試験勉強中の娘に「出かけてくるね~」と声をかけて、久々にショッピングに出かけてみました。
でも目に入るものは娘の洋服だったり靴だったりで、一緒だったらちょっとあわせてみたり、
買ってあげられるのになぁ・・・なんて残念に思いながらでした。
結局買ったものと言えば自分のものは何一つなく、娘の好きな羊羹やお菓子、一緒に食べたくって
ケーキを買い、鮨勘でお持ち帰り寿司を買って帰ってきました。
高校生の頃までは、親子で洋服を買いに出かけたり、ランチをしに出かけたりするのがあたりまえのように
普通だったのに、悩みは親より友達に話すようになり、食事もお出かけも友達とする時間が増えて行って
子供が成長していく過程って親としては寂しいものです。
やがてこの先結婚したり、子供が生まれれば、また親子の関係は近くなるものですから
その時まで、娘べったりだった自分を今度は自分のために、夫との時間のために使うように
なっていくのでしょう。
振り返れば、結婚生活の中で一緒に暮らしたのは結婚1年目と、娘が生まれ1歳になろうというころから
小学3年になるまでの間一緒に暮らしただけです。
まめに電話をくれる夫なので、そんなに離れているという感じはしないのだけれど、いつになったら
また一緒に暮らせるのかな・・・・・・その時はまた二人きりの生活なんだろうな。
一緒に老いていく穏やかな暮らし・・・・
出かける前、日曜日には珍しく携帯メールが鳴って
友人からのものでした。
友人は度重なる説得を断りきれず、苦労の多い道に踏み出そうとしているようでした。
彼女ならできるし適任だとおもうものの、複雑な心境もあるのです。
週に一度、仲良しだった3人がランチしたりおしゃべりしたり、それも出来なくなるからね。
・・・・寂しい気持ちが先に立ちます。
でも予想どおりで「やっぱりね」という内容・・・・
たぶん、メールをよこす時点でほぼ心は決まっていたんじゃないかな?
メールしたり打ち明けることで決心を確かなものにするって、そういうことってあるよね。
これからは今迄みたいに会えなくなるだろうけど、たまにお茶できたら、愚痴を聞いたり
楽しい会話で元気にしてあげるからね