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昨日の夜は、石川雅之の漫画『もやしもん』の全13巻を一気読みで読み返していました。
種麹屋の次男坊である沢木 惣右衛門 直保は、菌やウイルスを視認し会話ができるという不思議な能力を持っていた。
直保は幼馴染の結城蛍と共に、祖父の友人である樹慶蔵が教授を務める「某農業大学」へと入学する。
祭り好きな校風で、学生が作った食糧だけで自給自足の生活をする『春祭』や料理や野菜などを学外の人々に販売する『収穫祭』や『ミス某農大』などイベントが盛んに行われている。
院生の長谷川遥とゼミ生の武藤葵。
学内での密造酒の製造に失敗して多額の借金を背負うことになった2年の美里薫と川浜拓馬。
偶然、ゼミに参加することになった1年の及川葉月。
そして、幼馴染の結城蛍。
彼等彼女等と共に直保は樹ゼミに出入りするようになって……。
この漫画で驚くのは、農をテーマにしている漫画にありがちな断罪型のお話ではないこと。
上から目線ではなく、問題点を掘り下げてぶっちゃけた上で可能性を探る方向にお話が進みます。
そして、シビアなお話と緩いお話のバランスが凄く良いです。
私も醸されたいです。
面白いですよ。
お勧めであります。
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