たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

わが家のオオクワガタたち

2024年05月17日 | 夜の森探検隊

 4月30日、なんと自分で菌糸ボトルの蓋を開けて出てきていたオオクワガタ♂です! 諦めモードで玄関に放置してあった9本の内の1本から出てきて、サンダルの中に入っていたようですね。さち婆がサンダルをはこうとして踏んじゃった!?


 よくぞご無事で!


 他のボトルは外から見る限り幼虫も1頭だけ確認できました。


 とりあえず菌糸ボトル、ついでにペアリング用の産卵セットなどを購入して、5月4日(土)は虫仕事です。まずは上の幼虫を新しいボトルへ移して。


 残りのボトルは恐るおそるほじくってみます…。


 幼虫は+2頭を救出!?


 羽化していた♀もおりました! 結局、♂1・♀1・幼虫3でしたね。お亡くなりになっていた幼虫も1でしたが、あとの3本はもぬけの殻!? 投入後早い段階で菌にまかれちゃったのかな?


 ついでにオオクワガタコーナーを玄関から玄関を上がった場所へと移動して、かく相成りました。夏にはまた居間へと移動しないといけませんけれどもね。
 現在の生存者は♂5・♀4・幼虫3。幼虫の菌糸ボトルは右下の4ケースの後ろに隠れています。左下のプリンカップにはノコギリクワガタの幼虫5。上段の3ケースは未使用の産卵セットです。そろそろペアリングしてみようかな。

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親子でワンダー「夜の森探検隊②」

2023年08月10日 | 夜の森探検隊

photo by takajii

 7月29日(土)は、親子でワンダー「夜の森探検隊」の2回目でした。参加者は3家族8名。


photo by takajii

 一番大きかったノコギリクワガタ♂です。今回はクワガタもそこそこ見つかってよかったですね。


photo by takajii

 出発します。まずはムシちゃんパパのお宅に寄って、お土産用のオオクワガタをいただいてから関越道へ。現地では3℃下がっても35℃…。


photo by takajii

 ナナフシモドキは開催時間前に。


photo by takajii

 歩き始めてすぐに現れたのは、道を横断中のアズマヒキガエルでした。


photo by sachibaa

 観察中です。


photo by sachibaa

 怖かったよね。驚かせちゃってごめんなさい…。


photo by sachibaa

 万が一クワガタやカブトムシが高い場所にしかいなかった際の虫とり網ですね。


photo by sachibaa

 最近ほとんど出番はありませんが、以前はよく高い場所に大きなノコギリクワガタ♂がポツンといたりして、たか爺だって悔しい思いをしたもので…。カブトムシは飛んで逃げることもあるので上からかぶせていますが、クワガタの場合は下からつついて網の中にポロリと落とす感じかな。


photo by sachibaa

 とりあえず、この日の初カブトを参加者の方が見つけてくれたので、久しぶりに使ってみた次第です。カブトムシはこのあと、子どもたちの手が届く場所にいくらでも出てきますけれどもねぇ…。


photo by sachibaa

 これはウスバカミキリだったと思います。


photo by takajii

 またカブトムシ。


photo by sachibaa

 この木の根元にも3~4頭いましたが、宵っ張りのモンスズメバチもおりました…。


photo by sachibaa

 で、たか爺がそぉ~っと手でとって、そのままポイっとくっつけてやったぜ!?


photo by sachibaa

 これはコクワガタだったかな。この子は諦めが早いようで…。


photo by sachibaa

 すぐに次の子へとバトンタッチしておりました。


photo by takajii

 事前調査の際に、根元だけでもカブトムシが20頭以上来ていた木ですね。この日は近くで花火大会があったようで、土曜日にもかかわらず夜の森に人の姿はなし!? 


photo by sachibaa

 あとは例によってほぼ時間順に載せておきます。


photo by sachibaa

photo by takajii

photo by sachibaa

photo by sachibaa

photo by takajii


photo by takajii

 これは上から下までぐるりと20頭以上集まる木です。


photo by takajii

 上の方はこんな感じですね。


photo by takajii

 上のカブトムシにもチャレンジ中!


photo by takajii

 カブトムシ扇風機です!?


photo by takajii

 近くの木ではアブラゼミも羽化していました。


photo by sachibaa

 こちらはなぜかクワガタが集まる木!?


photo by takajii

 この日もコクワガタ3頭はたか爺の網の中へポロリと。


photo by takajii

 ノコギリクワガタを捕まえていたパパもおりました。


photo by takajii

 このセミの幼虫はアブラゼミだったかな。


photo by takajii

 男子トイレにいたナカグロクチバです。カブトムシ♀も床に転がっていましたね。


photo by takajii

 確か「セミが羽化している」とか呼ばれて見に行ったと思うのですが。
 

photo by takajii

 アズマヒキガエルが隠れておりました。もしかすると狩りの邪魔をしちゃったのかも?


photo by takajii

 近くにはクツワムシ♀の幼虫も。成虫♂はもうあちこちで鳴いていましたが、残念ながら姿は見つけられず…。


photo by takajii


photo by takajii

 先の木に戻ってくると当然数はさらに増えて。クルマスズメも来ています。


photo by takajii

 でも、もう見るだけ撮るだけでいいですよねぇ…。


photo by takajii

 ニホンアカガエルたちも道を横断中でした。


photo by takajii

 褐色型のヤブキリ♂は久しぶりに見ましたね。


photo by takajii

 この木もまたカブトムシだらけになっております…。


photo by sachibaa

photo by sachibaa


photo by sachibaa

 カブトムシには目もくれずクワガタを。


photo by sachibaa

 ここでもセミが羽化しておりました。ミンミンゼミだったかな。


photo by takajii

 夜の森から無事生還!?


photo by sachibaa

photo by sachibaa

photo by sachibaa

 とりあえずこれぐらいは捕まえてみたわけね。


photo by sachibaa

 リリースする前にちょっとまた観察も!?


photo by sachibaa

photo by sachibaa

 いつもの木へリリース中です。今年はカブトムシだらけにしたヤラセ写真も必要ありませんよね!?


