ジャニーズが改名してSUMILE UPになった。所属しているタレント達もグループ名の改名を記者会見で報告している。みんなウキウキした気分だが、J喜多川から性被害受けた元タレント達は、まだ金銭的補償を受けてないし、社名を変えたからと言って性被害の苦しみが消えるわけではない。タレント達だけでなくファン、マスコミも新しく生まれ変わると期待している。ちょっと待てよ!創業者のJ喜多川がやった性虐待は前代未聞の被害者数だ。認定されてるだけでも478人だ。実際は1000人を超えているかもしれないのだ、一人の人間が犯した性犯罪では世界最高数ではないか。タレント達は、記者会見の前に性被害について話さなければいけない。仲間が、先輩達が受けた性被害の苦しみに寄り添いますとか、事務所の責任を追及しなければいけないとか、事件について申し訳なさそうにするのが好印象になると思う。タレントが事件を起こしたわけではないが、ウキウキした気分で会見をやられては、被害者は納得しないであろう。臭い物にふたをしめてしまえば終わりではない。今、活躍しているタレント達も30年前にジャニーズに入所していたら被害者になっていたかもしれないのだ。時間差で被害者にならなかっただけだ。まだ事件の真相は解明されたわけではない。多くの被害者がいるのに、警察が動かない。おかしい。警察は真相を解明しなければいけない。SUMILEを約すと笑いだ。まったく笑えない事件を起こしておいて、柔らかい名前で世間をごまかそうとする。私にはそう思える。被害者が心の傷を治し、心より笑えるようになった時SUMILEの社名を堂々と名乗れる。事務所は当分、謝罪の姿勢を貫くべきだ。うきうきした気分で記者会見をやるべきではない。