東京はいい天気だ。虚構の生ぬるい風が吹く。日本はすべてが虚構だ。腐った時間が過ぎてゆく。区議選なんて全然盛り上がらない。都民は関心がないようだ。連休にどこに遊びに行くか関心だ。日本は夢の中に包まれてる。夢から覚めれば、すべては虚構だったとわかるだろう。高層ビルは繁栄の象徴のように見えるが、虚構の見世物だ。その中で住む人間、働く人間にとってどれだけ幸福をもたらしてるのか。ベルトコンベヤーの上を歩かされてる家畜のようだ。歩いてるのではない。歩かされてるのだ。食ってるのではない、食わされてるのだ。踊ってるのではない、踊らされるのだ。幸福の青い鳥は虚影だ。日本には無数の虚影の青い鳥が飛んでるが、つかもうとすると、消える。日本人は生涯、虚影の青い鳥を追わされて、人生を終える。夢からさめる事はない。さめて現実を知ったら、ゲロが出るぐらい気持ちが悪くなるだろう。日本いい国、すごい国のナショナリズムは薄っぺらい夢物語だ。多くの日本人はマスコミや権力者が作り出した夢物語の中で生涯を終える。