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お知らせです。
3月16日から私の勤めているお店・恒枝陶芸で酒津焼作家・兜山窯の岡本達弥さんの作陶展を開きます。
期間は3月16日から3月22日まで。
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酒津焼は倉敷の焼き物で、初代岡本末吉(号陶楽)が明治2年に倉敷鶴形山の麓・戎町で開窯し、倉敷新田灘の粘土を使用して、陶工を萩から呼び寄せて始められた民藝窯です。
明治9年に窯を倉敷市酒津に移して、地名より酒津焼と呼ばれるようになりました。
現在、高梁川東岸の酒津水門に酒津窯、倉敷川西岸の酒津八幡山(通称兜山)に兜山窯があります。
灰釉を主とし、松割木による焼成で、素朴で温かみのある焼き物で、倉敷を代表する焼き物です。
兜山窯は、酒津焼二代目の5男岡本簫一さんが昭和10年に酒津八幡山に新しく窯を作ったのが始まり。
民芸運動の影響を色濃く受けた作品で倉敷の人に親しまれています。
岡本達弥さんは兜山窯の3代目のお方です。
素敵な作品が並ぶと思いますよ。
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皆様。知り合いのお方をお誘い合わせのうえ、是非是非、当店に足を運んでご覧になって下さいませ。
楽しめると思いますよ。
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なお、明日の3月15日は作品入れ替えの為、恒枝陶芸は終日閉店となります。
何卒、御了承のほどをよろしくお願いいたします。
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