政治活性の低い日本でも衆院選が熱を帯びてきた。いい事だが、日本人相手での選挙だ。日本に住む外国人の99%は選挙権がない。選挙権がないのだから、各政党も外国人に生活、人権なんかに気を配らない。入管で殺されたウィスマさんの事なんか、まったく各政党も話題にしない。その他にも技能実習生問題がある。奴隷のように働かされても、日本政府は改善してこなかった。自民党政府は、外国人の長期滞在や、帰化は認めたくないのだ。日本生まれの日本人だけで国作りしたいのだ。異質な存在は認めたくないのだ。鎖国していた江戸時代と変わりない。政権交代したら、新しい政権は、入管問題や技能実習生問題に真剣に取り組んでもらいたい。近未来的に日本は人口減少、少子化、若者が少ない社会になってゆく。大幅に労働力不足の時代がすぐそばまで来ている。移民を入れないと国がもたない。働かせるのでなく、働いていただくのだ。外国人に罵声を浴びせて、低賃金で働かせるのは許されない。日本人の意識を変えないと外国人は誰も日本に来なくなる。今でも、韓国の平均賃金は日本より高い。中国の平均賃金も10年以内に日本より高くなるだろう。その他の新興国も日本より賃金は高くなってゆく。賃金は安い、労働条件は悪いでは誰も来なくなる。日本人にとって外国人はアクセサリーなのだ。外国人が待遇を改善しろとか、選挙権をよこせとか言い出したら、外国人のくせに生意気だ、日本から出て行けと言われるのだ。日本人の人権だって十分に守られてない。コロナになっても入院も出来ず、自宅で亡くなった人が多くいるのだ。人権を守ってくれる政府を作らなければいけない。自民党は、歴史上人権無視の政策を行ってきた政党だ。こんな政党には、投票しない事だ。野党には期待する。