photo by sachibaa

photo by sachibaa

 最後にムシちゃんパパからのプレゼントを。今年羽化したオオクワガタの♂♀が1頭ずつ入っております。結局、7月の夜の虫関係の参加者用に9ペアもいただいてしまって、改めて感謝です! たか爺はコクワガタやノコギリクワガタのお土産集めに苦労しなくて、本当に助かりました。


photo by takajii

photo by takajii

photo by takajii

 最後の最後にセミの羽化の観察も。


photo by takajii

photo by takajii

photo by takajii

 この3段階は見ることができました。ミンミンゼミが中心で、真ん中はヒグラシかな。


photo by takajii

 ハラビロカマキリの幼虫もご登場。さて、このあとどうなりましたかね!?
 毎年リンクしていますが、最後の最後の最後に『子どもと自然大辞典』より「夜の森探検隊Ⅰ」を。たか爺だって少しはまともな文章を書いていた時期もあったようです…。

 これにてようやく7月分は終了。今月はすでに3回、解体前の実家への往復とクーラーのない室内での作業で少々疲れ切っております…。8日は1泊にて湯の丸・鹿沢高原で花よ蝶よと戯れてきたので、ブログはお休みさせていただきました。6日の里山体験プログラム「プライベイトリバーで川遊び」分から順に写真の整理をしながら、あとはボチボチとアップしていく予定でおります。

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「夜の森探検隊②」事前調査

2023年08月06日 | 夜の森探検隊

 7月27日(木)は親子でワンダー「夜の森探検隊②」の事前調査へ。
 2週間前にカブトムシが10頭以上集まっていた木はその数20頭以上に増え、昔誰かが言っていた「カブトムシ祭りじゃ」!? 左右の状況がわかりにくいと思いますが、根元のこのアングルだけで10頭以上は写っております。まあ、土曜の開催日には他の人たちも増えるので、こんな状態はなかなか見てもらえませんけれどもね。


 自宅を出発します。17時近くになっても気温は36℃でした…。


 ちょっと寄道して。頭楯は確認していないので、シロテンかシラホシかどっちかのハナムグリということで!? たか爺には他の部分で判別することはまだ無理です。

キイロスズメバチ


カブトムシ♀

ナシイラガ



 気温も3℃は下がったことだし、当日よりも早い時間から歩いてみましょうかね。

カブトムシ♂

 カラスにでもやられたのかな? 撮ったときには気づきませんでしたが、ミツバチも飛んできていました。


 カブトムシが集まる木の周りは亡骸だらけで、普通に歩くと踏んでしまうほどです。お腹だけをカラスに食べられた痕ですね。夜中にタヌキに齧られたり、夜明けにカラスにつつかれたりはしたくないので、じじいの行倒れだけは絶対に避けないと…。


 19時前の日没の頃に見つかったのは、かつては「幻」、今や普通種のチャイロスズメバチです!? この1頭だけで、周りのキイロスズメバチたちと争うこともなかったので、キイロスズメバチの巣を乗っ取った女王蜂なのかな?

チャイロスズメバチ

ウスバカミキリ

コロギス♀

 そんなに怖い目で見るなよなぁ…。

オオシマカラスヨトウ


 カブトムシが集まる木は、19時半頃にはすでにこんな状況に。


 クルマスズメも飛んできました。実はベニスズメも来たのですが、撮らせてはもらえず…。

ムクゲコノハ

 やっと出会えましたが、色がなぁ…。

ノコギリクワガタ♀

 別の木では先に♂をキープ。コクワガタも3頭キープしておきました。開催当日も同じ木で盛り上がりましたよ。今年はなぜか、クワガタが見つかる木は限られている感じかな。


 こんな木は多いのですが…。

ムクゲコノハ

 そうそう、この色が出ないとねぇ~。


 別個体です。ようやく羽化が始まったみたいですね。

ヤブキリ♀

 ピンボケでしたが…。もうクツワムシも鳴き始めていました。

クルマスズメ

アカアシオオアオカミキリ


 トップ画像と同じ木です。周りはやっぱり亡骸だらけで、カラスもよく知っているよなぁ…。左端の中ほどに転がっているのは、飛んできて着地に失敗したやつね…。


 同じ木の裏側もこんな感じでした。



 これは別の木。

ミンミンゼミ

 今回はセミの羽化も見てもらえそうです。


 ここのロープが確実かもしれませんね。

ツマキシャチホコ


 早めに切り上げて帰りました。とはいっても、3時間弱は歩いていましたけれどもね。


 これは帰宅後。当日の保険用にキープしておいたノコギリクワガタは♂1と小振りの♀6。


 コクワガタは小振りの♂3♀2。多分どちらも当日リリースしてくることになると思いますが、念のため。今年はムシちゃんパパのおかげでオオクワガタ♂♀のお土産付きですからねぇ~。

 本日の里山体験プログラム「プライベイトリバーで川遊び③」は無事終了。お天気には恵まれたのにキャンセルが多くて、何だかちょっともったいなかったけど…。 

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親子でワンダー「夜の森探検隊①」

2023年07月28日 | 夜の森探検隊

photo by s.n.

 7月15日(土)は親子でワンダー「夜の森探検隊」の1回目。
 さち婆は北海道へ婆友旅行中のため、久々にまさパパの出動をお願いしようかと思っていたら、0歳からワンダースクールに参加してくれている高校生の助っ人が来てくれることになりました。まさパパは暑さに弱いので、ここ数年の異常な暑さではちょっと心配だったかも…。


photo by takajii

 出発します。事前調査の日より5℃も低いのでたか爺なら大丈夫かな!?


photo by s.n.

 参加者は4家族10名。


photo by s.n.

photo by takajii

 これはセミの幼虫だったと思います。


photo by takajii

photo by s.n.

 触覚からいくとアブラゼミの幼虫ですね。
 どっちがどっちだったか、なんか違う種類の幼虫もいたような気がしますが、2頭は見つかっていました。家で羽化の観察はできたでしょうか。


photo by takajii

 あとは例によってほぼ時間順に載せておきます。


photo by takajii

 これはニホンヤモリでした。


photo by takajii

photo by s.n.

 今度はアズマヒキガエルの子ガエルです。
 樹液に集まる虫たちより、その虫を狙いに来ていた生きものたちのほうが先に見つかっちゃいましたね!?


photo by takajii

photo by takajii


photo by takajii

photo by takajii

 あらっ? カブトムシをつかんで記念写真を撮ったつもりだったのですが…。でも、このほうがおもしろいかな!?


photo by takajii

photo by takajii

photo by s.n.

photo by takajii

photo by takajii

 カブトムシは次から次へといくらでも出てきます。


photo by takajii

photo by takajii

 このあと、昔ワンダーキッズの「夏はやっぱりカブトムシ」で利用していた場所から、10人ぐらいの他のご家族のグループと出会い、しばらく20人ぐらいでぞろぞろ歩いておりました!?


photo by s.n.

