ…。配布用には普通の松ぼっくりとシダーローズを用意しました。
 たか爺が持ち歩くバッグには出す順番も考えながらつめこみ、もう1つのバッグにはテーブルについてから見てもらうものと模型作り関係を。どうにか準備完了ですね。

 ちょうど2週間後の本日は、明日の「みかん狩りと紅葉でアート」の準備完了。早く寝ておかないと…。

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「空とぶ魔法のフシギダネ」事前調査

2023年11月15日 | 光が丘公園

 10月31日(火)は久しぶりに光が丘公園へ。週末の親子でワンダー「空とぶ魔法のフシギダネ」の事前調査でした。イチョウ並木です。


 まずはボランティアさんがお世話してくれている花壇から。

シュウメイギク


センニチコウ

ユーパトリウム

ガザニア


 イチョウ並木のこの木は今年も大豊作!


 ギンナンだらけでものすごいことになっておりました。種子散布的にはタヌキなどによる動物被食散布になるのでしょうが、大昔は恐竜によって散布された可能性もあるみたいですよ!?

ラクウショウ


 球果です。


 鑑賞池にはこんな注意書きが。まだ必要なのかぁ…。


 遅きに失した「条件付特定外来生物」指定の影響もあるのかな。




 まあ、悪くはないけど、ザリガニ釣り程度で駆除なんかできるわけないし…。どうせなら柵なんか取っ払って、子どもたちに全面開放してあげればいいのに!? 

ユリノキ

 いち早く黄葉しますよね。

エノキ

 液果も豊作。鳥が食べて種まきする動物被食散布ですが、ケヤキのように葉っぱ付きの小枝で風散布も併用しているという説もあります。


 おっと、これは…。当日は早めに出ないと駐車場が心配かも。参加者への連絡メールにも入れておいたほうがいいかな。

モミジバスズカケノキ

 「辰」の頭に見えちゃいましたが、「葉っぱでアート」するには他の落葉が揃わないとねぇ…。

ケヤキ


 ここから「空とぶ魔法のフシギダネ」のショートコース内へ。


 葉っぱ付きの小枝ごと風に舞う堅果は、今年はどの木も大豊作でした。

トウカエデ


 翼果ですね。


 木でも見てもらえそうです。

アカスジキンカメムシ(幼虫)

 トウカエデで「種のシャワー」とかやると、いっしょに落ちてきちゃったりもして…。

アカシデ

 風でブレブレの果穂…。まあ、園路脇の木はことごとく下枝が伐られてしまうので、見てもらうだけになっちゃうかな。

ユリノキ

 ショートコースでいけそうなら、集合場所にするゆりのき広場の木です。


 集合果も低い位置で見てもらえますね。


 下には翼果も落ちてもいるし。

イロハモミジ

 翼果も付いていますが数が少ないので、これは別の木を使う予定です。近くでは以下のくっつきむしシリーズかな。

アレチヌスビトハギ

ケチヂミザサ

イノコズチ

ミズヒキ

 動物付着散布ですね。

アメリカスズカケノキ

 「ねりまの名木」です。


 数は少なかったけれども、落ちている集合果も探してみてもらえそうでした。
 

 樹名板もきれいになって。


 近くにはスズメバチの巣も落ちていましたが、当日まで残っているかな?

アオギリ

 蒴果の裂片(心皮)はレース状になっていますが種付きのもの。


 種のないものはけっこう落ちていました。

イヌシデ

 これは「種のシャワー」に使えそうですねぇ~。

サワラ

 小さな杉ぼっくり(球果)です!? 未熟なので小さな翼付きの種は見てもらえそうもありませんけど。

イロハモミジ


 翼果も豊作です。

スダジイ

 動物貯食散布のどんぐり(堅果)だけど、これは人が食べてもおいしいからなぁ…。

ヒマラヤスギ

 最後はやっぱりこの松ぼっくり(球果)ですよねぇ~。


 シダーローズも落ち始めておりました。木の下ではもうじき争奪戦も始まります!?


 今年の「空とぶ魔法のフシギダネ」はショートコースでいけそうですが、このあとロングコースも逆順にちょっとだけ。

コセンダングサ

キバナコスモス

オオスズメバチ

 獲物探しは大変な季節だろうけど…。

ドイツトウヒ

イロハモミジ

アカシデ


 今年も大豊作です。

トウカエデ

クマシデ

チカラシバ

 「昆虫原っぱ」と言ったって、子どもたちがいつでも自由に虫とりできないと…。虫やカナヘビなんか捕まえていたら、みんな悪い子にされちゃいますからねぇ…。

イイギリ

センダン


 せっかくなので、お昼はこうえんのパン屋さんにて。パンは2人分です。パンは滅多に食べないたか爺ですが、ここのパンは好きかもね!? 
 半月遅れですが、これにて10月分が終了。次回からようやく11月分に入ります…。

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親子でワンダー「空とぶ魔法のフシギダネ」

2022年11月15日 | 光が丘公園

 光が丘公園のイチョウ並木です。


 11月5日(土)は親子でワンダー「空とぶ魔法のフシギダネ」。ここ数年はゆりの木広場からスタートのショートコースを使っていましたが、今年は観察対象となる木が不作のため、久々にくすの木広場からスタートのロングコースに変更しました。たか爺はしゃべりっぱなしになるため、写真は上のイチョウ並木のみ…。あとはすべてさち婆にお任せですね。


 上のクスノキは「ねりまの名木」です。
 早く到着されたご家族には、根元に落ちている小枝で「香りのえんぴつ」も楽しんでもらいました。種子散布でいくと、鳥が食べて種まきする動物被食散布の液果をつけます。


 オオスズメバチのオス蜂も見てもらって。


 ちょっと触ってみるだけで、自分でつかんで記念撮影できる子はいなかったけど…。


 参加者は5家族17名。まずは「魔法の草の実」ガガイモから。ようやく開き始めた今年の袋果で、きれいに折りたたまれて入っている種髪(綿毛)と種を見てもらっているところです。


 まだ完全に開ききってはいなかったので、種の旅立ちには輪ゴムでとめておいた何年か前の袋果を使いました。



 ふわふわと風に舞いながら旅立っていきましたね。何年も待たせてしまってごめんなさい…。


 次はアオギリ。木はすぐ近くにあるのですが、事前調査の際に落ちているものは見つからなかったので、持参したサンプルを配布中です。


 1~5個の種が付いたアオギリの心皮ですね。


 まずは5枚に裂開した蒴果を見てもらって。


 空とぶボートを飛ばしてみてもらいました!? 付いている種の数に関わらず回転するのが不思議です。


 ユリノキの集合果もサンプルを配布。今年はゆりの木広場のユリノキも不作で、こちらのコース上にはないもので…。


 翼果をバラバラにして飛ばして見てもらいました。


 ここからは移動しながら。左は食べられるどんぐり、スダジイの木です。
 

 スダジイの堅果はタンニンが少ないので生食OKですが、炒るとさらにおいしくなりますよね。種子散布は重力散布で落ちるだけ…。この形じゃ♬どんぐりころころ♬というわけにもいかないだろうし、貯食型散布と言ったって、都市公園じゃあねぇ…。


 「種のシャワー」は久しぶりにやりましたねぇ~。


 今どき使っている人も少ない捕虫網、志賀昆虫普及社製の竹5本継の柄でございます。まあ、変な爺さんが木の枝をにぎりしめて歩くよりは怪しまれないかも!?


