今、名古屋地裁でウィスマさんの死亡事故の裁判が行われている。親族は日本政府に１億５千万円の賠償を求めている。死亡事故というよりこの事件は、殺人事件だ。ウィスマさんは、名古屋入管に収容されている時に、体調悪く病院に連れてゆくように嘆願したが、仮病として入管は無視して亡くなってしまった。親族側は、入管側に部屋に設置したカメラ映像を公開するように裁判所に求め、認められた。親族側は、映像をマスコミにも提供した。この映像を斎藤法務大臣は、加工、編集していると、親族側弁護士に抗議した。不正をしていると言わんばかりだ。どっちが不正をしているのだ。入管で１８人も外国人が亡くなっているのだ。どこを加工しているのか。入管側に都合の悪いところが映っているから加工だと、騒いでいる。このおやじは、人間小さいよ。日本政府の入管に対しての対応は、まったく進歩してない。国連からも何度も改善勧告を受けているが、変えようとしない。岸田政権の人権感覚は、江戸時代と変わらない。日本人、特に自民党の右寄りの連中には、人権という観念が理解できないようだ。岸田政権のLGBTに対しての対応を見れば、戦前の非人権感覚なのだ。国境が海の国で、定住外国人が２％で、ほとんど日本人だけで国が成り立っている国では、独特の人権感覚が作られる。国際的には通用しない人権感覚だ。５月に広島でG７が開催されるが、日本はG７に値する国なのか。岸田総理は、ウクライナのゼレンスキー大統領にしゃもじをプレゼントした。わけのわからない事をやった。ヨーロッパ人の９９．９％はしゃもじなんて理解できない。日本は世界から見ると、特殊な国に映っている。人権に関しては、国際標準に合わさなければいけない。京都、富士山、浅草など観光名所は国際標準だが、法の進歩は遅い。入管に関しての法は、速やかに国際標準に変えなければいけない。そうしないと、第二、第三のウィスマさんが出てくる。G７で議論される問題点に日本の入管制度、移民をあげたらいい。G７国、どこも移民、難民問題で苦労しているのだから。