 これもおもしろかったけど、ピンボケで残念…。


photo by takajii

 事前調査の際にカブトムシが10頭は来ていた木ですねぇ~。


photo by takajii

photo by takajii

photo by takajii

 上から下までぐるりと集まっていて、次々に飛んでくるところも見てもらえて何よりでした。


photo by takajii

 これは虫が集まるトイレ前にて!? エビガラスズメだったかな。ここからUターンします。


photo by takajii

 どこに何がいるかわかりますか?


photo by takajii

 ナナフシモドキでした。


photo by takajii

 アシグロツユムシの幼虫です。


photo by takajii

 ウスマエグロハネナガウンカかな。お手伝いに来てくれた子が見つけてくれましたね。


photo by s.n.


photo by takajii

 帽子に何かとまっております!?


photo by takajii

 このマダラカマドウマだったのかな。


photo by takajii


photo by s.n.

 脱皮中だったオオカマキリです。


photo by takajii

 これもお手伝いに来てくれた子が見つけてくれました。


photo by s.n.

 クサキリ♀の幼虫のようですね。


photo by takajii

 集合場所に戻ってきて。


photo by s.n.

photo by takajii

 持ち帰って飼ってみたい生きもの以外はここでリリースです。


photo by takajii

photo by takajii

 昨日は根元だけで20以上来ていた木もあって、写真も撮れてはいると思うので、わざわざやらせ写真なんか撮っておく必要もないんだけど…。


photo by takajii

 「特定外来生物」のアカボシゴマダラです。


photo by takajii

 エビガラスズメですね。


photo by s.n.

photo by s.n.

 この帽子が気にいっちゃったみたい!?


photo by takajii

 ニホンヤモリもリリース。


photo by takajii

 これは捕まった時の画像がないので、やらせ写真も撮っておかないと!?


photo by takajii

 最後にお土産タイム。


photo by takajii

 今年はこの24年間の「夜の森探検隊」で、かつてない最高のお土産付きとなりました! ムシちゃんパパが羽化させた久留米産オオクワガタを1ペアずついただいてしまいましたねぇ~。


photo by takajii

 もちろんたか爺も…。改めて感謝です!


photo by takajii

 とりあえず今年は♂♀別々に飼ってあげて、来春ペアリングしてみようかな。明日は2回目の「夜の森探検隊」。さて、今度はどんな夜になるのか楽しみですね。

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「夜の森探検隊」事前調査

2023年07月26日 | 夜の森探検隊

 7月10日(月)は親子でワンダー「夜の森探検隊」の事前調査へ。


 猛暑日だけど、行かねばなるまい!? 18時15分には現地に到着。でも、気温は38℃とたいして変わりませんでした…。

カナブン

 居残り組です。

ヒヨドリバナ

 ヤマユリも咲いていましたが、もう暗くてねぇ…。


 カシノナガキクイムシに穿孔された木の樹液ですね。


 フラスです。ナラ枯れ被害は今年も拡大中…。

ニイニイゼミ(抜殻)

コガタスズメバチ(女王蜂)

カブトムシ♀

 19時過ぎから続々とご登場です。


 今年はこの木が一番集まりそうですね。もっとずぅ~っと上のほうまで樹液だらけで、木の周りも開けた感じなのでカブトムシも飛んできやすいかな。

ノコギリクワガタ♂

 でも、今年はクワガタがいない…。昨年は事前調査の日も当日もノコギリクワガタだらけだったのにね。3時間歩き回ってもこのおチビちゃんだけでした…。6月中に来ないとダメだったのかも!?





 あとはもうカブトムシばかりでしたね。


 このシチュエーションだと?


 当然こういう展開になります!?


 ひと回りして20時過ぎに先の木まで戻ってくると、やっぱりねぇ~。


 カブトムシは上から下までぐるりと10頭以上集まっておりました。


 来年も「夜の森探検」が楽しめるように頑張ってください!?

ウスバカミキリ

アカアシオオアオカミキリ

 昨年同様、今年もガが少なくて気になるところです。コシロシタバやオオシマカラスヨトウでさえ何頭か見かけた程度…。夜はフシキキシタバ、キシタバ、オニベニシタバ、フクラスズメ、ムクゲコノハ、カキバトモエ、ハグルマトモエ、ベニスズメ、クルマスズメ等々が樹液に群がっていた雑木林なんだけれどもなぁ…。

ニイニイゼミ(幼虫)

 そういえば昔、「たかじぃ~! 抜殻が木を上ってる!」とか、「生きてる抜殻がいた!」とかの名言も飛び出していたっけ!? 羽化シーンは見られなくてちょっと残念だったかな。


 ここ数年、ナラ枯れ被害拡大によりこれまでの樹液ポイントの大径木はことごとく伐られてしまいました。でも、カシノナガキクイムシがあけた穴から樹液を出している木は昨年並みに多くて、とりあえずひと安心です。まあ、木にとっては大変な問題なんですけれどもねぇ…。
 今年もやぶ蚊やモンスズメバチは少なくて助かります。平日でもご近所にお住いの3~4家族は来ていて、土曜には他の人たちもかなり増えると思うので、あとは当日の状況やタイミング、何よりも運次第かな!? 


 3時間歩いたら疲れちゃって、そろそろ帰りましょうかね。


 夜の森から無事生還です!?
 以前は帰りにも狭山、所沢、新座あたりのポイントを回っていたのですが、さすがにもう無理ぃ…。いずこも同じような状況だと思うので、今年はコクワガタやノコギリクワガタのお土産は諦めてもらうしかありません。
 と思って帰宅したら、ワンダースクール会員のムシちゃんパパからありがたいメールが届いておりました。なんとオオクワガタが大量に羽化したので、何ペアかワンダースクールのご家族にお譲りしたいとのこと! とりあえず「夜の森探検隊」と「夜間採集・観察会」参加予定の方たちから希望者を募ったところ、8ペア+たか爺分で9ペアも譲っていただけることになりました。たか爺にとってはまさしく「渡りに船」!? 助かったぁ~。本当にありがとうございます! 

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オオクワガタの幼虫のお引越し

2023年06月08日 | 夜の森探検隊

 5月28日(日)は帰宅後、オオクワガタの幼虫の生存確認をしながらお引越し作業を。前日に届いた菌糸ボトルです。12本セットで送料・手数料込6.565円也。結局4本は無駄になりそうですけれどもねぇ…。


 こいつは元気そうでよかったぁ~。


 昨年菌糸ボトルが足りなくなって、とりあえず2頭ずつ入れておいたボトルの1本目です…。


 同じく2本目。



 これもセーフでした。


 同じく3本目。


 これは仲良く横並び!?


