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宮部みゆきの作品が続いているのですが、それは私の脳内で現在「宮部みゆき祭り」が盛大に執り行われている為なのでお許し願いたいです。
昨日の夜は、石川雅之の漫画『もやしもん』の第11巻を読んだ後、 宮部みゆきの小説『スナーク狩り』を読んでいました。
関沼慶子は散弾銃を隠し持って、かつての恋人の男の披露宴会場に向かう。
釣具店勤務の織口邦夫は慶子の散弾銃を奪う為、慶子のマンションの地下駐車場で慶子の帰りを待つ……。
サスペンスです。
同時進行で進む様々な出来事が徐々に纏まり、一つに収斂されていきます。
初っ端から「ど~なるんだこれ?」って展開。
でもそこに留まらずに事柄がどんどん展開していって終盤になっても先が読めない。
たった一夜のお話で時間の制約と物理的な状況の変化と心情的な変化が絡み合う。
面白~い。
極上のサスペンスでありました。
面白かったです。
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