日本の12月28日のコロナによる死者数は415人だ。一日の死者数としては過去最高だ。コロナはどんどん感染者を増やしている。感染者が増えれば重傷者も増える。重傷者が増えれば死者も増える。その論理だ。今後、50万人の感染者が出ると、専門家は予想している。そうなると一日の死者数は、1000人超えも十分にありうる。今、コロナ専門の病院は患者で満杯だ。治療が受けられなくなっている。家で待機中に死んでゆくぞ。今、大変な事が起きているのだ。その割には、日本世論はコロナの危機に対して鈍感だ。正月が近いので、故郷に帰る、旅行する、忘年会、新年会に夢中になっている。コロナが急増している事など眼中にない。政府も行動制限をまったくかけないと言ってる。これでは減る事はない。増えるばかりだ。さらに懸念する事がある。中国がゼロコロナ政策をやめた。中国人が外国に旅行し始めたら、世界中でコロナ感染者が増える。アメリカやイタリヤはすでに中国人への検疫を強化し始めている。日本政府は、中国人に来てもらって爆買いをしてくれれば、景気が良くなると思っているようだ。何の検疫をしなければ、待機期間もなければ日本国内での感染者数はとんでもない数になるぞ。欲望を優先させるか、欲望にブレーキをかけて控えめな生活をするか、どちらかだ。浅草や京都には多くの外国人旅行客が来ていますとか、ハワイにも多くの日本人が行きますとか、テレビからは欲望をあおるような映像ばかり流れている。そんなものにつられてると、コロナに感染するぞ。感染しない事が最大の防衛だ。今、感染して重症化すれば、入院できる病院がない。家で待機中に死んでしまうかもしれない。事はひっ迫しているのだ。危機感を持っている人間だけが生き残る。岸田総理は、防衛を国民の責任だと言う。コロナから国民の命、暮らしを守るのも防衛だ。岸田総理は、国民の命を守るために警戒情報を出すべきだ。50万人もの感染者が出ても何もしないのか。医療が崩壊する。コロナ以外の病気も治療できなくなる。今、対策をしっかりすれば、コロナの爆発的感染を防げる。今年もコロナで始まり、コロナで終わるようだ。新年もまたコロナで始まるようだ。4年目に突入する。終わりが見えない。いつ終息するのだ。マスクなしの生活は当分来ない。重症化しないように気をつけてください。