 これで計6頭の生存を確認して、今度は1頭ずつ新居へとお引越ししてもらいましたよ。


 ところが…。


 1頭ずつ普通に飼っていた幼虫はやけに小さくて…。


 これはもう小さな蛹に? オオクワガタじゃないじゃんねぇ…。ペアリング中にオスにばらばらにされたメスを入れてあった産卵セットからオスを取り出したあと、とりあえずコクワガタのメスでも飼っていたのかな? それを忘れて、オオクワガタが産卵してくれたものと勘違いしていたのかもしれません…。


 30日(火)に残りの5本を見てみましたが、やっぱりオオクワガタの幼虫は出てきませんでしたねぇ…。


 これはなぜか蓋を開けたらこの状態で?


 こっちはありゃ!?


 それはまあ、立派なコクワガタ♀でございました! もうしばらくそっとしておいて、早めに婿さんを見つけてきましょうかね。
 見るからにダメそうだった3本はやっぱりダメで、菌にまかれちゃったのかな。それにしても、コクワガタの幼虫は1頭ずつ、肝心のオオクワガタのほうは2頭ずつ菌糸ボトルに入れていたとは、いったい何をやっているんだか…。

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虫仕事もそろそろ終わりにしないと…

2022年10月13日 | 夜の森探検隊

 昔「夜の森探検隊」の際に採集したオオクワガタの3代目は、今年羽化した大顎のないオス1頭のみとなってしまいました…。あとはワンダースクールの会員のパパにいただいたメスが1頭。来年ペアリングしてみる予定でいます。
 いずれももう越冬態勢に入ったようなので、そろそろお片付けに入ろうかと他のケースものぞいてみたら、あらっ!? 幼虫がいるじゃんねぇ~。


 反対側にも。
 2代目最後のメスを入れていた菌床の産卵セットです。この夏☆になる前に、ちゃんと子孫も残してくれていたのかぁ~。




 外からは3頭確認できました。


 で、とりあえず5本だけ菌糸ボトルを購入。送料込みで3.593円也。期待してまとめ買いすると無駄になっちゃうことが多かったもので…。




 10月7日(金)に掘り出してお引越しです。でも、結局全部で7頭いたのでまた菌糸ボトル5本を追加購入。送料分が損しちゃったかぁ…。まあ、入れられるものがいたわけなので仕方ありませんけれどもね。


 10月10日(月)に残り2頭のお引越しも完了しました。


 今年いただいたメスのほうはすぐに朽木の産卵セットに入れたのですが、ボロボロになるまで朽木を齧りつくしただけみたいだったので、その後菌床のセットへ移しました。現在はそこで越冬態勢です。
 朽木のセットのほうは念のためそのまま放置。片付けようかと思って朽木の残骸を手でほぐしてみたら、ありゃ!? こちらも産卵してくれていたんですねぇ~。
  

 とりあえず6頭おりました。


 本当はまだプリンカップでいいサイズなんだけれども、手元になければ仕方ありません。2頭ずつ菌糸ボトルに放りこんでおきました。あとはそのうちね…。

 明日はちょっと遠出するので、早く寝ておかないと。ブログもお休みになっちゃうかな。

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オオクワガタの産卵セットですが…

2022年09月04日 | 夜の森探検隊

 8月29日(月)、オオクワガタの産卵セットが届きました。でも、時期的にはもうちょっと遅いかもなぁ…。


 7月30日(土)の「夜の森探検隊」の際にだいパパから頂いてきたメスは、産卵木を使ったセットを組んで飼っていたのですが結局こんな状態になっただけ…。で、一か八かで菌床のセットも購入してみたわけです。


 セットするとこんな感じ。一応野外採集だったメスは産卵木のセットで2代目をそこそこ産んでくれたのですが、菌床を使った2代目はまったく産卵せず、翌年産卵木のほうに1幼虫を残したのみ…。菌床の産卵セットにはあまり期待していないんですけれどもねぇ…。


 とりあえずお引越しは完了! さて、どうなりますか?


 今のところ自分が潜る場所を作っただけなので、何だかこのまま越冬体制に入っちゃうような気もしますが、まあ、それならそれで来年のお楽しみということで!?

 本日は里山体験プログラム「プライベイトリバーで川遊び⑤」。今回も好天に恵まれて無事開催できました。今年の川遊びは5月から9月までの5回とも、雨天や川の増水で中止することもなく開催できて何よりでしたねぇ~。
 明日からは、「どんぐりのアクセサリーや自由作品づくり」の準備で大変なことになりそうです。1Fのリフォーム工事の際に移動したままになっている材料やら道具やらの発掘作業がねぇ…。今年のどんぐりも集めてこないといけませんね。

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親子でワンダー「夜の森探検隊」

2022年08月13日 | 夜の森探検隊

photo by takajii

 7月30日(土)は親子でワンダー「夜の森探検隊」の2回目です。


photo by takajii

 これは集合時間の前に樹液に集まっていたシロテンハナムグリたち。カナブンも1頭だけ混ざっています。ヨツボシオオキスイも。


photo by sachibaa

 まずは注意事項など。参加者は4家族12名。子どもたちは2年生が中心でした。


photo by sachibaa

 カシノナガキクイムシのフラスを見てもらっているところかな。今年はカシノナガキクイムシに穿孔されても枯れなかった木の樹液頼みですからねぇ…。


photo by sachibaa

 さっそく何か見つかったようです。


photo by sachibaa

 ノコギリクワガタ♂でした。


photo by sachibaa

 これはヒグラシだったのかな?


photo by sachibaa

 あとは例によってほぼ時間順に載せておきますね。


photo by sachibaa


photo by takajii

 オニベニシタバです。
 今年の夜はガの仲間が極端に少なくて、ちょっと心配になります。コシロシタバ、フシキキシタバ、オオシマカラスヨトウ、フクラスズメ、ムクゲコノハなどの常連さんたちの姿も少なくて、ホバリングしながら樹液を吸うベニスズメやクルマスズメも見ておりません。


photo by sachibaa

photo by sachibaa

 ノコギリクワガタ♀。


photo by sachibaa
 
 カブトムシに挑戦中です。この時はパパの手を借りていましたが、最後には自分でつかめるようになっていましたね。


photo by sachibaa

 この子はつかめるようになったのかな?


photo by sachibaa

 スポットライトを浴びて!?