 クマシデの果穂です。種付きの果苞が60前後集まったもので、種が熟すとバラバラになって、果苞が翼となってクルクル回転しながら風に運ばれていくわけですね。


 バラバラになる前にスプレー糊で固めておいたサンプルも見てもらいました。


 事前調査の際に見つかった亡骸はなくなっていましたが、朽木となった部分から脱出できなかったヤマトタマムシの体の一部は出てきたので、見てもらっているところです。


 残念ながら、アキニレの翼果は見つからず…。


 動物付着散布、いわゆる「くっつきむし」のアレチヌスビトハギですね。


 この子は昨年もこうなっていなかったかぁ…。


 ケチヂミザサも動物付着散布。アレチヌスビトハギは柔らかいフックでくっつきますが、ケチヂミザサは粘液でくっつくタイプになります。


 アメリカスズカケノキの集合果を見てもらっているところです。


 これですね。


 サンプルを配布中。何年前のだろう? たか爺は昔よく赤や緑のスプレーをかけてXmasのリースに飾ったり、黒のスプレーをかけてぬいぐるみ用の目玉を貼り付け、オギのトトロのリースに飾ったりしておりました。たまに後で爆発しちゃいますけれどもねぇ…。


 割ってみます。


 1つに500個と言われている綿毛付きの種が集まったものですが、こちらのママのほうが簡単に割れたかも!? 


 「種のシャワー」の第2弾はトウカエデ。


 今年は不作ですが、見たり集めたりしてもらえてよかったです。


 翼果ですね。


 カシワのどんぐりを見つけた子どもたちもいました。


 なんとシギゾウムシの幼虫まで!


 コナラシギゾウムシかな。


 「種のシャワー」のトリは大豊作のアカシデですねぇ~。



 シャワーの浴び過ぎかも!?


 松ぼっくりも見てもらって。


 サンプルにて球果と種のお話も。


 サンプルも配布しました。


 いわば小さな松ぼっくりのメタセコイアの球果も。


 イロハモミジの翼果も集めてもらいました。


 ケヤキの堅果は小枝や葉っぱといっしょに空を舞います。今年は不作でしたが、探せば見つかる程度には落ちていてよかったですね。


 ドイツトウヒです。


 松ぼっくりは上のほうだけ…。


 最後に、名前はスギちゃんでも実はマツコ・デラックスのヒマラヤスギを見てもらって!?


 今年は豊作ですが、球果がバラバラになって落ちるのはもう少し先になりそうです。


 で、100均のプラケースに閉じ込めたサンプルを見てもらって。


 球果を放り投げます。


 大きなペラペラの翼が付いた種は見つかったかな?


 この子は上と下も!?


 上の「ヒマラヤスギのバラ」はサンプルを配布しておきました。これからは木の下で実際に探してみてくださいね。


 テーブルについて、まずは昔の「くっつきむしの草の実ビンゴ」盤を見てもらっているところかな。今回は移動がロングコースなので、後半の模型作りは30分のみ。両面折紙バージョンは省きました。


 モダマも見てもらって。


 ツノゴマも。


 風散布の「空とぶ魔法のフシギダネ」のコレクションケースに。


 その他の種子散布コレクションケースも見てもらってから、模型作りへ。


 アルソミトラの実は写真にて。丸ごとだと1個15万~20万はしますからねぇ…。大きくて持ち歩けないし…。


 翼付きの種は本物を。これは1つ500円也。


 模型の製作中です。


 飛ばしてみます。


 タイミングが合わないのは毎度のことで…。


 真っすぐには飛ばなかったけれどもよく飛んでいたほうかな。


 次にラワンの種を。これは2.500円也。



 模型作りはていねいにね。


 飛ばしてみます。




 手投げのあとは輪ゴムを使って。


 全員合格!?


 小さな子には秘密兵器を。


 ただの手提げホルダーですが…。 



 とりあえず今年も楽しんでもらえたようでよかったぁ~。
 来年も開催予定でいますが、たか爺に大きなバッグをしょって1時間半歩く体力が残っているかどうか、ちょっと心配かも…。

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親子でワンダー「空とぶ魔法のフシギダネ」後半の部

2021年11月10日 | 光が丘公園

photo by sachibaa

 11月6日(土)の親子でワンダー「空とぶ魔法のフシギダネ」後半の部です。


photo by sachibaa

 まずは例年どおり、風散布の「魔法の草の実」ガガイモから。輪ゴムをかけておいた昨年の袋果を開いて、きれいに並んだ種と種髪を見てもらっているところですね。


photo by sachibaa

 もちろん、妖精が舞うところも見てもらって。


photo by sachibaa

 あとは子どもたちにお任せです!?


photo by sachibaa

photo by sachibaa

photo by sachibaa

 何だかものすごいことになっていましたねぇ…。


photo by sachibaa

 「くっつきむしの草の実ビンゴ」のサンプルも見てもらいました。



 2006年に秋ヶ瀬公園のピクニックの森で子どもたちといっしょに集めたもので、あとで種名などのシールを貼っておいたものです。



 ついでに、100均のアクセサリーケース利用の「空とぶ魔法のフシギダネ」のビンゴ版も!? まあ、いずれも全ビンゴになっちゃいますけどね…。


photo by sachibaa

 くっつきむしはオオツノゴマとキバナツノゴマも。大型の哺乳類の足に刺さって種まきしてもらう「悪魔の爪」です!? 「旅人泣かせ」とも呼ばれているので、人の足に刺さることもあったのかな。今は日本でも栽培されているようです。


photo by sachibaa

 世界一大きなお豆のモダマは海流散布。鞘ごとだと1mぐらいのものもあるのですが、子どもたちに見てもらうためにA4サイズの書類ケースに収まるものを…。


photo by sachibaa

 たか爺の「空とぶ魔法のフシギダネ」コレクションも見てもらいました!?


photo by sachibaa

 もう1ケースのほうには、風散布と動物付着散布以外の種を集めてあります。


photo by sachibaa

 ここからようやく空とぶ種の模型作りへ。

 たか爺特製の模型セットは昔、国立科学博物館附属自然教育園監修/財団法人野外自然博物館後援会制作の「翼を持った種 模型キット 6種類入り」を参考にして作ったものですが、今でははるかに優れたものとなっております!? 現在販売されている「模型キット」はアオギリもロケットラワンもなくなって、ただの折紙(たか爺は両面折紙使用)のマツ、ニワウルシ、紙ラワンとアルソミトラ・マクロカルパの「4種類入り」になっちゃいましたからねぇ…。子どもたちに最も人気があるロケットラワンは生産中止で、次に人気があるアルソミトラ・マクロカルパだけでのセット売りもなくなってしまいました…。まあ、これはこの国の科学や教育、子育て支援に関する姿勢そのものかもね!?


