昨日の夜は、平井和正の小説『魔女の標的』を読み返していました。
「魔女の標的」と「悪戯」と「“女狼”リツコ」と「神の時代」と「淋しい草原に」と「壁の奥の恋人」と「復讐者たち」と「夢なら醒めよ!」と「会長室」と「古き良き時代」と「夢のふたつの顔」の11編が収録されている短編集です。
「“女狼”リツコ」は、ウルフガイシリーズの犬神明が出てきます。
「魔女の標的」は、中心にある主張はあまり好きではないのですが、異様な迫力。凄いです。
荒々しくておセンチで迫力のある短編が揃っている短編集です。
面白いですよ。
楽しめました。
究極的な第1人称で語られる文体が好きで、ウルフガイ・シリーズとか読破していました。どちらかというとアダルト・ウルフガイ・シリーズが好きです。
最近『リオの狼男』の原型!?と思われる『リオの男』なる映画をTVで観ましたが、何だかベルモンドのドタバタ劇でちょっとガッカリでした。
アダルト・ウルフガイ・シリーズがパラレルワールド的に拡散して、中途半端に終わって(というか中断!?して)からは私自身の興味が離れてしまいました。
あと、挿絵を描いた生頼範義(2015年没)は今でも好きで、今夏に展覧会にも行きました。
初めまして。
ウルフガイ・シリーズは面白いですよね。
荒々しいけれどもリリカルで照れ屋さんなので素直ではないけど優しいし。
私も好きでありますよ。