photo by takajii

 ヤスマツトビナナフシでした。環境省カテゴリは「なし」ですが、埼玉県では「準絶滅危惧種」となっております。


photo by sachibaa

 これはノコギリクワガタ♀。


photo by sachibaa

 虫の写真を撮っていなかったけれども、オオゾウムシを見つけてくれた時だったかな。


photo by sachibaa

photo by sachibaa


photo by takajii

 サトユミアシゴミムシダマシは、なぜ弓足になる必要があったのかね?


photo by takajii

 このカブトムシは胸角が折れていました…。争いは避けて生き残ってくださいね。


photo by takajii

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photo by sachibaa

photo by sachibaa


photo by sachibaa

 ノコギリクワガタ♂。


photo by sachibaa

photo by sachibaa


photo by takajii

 カブトムシ♂。


photo by sachibaa

photo by sachibaa

 ノコギリクワガタ♀。ケースには昆虫マットもゼリーも用意してきたみたいです。


photo by sachibaa

 ♂も。カブトムシだらけなのは毎年のことですが、今年はノコギリクワガタも多くてよかったですね。でも、なぜかコクワガタがいない!? 


photo by takajii

 ウスバカゲロウも夜行性。透明な翅も光があたるとステンドグラスのようできれいです。たまたまハエも飛んできておりました。


photo by takajii

 アオオサムシもきれいですよねぇ~。


photo by sachibaa

photo by sachibaa

photo by sachibaa

 パパやママたちも大活躍しておりました。


photo by sachibaa


photo by sachibaa

 あらっ!?


photo by takajii

photo by takajii

 クワカミキリでしたね。


photo by takajii

 男子トイレがお好きなツマキシャチホコ!?


photo by sachibaa

photo by sachibaa

 カブトムシ。


photo by takajii

 ハラビロカマキリの幼虫です。


photo by sachibaa

photo by sachibaa

photo by takajii


photo by takajii

 これはワンダースクールの参加者の方たちですが、あちこち懐中電灯の光だらけでそれはもうにぎやかな夜の森でした。まあ、そんな親子が増えてくれれば、たか爺としては喜ばしい限りでございます。


photo by sachibaa

photo by sachibaa

photo by sachibaa


photo by takajii

 今回は最後にこれも見られてラッキーでしたねぇ~。アブラゼミです。


photo by sachibaa

 上の写真を撮影中かな。


photo by takajii

photo by sachibaa

 背中が割れ始めたアブラゼミの幼虫も。


photo by takajii

 これは終了後に。上と同じ個体です。


photo by sachibaa

 すぐ隣の木ではミンミンゼミも。


photo by takajii

 きれいでしたねぇ~。できれば3段階に分かれていてくれたらよかったのに!?


photo by takajii

 ショウリョウバッタ♀です。


photo by sachibaa

 アカアシオオアオカミキリも捕まえておりました。そういえば、ウスバカミキリやアカアシオオアオカミキリも今年は少なかったですね。


photo by takajii

 記念撮影も。後では他の親子が虫探し中です…。


photo by sachibaa

 最後の最後にあやしい夜店も開店!?


photo by sachibaa

 ノコギリクワガタのペアをケースごとお土産にしてもらいました。


photo by sachibaa

 事前調査の際にせっせと集めておいたコクワハウスとノコクワハウスのクワガタたちも、すべてリリースです。


photo by sachibaa

 この子の家はオオクワガタだらけなのに、コクワガタも欲しかったの!? たか爺は立派なオオクワガタ♀をいただいてしまって、ありがとうございました! 

 10人乗りの1BOXカーで小学生のお子様だけをご自宅からピックアップしてあちこち連れて行っていた頃には、平日放課後のワンダーキッズが月~金の5コース、土日午後のサタデースクールが4コースなんていう年もあったので、夏休みの前半は「夜の森探検隊」と「夏はやっぱりカブトムシ」で15日以上は夜勤務!? 昨年は「緊急事態宣言」の発出で中止しましたが、親子でワンダーだけにしてからも一昨年は「夜のクワガタさがし」と「カブトムシの森探検」を3回ずつ計6回は開催。今年は事前調査の際にお土産集めも完了して、本番も2回だけの計3回で済んで助かりました。夜も年々暑くなるばかりだし、たか爺も寄る年波には勝てませんからねぇ…。
 大昔少しは真面目に書いた「夜の森探検隊Ⅰ」もご参考までに。

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虫仕事!?

2022年08月12日 | 夜の森探検隊
 7月29日(金)は虫仕事!?


 その前にまずは7月9日(土)分を。
 2018年の「夜の森探検隊」の際に、以前利用していた雑木林で採集したオオクワガタ♀の子どもたちは、♂5・♀1が残っていました。あとは菌糸ボトルに3代目が1。でも、5月末から6月末にかけて♂3が次々に☆となり、♂2・♀1のみに。で、この産卵セットを2つ購入し、♀1はどこかで仕入れてこようかと思っておりました。


 その後また♂1が☆に…。この1セットのみセットします。


 最後の1ペアに望みをつなぎたかったのですが…。
 14日までは仲良くしていたので、15日に♂を別居させようとしたら♀がバラバラに…。♂の大顎を結束バンドで縛る方法もあるようですが、そこまでするのも何だか不自然だしなぁ…。


 で、この♂も8月10日には☆に。わが家の環境ではオオクワガタの寿命は3年ということで…。同日、生まれ変わりのような感じで菌糸ボトルから出てきた3代目の♂には、なぜか大顎がなかったし!? とりあえずしばらく様子見ですね。


 休暇村嬬恋鹿沢の小さなアカアシクワガタ♂です。帰りにリリースする予定でパーツケースごと車内のクーラーボックスに入れておいたら、野草園の花を撮っているうちに忘れてしまって…。結局そのまま連れてきてしまいました…。


 ♀も。


 ひっくり返すとこんな感じに赤いです。


 ♂1・♀2を1ケースに入れておいたら、こちらは♂がバラバラに…。♀1もじき☆となり、現在♀1のみ。もともと涼しい所にいるわけで、猛暑続きの練馬じゃ無理ぃ…。


 コクワガタ♀はひっくり返しても赤くないですよね。


 ちょっとまだ違和感もあるので、とりあえず9日にセットして結局空家となった産卵セットに入れておきました。 


 そうか、オオゾウムシも連れてきちゃったんだよなぁ…。もう☆かと思って、水洗いして標本にしようかと思ったら死んだふりでございました。で、濡れております…。


 交尾済みのオオクワガタ♀の受け入れ準備も完了。


 翌30日(土)に、ワンダースクールの会員の方が飼育していたものをいただいてまいりました。ありがとうございます!


