狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

ノコギリソウ

2008年07月26日 20時24分02秒 | お花に関する日記
本日の倉敷は、、、お祭りです。
見事に晴れて、お祭り日和でした。

私は人込みが苦手なので、お祭りはスルーです。

なので、お祭りのレビューは出来ません。
あしからず。



上の写真のお花は、「ノコギリソウ」です。

キク科のアキレア(ノコギリソウ)属で、
学名は、Achillea spp、
英名は、Yarrow、
原産地は北半球の温帯から寒帯です。

開花時期は、六月から九月、
日当たりと水はけのよい、やや痩せた場所を好みます。

本来のノコギリソウの葉は、櫛の歯状に裂け、
各裂片には鋭い鋸歯があります。
この葉の形をノコギリに見立てて、
ノコギリソウの名前が付けられたそうです。

が、
「このノコギリソウは、
 葉が櫛の歯状になってない珍しいタイプなので、
 種を貰って植えてみた」
と、店主は言っていました。

属名のアキレアは、
ギリシア神話でトロイ戦争の英雄アキレウスにちなむそうです。
「アキレウスがパリスの毒矢によって重傷を負った。
 その時、女神アフロディーテが西洋ノコギリソウを使って傷を治すよう教えた」
という話があるそうです。


薬用としては、
夏に葉または花を採取し、
日干ししたものを煎じて飲むと、
健胃、強壮、鎮痛、鎮痙(ケイレンを鎮める)、風邪に、
効用があるそうです。

また、生葉を潰して絞った汁や、煎じ汁は、
止血薬として、
切り傷に外用できるそうです。



花言葉は「恋の戦い」です。


恋の戦い、、、、
長らくして無いっす、、、
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