photo by sachibaa

 まずはマツやカエデのように回転する種の模型から。今年も時間の関係で「種と知恵比べ」はパス…。本物のカジカエデの翼果も入れてあるので、家に帰ったらチャレンジしてみてください。


photo by sachibaa

 制作中です。「自由学園の吉良幸世氏(1971)が考案されたものを参考にしたもの」ということですが、たか爺は両面折紙を使って無駄が出ないようにリサイズもしています。


photo by sachibaa

 飛ばしてみます。


photo by sachibaa

 みんな上手にできたようで、きれいに回っていましたね。


photo by sachibaa

 次にニワウルシの種の模型を。模型セットには本物のニワウルシの種も入れておきました。


photo by sachibaa

 制作中。


photo by sachibaa

 飛ばしてみます。これは失敗する子はいませんよね。


photo by sachibaa

 アルソミトラ・マクロカルパの実は写真にて。翼果が400枚ぐらい入ったままのものだと20~30万円するし、殻だけでも1万5千円…。翼果のほうは本物を見てもらいましたが、何度か飛ばすと薄い翼が破れてしまって、もう何枚も残っておりません。1枚500円だったかな。


photo by sachibaa

 国立科学博物館では販売しなくなったので、メイトウサイエンス社製の模型「アルカルパ」を製作中です。
 

photo by sachibaa

 強い風が期待できない熱帯雨林で自ら滑空するようになったアルソミトラ・マクロカルパは、植物の中で一番大きな翼果を持ち、「20世紀初頭、ライト兄弟が世界初の有人動力飛行に成功したのと同時期、エトリッヒ父子は、アルソミトラの種子にヒントを得て、生物の飛行をモデルにしたアルソミトラ型飛行機を考えだした。この飛行機に尾翼をつけたものが、のちの飛行機の基礎になった」(Wikipedia)とのこと。


photo by sachibaa

 ラワンや他のフタバガキ科の種も本物を見てもらって。


photo by sachibaa

 「自然教育園の萩原信介が考案したものを参考にした」という紙ラワンから。


photo by sachibaa

 投げるタイミングは合わないままでしたけれどもねぇ…。


photo by sachibaa

 最後はやっぱりロケットラワン!


photo by sachibaa

photo by sachibaa

 まずは手投げにて。


photo by sachibaa

 輪ゴムを使ってさらに上へと打ち上げます。「航空保安大学校の飯島実氏(1989)」が考案したものを参考にしたとのことですが、手抜きバージョンに仕様変更されたかと思ったら、今度は生産中止となってしまいました…。たか爺の手持ちも来年で在庫切れかも。

 とりあえず、今年の「空とぶ魔法のフシギダネ」もこれにて無事終了! 植物の種子散布に関しては元々1日あっても足りないぐらいなので、2時間だと押せ押せでこれが限界だよなぁ…。まあ、たか爺は「教育」とは無縁な人間なので、子どもたちが楽しんでさえくれればそれだけでもいいし、普段はどうしても動き回る生きもののほうに目がいきがちな子どもたちが、植物にも少しは興味を持ってもらえたらさらにうれしいですねぇ~。


photo by sachibaa

 あとはおまけでオオスズメバチのオス蜂を!?


photo by sachibaa

photo by sachibaa

 オオスズメバチと記念撮影中です。

 でも、このあと他のオオスズメバチが飛んできて、たか爺もビックリしたぁ~! まさか越生町での「こんにゃく作り」の際に逃げられた兄弟が追いかけてくるわけないし、バードサンクチュアリあたりならありそうな巣で羽化した蜂なのでしょうか? 飼育ケースの縁にもとまったのでよく見てみたら、何だか新女王蜂みたいだったよなぁ…。そんなことあるの? 今度sundog師匠に会ったら聞いてみようかな。
 そうそう、今回は大荷物があったので捕虫網の入ったリュックは車に置いてきて失敗しましたねぇ…。捕まえて酎カップに入れてしまえば、子どもたちに♂♀の見た目の違いも観察してもらえたのになぁ…。 


photo by takajii

 このアオマツムシ♀は参加者の方が見つけてくれました。


photo by sachibaa

 観察中ですね。

 これでようやくブログも追いつきました…。明日は寄居町まで今週末の「みかん狩りと紅葉でアート」の事前調査に行ってくる予定なので、更新はお休みさせていただきます。

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親子でワンダー「空とぶ魔法のフシギダネ」前半の部

2021年11月09日 | 光が丘公園

photo by sachibaa

 11月6日(土)の午前中は光が丘公園。親子でワンダーの「空とぶ魔法のフシギダネ」でした。集合場所は今年もゆりの木広場です。
 例によって画像がやたらと多くなってしまうので、移動しながら「空とぶ魔法の種さがし」中心の前半と、広場のテーブルにて「空とぶ種の模型作り」中心の後半の2回に分けます。今回は前半の部を。


photo by sachibaa

 まずは集合場所の足元に落ちているユリノキの翼果の話から。参加者は、定員20名のところ7家族22名。今回は0歳と1歳の子もご家族と一緒に参加してくれましたね。


photo by sachibaa

 写真のほうはさち婆にお任せ! たか爺はしゃべったり、バッグからいろいろ出したり入れたりするのに忙しくてねぇ…。ドラえもんのポケットが欲しいところです…。


photo by takajii

 ユリノキの翼果ですね。


photo by sachibaa

 飛ばしてみて回転する様子を見てもらいました。


photo by sachibaa

 そしたら、あらっ!?


photo by sachibaa

 ハラビロカマキリの亡骸を見つけた子がおりました。
 植物の種子散布の話ついでに、カマキリに寄生するハリガネムシやバッタに寄生する昆虫病原糸状菌(エントモファガ・グリリ)の話も少々。胞子を少しでも遠くに飛ばそうとして、バッタをなるべく高い場所へと上らせてしまう菌ですからねぇ~。


photo by sachibaa

 ユリノキの話に戻って、集合果のサンプルを配布。


photo by sachibaa

 木の枝にもまだたくさんくっついています。


photo by sachibaa

 そうそう、自分たちでも飛ばしてみないとね。


photo by sachibaa

 手前にはアレチヌスビトハギが生い茂っております…。


photo by takajii

 まあ、こうなるわなぁ…。
 近くにはイノコズチ、ミズヒキ、チカラシバ、ケチヂミザサもあるので、ここではいわゆる「くっつきむし」の動物付着散布の話を少々。チカラシバは「ウニぃ~!」で遊べるほどはなくて、ちょっと残念でした。


photo by sachibaa

 お次は動物被食散布のムクノキです。


photo by sachibaa

 たか爺はその場でつまみ食いさせていただきましたが…。


photo by sachibaa

 念のためお家で洗ってから試食してみてください。


photo by takajii

 手前の黒く熟したものがおいしいですよ。


photo by sachibaa

 トウカエデです。


photo by sachibaa

 下枝はことごとく枝打ちされてしまっているので、落ちている翼果を集めるしかありません…。


photo by sachibaa

 鈴なり状態のものは持参したサンプルを見てもらいました。


photo by sachibaa

photo by sachibaa

 トウカエデの翼果です。


photo by sachibaa

 アカシデの果穂もサンプル持参。


photo by sachibaa

 果穂はあるのですが上過ぎて…。


photo by sachibaa

 木の根元のフラス(木屑)を見てもらっているところですね。


photo by sachibaa

 ナラ菌による樹木の伝染病のナラ枯れ病で枯死したこの木は、近々伐採予定となっているようです。ついでに光が丘公園でも発生しているカエンタケの話も。子どもたちが触ってしまうと危ないですからねぇ…。


photo by sachibaa

 ねりまの名木、アメリカスズカケノキです。


photo by sachibaa

 実のほうは不作なので、サンプルを配布しておきました。痩果が集まった球形の集合果となります。


photo by sachibaa

 この子は少しばらけた今年の実を見つけていましたね。赤ちゃんも興味津々!?


