
相手を敵と見做し相手を攻撃する為ならばどんな人でもどんな存在でも利用する。
その結果、ガセネタにも飛びつく。
安全保障の問題でさえ相手を攻撃する為に議論を捻じ曲げて事実から目を背け相手にレッテルを貼る。
非常に怪し気な人物であっても相手を攻撃する為ならば利用する。でも利用価値がなくなると平気で塵屑のように捨てる。
相手を攻撃できるのならばどのような論にでも飛びつく。その結果、過去に主張したことと矛盾した言動をとることになってしまう。
そして、平和を追求すると述べながら過去の言動に雁字搦めにされて何も手を打てなくなる。
自国民の安全と財産を守るという命題に具体的な策を述べることができなくなってしまう。
そもそも自国の政敵を敵と見做し是々非々ではなく全面否定した時点で、彼ら彼女らに巨大な縛りが生じてしまっている。
敵と見做した時点で相手の全てを否定せざるをえなくなってしまっている。そうなると主導権を得ることはできない。
相手を否定するしかできなくなってしまう。しかし相手の否定だけで何かを作り出すことはできない。平和でさえも。
本来ならば、野党は是々非々で政権に対峙せねばならなかったはず。そして政権を担っている党が主張するプランよりも良いと思われるプランを提示しなければならなかったはず。
そして政敵が出したプランであっても、自分達が主張するプランに近いものを出してきたなら賛成する度量を見せ自分達のプランと真っ向から対立するなら反対するという姿勢で臨めば選択肢は多く存在していたはず。
それが出来なかった野党4党は、自分達の主張する事柄に大幅に制限が課せられている。でもそれは野党4党の各党が自分達で勝手に縛りを設けているに過ぎない。
是々非々で政権に臨むのならばその縛りは解けるだろう。
しかしもう遅い。
安全保障の問題でさえ野党4党は議論を歪曲し弄んだ。
そのことはもう既に様々なところで記録されているし多くの人に記憶されている。
国際社会がどのような仕組みで動いているのかを無視して国民の安全保障に関する議論を弄んだ。これは野党4党は国民を守る意思がないことを示している。
ここまでの醜態をさらしたならばたとえ政権を獲ったとしても取れる手はごくごく限られている。否、政権を獲ったら矛盾に直面して何もできなくなってしまう。
野党4党はそれぞれ解党してその上で野党4党の国会議員の全員が議員辞職したほうが手っ取り早いけれどもそれもできないだろう。
政権交代が可能な野党は必要だとは思うけれども、もはや野党4党には何も期待できない。
政権交代が可能な野党は全く別の所から誕生することを期待するしかない……。
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