昨日の夜は、星 新一のエッセイ集『きまぐれ暦』を読み返していました。
70年代前半に書かれたエッセイ集です。
星新一のエッセイは端正で簡潔な文章の中に毒が混じっていて好きです。
上品で洒落ていて、時々ギョッとするほどの毒が混じり吃驚してしますよ。
分かりやすくて簡潔で捻くれている訳ではなく捻ってあるので読みやすい。
星新一は太宰治の文が好きだったのかぁ。
太宰治ファンの作家さんって新井素子とか森見登美彦とか私の好きな作家さんに多いなぁ。
私はまだ太宰治の作品をきちんと読んだことはほとんどないや。機会があったら読んでおくべきかな?
面白いエッセイ集でありましたよ。
お勧めです。
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