photo by sachibaa

 この子も見つけたようです。


photo by sachibaa

 バラバラにしてみます。痩果の基部の長い毛が開いて風に乗る感じかな?


photo by sachibaa

 アオギリは、まず袋状の蒴果が5片に裂開したものを見てもらいました。


photo by sachibaa

 子どもたちが見つけたものは、残念ながら木に付いた状態の蒴果ではなく、他の木の枝に引っかかった1枚の心皮でしたね…。


photo by sachibaa

 縁に種を付けた5片がバラバラになったものはかなり見つかっていましたが、心皮の部分はもうレース状になっているので、これも配布用のサンプル持参です。


photo by takajii

 もちろん、みんなで飛ばしてみてもらわないとねぇ~。種は1~5個付くものがあるようですが、いったい何個付いたものが一番よく回ってくれたかな?


photo by sachibaa

 ケヤキは今年は豊作です。


photo by sachibaa

 枝先にもまだたくさん付いていますね。小さな葉っぱを付けた小枝ごとくるくる回って落ちてきます。


photo by sachibaa

 これはよく回った感じかな? パソコンの画面のサイズで見るとわかるのですが…。


photo by sachibaa

 イロハモミジの翼果を集めているところです。


photo by sachibaa

 最後はやっぱりヒマラヤスギで!?


photo by sachibaa

 この球果はくずれる寸前かも。


photo by sachibaa

 もちろん、もうバラバラになって落ちた鱗片や薄ぅ~い翼付きの種も見つかりました。


photo by sachibaa

photo by sachibaa

 「シダーローズ」もね!


photo by sachibaa

 あとはテーブルについてから。まずは100均のプラケースに閉じ込めそこなった丸ごとの球果をみてもらいました。ちょうど「シダーロース」の部分がはみだしちゃって、蓋が閉まらなかったものです…。


photo by sachibaa

 ここからは見てもらう順番を間違えすぎだったなぁ…。


photo by sachibaa

 プラケースに残った球果をぶちまけると、当然こうなります!? バラバラになった鱗片にくっついたままの種もあれば、薄ぅ~い翼のついた種だけのものもあったでしょ?


photo by sachibaa

 本当は、開くことなく形を留めたままの球果を先に見てもらわなくちゃねぇ…。その前に普通の松ぼっくりと種も…。
 クロマツやアカマツの松ぼっくりは特にデラックスでもないマツコですが、ヒマラヤスギは名前はスギちゃんでも、実はマツ科のマツコ・デラックスなんです!? なんて、毎年言ってるけど…。


photo by sachibaa

 まあ、普通の松ぼっくりのように球果は丸ごと残らないけれども、「シダーローズ」はこれから争奪戦が始まるぐらい人気があります。子どもたちにも大きめのものをプレゼントしておきました。


photo by sachibaa

 小さめで開ききらなかったアカマツの松ぼっくりもプラスして。何かに見えるものがあったら、どこかに目を付けてみてくださいね!? 後半へと続く。

 14日と21日は里山体験プログラム「みかん狩りと紅葉でアート」があるので、本日はお出かけするさち婆を駅まで送っていった帰りに光が丘のダイソーへ。画用紙と予備の木工用ボンドを5個ずつ、画用紙をはさむために使っているA4のスリムファイルを15枚購入。
 そしたら、何だかレジの近くでドタバタやっていて、誘導用に仕切られている場所になかなかたどりつけないじゃん…。少しは頭を使ってレジへの通路を確保しろよなぁ…。
 ようやくレジへと思ったら、今度はセルフレジに変わっていてまいりました。3種類で25点購入したわけですが、「×何点」が使えないので25回もスキャンしないとならないじゃん…。しかも、1点を2回スキャンしてしまったようで110円損したぁ…。サミットやセブンイレブンのレジにはもう慣れましたが、ダイソー光が丘店のレジは使いにくい感じだなぁ…。駐車券も言わなきゃ出してもらえないし、なんだかやたらとくしゃくしゃになったものでした。
 スリムファイルは70枚欲しいので、あと3件のダイソーを梯子してとりあえず計27枚は手に入れましたが、残りは厚めのファイルケースを使うしかないかぁ…。でも、もう光が丘店だけには行かないかも!? あとはセリアで探してみるかな。

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「空とぶ魔法のフシギダネ」事前調査

2021年10月30日 | 光が丘公園

 10月23日(土)は光が丘公園へ。11月6日(土)の親子でワンダー「空とぶ魔法のフシギダネ」の事前調査です。


 ドラマの撮影とかに使われることもあるイチョウ並木も、色づき始めていました。


 足元に注意しながら歩かないと、ギンナンだらけですけれどもねぇ…。園内のあちこちで拾い集めている人たちの姿も多かったです。


トチノキ

 作品のベースに使いやすい大きな黄葉のトチノキやユリノキは、毎年「葉っぱでアート」の頃には落ちきってしまっていて使えません…。


 集合場所に予定しているゆりのき広場です。


ユリノキ


 バラバラになった翼果はまだ落ちていませんでしたが、集合果はあるので大丈夫かな。


 集合果ごと落ちていたものですね。

アレチヌスビトハギ

チカラシバ


イノコズチ

ケチヂミザサ

 他にミズヒキやヤブタバコもあるので、まずは動物付着散布の種のお話からかも!?


 オンブバッタもまだ元気です。当日はハラビロカマキリも見つかるといいですね。

アメリカスズカケノキ


 ということになっている木です!? でも残念ながら、今年は集合果が見当たらず…。配布用のサンプルを持参しないと。



 アオギリは例年通り、舟形の心皮がレース状になったものを探してもらって、野川公園産のサンプルを飛ばしてみてもらう予定です。


 イロハモミジの翼果は探せば見つかる程度。

トウカエデ

 今年は豊作かと思っていたら、多少は落ちている翼果を探してもらうしかないようです…。


 アカシデの果穂も上過ぎて…。


 アキニレも同じく。光が丘公園では下枝はすべて伐りはらわれてしまいますからねぇ…。木の実や種、当然花も見やすい位置で観察しようとすると、一日がかりでも無理かもなぁ…。


 ケヤキは今年は大豊作!


 大木が多いので、堅果と小さな葉っぱ付きの小枝は園内のどこにでも落ちている感じです。かたっぱしから飛ばしてみてもらって、回り方の多様性を楽しんでもらいましょうか!?