 今年はまだ産んでくれるかどうかわかりませんが、とりあえずはこのままで。来年は3代目の大顎のない♂とペアリングしてみるかな。

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親子でワンダー「夜の森探検隊」

2022年07月24日 | 夜の森探検隊

photo by sachibaa

 7月17日(日)は親子でワンダー「夜の森探検隊」。昨年は7月から「緊急事態宣言」が発出されてワンダースクールの活動も休止したため、2年振りの開催となります。
 一昨年7月の「夜のクワガタさがし」、8月の「カブトムシの森探検」のあとナラ枯れの被害拡大により、これまでクワガタやカブトムシたちを集めてくれていた大径木はほぼ伐採処理されてしまいました…。今年はカシノナガキクイムシに穿孔されても枯死せずに生き残った木からの樹液頼みですね。


photo by sachibaa

 たか爺たちは早く着きすぎてしまったので、まずはこちらの小さな雑木林へ。ここもナラ枯れの被害は免れず、かなりの木が伐られていました。


photo by takajii

 アカボシゴマダラです。


photo by takajii

 ニイニイゼミはやかましいほどで、時々ヒグラシも。ミンミンゼミと、早くも1頭だけツクツクボウシも鳴いていましたね。


photo by takajii

 リョウブの花も載せておきます。


photo by sachibaa

 集合場所の駐車場に着くと、夕方けっこう雨が降ったようなので長靴が無難かな。


photo by takajii

 このオオスズメバチは未交尾女王かと。


photo by sachibaa

 参加者は4家族10名。定員は20名にしていますが、これぐらいの人数のほうが動きやすくてちょうどいい感じでした。


photo by sachibaa

 今年は例年とは異なるコースにて。


photo by sachibaa

 以下、例によってほぼ時間順に載せておきます。


photo by takajii

 たか爺は今回超ブレブレ写真ばっかりで…。ファイル情報を確認してみたら、1/8秒・ISO1600じゃねぇ…。片手の手持ちで撮れているわけがない。暗くても多少の灯りがあると、フラッシュも発光してくれない感じです。
 コンデジは以前マクロに強いRICOHのCX-5を愛用していましたが、スナップ的な撮影だとCanonのほうが機種を問わずきれいに撮れたかな。現在のTG-5も昼間ならきれいに撮れるのですが、夜はまだうまく使いこなせておりません…。


photo by sachibaa

 あとはさち婆のCanonSX720頼みでございます。


photo by sachibaa

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 参加者の子どもたちは小1が3名に、幼児のときから何年も続けてきてくれている小2と小4の愛弟子たち。いつも次から次へといろいろ見つけてくれる子たちなので、今回はたか爺も楽をさせていただきました!? 期待どおりでおもしろかったですねぇ~。


photo by sachibaa

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photo by takajii

 これも1/8秒・ISO1600…。


photo by sachibaa


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 カブトムシはねぇ…。以前はみんなとりあえずケースいっぱい捕まえてはおいて、最後にリリースみたいな感じでしたが、今回は見向きもされず!?


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 ちょっとは遊んでみてもらわないと…。


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 この子は初めてチャレンジしてみてくれたのかな?


photo by sachibaa

 これは?


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 キープ成功!


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 ナナフシモドキでしたねぇ~。


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 今度は?


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 ノコギリクワガタでした。


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 かつての二股の名木の切株の上にカブトムシたち。どなたかがバナナメインのトラップを仕掛けていたようです。この森では必要ないと思いますけれどもねぇ…。カブトムシには手も触れていないのでご安心を!?


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 そうそう、トイレもチェックしないとね。


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 残念ながらヒゲコガネではなく、コフキコガネでしたが…。


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 自販機に来ていたカミキリは何だったのかな?


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 たか爺もトイレ内にてツマキシャチホコを撮っていたもので…。ここではバレバレですが、小枝そっくりでしょ!?


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 羽化しているニイニイゼミも愛弟子が見つけてくれましたよ。


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 お次は、切株の裂け目に隠れていたクワガタを見つけて。


photo by takajii

 ピンセットにてキープ成功です。コクワかノコクワかどっちだったっけ?


photo by takajii

 三連休中日の日曜のため、夕方からかなりの人が入っていたようです。先行者の親子は1組だけでしたが下の子がかなり騒がしくて、音に敏感なクワガタたちを落としまくり…。でも、そう長くはいないだろうから、予定していたルートは使わずにUターンしてよかったかもね。


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 さっそくメスのノコギリクワガタ。


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 これはヤブキリでした。


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 アオオサムシです。


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 これもノコギリクワガタだったかな。


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 交尾中だったノコギリクワガタです。


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 これもノコギリクワガタ。


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 カブトムシ。


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 トラップだなぁ…。でも、なかなか優秀なお方が仕掛けられたようです!?


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 ここにもカブトムシ。


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 せっかくなので記念撮影だけでもしておきますか!? でも、バックも選んでくれぇ…。


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 そろそろ戻りますか。


photo by sachibaa

 集合場所に戻って、たか爺は最後までわが家に残っていたカブトムシ♂3・♀2をリリース。


photo by takajii

 会員の方が羽化させた一昨年のカブトムシの孫たちですね。


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 残念ながら10頭ぐらい集まっている光景は見せてあげられなかったので、もう少しランダムに並べてヤラセ写真を撮っておけばよかったのに!?


photo by takajii

 そういえば、もう1人の愛弟子のほうも、交尾中のノコギリクワガタを見つけてたか爺に撮らせてくれましたね。性格は正反対に近い感じですが、共通しているのは並外れた観察眼と集中力でしょうか。


photo by takajii

 いつの間にかノコギリクワガタも8頭キープしておりました! さすがです。たか爺は念のためノコギリクワガタをペアで4家族分持参しましたが、必要なかったようで何よりでございます。
 「夜の森探検隊」は今月末にもう1回あるので、また事前調査にも行ってこないといけませんが、もう夏休みに入ったので虫より人のほうが多かったりして!?

