コロナ禍での総裁選の儀式は終った。自民党総裁選で岸田氏が総裁に選ばれた。河野もそんなに悪い票ではなかった。もう少し票が伸びれば総裁になれた。今後、岸田氏がどんな政治を行ってくれるかが問題だ。自民党の古い体質を変えてくれるのか、安部だ、高市だとかの右翼の連中を勢いずけてはいけない。安部の約8年の政権運営は独裁政治そのものだ。大企業は肥え、貧民は飢え、日本の世界での地位は落ちた。オリンピックをやりナショナリズムの高揚感は盛り上がったが、多くの日本人の心の中はもやもやしたままだ。自民党だけで盛り上がって、多くの日本人は、総裁選を冷ややかに見ていた。朝から夜までテレビは総裁選の様子を放送していたが、日本の政治の活性度は低い。多くの日本人は、誰が総裁になったところで、何も変わらないと思ってる。岸田氏は富の分配を公平にするとか言ってるが、日本中にある1000か所もの子供食堂がなくなるのか。貧困層の所得が増えるのか。疑問だ。自民党のじじい達をコントロールできるのか。コロナを収束させる事ができるのか。岸田氏の剛腕を見たいものだ。それにしても、野党の立憲民主党の存在感のなさは、致命的だ。何か目立つ事をしないと、近づく選挙には勝てない。そもそも、国民は政治には関心がない。今夜もバラエティー番組を見てゲラゲラ笑って過ごす。日本は、平和でいいです。