モッコク

 これは、鳥が食べて種を運ぶ動物被食散布。


 スダジイのどんぐりは試食してみてもらいますかね!? どんぐりは重力散布&貯食型散布の堅果です。


 松ぼっくりはきれいなものが落ちていなかったので、配布用のサンプル持参の予定。種入りは残っていないかもしれないけれども。


 締めはやっぱりヒマラヤスギでいきたいのですが、今年は球果が少ない感じです…。


 昨年は100均のプラケースに閉じ込めた丸ごと1個ずつお土産にしてもらえたけれども、今年からまたシダーローズだけですね!?
 まあ、種を飛ばしたりして遊びながら1時間で歩くとなると、今年も時間配分が難しいところですが、後半の模型作りもありますからね。これから折紙切りやセット組作業が待っております…。

ヤツデ

 帰りはちょっと遠回りしながら。


 ヒメハラナガツチバチになるかな。

シュウカイドウ

シモバシラ

ホトトギス



 ナラ枯れ病の被害甚大な一画にて…。


 今年は緊急事態宣言発出中で中止しましたが、毎年夏の「夜のクワガタさがし」や「カブトムシの森探検」で利用している場所でも、昨年までポイントになっていた木がことごとく伐られてしまって、来年からは「夜の森探検隊」に名称変更かな!?

チカラシバ

イイギリ

ススキ

ツワブキ

タイワンホトトギス

 このあと「オギのトトロやフクロウ作り」の事前調査で彩湖道満グリーンパークへ。「オギのトトロやフクロウ作り」は本日無事終了したので、これから来週の「空とぶ魔法のフシギダネ」の準備にとりかかります。その前に、明日は投票に行ってこないとね!

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光が丘公園の花壇の花も少々

2021年09月04日 | 光が丘公園

 9月1日(水)の光が丘公園の続きです。マテバシイのどんぐり集めのあと、ボランティアの方たちが大切に育てている花壇の花も少々。雨なので、ハチやチョウの姿が見られなくてちょっと残念でしたね。

カクトラノオ


シュウメイギク



ケイトウ


アメリカフヨウ

セイヨウフウチョウソウ



 ムクゲはサンクチュアリの前にて。帰りには西信寺別院大泉霊園に寄って、愛犬くん爺のお墓参りもしてまいりました。

 ブログもこれで追いつきました。しばらく出かけないとは思うので、ちょっとお休みするかもしれません…。

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光が丘公園のマテバシイ

2021年09月03日 | 光が丘公園

 ピンボケですが、マテバシイのどんぐりです。


 9月1日(水)は光が丘公園へ。マテバシイのどんぐりの生り具合を見に行ってきました。雨なので傘をさしながらコンデジで写真も撮っておきましたが、みんなブレブレでしたねぇ…。


 上のどんぐりが生っていた木々です。落ちるのは1週間後あたりから?
 同じマテバシイでもどんぐりの落とし方はいろいろです。一般的にはどんぐりだけ先に落として、そのあと殻斗が付いた小枝を落とす木のほうが多いかと思いますが、光が丘公園には初めからどんぐりが付いたままの小枝を落としてくれる木が何本かあります。そんな木の中でも、小枝ごと拾いあげた時点ですぐに殻斗からポロっとどんぐりがとれてしまう木も多く、殻斗が付いたままニッパーで小枝から切り離してミニドリルで穴をあけ、ヒートンをねじ込んでアクセサリーにできるどんぐりを落としてくれる木は少ないかな。


 こちらはそんなありがたいマテバシイの木です。なんともうどんぐりを落とし始めておりました!


 そうなるともう、雨の中でもせっせとどんぐり集めになっちゃいますよねぇ…。


 この並木は、右側にはスダジイも多く左側はスズカケノキなので、お楽しみはもうしばらく先になります!?



 カシワのどんぐりもまだこんな感じでした。


 たか爺オリジナルの「カシワライオン」たちです。今年も作ってもらえるといいのですが…。


 トウカエデの翼果は豊作。


 こんな状況だと、11月の「空とぶ魔法のフシギダネ」も開催できるかどうかわかりませんけれどもねぇ…。



 ナラ枯れ病もあちこちでコロナ並みにまん延していて、来年以降もどうなることやら…。


 これは帰宅後。トチの実も含めて、ざっと洗って汚れを落としておきました。あとは乾かして、9月18日(土)のアートを楽しむ観察会「どんぐりでアクセサリーや自由作品づくり」の際に使ってもらう予定です。でも、現在の状況では開催は難しいのかなぁ…。


 ついでにマテバシイが中心の昔の作品を。
 そうそう、マテバシイのどんぐりは煮たり蒸したり冷凍したりしなくても、虫はまず出てきませんよ。殻が固くて卵を産みつけられないようです。ヒートンを付けてアクセサリーにしても、他のどんぐりのようにすぐに割れてしまうこともありません。キーホルダーやストラップにして使っていると、どんどん艶々になってきていい感じ!?

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親子でワンダー「空とぶ魔法のフシギダネ」

2020年11月17日 | 光が丘公園

photo by takajii

 11月7日(土)は親子でワンダー「空とぶ魔法のフシギダネ」。
 光が丘公園駐車場脇のトチノキの黄葉です。
 

photo by sachibaa

 午前9時15分には到着して集合場所へと向かいます。
 ちなみに、たか爺のすぐ後ろを歩いている女性はまったく知らない人ですからね…。念のため!?


photo by takajii

 この季節はもちろんイチョウ並木経由。
 この日は三福だんご屋さんも出店しておりました。


photo by takajii

 頸椎(&腰椎だけど…)の椎間板ヘルニア持ちのたか爺としては、上を見上げるような姿勢は絶対にNGなのですが、夏の夜の虫探しや秋にはしょせん無理なお話で…。 


photo by takajii

 ゆりの木広場のユリノキです。


photo by takajii

 受付はこちらの木の下のベンチにて。


photo by takajii

 近くで参加者の方が見つけてくれたカマキリです。もしかすると、外来種のムネアカハラビロカマキリが在来種のハラビロカマキリを捕食していたのかも!? 捕まえて確認しておけばよかったですねぇ…。 


photo by sachibaa

 まだ全員集まっていませんが、「空とぶ魔法のフシギダネ」は午前10時にスタート! 定員20名のところ久々に1家族4名が無連絡不参加となり、参加者は5家族17名です。今回も画像はかなり多くなってしまいますがご容赦ください…。


photo by sachibaa

 前半は「空とぶ魔法の種さがし」。
 まずは集合場所の足元に落ちているユリノキの翼果の話から。


photo by sachibaa

 たくさん落ちていますからね。
 飛ばしてみているところの写真がなくて残念…。


photo by sachibaa

 集合果も配布しておきました。昨年か一昨年のものです。


photo by sachibaa

 動物被食散布のムクノキの実はたか爺が試食。
 よく熟していておいしかったです!


photo by sachibaa

 鳥さんたちも大好きなので、摘んでいかれた方は一応洗ってから食べてみてください。鳥のフンとかが付いている可能性もありますからねぇ…。たか爺は気にしないけど!?


photo by sachibaa

 トウカエデの木の下です。


photo by sachibaa

 今年は不作ですが、落ちているものは集めてもらえてよかったですね。


photo by sachibaa

 落として回転させてみているところかな。
 園路の反対側にあるアカシデや、ついでにクマシデも、今年はサンプルを見てもらうだけでご容赦を…。


photo by sachibaa

 動物付着散布のくっつきむしの話中です。


photo by takajii

 アレチヌスビトハギですね。
 

photo by sachibaa

 ここはアレチヌスビトハギだらけでした…。


photo by sachibaa

 チカラシバの「ウニぃ~」も!?


