狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

『鬼龍院花子の生涯』

2019年12月09日 22時22分08秒 | 映画・ドラマに関する日記


 昨日の夜は、映画『鬼龍院花子の生涯』のDVDを観ていました。

 舞台は大正から昭和の初めの高知。
 幼い松恵は実子のいない侠客・鬼龍院政五郎の養女となる。
 松恵は政五郎の身の回りの世話をすることになる。
 ある日、政五郎は対立していた男の妻が経営する料亭から娘をかっさらい妾にした。
 娘は翌年に政五郎の娘を出産。娘は花子と名付けられた……。

 監督は、五社英雄。
 原作は、宮尾登美子の小説「鬼龍院花子の生涯」。
 出演者は、仲代達矢、夏目雅子、岩下志麻、仙道敦子、佳那晃子、高杉かほり、中村晃子、新藤恵美、室田日出男、夏八木勲、佐藤金造、アゴ勇、益岡徹、松野健一、古今亭朝次、淡九郎、広瀬義宣、大川ひろし、宮川珠季、林彰太郎、勝野賢三、岩下浩、誠直也、梅宮辰夫、岩尾正隆、成田三樹夫、内田稔、小沢栄太郎、谷村昌彦、清水郁子、役所広司、笹木俊志、浜田寅彦、宮城幸生、富永佳代子、福本清三、内田良平、夏木マリ、山本圭、丹波哲郎、綿引洪、など。

 業と情念のお話。
 濃厚なドラマで生々しく人間を描いています。
 タイトルの花子にはほとんどスポットは当てられておらず、松恵と政五郎が主役。
 夏目雅子の目は凄い。
 吃驚するような瞳のショットがたくさんあります。
 そして仲代達矢の熱演。
 私は仲代達矢が出演している映画をそれほど見ているわけではないのですが、こんな熱量のある仲代達矢は初めて観ました。

 面白いですよ。
 お勧めです。




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