韓国で戒厳令が発動された。発動したのはユン大統領だ。昨夜の韓国時間10時半頃だ。まるで韓国の政治ドラマを見ているようなすごい展開だ。発動に伴って議事堂上空をヘリコプターが飛び回り軍隊が集結した。発動に伴って多くの市民も議事堂に集まった。軍隊が議事堂に入ろうとするのを議事堂職員や市民が入れさせないようにバリケイトを作って阻止した。市民は民主主義を守れと叫んでいた。今も混乱は続いている。ユン大統領はなぜ戒厳令を出したのか。アメリカにも連絡せず、一人で決めたようだ。野党のほうが数では多い。ユン大統領は法案を通過させにくい。私生活でのトラブルも報道されている。やけくそになって戒厳令を発動させたのか。戒厳令とは大統領に権力を徹底的に集中させる事だ。マスコミも報道規制される。政府に従わない人は警察に逮捕、投獄されるのだ。民主主義は崩壊し、独裁者の指示に従わなければいけない。幸い、日本では憲法に戒厳令の規定はない。権力者にすべての権力を集中させる法はない。日本では韓国みたいな事は起きない。古今東西、権力者はより強い権力を求める。日本でも緊急事態条項の法案を作ろうとする政治家がいる。緊急事態の時には、権力者に権力を集中させるのは危険だ。独裁政治の始まりだ。日本では憲法改正の機運なんて全然ない。自民党の保守が騒いでるだけだ。日本では戒厳令的法案は作らせてはいけない。政治活性の低い日本では憲法改正は出来ないであろう。なにしろ日本では政治活性が低すぎる。日本では国会に何万人もの大衆が集まる事はない。ストライキも暴動も起きない。去勢されたような民族だ。韓国大衆の政治意識の高さには敬意を持ちます。日本人も韓国人を見習ったほうがいい。