選挙の効果

総選挙の意味

強制不妊  バリケイト伊東

2019-04-25 08:52:36 | 政治
  連休前で多くの日本人はどこに遊びに行くかでウキウキしているだろう。しかし、泥水を飲まされて苦しんでる人々がいる事を忘れてはいけない。人権侵害に対して、声をあげられない多くの人がいるのだ。日本政府が、旧優性保護下で行われれた障がい者に対しての強制不妊被害者に一時金を支払う事を決めた。その額は320万円だ。けたが一桁違うのではないか。子供をできないように手術をしておいて320万円とは、安すぎる。一応、総理大臣のお詫びの言葉がそえられてる。安倍が被害者ひとりひとりに土下座して謝罪すべきだ。旧優性保護法は1948年に制定されてる。新憲法で人権には非常に力を入れたにも関わらず、人権無視の法が作られたのだ。障がい者には子供を作る権利がないのか。子孫を残してはいけないというような法が、日本では堂々と作られたのだ。戦後3年ぐらいで国家主義的な発想から抜けられないのであろう。今ならこんな権的な法は、世論から大バッシングを浴びるだろう。しかし、相模原での障がい者19人が殺された事を見ると、まだまだ、日本には障がい者に対しての人権感覚がとぼしいようだ。日本は人権後進国だ。人権は民主主義を構成する非常に大切な要素なのに、日本では人権を守ろうという感覚が欠如している。戦前の従軍慰安婦であり、薬害、公害、いじめ自殺、セクハラ、性犯罪、えん罪、ブラック労働、ヘイトスピーチ、、アイヌ差別など多くの人権侵害が存在している。国の方針には黙って従ってればいいのだという国家主義的発想に、日本人は疑問を持たないようだ。最近、安倍政権下でますます国家主義、ファスズムが強まってる。全体のためには個人の権利など主張するなという感じだ。今、強制不妊被害者の裁判が、7つの裁判所で行われてる。成り行きを注視だ。国はしっかり謝罪して被害者が満足する金銭的補償をするべきだ。一時金320万円を支払って、後は知らないよでは、無責任すぎる。人権侵害明日は我が身なのだ。あなたが去勢手術をされたらどんな気がするのだ。自分自身の問題としてとらえなければ問題は解決しない。多くの人権侵害が起きてる日本は、いい国なのですか。人権侵害のない本当の意味でのいい国を目指さなければならない。