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近くの雑木林にて

2022年07月21日 | 夜の森探検隊

 7月13日(水)は17時過ぎから近くの雑木林へ。昔から樹液を出している木の根元近くには、早くも小型のノコギリクワガタ♂がご出勤です。


 いきなりクワガタが出てきちゃったら、ハナムグリはシロテンでもシラホシでももうどっちでもいいか!? 10頭ぐらいは持ち帰って調べてみる予定だったのですが、また返しに来るのも面倒だし。そこはまあ、元々いい加減なじじいなもので…。


 こちらも、お取込み中のところを失礼して写真だけ…。


 カナブンも出てきましたね。例年だとこれから少しずつハナムグリと入れ替わっていくのかな。


 クロヒカゲです。


 この雑木林でもヤマユリが開花していました。


 車で他の雑木林へ移動すると、ニイニイゼミが羽化していましたねぇ~。


 まだ18時を過ぎたところでしたが、元々暗い場所だからか、早く大人になりたかったのか!? カシノナガキクイムシの穿孔&脱出による樹液は複数の木で確認済みなので、夜なら間違いなくクワガタも期待できる場所です。でも、今回は夜を待たずに次の雑木林へ。


 19時前には次の雑木林にて、このカブトムシと木の上のほうのめくれにコクワガタ3頭は確認できました。でも、大きなお寺のお墓の近くなので、なかなか夜に1人で来てみる気にはなれなくて…。撮ったり採ったりしてみたら、人面カブトとか人面クワガタとか!?


 ヤブキリ♀もおりました。


 19時45分頃には最初の雑木林に戻って、まずはカブトムシ。


 アオオサムシも♬ジュエキーがお好きでしょ もう少しみていましょ♬。昔、肉食のヤブキリが樹液に来ていて驚いたことがありましたが、幼虫は花粉も食べているわけだし、♬ありふれた話でしょ それでいいの今は♬!?


 センチコガネかな。


 カブトムシとモリチャバネゴキブリ、アリさんたちも。





 「夜の森探検隊」開催場所ほどではありませんでしたが、いずこも夜はカブトムシだらけでございます。


 ちょっとまた失礼して…。


 フシキキシタバに。


 オオシマカラスヨトウ。ガは種類も個体数もやっぱり例年よりかなり少ないですねぇ…。そういえば、ホバリングしながら樹液を吸うベニスズメやクルマスズメも、今年はまだ見てないよなぁ…。


 ノコギリカミキリは今年初です。この時期一番目につくはずのウスバカミキリも、今年はまだ見ていません。いったいどうなっているのかな?


 上のほうに小型のノコギリクワガタ♂が2頭いたので、網先で続けてチョンチョンポロポロといくはずが、入ったのは大顎の欠けたこちらだけ…。頑張って子孫を残すよう励まして、リリースしておきました。


 今回は小型のノコギリクワガタ♂2と、コクワガタ♂2・♀1のみキープ。ノコクワハウスとコクワハウスにプラスしておきました。今月末にはリリースすることになるんだろうけれども、万が一の際の「保険」用ということで!?

 昨日は武蔵丘陵森林公園にてヤマユリ三昧。本日はこれから母とご近所散歩の予定です。そろそろ「8月のご案内」も作って、近日中にメール連絡しておかないといけませんね。

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爺さん1人で「夜のクワガタさがし」!?

2022年07月20日 | 夜の森探検隊

 コクワガタたちです。
 7月11日(月)は、親子でワンダー「夜の森探検隊」の事前調査へ。8日(金)の昼下見であたりをつけておいたエリア中心に歩いてみました。


 カブトムシはもうかなり出ていましたが、当日いくらでも見つかるだろうし、ワンダースクールでは欲しがる子も少ないのでお土産用にキープする必要もありません。


 でも、今回はなぜかコクワガタよりもノコギリクワガタばかり次々と見つかって、子どもたちへのお土産集めに忙しくなってしまいましたね。ナラ枯れの被害甚大で期待薄だろうと、今年は「夜のクワガタさがし」から「夜の森探検隊」にタイトルまで変更しましたが、逆に例年よりもおもしろくなってくれそうです。
 たか爺としては本当は撮ってから採りたいところですが、クワガタは音というか振動に敏感なので、写真を撮ろうとしてコンデジが入っているベストのポケットに手を突っこんだだけでも、ポロリと木から落ちてしまいます。下草のある場所だともう見つかりません…。右手に懐中電灯、左手に捕虫網を持ったまま抜き足差し足忍び足で木に近づき、見つけたら下から網の先でチョンとつついて網の中へ落とす感じで、今回は採ることに全集中! 夜の呼吸、クワの型 、網先でチョンです!?


 これはまだ暗くなる前に。今年はなぜかカナブンでさえめずらしかったりして。


 ピンボケでしたがナナフシモドキ。


 コシロシタバです。



 カブトムシは次から次へと…。


 この木だけでも上から下まで裏側も含めて10頭以上来ておりました。


 ムクゲコノハに。


 キシタバ。何だか今年は、樹液に集まるはずの昼のチョウも夜のガも極端に少ない感じだなぁ…。




 カブトムシは右のヤマトゴキブリよりも多かったかも!?


 コメツキムシの仲間は当日見つかったら、子どもたちに握ってみてもらいたいですね。


 この木も上から下までぐるりとカブトムシは10頭以上でしたが、左上にノコギリクワガタもいたのかぁ…。気づかなかったぁ…。たか爺の網なら届いたのになぁ…。


 ちょっとエグイけど…。アオオサムシがミミズを捕食中でした。たか爺としては、こういうシーンも子どもたちには見ておいてもらいたいと思っていますよ。


 男子トイレの手洗い場にもカブトムシ…。まあ、よくあることだけど。


 この木も上から下までぐるりと、カブトムシは7~8頭ぐらい来ておりました。あたりをつけておいた場所には当たりはずれもあったけれども、とりあえず今年のルートは決まりましたね。


 羽化したばかりのニイニイゼミも今年は初めて見ました。


 ここからは帰宅後。



 ノコギリクワガタは♂10・♀7の17頭。


 コクワガタは♂のみ6頭。
 今年は他の場所へ集めに行くこともなく、事前調査の際だけでとりあえず土日のお土産はキープできてしまいました! でも、クワガタやカブトムシは例年並みかそれ以上なのに、どうしてガやカミキリムシ、モンスズメバチたちが少ないのか気になるところです。


 仮住まいも用意しておかないと…。ノコギリクワガタは大きさ順に5ペアとその他で6ケースに分けて。
 

 コクワガタは1ケースにまとめて。
 16日(土)の「夜の森探検隊」は雨天中止で残念でしたが、17日(日)は無事開催。でも、お土産用に用意しておいた虫たちはそのまま残っております!? まあ、最後にリリースしてくればいいだけなんですけれどもね。

 本日はかかりつけの整形外科へ。先代は内科小児科の名医でわが家のホームドクターだったため、たか爺は現在も飲み過ぎに効くお薬をいただいております!? ついでに区の健康診断の予約も済ませ、久々に首と腰の牽引もしてもらってきました。夜の虫探しシリーズは上を見上げることが多いし、けっこう歩いてしまうもので…。まあ、お酒も夜の虫探しも死ぬまではやめられないかも?