photo by takajii

 ユリノキの下にもありました。


photo by sachibaa

 うまくできるかな?


photo by sachibaa

 ヤブタバコです。
 他にもミズヒキ、ケチヂミザサ、ヒカゲイノコズチなど。


photo by sachibaa

 アメリカスズカケノキも今年は不作なので、集合果のサンプルを配布。


photo by sachibaa

 落ちているものを見つけてくれた子もいたので、その場でバラバラにして長い毛のついたそう果も見てもらうことができました。


photo by sachibaa

 アオギリの実の話も。


photo by sachibaa

 レース状になった種つきの心皮は何人か見つけていましたが、サンプルも配布。


photo by sachibaa

 飛ばしてみてもらいましたよ。


photo by sachibaa

 「ねりまの名木」アメリカスズカケノキは、樹の高さ23m、幹の太さ(周囲の長さ)3.1m。子ども3人では囲めません…。


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 イロハモミジです。


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 くるくる回ってくれたかな。


photo by sachibaa

 アキニレですね。


photo by sachibaa

 アキニレの翼果はくるくる回ってはくれませんけれどもねぇ…。


photo by sachibaa

 最後はやっぱりヒマラヤスギ!
 名前はスギちゃんでも本当はマツ科のマツコ・デラックスです!?


photo by takajii

 木の下で種を探してみてもらいました。


photo by sachibaa

photo by sachibaa

 種も「ヒマラヤスギのバラ」もすぐに見つかっていましたね。


photo by sachibaa

 ここからは持参したサンプルを。
 まずは、まだ熟していない球果を見てもらって。


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 いわゆる「松ぼっくり」のアカマツやクロマツなどと違って、熟すとバラバラになってしまう球果なので、100均のプラケースに閉じこめたものも見てもらいました。


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 そのあとバラバラに。
 薄い翼の付いた種が回転しながら落ちていきますよねぇ~。


photo by sachibaa

 好きなだけ持って帰ってください!?


photo by sachibaa

 丸ごと1個プラケースに閉じこめた球果も1家族1個ずつお土産にしてもらいました。今年で在庫切れなので、来年からは「ヒマラヤスギのバラ」だけに戻っちゃいますねぇ…。


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 あらっ!?
 ケースから出しちゃったらダメじゃん…。でも、崩れなかった?


photo by sachibaa

 テーブルについてここから後半へ。
 まずはオオスズメバチのオス蜂たちを見てもらいます。


photo by sachibaa

photo by sachibaa

 自分でつかめる子にはつかんでもらって。


photo by takajii

photo by sachibaa

 「スズメバチと記念撮影」ですね!?


photo by sachibaa

 種の話に戻って、恒例のガガイモの妖精の舞から!?


photo by sachibaa

 そんなに遠くまで追いかけなくても…。


photo by sachibaa

photo by sachibaa

photo by sachibaa

 妖精たちをいっぱい捕まえられたみたいです!?


photo by sachibaa

 くっつきむしのサンプルは、2006年11月10日に秋ヶ瀬公園・ピクニックの森で集めたもの。昔は「くっつきむしの草の実ビンゴ」なんかもやっていましたからねぇ~。別名「悪魔の爪」のツノゴマも見てもらいました。


photo by sachibaa

 海流散布のモダマを見てもらっているところです。


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 「空とぶ種の模型作り」は、今年も「種と知恵比べ」はパス…。
 マツやカエデの種の模型からスタートしました。


photo by sachibaa

 次にニワウルシ。


photo by sachibaa

 みんなきれいに回っていましたね。


photo by sachibaa

 本物のアルソミトラ・マクロカルパです。グライダーのヒントになった自力で空をとぶフシギダネですよねぇ~。


photo by sachibaa

 もちろん模型も作ってもらいます。


photo by sachibaa 

photo by sachibaa

photo by sachibaa

 うまく飛んだようですね。


photo by sachibaa

 本物のラワンの種を見てもらってから。


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 まずは両面折紙バージョンの紙ラワンの模型を。


photo by sachibaa

 次にロケットラワンです。


photo by sachibaa

 手投げ。


photo by sachibaa

 最後は輪ゴムを使って。


photo by takajii

photo by sachibaa

photo by takajii

 今年はたか爺の日本語が通じる子どもたちばかりでよかったぁ~。
 賢い植物たちのことも少しはわかってくれたかな?


photo by takajii

 終了後はロイヤルホストにて、久々にサーロインステーキ丼でございました。

 一昨日は「みかん狩りと紅葉でアート」、昨日は今週末の「木の実草の実フシギダネ」の事前調査で、また写真がたまってしまっております。本日は午後に胃がん検診の結果指導があるし、明日は鎌倉詣でだし、ブログのほうはボチボチと…。バリウムも嫌だったけど胃カメラなんてもっと嫌だから、再検査とかにはなりませんように…。

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「空とぶ魔法のフシギダネ」事前調査

2020年11月13日 | 光が丘公園

 11月4日(水)は光が丘公園へ。週末の「空とぶ魔法のフシギダネ」の事前調査です。イチョウ並木もきれいでしたね。


 ラクウショウも色づき始めていました。
 そういえば昔、秋ヶ瀬公園での「葉っぱでアート」の際に、ラクウショウの落葉を使って鳥を作っていた子もいたなぁ~。「落羽松」ですからね。
 でも、名前は「松」でもスギ科!? ヒマラヤスギとは逆のややこしさでございます。風散布らしいのですが、何だかよくわからない油でベタベタの球果だし…。


 園芸種のカエデ「大盃」の翼果です。
 今回は、以前ワンダーキッズで使っていたロングコースも含めて歩いてみました。


 ムクゲの蒴果。
 中には冠毛付きの種が入っていますが、そんなに遠くへは行けそうもありませんよね!?


 ムクゲの葉っぱの上で交尾中だったヤマトシジミです。
 お取りこみ中のところ、お邪魔しましたぁ…。


 クロガネモチかな。


 鳥が食べて肥料付きで種をまく動物被食散布の実です。
 

 「種のシャワー」で使えるかと期待していたトウカエデは不作。
 クマシデも見事に不作でした…。


 アカシデの果穂のみ例年どおりだったかな。


 ハラビロカマキリです。


 外来種のムネアカハラビロカマキリじゃなくてよかったですね。


 クロマツの球果。


 ドイツトウヒです。


 この球果はなかなか拾えない…。


 ヒマラヤスギは、名前はスギちゃんでも実はマツ科のマツコですね!? ラクウショウとは反対です。


 バラバラになって落ちてしまいますが、確かにデラックスな松ぼっくりかも!?


