狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

梔子(クチナシ)の実、その二。

2010年02月14日 19時20分46秒 | お花に関する日記







 本日の倉敷は晴れのち曇り。
 最高気温は九度。最低気温は一度でした。



 上の写真に写っている実は、「梔子(クチナシ)の実」です。

 梔子については、2009年06月18日の記事2008年12月29日の記事もよかったら御覧下さいませ。


 梔子の果実は山梔子(さんしし)と呼ばれ、飛鳥時代から布を黄色に染める染料に用いられたそうです。
 食品染料としても優れていて、タクアンの色付けに用いられています。

 薬用としては、果実を日干しして粉末にし、キハダの樹皮と小麦粉を混ぜて酢で練り、布に付けて貼ると、打ち身に効くそうです。
 また、乾燥果実を煎じて飲むと、黄疸や吐血、不眠症、腰痛に効くらしいです。


 ちなみに、八重咲きのオオヤエクチナシは、花が咲いても実が結ばないので薬用にはならないっす。

コメント
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