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昨日の夜は、惣領冬実の漫画『チェーザレ 破壊の創造者』の第12巻を読んでいました。
フィレンツェ・メディチ家の新当主となったピエロは、ナポリ王国とミラノ公国とフィレンツェ共和国の三国同盟の解消して、ミラノを切ってナポリとの二国間同盟を図ろうと決意する。
それは、メディチ家が枢機卿ロドリーゴ・ボルジアの最大のライバルである枢機卿ジュリアーノ・デッラ・ローヴェレを支援することを意味していた。
ピエロに三国同盟の解消の意向を伝えられたチェーザレは、ヴェネツィアの軍総司令官を務める一族・マントヴァのゴンザーガ家の次男であるジョヴァンニ・ゴンザーガと接触する……。
教皇インノケンティウス8世は危篤状態に陥っている。
教皇選が迫る中、各国はそれぞれの思惑で動きだし……。
イタリアルネサンス期の軍人・政治家でマキャヴェリが著書『君主論』の中で「君主の理想」として紹介したルネサンス期のイタリアの人物、チェーザレ・ボルジアを描いた作品であります。
ロレンツォ・デ・メディチによってもたらされてきたイタリア半島内の均衡が崩れる。
教皇が不在が続けば、イタリア半島が混乱する。
そんな中での教皇選が描かれています。
面白かったですよ。
続きが楽しみです。
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