 球果もばらけ始めていたので、当日シダーローズを探してみてもらえそうでよかったぁ~。お土産用に丸ごと1個閉じこめたものも持参する予定です。
 でも、やっぱり旧ワンダーキッズのロングコースは距離が長すぎるし、メインのクマシデも使えないとなると諦めるしかありません。


 後半の模型作りで使わせてもらう予定のテーブルですね。


 アキニレの翼果は枝ごと落ちているものもありました。


 ゆりの木広場のユリノキです。
 今年もここからスタートのショートコースにしましょうか。


 まだ集合果も残っているし。


 足元にはばらけた翼果も落ちているしね。


 イロハモミジの翼果は例年少なめです。


 ピンボケでしたがハナゾノツクバネウツギ…。結実しないと言われていますが、それならなぜ萼が羽根になる必要があるのかね?


 「ねりまの名木」のアメリカスズカケノキも今年は不作なので、サンプルを持参する必要がありそうです。


 アオギリは心皮と言われる部分はレース状になったものが多かったけれども、当日も探してもらえそうかな。今年は豊作だった野川公園のものがあるので、サンプルも配布予定ですけれどもね。


 ゆりの木広場の端のトウカエデも不作。アカシデも低い場所は見事に枝打ちされていて、「種のシャワー」は諦めるしかなさそうです…。


 でも、落ちている翼果はあるのでどうにかなりそうですね。


 紅葉も始まっていました。


 トウカエデにいたアカスジキンカメムシの幼虫たちです。


 ケヤキも今年は不作…。


 葉っぱ付きの小枝ごと風に舞います。


 いくつか見つかりはしましたが、当日探してみてもらうのは難しそうかなぁ…。何だか今年は木の実が不作で、森のくまさんたちも苦労しているようです。9月の「どんぐりでアクセサリーや自由作品づくり」の際には感じなかったけれども、町の公園でも事情は同じなのかな?
 まあ、とりあえずミズヒキ、チカラシバ、ヤブタバコ、ケチヂミザサ、ヒカゲイノコズチ、アレチヌスビトハギなどのくっつきむしもあるので動物付着散布の話もできるし、今年は種探しは短めにして模型作り中心でもいいし、あとは当日の流れ次第ということで!? 


 トチノキの黄葉です。


 これは踏まないようにしないと…。


 おいしいんだけれどもねぇ…。


 翌5日(木)は鎌倉詣で。毎週まずはお昼ご飯に連れ出しますが、この日は木曽路にて松花堂弁当をいただきました。たか爺もお気に入りでございます。


 喫煙者には厳しいご時世ですが、喫煙室も洒落ているでしょ!?


 6日(金)はおこもりで、ひたすら「空とぶ魔法のフシギダネ」の準備です。当日の模型作りセットですね。折紙を切ったり、製本テープで補強したりしてから、チャック付きのビニール袋に入れて。
 一番上は「種と知恵比べ」用、その右はマツやカエデ、クリップが種替わりです。カジカエデの翼果も入れておきます。あとは上からニワウルシ、紙ラワン、アルソミトラ、ロケットラワンですね。


 当日作成用とお土産用に20セットずつ40セットは作っておきました。あとは、見てもらったりサンプルとして配布するための木の実も含めて2つのバッグに詰め込んで、準備完了です!
 7日(土)の「空とぶ魔法のフシギダネ」の写真の整理は、まだこれからですけれどもねぇ…。

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ねりま遊遊スクール「葉っぱでアート」事前調査

2019年11月27日 | 光が丘公園
 11月19日(火)は、ねりま遊遊スクール「葉っぱでアート」の事前調査で光が丘公園へ。帰りにはDAISOにも寄って作業台用のA4ファイルや画用紙も買い足し、配布資料も準備してあとは車に積み込むだけでしたが、23日(土)は冷たい雨の日となってしまって雨天中止と相成りました…。まあ、天気予報がはずれなかっただけよしとしましょうか!?


 駐車場脇のトチノキです。


 ドラマの撮影に使われることもあるイチョウ並木では、車椅子のおばあちゃんたちが並んで記念撮影中だったり、やはりドラマか何かの撮影もしていたりしたので、上のほうだけね…。


 まだ数羽というところですが、鑑賞池にはオナガガモたちの姿も見られました。


 ラクウショウです。「落羽松」なので、何年も前に「葉っぱでアート」で黄金色の小鳥を作りたいと思ったことがありましたが、未だに果たせぬままでございます…。
 それにしても、どうして「松」にしちゃったのかな? 別名「ヌマスギ」。マツ科じゃなくてスギ科なのにねぇ…。ヒマラヤスギはマツ科だし…。


 これはイチョウ並木の途中で。


 振り返って反対側から。


 当日の集合場所、作業場所に予定している芝生広場のテーブルです。


 とりあえず昨年と同じルートで、落葉が集められるかどうか歩いてみます。桜の葉っぱはぎりぎりセーフかな。


 ケヤキはいくらでも集められますよね。
 そういえば、以前は毎年出展していた5月の「練馬こどもまつり」では、この大きなケヤキの木の下で「魔法の小枝でキーホルダー作り」でした。でも、たか爺にはもう400個近くの材料を用意したり、どこかおかしな親たちも増えてきた不特定多数の人間を相手にしたりする気力も体力もございません…。


 イロハじゃなさそうなこのカエデの紅葉は間に合わないかな。


 この木の下には落葉もありました。
 昔手に入れた「光が丘公園の高木樹木マップ」は大昔のものなので、イロハもオオもみな「モミジ」…。まあ、「葉っぱでアート」的にはそれで十分ですけれどもね。


 毎年いち早く黄葉するユリノキは、当日までもつかどうかというところ。


 翼果も使えますよね。




 トチノキの落葉も使えそうですが、A4の画用紙に収まるものだけにしてもらわないと…。


 イチョウ並木の延長線上のメイン通路を渡った場所のプラタナス並木も、大昔の「光が丘公園の高木樹木マップ」では「スズカケ」ですが、ねりまの名木のアメリカスズカケノキもアスレチック広場のモミジバスズカケノキも「スズカケ」だし…。いい加減専門家の方たちにちゃんと調べてもらって、最新版を作ってもらいたいところでございます。
 今年もタイサンボク、スダジイ、マテバシイなどの常緑樹やエノキの落葉も集められそうですね。



 ここもちょっとまだ早かったけれども。



 当日は落葉も拾えそうでひと安心です。



 芝生広場のイチョウもOKですね。
 あとはサワラ、クロマツ、ヒマラヤスギなど。
 

 ヒマラヤスギのバラもまた拾ってきちゃったけど…。


 ハクモクレンも冬支度です。

 23日(土)の「葉っぱでアート」は結局雨天中止だったけれども、24日(日)の里山体験プログラム「放鷹術とバーベキュー」は無事開催できました。でも、3人で800枚以上は撮っているので、写真の整理に時間がかかりそうです。明日は鎌倉詣での日だし、明後日からは12月1日(日)の「松ぼっくりツリーや木の実のミニリース作り」の準備だし…。ブログのほうはちょっと休憩!?

