狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

百夜の悲しき常闇に卵の来生を統神に祈む

2019年10月18日 22時52分05秒 | VSの日記

 掛けまくも畏き産土神社の大前に恐み恐みも白さく大神等の御恩頼を蒙り奉りて此の現世に生まれ出で自が職務を果たしつつ在る事を感謝び奉り辱み奉るが中に更には天津神國津神等の厳の霊験明らけく輝かしめ給ひ天皇の大御代を厳し御世の満足御世と常磐に堅磐に守り給ひ幸はへ給ひて時の流れに迷ふ事無く怪しき災いに遭ふ事無く大神等の遺し給ひし正道を踏み行なわせ給ひて清浄き明き心と成し幸はへ給ひ世の為人の為に勤しみ励む状を愛ぐしと見備はし坐して今も往先も子孫の八十続五十樫八桑枝の如く家門高く広く立栄へしめ給へと恐み恐みも白す。

 叶うことならば、慾深い私を、慾は無く決して怒らず何時も静かににこにこと笑つている、一日に玄米二合と少しの肉と野菜を食べ少しの御酒を呑み、あらゆる事を自分を勘定に入れず、よく見聞きし分かりそして全てを忘れ、野原の松の林の陰の小さな萱葺の小屋に居て、東に病気の子供あれば行つて看病してやり西に疲れた母あれば行つてその稲の束を負い南に死にそうな人あれば行つて恐がらなくてもよいと云い北に喧嘩や訴訟があれば詰まらないからやめろと言い、日照りの時は涙を流し、寒さの夏はおろおろ歩き、皆に木偶の坊と呼ばれ、褒められもせず、苦にもされず、さういふ人間にして下さい。
 慎み敬ひも白をす。



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