昨日の夜は、休日なのにお仕事をした後、大原まり子の小説『処女少女マンガ家の念力』を読み返しておりました。
大原まり子はSF作家として有名なのですが、この『処女少女マンガ家の念力』はコメディと言ったらいいのかなぁ?
少女マンガ家とその妹と妹の恋人や少女漫画家の飼い猫や編集者などが繰り広げるハチャメチャな日常のエンターテイメント連作短編集です。
解説のお方が「この『処女少女マンガ家の念力』は日本の「百年の孤独」だ」と書いていましたが、なんか違うような、でもマジックリアリズムのようなそうでないような?
書かれた当時の風俗やら喋り口調やらがそのまま出ているので、今読むと古く感じます。よく分からない所があったり。
でも面白いですよ。
大原まり子先生は最近本を出していないので新作を出して欲しいなぁと思っております。
出来ればSFの大作を!
お願い致します。