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ねりま遊遊スクール「空とぶ魔法のフシギダネ」事前調査

2019年11月05日 | 光が丘公園
 10月30日(水)の続きです。というか、本来の目的は練馬区教育委員会委託講座「ねりま遊遊スクール」の事前調査でございました…。


 光が丘公園のゆりのき広場。
 11月2日(土)の「空とぶ魔法のフシギダネ」の集合場所です。参加者が小学生のみだった頃にはくすのき広場集合のロングコースでしたが、幼児も含めた親子が中心となってきてからはショートコース利用。短時間で、種類的にもより多くの「空とぶ魔法のフシギダネ」を見てもらうことができますからね。


 ゆりのき広場の別のユリノキです。
 でも、いずれの木の集合果も今年は不作で、しかもまだ未熟でローソクの炎状態…。バラけた翼果も落ちていませんでした。子どもの人数分は配布用のサンプルを持っていかないといけません。


 イロハモミジの翼果も不作で未熟…。
 まあ、これは当日親子で探してみてもらったほうがいいかな。


 木の写真も撮ってこないと…。
 

 アメリカスズカケノキの集合果はいくらでも集めてもらえそうです。熟したものも落ちているので、その場でバラバラにして1つ1つのそう果も見てもらえますね。


 ここのアオギリは早く落ちるので、心皮と言われている部分は分解されてレース状になっています。これも子どもの人数分は種付きのものを持参予定。
 アメリカスズカケノキやアオギリがある一画は、下草がくっつきむしだらけで身動きができないけれども、動物散布の話もできてちょうどいい感じです。ミズヒキ、イノコズチ、チヂミザサ、ヤブタバコ、アレチヌスビトハギの5種類は確認できたし、近くにはチカラシバやコセンダングサなどもあるので、「くっつきむしの草の実ビンゴ」だってできちゃいます!?


 トウカエデの翼果も不作。


 でも、落ちているものは集めてもらえそうです。


 アカシデの果穂は「種のシャワー」用!?


 ハナゾノツクバネウツギの花です。


 結実しないと言われていますが、花が終わるとプロペラのような萼が残り、その下に種のようなものが付いているんだけれどもなぁ…。きれいに回転してくれるしね。
 写真は撮っていませんでしたがアキニレの翼果も未熟だったので、木に付いたものを見てもらうだけになっちゃうかな。


 ケヤキは枝先の小枝に堅果が付いています。


 小枝に付いている何枚かの葉っぱが翼の役割をして、けっこうきれいに回転しながら落ちてくるものもありますよね。
 近くにあるスダジイのどんぐりも試食してみてもらいたいところですが、時間的にパスするしかありません…。


 未熟のまま落ちたクロマツの球果です。
 乾燥すると鱗片が開いて、間から種皮が変化した翼付きの種子が風に乗って飛び出します。これもサンプルを持参予定。


 時間があれば、サワラの球果も見ておいてもらいたいのですが…。


 最後はやっぱりヒマラヤスギで決まり!


 球果です。もちろん、バラバラにならないように100均のケースに閉じ込めたものも持参して、その場でバラしちゃう予定ですよ。今年も台風15号のあと神代植物公園で集めておいたものが子どもの人数分はあるので、お土産にしてもらってご自宅でその後の変化も見てみてもらう予定でおります。


 紅葉も始まっていました。11月23日(土)に予定しているねりま遊遊スクール「葉っぱでアート」も、開催できるといいですね。でもその前に、13日(水)の「魔法の小枝でキーホルダー作り」と17日(日)の「みかん狩りと紅葉でアート」の準備をしておかないと…。

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マテバシイのどんぐり集め

2019年09月09日 | 光が丘公園


 9月8日(日)は光が丘公園へ。マテバシイのどんぐり集めに行ってまいりました。21日(土)の練馬区教育委員会委託講座「ねりま遊遊スクール」の「どんぐりでアクセサリーや自由作品づくり」用です。



 ここ数年はミニリース、フォトフレーム、ウェルカムボードなどを作っていく子が多いので、接着するだけならストックしてあるいろいろなどんぐりで間に合います。でも、ミニドリルで穴をあけ、ヒートンにセメダインをつけてねじこんで、キーホルダー・ストラップ・ペンダントなどのアクセサリーを作ってもらうためには、固くて99%虫は出てこない今年のマテバシイじゃないと使えません。



 もちろん、たか爺は小枝ごと落ちる木のものしか集めませんよ。
 どんぐりのアクセサリーにするには、やっぱり帽子も付いていないと! 使いたいどんぐりをニッパーで切り離して使います。そのままでも小枝ごとリースなどの飾り用に使えますからね。



 ムラサキシジミかと思ったら、尾状突起がありました。マテバシイを食草とするムラサキツバメが産卵に来ていたようです。
 でも、暑くてなぁ…。やぶ蚊も多くて1時間で退散いたしました…。



 それでも、A4サイズのお道具箱1箱分はキープできましたね。
 右上は、早速ヒートンまで付けておいたものです。乾いてどんぐりらしい色になったら、帽子に色づけしてキーホルダーの金具付けですね。

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空とぶ魔法のフシギダネ~キッズフリー~

2018年11月13日 | 光が丘公園


 イチョウ並木の黄葉も散り始めた光が丘公園です。
 11月7日(水)は、放課後のキッズフリーで「空とぶ魔法のフシギダネ」。マンツーマンだと移動もスムーズなので、「ねりま遊遊スクール」の際のショートコースではなく、以前ワンダーキッズでよく使っていたロングコースにしました。



 オオサカズキの翼果です。オオモミジの園芸品種で漢字で書くと「大盃」。「大阪好き」ではありませんよ!?



 もちろん、飛ばしてみてもらいます。



 ムクゲの蒴果と長い毛で囲まれた種子です。



 チカラシバの「海ぃ~」は、ワンちゃんのお散歩の際には要注意ですねぇ…。近くにはイノコズチも多いし…。



 こちらは「ウニぃ~」!?



 これはやっておかないとねぇ~。



 ケヤキの種は見つかるかな?



 葉っぱつきの小枝ごと空を舞うケヤキの痩果です。



 けっこうきれいに回ってくれるものもありますよね。



 クマシデの果穂。



 「種のシャワー」はここで浴びておいてもらわないと!?



 クマシデの堅果を抱いた葉っぱのような翼は、果苞と呼ばれているものです。



 今年は不作のトウカエデの翼果も少し残っていました。



 翼果は写っていませんが、イロハモミジもうっすらと色づき始めています。


 
 ヒマラヤスギの球果はまだこの状態。



 少なくとも1つはばらけて落ちたようで、ペラペラの翼が付いた種子入りの鱗片もいくつか見つかりました。



 模型作りはもちろん「種と知恵比べ」からでしたが…。



 一般的なマツの模型のほうはよく回っておりました。



 ニワウルシの模型も。



 ラワンの模型は両面折紙バージョンから。
 そうそう、テーブルの上に置いてある大きなバックはたか爺の「空とぶ魔法のフシギダネ」セット!? かさばるものが多いのでこの大きさになってしまいますが、今のところまだ持ち歩けております…。



 きれいに回ってくれました。



 アルソミトラの模型もよく飛んでいましたね。
 右のテーブルの左端あたりを滑空中です!?
 


 ロケットラワン作りも慎重に!



 まずは手投げから。



 輪ゴムを使って。



 かなり高くまで打ち上げておりました。



 帰りにはアオギリやアメリカスズカケノキにも寄って。
 最後は、おいしいスダジイのどんぐり集めでしたね。乾煎りして食べてみたかな? たか爺はその場でいくつか食べてきちゃったけど…。

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