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「夜の森探検隊」まずは昼間の事前調査

2022年07月16日 | 夜の森探検隊

 7月8日(金)は親子でワンダー「夜の森探検隊」の事前調査へ。まずは昼間の状況や危険箇所のチェックですね。
 ワンダースクールではこの22年間「夏はやっぱりカブトムシ」、「夜のクワガタさがし」、「カブトムシの森探検」などでずっと利用させてもらっている場所です。昨年は「緊急事態宣言」で中止しましたが、一昨年までの樹液ポイントの木はナラ枯れでほぼ伐採されてしまったため、今年から以前は他の場所で開催していた「夜の森探検隊」にタイトルを変更しました。子どもたちにクワガタやカブトムシを期待させ過ぎちゃうとかわいそうなもので…。
 でも、たか爺は諦めませんよ。今回はかなり広範囲にわたって歩いてみて、少しでも虫たちが集まりそうな新たなポイントを探してきました。


 この小さな一画はルート外。行き帰りにちょこっと立ち寄ると、なかなかいい感じの場所となっています!?


 昔からのポイントの木は健在でした。


 モリチャバネゴキブリが2頭お食事中ですね。下にはよくクワガタが隠れています。大径木が少ないためか、他の場所とちょっと離れているためか、今のところナラ枯れ被害は受けていない感じです。


 ニイニイゼミの抜殻も。


 これはカシノナガキクイムシに穿孔された場所からの樹液なのかな?


 ピンボケでしたがアオオサムシ。


 これもカシノナガキクイムシがらみだと思うのですが、今年穿孔されたわけではなさそうです。


 昨年穿孔されたけれども枯死せずに生き残った木?
 

 ナラ枯れで伐採された木の切株にもまた穿孔するのかな? ナラ枯れに関しては、たか爺にはちょっとまだいろいろと「?」が残っております。

アカメガシワ(雄花)

 林縁部に出てちょっと気分転換を!?

ヤブガラシ

ヨウシュヤマゴボウ

ヤブミョウガ


 二股に分かれたとてもいい木だったのですが…。なんて、ボヤいている暇はありませんね。


 このオオスズメバチは未交尾女王かも。


 それにしても、昼の樹液に来ている虫たちはやっぱり例年に比べて極端に少ないよなぁ…。


 夜が心配になってきてしまいます。


 こんな木だってご覧のとおり。


 何も来ていないんだからねぇ…。


 まあ、だいたいあたりはついたので次回は夜に歩いてみて、新しいルートを決める予定でおります。
 

 帰りには他の雑木林へも寄って。キマワリですね。


 ここは子どもたちへのお土産集めに使えそうかな!?


 ヤブキリ♂です。


 ヤマユリも咲いていましたね。

 このあと11日(月)に夜の事前調査へ。爺さん一人で大盛り上がりしてきたのですが、これは改めて。
 でもなぁ…。今年の「夜の森探検隊」初日の本日は、結局「雨天中止」と相成りました…。小雨程度なら虫も出てくるので開催方向でいたら、現地19-21時はweathernewsもtenki.jpも本降りの雨予報で雷注意報まで…。致し方ございません。

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アカシジミ、ウラナミアカシジミなど

2022年07月05日 | 夜の森探検隊
アカシジミ

 6月24日(金)は、カブトムシの♀のみ17頭をリリースしに行ってきました。婆さんカブトを採集した場所とはいえ、本当はNGなんですけれどもねぇ…。どんな生きものでも死ぬまで飼い続けるのが基本です。
 カブトムシは現在4ペア残っていますが、翌25日から8日間連続の猛暑日だったので、ちょっと元気がなくなってきたかも。オオクワガタも♂3頭が☆になり、♂2・♀1・蛹1となりました…。


 一昨年まで「夜のクワガタさがし」や「カブトムシの森探検」を開催してきた場所はナラ枯れの被害甚大で、樹液ポイントになっていた木はことごとく伐採されてしまいました。で、今年はタイトルを「夜の森探検隊」に変更したわけです。でも、この木だけは残っていましたねぇ~。


 ヒメコウゾの実はいくつかつまみ食いさせてもらって…。


 ついでに、ちょっとだけ「夜の森探検隊」の昼下見も。


 例年とは違うルートを歩いてみました。


 樹液が出ている木はそこそこ見つかるのですが、虫たちの姿はなし!? スズメバチ、サトキマダラヒカゲ、カナブンやシロテンハナムグリたちも来ていないということは、暑すぎるせいなのかな? 夜も似たような状況なのでしょうか?


 で、樹液が出ている木の根元にはフラス…。


 この木にもフラス…。

ホタルガ

アカシジミ

ウラナミアカシジミ



 カシノナガキクイムシの脱出孔から一時的に樹液が出ているだけで、この木々もじき伐られちゃうのかな?


 この道は通ったことがなかったかも。


 えっ!? 道の縁に立っていたこの注意書きはどういうこと? 道は矢印のほうに続いているけれども「立入禁止」?


 それとも、こんな木もあった注意書きの後ろの林内が「立入禁止」で、矢印のほうへ進めということなのかな?


 いつもお散歩しているように見受けられる爺さまがスタスタと歩いていったので、たか爺もあとをついていったら、見慣れた場所に出ました。なるほどねぇ~。これは新旧複合コースとして使えるかもしれません。


 ここからは旧コース。

アカシジミ


 こんな切株からもフラス…。樹液まで出ています。




 実績のあるこの木も伐られていませんでした。


 以前は道なき道を藪漕ぎしていく感じだった場所は、刈りはらわれて以前よりも入りやすくなっています。

アカシジミ

 でも、なぜか「立入禁止」?

ウラナミアカシジミ

 そこはまあ、ちょっとだけ入らせていただいて…。

アカシジミ

 写真はあまり撮らせてもらえませんでしたが、アカシジミとウラナミアカシジミの多い場所でしたね。やはりかつての樹液ポイントの木は伐られていましたけれどもねぇ…。


 子どもたちが触っちゃうと大変なので、カエンタケにも気をつけないと。


 最後に撮っていたのもウラナミアカシジミでした。来週末の夜はどこをどう歩くか、また見に行ってこないといけませんね。

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